紬「保健体育に追試なんてあったんですか?」

唯「それがあるらしいんだよぉ」

澪「ちなみに何点だったの?」

唯「えっと、そのね……12点」

律「ぶっ!じゅ、12点って!勉強は!?」

唯「ギターの練習をしてたら、つい……えへへ~」

律「はぁ……そりゃそんな点数じゃ追試にもなるか」

唯「ねえ、澪ちゃん!助けてよ!」 ぐっ

澪「まったく、しょうがないな」

紬「それでは今日はお勉強会ですね」

澪「じゃあ、まずここからやろっか」

唯「はい、澪先生」

澪「う……先生とか恥ずかしいからやめて」

唯「らじゃー!」

澪「ここだけはとりあえず暗記しちゃって……」

唯「ふんふん……おー、なるほどなるほど……」


律「……あたしら、することないな」

紬「でも皆で一緒にいるだけでも楽しいじゃないですか」

律「そうだけど、なんか退屈で……」


唯「澪ちゃん、ここは?」

律「ん~……」 そわそわ…

澪「そこは余裕があったらやろうか」

律「ん~~……」 そわそわそわ…

唯「じゃあ、ここは?」

律「ふんふ~~ん」 そわそわそわそわ!

 がんっ!

律「いたた……」

澪「さあ、勉強再開」

唯「う、うん」

唯「ねえねえ澪ちゃん、ここなんだけどねぇ~」 ぐいっ

澪「え、あ、うん」 (ゆ、唯の顔が近くに…) ドキドキ

唯「でね、二次性徴っていうのがよくわからなくてね」

澪(……唯って、いつも赤ん坊みたいな良い匂いするのよね)

澪(……ああ、唯の無邪気な瞳がわたしだけに向けられてる……)

澪(わたしだけに……)

唯「もし良かったらそこのところをわかりやすく教えて……澪ちゃん?」

澪「へっ!?え、なになに!?」

唯「わたしの話、ちゃんと聞いてた?」

澪「も、もちろん!聞いてたよ」

律「ホントか?ぼーっとしてたみたいだったけど」

紬「どこか具合でも悪いんですか?」

澪「いや、大丈夫だから!あはは……」

澪「……あのさ、もう2人は帰ってもいいよ」

律「え?なんだよ、最後までつきあうよ」

紬「そうですよ」

澪「で、でも唯に集中してもらいたいし」

唯「え~?わたしなら平気だよ~?」

律「あ、まださっきのこと怒ってんのか?もう邪魔なんかしないって」

紬「それにもうすぐお菓子の時間ですし」

唯「お菓子っ!」

澪「いや、今日はお菓子もなしで勉強するから」

唯「えぇ~!?」

澪「と、とにかく!2人は帰っていいよ!ほらほら……」

律「え、おい、ちょっと!澪!」

紬「あら、そんな強引に……」

 バタン

澪(…………これで、唯と私の2人きり…)

唯「なにもあんな無理やり帰らせなくても良かったような…」

澪「い、いいんだ。唯に集中して勉強して欲しかったから」

唯「そっかぁ……ありがとね、澪ちゃん!」 にこっ

澪「はぅ…」 (か、かわいいっ!)

