澪「えっ?えっ?」
唯「早くして!」
澪(唯があんなに急かすなんてよっぽどのことなんだ)
澪「わ、分かった!ちょっと待って!」ヌギヌギ
唯「みみ澪ちゃん!早くしないと……!」
澪「ちょっと待てって……こ、これでいいか?」
唯「ダメだよ!ちゃんとブラとパンツも脱がなきゃ!」
澪「えっ?えっ?」
唯「は、早くぅ!」
澪「わ、わかったから!」ヌギヌギ
澪「こ、これでいいのか?」
唯「うん!じゃあその服を私に渡して!」
澪「う、うん……」
唯「じゃあ澪ちゃん、また明日ねー」タタタッ
澪「え……?あ!ちょっと唯!」
シーン
澪「どうしよう……ここ部室なのに……」
澪「と、とりあえず服になるもの探さないと……」
澪「確かさわちゃんが作った衣装が……ない?」
澪「ま、まさか唯が……くそっ!このままじゃ、みんな部室に来ちゃう……」
ワイワイ
梓「今日こそはちゃんと練習しますよ!」
律「わーかったよ」
澪「み、みんな来ちゃった!とりあえずロッカーに隠れよう」ガタッ
ガラガラ
律「あれ、誰もいない?唯と澪は?」
紬「そういえば唯ちゃんは用事がある、って帰ったわ」
律「澪は?」
紬「さぁ……何も聞いてないけど」
梓「澪先輩がいないなんて珍しいですね」
律「そうだなー、変なもん食って腹でも壊したんじゃないか?アッハッハ!」
澪(律……あとで覚えてろよ)
梓「それはヒドいです!」
律「冗談だって冗談……ん?なんだこれ?」
澪「!!」
紬「それは……パパパパパパンティー!?」
律「パが大変なことになってるぞ」
梓「でもなんでこんなところに……」
律「うーん、この青と白の柄……どっかで見た気がするんだよなー」
澪(こ、このままじゃ私が裸なのがバレちゃう……!)
律「うーん……」
梓「あ!きっとあれですよ!」
律「ん?なんだ梓?」
澪(ば、バレた!?」
梓「きっと先生の衣装ですよ!ほら、全部ないですし、きっと持って帰るときに落としたんですよ!」
律「なーんだ」
澪(よかった……バレてない……)
紬「………」
梓「さて、今日の練習はどうしますか?」
律「とりあえずお茶にしよう」
梓「ちょ、ちょっと!今日は練習するって言ったじゃないですか!」
律「でも3人じゃーなー」
紬「………」
律「ん?ムギ、どうしたんだ?」
紬「あ、いや、なんでもないわ」
梓「まぁ確かに3人じゃ合わせられないですし、今日は帰りますか?」
律「お、梓もこの部活が分かるようになってきたね!」
梓「そんなんじゃありません!ただ澪先輩がいなきゃ練習しなそうだし」
律「わかってるじゃん」
梓「いや!そこは否定しましょうよ!」
澪(ホッ……とりあえずあの3人が帰ればなんとかなるかも……)
律「おーし、じゃ帰る……」
ガラガラ-
唯「みんなおいっすー」
澪「!!」
律「あれ、唯?帰ったんじゃないのか?」
唯「なんかねー、憂が代わりにやっといてくれるってー」
律「本当に憂ちゃんくれ」
梓「でもこれで4人になったし、練習……」
律「お茶にしよう!」
唯「おー!」
梓「いいんです……どうせそんな気がしてましたから」
紬「はいみんな、ミルクティーよ」
律「サンキュー、ムギ」
唯「あ、そういえばさっき階段でこんなもの拾ったんだー」
ドサッ
梓「それは?」
紬「制服……ですか?」
唯「うん」
澪(ゆ、唯のやつ……なんで……)
梓「でも、さっき来るときにはありませんでしたよ?」
律「きっとこれは桜高7大不思議に違いない。そう、消える制服」
梓「制服が消えたらたぶん泥棒の仕業です」
紬「そんなことよりその制服、落とした人が困ってるんじゃないかしら」
澪(しまった!スカートに名前が!)
梓「なんで……澪先輩の制服が……」
律「しかもブラまで……あれ?」
唯「どうしたの、りっちゃん?」
律「いや、さっき同じ柄のパンティーを見つけたんだよ。この部室で」
梓「ということは……」
律「ひょっとして、この部室に澪がいるかもしれない!」
澪(バレた!)
