1年後!
唯「や、やった…生えてる…」
唯「生えてるよぉ…陰毛が!!」
唯「まだ1、2本ちょこんと生えてるだけだけど…嬉しく…ああぅ…涙が…」
唯「ううっ…色々試した甲斐があったってもんだよっ」
唯「これからもマッサージを欠かさないように頑張ろう!」
ガチャリ
憂「お姉ちゃーん。なにか嬉しそうな声が聞こえたけど…」
唯「あぁっ、憂~!」
唯「実はね……は」
唯(待てよ…このまま憂には内緒にしておいて綺麗に生え揃ってから見せた方がいいかも)
唯「なんでもないんだよ!」
憂「えー…」
唯「むふふっ」
憂「何でもないにしてはやっぱり嬉しそうだよ」
唯「気のせい気のせい~♪」
唯「あ、そのうちお赤飯炊いてよ~憂~」
憂(お、おめでた!?)
数日後!
律「今年も合宿しようぜ!」
梓「今年もってことは去年も行ったんですか?」
澪「うん、まぁ…」
唯「さんせーい!」
律「よーし、ムギ! 今年も別荘頼める?」
紬「もちろんよ。今年は去年よりもーっと大きなところを手配しちゃうね」
律・唯「ばんざーい!」
唯(陰毛もだいぶ生え揃ってきたことだし、今回は大手を振るって下半身を晒すことができるよ~!)
梓「合宿かぁ」
澪「また海?」
律「夏だからね!」
澪「それならビキニのためにまた処理してこなくちゃな…」
唯(そろそろ憂に見せてあげよっと♪)
唯「憂ー! ちょーっとおいでー」
憂「? お姉ちゃんどうしたの?」
唯「いいからいいから」ヌギッ
憂「ちょっ、なんでズボン脱ぐの!?」
唯「じゃんじゃじゃーん!」フサフサ
憂「あー! お姉ちゃんのパイパンマンコに…お毛毛が!」
唯「へへーん! 今まで頑張って育毛してきたんだよ~」
憂「そうなんだ、よかったね…(ちょっぴり大人になっちゃったみたいで…なんか寂しいなぁ)」
唯「これで明日の合宿もバッチリだね! …あ、そうだ!」
唯「私もムギちゃんの陰毛みたいに綺麗な逆三角形に整えよう! ってことで憂、任せた!」
憂「いいよー任せてー」
唯(専属執事じゃないけど、憂なら綺麗に仕上げてくれるはずだよぉ♪)
ショリショリショリ…
唯「まだー?」
憂「あ、動かないでジッとしてて。手元が狂っちゃう」
憂「うーん、結構難しいなぁ…」ショリショリ
唯「だ、大丈夫?」
憂「大丈夫だよ~ふふ、まるで美術品のようなできに仕上げるからね」
唯「楽しみだなぁ、むふふ♪」
憂「はい! 完成だよ」
唯「おぉ…おぉ! すごいよ憂! これならどのおマンコにも引けを取らないよ!」
憂「よかったね~」ニコニコ
唯「ふー、今日は明日のために早く寝ようっと」
唯「…その前に~」ヌギッ
唯「もう一度陰毛見ておこう♪」
フサフサキラーン…
唯「さすが憂。これは匠の成せる技だよ…!」
唯「ふふふ…あ、でもなんかここのところちょっと……」
唯「よし、ちょっとだけ手直ししておこう! 完璧なものに仕上げるぞ~」
ショリショリ…
次の日!
憂「お姉ちゃ~ん、そろそろ行かないとまた遅れちゃうよ?」
唯「…やだ、行きたくない」
憂「え、昨日はあんなに楽しみにしてたのに…何かあったの?」
prrr…
憂「あ、電話だよお姉ちゃん。ほら、やっぱり皆さんもう待ち合わせ場所に着いてるんだよ」
唯「…もしもし」
律『はやくこーい!! 電車着ちゃうだろ!?』
唯「…わかった。すぐ行く…」ピ
唯「行ってくる…」フラフラ…
憂「なにかあったのかな…?」
唯「はぁ…馬鹿なまねをしてしまった…」
~~~
ショリショリ…
唯「こんな感じかな…あり? ちょっと右側剃りすぎちゃったかな」ショリショリ
唯「あ、今度は左が少なくなっちゃった…うーん難しいなぁ」ショリショリ
唯「うー……ふわ…へ、へ、へ…はぁくしょ~んっっ!!」
ジョリジョリ…ジョリンッ!!
