梓「雰囲気…」
澪「また難しいなぁ…雰囲気」
梓「私、憂の雰囲気が好きなんです…一緒にいて楽だし、自分が自分でいられるというか」
澪「そこまで好きならちゃんとつたえろ、逃げないで」
梓「でも」
澪「今日あったことがあったから今の梓はここにいるんだろ」
梓「…」
澪「まぁ気持ち伝えるかどうかは梓次第だ、本気かどうかってのもな」
梓「私…頑張ってみます」
澪「じゃあ帰るわ遅いし」
梓「あ、今日はありがとうございました」
澪「まぁいいよ梓が元気なら私は幸せだから…じゃあね妹」
梓「おやすみなさいお姉ちゃん」
澪「あっそうそう、いくらなんでも憂ちゃんが使ったフォークを舐めまわすのは気持ち悪いからやめろよな」
梓「もう帰ってくださいっ」
澪「なんだよ…アドバイスしてやったのにな」
澪「…あれ」
澪「なんで泣いてるんだろ…馬鹿だなぁ私」
――――――――――――
梓「澪先輩、なんだかんだ言っていい先輩なんだよな」
梓「明日澪先輩のためにも憂に気持ち伝えよう」
一方
憂「そろそろ寝よっか」
唯「そだね…一緒に寝ようね」
憂「うん…えへへ」
唯「憂のパジャマ姿かわゆすかわゆす」
憂「お姉ちゃんのほうが可愛いよ」
唯「もう……なんかムラムラしてきちゃった」
憂「えーもう寝ようよ、学校あるんだし」
唯「だって憂が続きはベッドでって」
憂「明日…ね、今日は疲れちゃった」
唯「そか…しょうがないおやすみ」
憂「おやすみ」
翌日
憂「お姉ちゃん起きて」
唯「あと五分」
憂「もう7時半だよ」
唯「ふぇ~もうこんな時間」
―――――――
憂「行こっか」
唯「うん」
唯「あっそうだ、手つないでいい?」
憂「うん」
――――学校
憂「(梓ちゃんいるかな…なんて言おう)」
梓「あっ…お、おおはよう」
憂「おはよー」
梓「(噛んでしまった…)」
憂「昨日はごめんね」
梓「いいのいいの私こそごめん」
憂梓「……えへへ」
梓「憂、それでね…話があるんだ…昼休み屋上に来て」
憂「え……うん」
梓「(澪先輩私頑張りますから)」
―――時は流れて昼休み
憂「梓ちゃん…話って」
梓「……憂、ちゃんと聞いてほしい…逃げないで……私も逃げないから」
憂「うんわかった」
梓「私は梓が好きだよ」
憂「…」
梓「(やっぱりなぁ唯先輩のほうが好きだよなぁ)」
憂「梓ちゃんは……私にそれを言ってどうしたいの」
梓「どうしたいってそのまま付き合いたい恋人にしたい」
ピラプロリン~♪
梓「こんな時に…ごめんね憂(澪先輩?急かしすぎですよ)」
憂「(もしかして梓ちゃんは私のことが好きって言おうとしたのかな)」
梓「なんですか、今大事なとこなんです」
澪「あほ、どあほ」ブチッ
梓「なっ…」
憂「(でももしそのままの意味なら…勘違いになるし…ここはそのまま受け取るべきか)」
梓「ごめんね」
憂「うん大丈夫」
梓「私は好きなの大好きなの」
憂「うん(酷いナルシストなのかな)」
梓「大好きで大好きで、もう君しか頭に浮かばないっそんなかんじなの」
憂「うん(二重人格…いや三重…)」
梓「もう頭から離れない…だから今ここできっぱり決めようと思って」
憂「うん(私必要なのかな)」
梓「もしダメなら友達に戻りたい、無理なら仕方ないけど」
憂「…(他人格に告白するのを見ていて欲しいってことなのかな)」
憂「(他人格に恋をするってどういう意味、有り得ないよね…よっぽど梓ちゃんのほうが変わってるよ)」