律「おーい、澪ー!」
唯「みーおちゃーん!」
律「ひょっとしてバスドラの中か?」
梓「そんなとこにいるわけないじゃないですか」
澪(お願い……探さないで……)
唯「いないねー」
梓「やっぱ、もう帰ったんじゃないですか?」
律「全裸でか?」
梓「そんな律先輩みたいなことしません」
紬「私、他のところも探してくるわ」
唯「お願いムギちゃん!」
律「どこにもいないな」
梓「やっぱ帰ったんですよ」
ガラガラー
唯「ムギちゃん、澪ちゃんは?」
紬「いなかったわ……」
律「そうか、やっぱり帰ったのかな」
梓「だから言ったじゃないですか。たぶん制服も誰かのイタズラです」
律「そうだな。明日澪に聞いてみるか」
唯「それじゃ、もっかいお茶にしよー」
梓「練習……」
澪(よ…よかった……)ペタッ
澪「ひゃう!!」
律「ん?」
唯「え?」
澪(し、しまった!ホッとしてロッカーにもたれ掛かったら意外と冷たくて声が……)
律「い、今、ロッカーの中から声が聞こえたよな……」
唯「う、うん……」
紬「あれは……」
梓「澪先輩ですね……」
澪「………」
律「あ、開けるぞ」
カチャ
律「………」
唯「………」
紬「………」
梓「………」
澪「………」
律「み、澪……?」
澪「……いっ……」
澪「いやあぁぁぁぁぁ!!!!!」
紬「はい、温かいミルクティー。飲むと落ち着くわよ」
澪「……ありがとう」
律「しっかしなんであんなロッカーに全裸で入ってたんだ?」
澪「………」キッ
唯「へっ?」
澪「全部……唯のせいだ!」
唯「へっ?わ…私!?」
澪「そうよ!全部唯のせいよ!唯が私に服を脱げって……」
紬「待って!澪ちゃん!」
澪「な、なに?」
律「どうしたんだ、ムギ?」
紬「この事件の真犯人は……別にいるわ!」
梓「し、真犯人!?」
律「お、おい!真犯人ってなんのことだよ!」
澪「そうだ!私は見たんだ!唯を!目の前で!」
紬「それがもし別人だとしたら?」
梓「べ、別人?」
紬「そう……唯ちゃんだと思ってた人は実は別人だった」
澪「じゃあ憂ちゃんが犯人だとでもいうの!?」
紬「憂ちゃんはこの事件には何も関与してないわ」
梓「じゃあ誰なんですか?唯先輩に似てる人なんて他には……あ!」
紬「そう、いるじゃない。私たちの目の前に……」
唯「そ…そんな……」
紬「そう、犯人は……律ちゃん、あなたよ!」
律「………」
紬「順を追って説明するわ。まず朝、学校に来て……いや、来る前かもしれないけど、唯ちゃんと律ちゃんは入れ替わったの」
澪「い、入れ替わった!?」
紬「そう、きっと何かイタズラをするためね」
律「な、なんでそんな前だって分かるんだよ!」
紬「さっき私が他のところを調べに行くって言ったわよね?そのとき、さわ子先生に聞きに行ったの。今日音楽があったから、ひょっとしたら分かるかと思って……」
紬「案の定わかったわ。微妙だけど胸のサイズが違かった、ってね」
律「そ、それだけで決めつけるのかよ!」
紬「それだけじゃないわ!」
律「なんだって!?」
紬「実はね……ずっと前からそうじゃないかって思ってたの」
律「な、なんで!?」
紬「実はね。律ちゃん、澪ちゃんの服を持って行くときにパンティーを落としたの」
律「!!」
紬「でね。それを見た律ちゃん、ここでは中身は唯ちゃんね。それが誰のだか分からなかったの」
律「そんなパンティーなんて分かりっこ……」
紬「いや、もしあのときの律ちゃんが律ちゃんなら気づいたハズよ。なぜなら……」
紬「今日のパンティーは学園祭と同じ、青と白のストライプ柄だからよ!」
梓「そういえばあの柄、ビデオで見たのと一緒です!」
紬「あれだけネタにしていた律ちゃんだもの。私も一瞬で分かったのだから、本物だったらバッチリ覚えてるはずだわ!」
律「……は……はは!」
律「それならたまたまド忘れしただけ……」
紬「あと2つ……」
律「へ?」
紬「あと2つ……証拠があるわ」
律「な…なんだよ!早く見せろよ!その証拠ってやつを!」
最終更新:2010年01月28日 02:16