唯「じゃあ、続きなんだけどぉ~」

澪「ねえ、唯。その教科書、わかりにくくない?」

唯「そうなんだよぉ~、なんか字がちっちゃくて眠くなっちゃいそう」

澪「じゃ、じゃあさ、ちょっと特別な方法で教えてあげようか」

唯「特別な方法?」

澪「それなら唯もすぐ覚えられると思うんだ」

唯「ホント?じゃあその方法で教えて!」

澪「まず唯、私のすぐそばまでおいで」

唯「わかった。これでいい?」

澪「よし。それじゃあ、第二次性徴について教えるよ」

唯「うん」

澪「第二次性徴っていうのは、小学校の高学年ぐらいに起こる発育のことで、具体的には──」 さわ…

唯「え、え?」

澪「こうして胸がふくらんだりすることを言うんだ」 もみ…

唯「あっ……やだ、澪ちゃん…」

澪「ん~」

澪「ん~……唯はまだ二次性徴が始まってないのかな?」 もみもみ…

唯「…ぁん…澪ちゃん、ダメだよ……」

澪「胸の膨らみがまだちょっと足りないかもな~」 もみもみ

唯「うう…あっ……み、澪ちゃんのいじわる……」

澪「だから、わたしが揉んで大きくしてあげる……ほら、制服脱いで」 スルスル…

唯「あ、やっ……脱がしちゃイヤだよ…」

澪「いいから、万歳して」

唯「ん…こんなの、ダメなのにぃ……」

澪「よし、脱いだね。それじゃ授業を続けるよ。唯の胸、あったかい…」 もみもみ

唯「…ふぁ……んっ…」

唯「ね、ねえ、澪ちゃん……お、おっぱいは、もうわかったから……こんな変なこと……」

澪「まあまあ、こうして実際に自分の身体で覚えたら絶対忘れないから」

唯「…で、でもぉ…んんっ…」

澪「それに──第二次性徴の説明、まだ終わってないしね」 すっ

唯「……あっ…」

澪「第二次性徴は、胸だけじゃなくて、女性らしい身体になっていくんだ」

唯「ん……み、澪ちゃん……」

澪「胸からお尻にかけてのラインが、綺麗な曲線を描くようになって」 すぅぅっ…

唯「ひゃん!そ、そんな、ゆっくり撫でちゃ……あっ…」

澪「それに、腰もきゅっとくびれる」 ぎゅぅ

唯「……んぁ!ふぁ~……」

唯「も、もうやめようよぉ……このままじゃ……わたし……」

澪「だーめ。まだまだ説明は続くんだからね」

唯「……そ、そんなぁ…」

澪「他にも特徴として、女性らしい匂いが出るようになるの」

唯「ん……に、におい?」

澪「そう。首や──」 ちゅっ

唯「……ひぁっ!」

澪「腋や──」 ちゅっ

唯「……や、やぁ……そんなとこ……」

澪「唯の身体全体から、女の匂いがしてくるようになるんだよ」 れぇろ……

唯「んん……っ!」 ぞくぞくぅ!

澪「そして──最大の特徴といえば……」 するする…

唯「い、いやぁ!だめっ!そこは、そこだけはダメだよぅ!」

澪「あそこがね、発育するんだよ」 すっ

唯「…ぁふっ!」

 ちゅく…

澪「ふふふ……そう、こういうふうにね、男の人を受け入れる準備が出来るようになるの。
  言わなくてもわかってたかな?もうこんなに濡れてるんだもんね…」

 ちゅくちゅく…

唯「……あっ…ん…だ、だからダメって、いったのにぃ…」

澪「……ねえ、第二次性徴……よくわかった?」

唯「…う、うん……わかった……わかったから…もうこんなこと…」

澪「じゃあ、次は……私を使って、確認して……」

唯「え?み、澪ちゃんで……?」

澪「ほら、私も脱ぐから……ね?」 スルスル…

唯「うわぁ~……澪ちゃん、きれい……」

澪「……ねぇ、来て」

唯「……そ、それじゃあ、まずはおっぱいから…」 はむ

澪「ぅあっ!だ、誰が口に入れろなんて……んっ……!」

唯「いいなぁ……澪ちゃんのはちゃんと発育してて…」 はむはむ

澪「…くぅ……ぁはん……」

唯「ちゅば…ちゅばっ……はぁ…澪ちゃんのおっぱい、おいしい……」 れろれろ…

澪「ゆ、唯、舌……ダメぇ…」

唯「…澪ちゃんを使って覚えていいんでしょ?ならもっと……」 ちゅぅぅぅ!

澪「…ひぃ…や…っ!そんなっ……吸っちゃ……!」

澪「…も、もうやめて……おかしくなっちゃう……」

唯「……えぇ?……澪ちゃん、まだまだわたしに教えてくれたでしょ?まずは……身体のラインにぃ」 するする

澪「んんっ!」

唯「腰のくびれにぃ、首にぃ、腋にぃ、」 ちゅっ ちゅっちゅっ れぇろ

澪「…っ…ふぁぁああんっ!」

唯「そして……最後にぃ……」

澪「ふぁ!だ、だめ……ごめん……もう、しないから……そこだけは……」

唯「だぁめぇ……」

澪「……ひ」


 バァン!

律「おーっす!」

紬「やっぱり私達も残ることに──」

律&紬「……え?」

澪&唯 「 あ 」

律「な……なにやっとんじゃあああああああ!」



<END>



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最終更新:2010年09月27日 22:45