梓「好きです付き合ってください」
憂「(逃げ出したいよぉ…)」
梓「……」
憂「(こんなの梓ちゃんじゃないよ…)」
梓「ダメ…か…そか…しょうがないや」
憂「(振られたぁぁああ)」
梓「憂、なら友達のままでいてくれる…?」
憂「えっと(こんな変態と友達だなんて…というか今までの梓ちゃんは何処に)」
梓「むちゃだよね……ごめんね、ありがとう」
憂「(意味がわからないよ、変態に友達になれってそりゃむちゃだよ)」
キーンコーンカーンコーン
チャイムが虚しく響いた
憂「そ、掃除しないと」
梓「そうだね」
ピラプロリン~♪
梓「あっごめん先行ってて」
憂「うん(もう嫌だどうしてこうなっちゃったんだろう)」
梓「もしもし…振られちゃいました」
澪「だろうナルシスト」
梓「なんなんですか慰めの言葉くらい…うぅ」
澪「慰めの言葉…いや、私はてっきり憂のことが好きなんだと」
梓「え…澪先輩ちゃんと聞いてましたか」
澪「…確認したいからそこにいて」
―――――
梓「ガチですか」
澪「ガチだ」
梓「編集は…」
澪「してない」
梓「うわあああああ」
澪「まぁ失敗はつきものだ…多分」
梓「じゃあ憂は…」
梓「勘違いして梓を変態ナルシストだと思ってるだろうな」
梓「死にたい…死んでやる、死んでやるです」
澪「落ち着け…ちゃんと話せばわかるよ憂ちゃんはいいこだから」
梓「でも私変態ナルシストなんですよ…避けられますよ」
澪「なるべく早く伝えたほうがいいぞ…噂になる前にな」
梓「うわあああああ」
澪「助けなきゃ…私をすがってゴールだったのになんで助けてんだろう…馬鹿だなぁ…私」
憂「(また逃げちゃた…まさか梓ちゃんが二重人格だったなんて…)」
憂「(でもなんで梓ちゃんは私を呼び出したんだろう……もしかして私、勘違いを)」
梓「憂ぃぃぃいい」
憂「ひっ、あああ梓ちゃん」
梓「憂、さっきのは違うの」
憂「ごめんね梓ちゃん私勘違いしてたよ」
梓「憂…」
憂「そうだよね、なんで私気づかなかったんだろう…ごめんね」
梓「憂が謝ることはないよ…私がいけなかったんだもん」
憂「そんなことないよ…梓ちゃん今までつらかったね、私二重人格とかよくわからなくて…だから」
梓「え…」
憂「怖くなって逃げちゃった…でも梓ちゃんは助けて欲しいから私に相談してくれたんだよね…なのに私」
梓「(勘違いどころか泥沼になってる)」
憂「私、いい病院知ってるから…そのに行こ、ね」
梓「あ…いや、だから」
憂「安心して毎日見舞いに行くよ……きっとなんとかなるよ」
梓「憂、違うの…違う違う」
憂「(また他人格が…梓ちゃんを助けないと)……今すぐいこうっ」
憂は梓の首根っこを掴むとズルズル引きずっていった
梓「いやぁぁぁぁああああ」
梓「いやぁぁぁぁああああ」ガタッ
憂「梓…ちゃん」
気づけば教室、静まり返るクラスメート
梓「あ……いや、すいません」
血が頭に集まってくるのがよく分かった
恥ずかしさから体が火照って仕方がなかった
憂「梓ちゃん…大丈夫?」
梓「あ…うん、えへへ(夢だったんだ…よかった)」
――――昼休み
憂「それで話って?」
梓「えっと…逃げないで聞いてほしいの、私も逃げないから(今度間違えたら…死ねしかないよ…)」
憂「え…うん」
梓「私…憂のことが好きなの」
梓「私は憂のことが好き」
憂「…」
梓「わかってるよ憂は唯先輩が好きなんだよね」
憂「…ごめんね」
