病室

ゆう子「あずにゃん!あずにゃん!」

雄山「・・・・・・」

ゆう子「みんなもあずにゃんって言ってあげて」

ゆう子の母「あずにゃん!」

父「あずにゃん!」

兄「あずにゃんにゃん!あずにゃんにゃん!」

ゆう子「あずにゃん!」

雄山「・・・・・・」


兄「あずにゃん!あずにゃん!あずにゃん!あずにゃんぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!あずにゃんあずにゃんあずにゃんぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!中野梓たんの黒髪ツインテールをクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
同人誌新刊のあずにゃんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
アニメ2期決まって良かったねあずにゃん!あぁあああああ!かわいい!あずにゃん!かわいい!あっああぁああ!
コミック4巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…同人誌もアニメもよく考えたら…
あ ず に ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!桜高校ぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のあずにゃんが僕を見てる?
表紙絵のあずにゃんが僕を見てるぞ!あずにゃんが僕を見てるぞ!挿絵のあずにゃんが僕を見てるぞ!!
アニメのあずにゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはあずにゃんがいる!!やったよ唯!!ひとりでできるもん!!!
あ、コミックのあずにゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあ律っちゃぁあん!!澪、澪!!ムギぃいいいいいい!!!さわちゃあああん!!
ううっうぅうう!!俺の想いよあずにゃんへ届け!!桜高校のあずにゃんへ届け! 」


雄山「・・・・・・」

ゆう子「(引くわぁ・・・)」



美萌倶楽部
士郎「きららは特典のしおりをはさんだままにして・・・。あとは2期20話を用意してくれ。」

調理人A「20話を?あの話も萌え要素が多いとは言えませんけど・・・」

士郎「それが狙いさ。」

中川「若。今日の主菜はその最終回ということで献立を組み立ててみましたが・・・
前菜として『ロ澪とジュ律エット』。澪のイケメンぶりもさることながら,りっちゃん
の言葉遣いにギャップ萌えです。『ツインテ唯』。女の子らしく卒業写真の髪型を気にする
唯に萌えを感じます。『梓憂純ユニット』。これはアニメ5話で登場したものが原作にも逆輸入
されるほど人気が高いもので,貴重な純萌えができます。」

士郎「ふーむ・・・今日のお客様は,アジア各国の首脳陣。となると,お招きするのは日本政府だな。」

中川「はい,招待主は菅総理です。美萌倶楽部に何度も見えています。大変な澪厨でアニメにも詳しいお方です。」

士郎「だったらアニメの説明は一通りできるな・・・。この組み立て,けいおん!を意識しすぎていないか?」

中川「はあ・・・今回の宴会の趣旨はけいおん!の今後についてのものと伺いましたので・・・」

良三「けいおん!以外のアニメをお出しするのは避けたほうがよいと思って・・・」

士郎「それじゃ,美萌倶楽部に来てもらう理由がない。ここは美萌倶楽部だ。けいおん倶楽部じゃない。
けいおん!が全てであることは確かだが,宴会の趣旨がけいおんの今後についてであるなら,けいおん!
が終わると分かったいま,他のアニメの可能性に触れてもらうことが大事なんだ。他アニメの説明は
総理にお願いすればいい。」


中川「あ,なるほど!お客様がけいおん厨だというのを意識しすぎていました。」

良三「士郎様のおっしゃる通りです。きっと先生なら同じことをお考えになったと
思います!」

士郎「いつも通り,美萌倶楽部の本領発揮の献立でいこう。それでこそ,主菜のけいおん!が
効いてくるんだ。」

中川「はあ・・・?」

中川「いいか!いつも通りだ,先生のお名前を汚さぬように力を尽くせ!」

病院

兄「駄目だ,ぴくりと反応がないよ・・・・・・」

ゆう子「私,ちょっと行って来ます。」

母「行くってどこへ?」

父「梓ちゃんのとこなら心配ない。おばあちゃんたちが面倒をみてくださっている。」

ゆう子「梓のところじゃありません。海原さんが一番必要として要る人を連れてくるんです。」


美萌倶楽部

ゆう子「あなた!」

士郎「ん?」

ゆう子「私と一緒に海原さんの所へ!」

士郎「お,おいなんで俺が雄山のところに!?」

ゆう子「何も言いません,私と一緒に来て!」

ゆう子「おチヨさんも来て!」

ちよ「は,はい。」

士郎「いったい,なんだってんだ・・・・・・」


病院

ちよ「先生・・・・・・」

士郎「・・・・・・」

ゆう子「士郎さん,海原さんに声をかけてあげて。」

士郎「なに?」

ゆう子「あずにゃんって!!」

士郎「ふざけるな!こいつは憂ちゃんを馬鹿にしたんだぞ!キャラ全員に対する
愛があってはじめて梓厨なり唯厨になれるんだ!誰がこいつにあずにゃんなんて
言えるか!!」