唯「う~、剃った毛が宙に舞って鼻に入っちゃったよ………え」
ツンツルテーン
唯「…え……あ、あれ? おかしいなぁ…なんでだろ…」
唯「ななな…なんで陰毛なくなっちゃってるのかなぁあああ」プルプルプル…
唯「つ…ツルツルだよ…なんで…なんでぇ……」
唯「なんでこんなことになっちゃったの…」
~~~
唯「昨日に戻って自分を貼り倒したい…」
律「海だぁ~! 唯っ、泳ぐぞ~!!」
唯「はいはい…」
梓「練習…」
澪「今はあきらめろ梓」
紬「よいしょ、よいしょ♪」
律「潮でベッタベタだぁ…風呂に入ろうぜ~」
紬「そう来ると思ってもう準備万端よ~」
澪「梓は随分焦げたなぁ」
梓「焦げたじゃなくて焼けたんですっ」
唯(今年も水着のために剃って来たってことでいっか…)
わたしは憂のことが好きだったのだ!
おさえられないマイロンリーハート・・・わたしと憂が姉妹だなんて神さまのいじわる!!
もう我慢できないよう・・・
「ちゅ~~~~!」
「やだお姉ちゃんなにするの・・・あふう!」
「ちゅう~~ちゅっちゅっちゅ~」
「はう・・・そこ弱いの・・・」
憂とKISSしちゃった・・・
キュピーン☆
ファースト☆キスはイチゴの味でした・・・
律「風呂でっけぇー! すげー!」
紬「気にいってくれて何よりだわぁ」
澪「あれ? 唯がいない」
梓「まだ服脱いでるんでしょうか? 私、ちょっと見てきますね!」
澪「ああ、頼むよー」
唯「な、なにをビクビクしてんの私…大丈夫だよ。去年だって何とかなったもん…」
唯「それにもう私は実質パイパンガールを卒業してるんだよ…? 恐れるものは何もないじゃない…」
梓「唯先輩?」
唯「ひゃうぅんっ!?」
梓「何ですか今の声…それより何してるんですか? はやくお風呂に入りましょうよ」
唯「そそそそうだねぇ! 入ろうね! あ、でも私日焼けててお湯被ったら痛いだろうしまた今度で…」
梓「全然日焼けてないじゃないですか。私のほうが酷いですよ」
唯「ですよね…」
唯(それにしてもあずにゃんの体…水着着てた部分だけが白くて何かえっちいよぉ…)
唯「下半身も……!!」
梓「下半身?」
唯「あ、あずにゃん…どうしてあずにゃんの陰毛…金色なの…!?」
梓「へ?」
梓「ああ、これですか? えへへ…ちょっと染めてみたんです…オシャレかなぁって…///」
唯(陰毛を染める!? 正気の座太じゃないよ! この子何考えて生きてるの!?)
唯「頭髪じゃなくて…陰毛…?」
梓「はい! ほら、校則で髪を染めることは禁止されてるじゃないですか。だからせめてもの抵抗ってことで下の毛を染めてるんです」
唯(意味分かんないよっ!)