梓「…ありがとう、これですっきりしたよ」
憂「梓ちゃんは…友達としかみれないや…でも好きって言ってくれて嬉しかった」
梓「もしよかったら友達のままでいてくれる……?」
憂「うん、もちろん」
梓「ありがとうありがとう」
憂「じゃあご飯食べよっ」
梓「あ、うん…先行っててすぐいくから」
憂「梓ちゃん…ごめんね」
梓「えへへ」
憂が立ち去ると梓は泣き出した
梓「うわぁぁぁぁぁ」
憂「ごめんね梓ちゃん」
唯「あっ憂ぃ~」
憂「お姉ちゃんどうしたの」
唯「…えへへ、我慢できなくなっちゃった」
憂「もう…家に帰ったらね」
唯「えぇ~今すぐがいいのぉ~」
憂「ダメだよぉ」
唯「ダメかな?」
憂「ダメだよぉ」
唯「憂のけち」
梓「うわぁぁぁぁぁん」
澪「…ほら、泣いたら可愛くないぞ」
澪は梓にハンカチを差し出す
梓「うぅ…うっ…ありがとう…ございます」
澪「頑張ったな…」
澪は梓を優しく包み込んだ
梓は澪の温もりを感じながら泣くのをやめた
澪「かっこよかったぞ、梓は強くなった」
梓「うぅ……わっ私…」
澪「何もいうな…大丈夫だから」
澪「泣き止んだか?」
梓「…はい、すいません迷惑かけて」
澪「いいよ梓の泣き顔見れたし、告白も録画したから」
梓「え…録画?」
澪「当たり前だろ、一生に一度あるかないかだぞ」
梓「外道じゃないですか」
澪「外道だと?私は梓のファンだぞ」
梓「いつファンなんて…」
澪「昨日振られてからだ、いや親衛隊と行ったほうがいいかな」
梓「澪先輩、こんな人じゃないです」
澪「梓、好きだあああああ」
梓「ひぃぃぃぃいいい」
憂「ただいま~って誰もいないけどね」
憂「はぁ…結局あれから梓ちゃんとまともにしゃべれてないや」
憂「まさか、こうなるなんて」
ピーンポーン
憂「ん…誰だろ」
ガチャ
梓「…えへへ」
憂「梓ちゃん…どうしたの」
梓「結局渡してなかったから」
梓は小さな手でCDを取り出す
憂「わざわざ?……いいのに、なんか気遣わせたみたいでごめんね」
梓「いいよ、憂には感謝してるから」
憂「感謝?」
梓「うん、ありがとう憂…じゃあまた明日」
言い終わらないうちに梓は走っていった
憂「あっ…感謝ってどういうことだろう」
――――
梓「私は強くなった…えへへ…あっ澪先輩っ」
澪「おっあずにゃガフッ(なぜストレート)」
梓「先輩っ私強くなりましたよ」
澪「…うっ……そうみたいだな」
梓「澪先輩のおかげですありがとうございます」
澪「いやいやそんな照れるよ」
梓「お礼といってはなんですが、1日だけ恋人になってあげるです」
澪「えっ…いいのか、ろっ録画は…録画は?」
梓「録画はダメです」
澪「あぁわかったよ(私の盗撮テクをなめないほうがいい…ふふっ)」
梓「じゃあ明日土曜日ですし…どうですか」
澪「おぉなんか気が早いな…歓迎だけど」
梓「お礼は早いうちに…です」
―――
律「……私たちは」
紬「出番なさそうね」
澪「明日…時間はない、早速準備準備~♪」
澪「梓を見てるといつもハートDOKI☆DOKI」
澪「揺れる思いはマシュマロみたいにふわ☆ふわ」
澪「いつもがんばる梓の横顔」
澪「ずっと盗撮(み)てても気づかないよね」
澪「夢の中なら二人の距離縮められるのにな」
澪「あぁカミサマお願い」
澪「二人だけのDream Timeください☆」
澪「お気に入りのあずにゃん抱いて今夜もうふふふ♪」
最終更新:2010年01月15日 03:35