ゆう子「私達の子供があなたのことをそう言ったら,あなたどう思うの?」

士郎「俺はそんなひどいことはしない。澪だって,唯だってあずにゃんと同じように
愛している!」

ゆう子「そうかしら,あなたが実の父親とけいおん!をめぐって対立していると知ったら,梓は
ひどく心を傷つけるわ。けいおん!を憎むかもしれないわよ。」

士郎「そ,そんな・・・」

ゆう子「あなた,本当は海原さんを梓厨として尊敬し,愛しているんでしょう?」

士郎「ばか言え!誰が,こんな奴!!」

ゆう子「お願い,呼んであげて・・・」

士郎「それは,できない・・・」

ゆう子「あなた,一言でいいの・・・一言でいいから言ってあげて!!」

雄山「・・・・・・」

士郎「くっ・・・」

ゆう子「あなたが呼んであげれば海原さんは死の淵からよみがえることができるかもしれないわ。
今まで実際に多くの事例があるのよ。」

士郎「いい加減にしてくれ!!」

ちよ「士郎さん・・・」

士郎「こんな茶番に付き合ってられないぜ。」

ゆう子「あなたが持っているけいおん!に対する知識や萌えを理解する能力が人並み以上にあるのは,
海原さん,いいえ,あなたのお父様の教育のおかげじゃないの!?確かにお父様は梓にだけ熱狂的な
愛情を注いでいて,それが原因であなたはお父様を憎むようになってしまった。でも最初はそうじゃ
なかったはずよ。あなたの感性を磨くために小さいときからけいおん!漬けの生活をおくらせてくれた
のはあなたのお父様よ。」

士郎「俺が雄山から・・・」

ゆう子「あなたが梓厨なのもお父様の影響が少なからずあるはずだわ。思い出してちょうだい!お父様と一緒に
テレビの前で深夜に『OPキタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!』と
大騒ぎしていた頃のことを・・・」

一同「(雄山ェ・・・)」

士郎「くっ・・・・・・」


ゆう子「士郎さん!」

士郎「ち・・・ちきしょう」

ガラッ

士郎「あずにゃんの表紙が来月号のきららに付録でつくぜ・・・」

ゆう子「あなた・・・」

ちよ「士郎さん・・・・・・」

雄山「う・・・う・・・む・・・・」

母「海原さん!?」

ゆう子「意識が戻られたわ!!」

兄「まさか,今の奴の声が!?」

医者「血圧も戻りつつある。心電図も異常なし。すごいことだ!」

ちよ「ああ!よかった!!」

ゆう子「海原さん,覚えておられますか?梓の表紙が実現しないと知ってショックを
受けられて・・・」

雄山「ううむ・・・それでこんなところに・・・。中川はどこだ?」

ちよ「今夜のアジアの首脳の方達の宴会の準備を。何も心配要りません。士郎さんが
指揮をとっておられます。」

雄山「なに,士郎が!?」

ゆう子「海原さんの意識が戻らないと知って美萌倶楽部のみなさんが動揺し,混乱しているので
宴会を成功させるために士郎さんが・・・」

雄山「士郎が・・・美萌倶楽部を・・・」

雄山「はて?さっき士郎の声がしたように思ったが・・・」

ゆう子「やっぱりだわ!」

雄山「こうしてはおられぬ。ちよ,支度をせい。仕事に戻る。」

医者「とんでもない!!絶対安静です!!今動けば最悪の場合命に関わる!」

ちよ「先生お願いです。士郎さんを信じてあげてください!」

雄山「そうはいかぬ。やつが最終回を扱えるわけがない。」

ゆう子「え,最終回?」



美萌倶楽部

中川「若!今チヨから電話が!先生の意識が戻られたということです!!」

調理人達「先生の意識が戻られた!?」

中川「チヨが言ってました。若のお声が先生に届いたのだと!」

調理人A「もう大丈夫だ,先生が回復されてしかも若がいる!」

士郎「意識が戻ったからと言って安心はできない。それよりも今日の宴会を
成功させることだ。」

調理人達「はい!」

~~~~~~~~~~~~~~

仲居「お客様がお揃いになりました。」

士郎「よし,気合いれて行くぞ!」

調理人達「おう!!」



菅「今日この店をご指定になったのは,マラッカ連邦のダアト首相でして。」

ダマト「実は去年,この店にここにおられる京極さんが連れてきてくださって,
思う存分紬萌えを味わうことができたのでぜひもう一度とお願いしたのです。」

菅「ま,日本で一番の萌えが味わえると思います。」

京極「菅総理のおっしゃる通り。萌えの真髄を味わえるでしょう。」

菅「本日はけいおんの今後ということでして,けいおん以外のアニメもみなさんに
味わっていただきたいとおもいます。まずは生徒会役員共ですな。生徒会役員共は
下ネタを中心とした4コマが原作となっています。シノ会長やアリアといったそれ
ぞれのキャラに萌えるのも良いのですが,このアニメの一番の凄さは中の人ネタで
す。天草シノCV:日笠陽子,七条アリアCV:佐藤聡美,つまり澪と律なんです。」

陳「ふうむ,下ネタを言う澪というのも新鮮なものですな。」

ダマト「ほう,アリアの声はりっちゃんに聞こえないこともないというか,どちらかと
いうと紬に近い感じで,これはまたこれで」

菅「しゅがみといえばやはりあの鼻にかかった声です。この声が苦手という方もいらっしゃいますが,
おっとりキャラや元気キャラまでこなすことのできる素晴らしい声なんです。」

朴「いやいや菅総理は声優に造詣が深い。」

京極「ほんまや,総理大臣なんてやめていっそ声優やったらええくらいや!」

菅「いや,恐れ入ります。はっはっは。」

医者「まったく無茶すぎる!!私は責任を取れませんぞ!」

雄山「私の体だ,私が責任をとる。」

ゆう子「どうしてそんな無理をなさるんですか!?」

ゆう子「アジアの首脳陣をお招きする大事な宴会であることは良く分かっていますが,
それでもご自分のお体のほうが大事でしょう?命に関わるんですよ!」

雄山「客の社会的地位など関係ない。これはけいおん!!最終回を前にした,最後の真剣
勝負なのだ。命に関わらない真剣勝負はない。行くぞ。」


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最終更新:2010年10月01日 04:04