梓「唯先輩は染めていらっしゃらないんですか?」チラ…
唯「ひっ…こ、こら! 先輩のおまたを許可なしで見ようとするだなんて失礼だよっ」
梓「す、すみませんっ! つい出来心で…」
唯「…ほら、はやくお風呂いこうよっ」
梓「あ、はいですっ」
唯(あずにゃんってばおかしいよ! 隠すところを金ピカにするとか…ここにお宝が潜んでますよって言ってるようなもんじゃん!! とんでもないっ)プンスカ
律「お、やっと来た。何してたんだよ?」
唯「ちょっとねっ」
律「おいおい、何怒ってるんだよ」
唯「怒ってないもん!」
律「?」
唯「ほら、あずにゃん。はやく体洗っちゃおうよ」
梓「はい」
ゴシゴシゴシ…
律「おー、ムギは赤色なのか~」
紬「りっちゃんは?」
律「私は無難に茶色だよ。あ、でもちょっとアッシュ入ってんの」
唯(…なんの話してるんだろ?)ゴシゴシ
律「げっ、澪ってば紫だぞ!」
澪「し、失敗しちゃったんだからしょうがないだろっ」
律「これじゃあ大阪のおばちゃんだぜ~」
紬「私は澪ちゃんに似合うと思うけどなぁ」
唯(気になる…)
唯「ねーねー! なんの話してるのー?」
律「ん? ああ、陰毛の色のことだよ」
唯「ぶっ!!?」
律「ほら、二人も見てみろよ~澪のを」ザバァ
澪「や、やめろぉ///」
梓「わぁ…紫です!」
唯「…あ…あ…あ……」ガクガク
梓「私は金色なんですよ~ほら」
律・澪・紬「おぉ~」
律「やるな梓!」
澪「私もその色にしておけばよかった…」
紬「澪ちゃんなら流行色のピンクがあいそうよ~」
唯「…ね、ねぇ」
律・澪・紬「?」
唯「三人も…陰毛染めたの?」
澪「ああ、最近流行ってるからな。便乗して」
唯(今の女子高生狂ってるよぉ…おかしいよ…)ガクガク
唯「ていうか澪ちゃんはまた剃ってくるとか言ってたじゃん!? してこなかったの!?」
澪「ん? 一応剃ったぞ。でもさすがに去年みたいに全剃りは…なぁ?」
紬「ちょっとやりすぎよー」
梓「え、全剃りしちゃったんですか!?」
澪「前の話だ! 前の話!」
唯「裏切られた…澪ちゃんだけは信じてたのに…」ボソ
澪「何か言った?」
唯「別にっ」
律「唯は何色だぁ? あ、当ててやろっか~ピンク!」
澪「いやいや、ここは意外性で緑だろ」
紬「オレンジとかありえそう!」
梓「じゃあ私は白で」
唯(や、やだ…みんな期待の目で私を見てる…)
唯「な、内緒っ」
律「えー! そりゃないよー!? いいじゃん! 見られて減るもんじゃないんだから」
梓「そうですよ。もったいぶらないでください」
唯「だめったらだめ!」
律「こうなったら…」ガシッ
唯「ひぃっ」
律「強硬手段を取るまでじゃー! みんなかかれー!」
澪・紬・梓「わー!ガシッ
唯「ひぃっ!?」
グイグイッ
律「その手をどけろって! ほらぁ…見せろってぇ!」
梓「いいじゃないですか、いいじゃないですかっ」
唯(うわー!! ちくしょー!!!)ジタバタ
グイグイッ
紬「私たちは興味があるのよ!」
澪「ちょっとだけ、ちょっとだけでいいから」
唯「や、やめて…」
グイグイッ
律「ほらー唯ー」
梓「唯先輩~」
グイグイッ
唯「やめてってば…やめて…やめ」
唯「やめろっっ!!!」クワッ
「!!」
唯「はぁ…はぁ…」
紬「ご、ごめんなさい」
澪「悪かったよ…」
律「無理矢理はよくないよな…うん」
梓「調子に乗っちゃいました…」
唯(…し、しまった、せっかくの楽しい合宿なのに空気悪くしちゃったよ…)
唯「わ、私のほうこそ…ごめんね」
律「あ、唯。両脇に虫がついてるぞ!」
唯「え!?」バッ
律「見えたぁっ!!」
唯(しまったー!?)
律「…あれ?」
梓「色どころか…肝心の陰毛が…」
紬「ツルツルだわぁ」
唯「 」
澪「…もしかして、また全剃りしてきちゃったのか?」
唯「…うん」
「……」
梓「あ、えっと…」
唯「おかしいよね…おかしいよねぇ…ねぇ…?」
律「い、いやいや! そんなことないぞ!? うんうん!」
紬「そ、そうよぉ~! むしろ私たちみたいに流行に流されてないだなんて凄いわ!」
梓「そうですよ! 全剃りも悪いもんじゃありませんし…」
唯「ふぇ…うぇ…ぇっぐ…」ポロポロ
梓「ああ、唯先輩泣かないで…」
澪「また生えてきてから色を着ければいいじゃないか、な?」
唯(そういう…そういう問題じゃないんだよぉおおおお…)
最終更新:2010年10月01日 01:20