唯「前回のあらすじ。ムギちゃんのたくあんは眉毛でした。もちろんむしってもゲルになりません」

律「まさかムギが梓を道連れに憤死するなんてな…」クッ

唯「そして私たちはお悔やみショッピング()に来てるわけです」

唯「澪ちゃんはあずにゃんが死ぬことで自分のポジションが戻って来る、とご機嫌です」


唯「うふふー」

律「あははー」

澪「黄色いーシャツ着たー♪」スタスタ

チラッ

唯「!?」

唯「ねえねえ、りっちゃん」グイグイ

律「なんだー、唯?」

唯「澪ちゃんのしまむらジーンズ500円からamazonが…」

律「ああ、澪はアフィ厨だからなー」

唯「クリックさせてお金もらってるの!?こいつぁとんだ痴女だっ!!」

澪「オッチョンジー マレドゥロー♪」

唯「澪ちゃんの方がよっぽどオッチョンジーだよっ!!」クワッ

澪「!?」

律「唯は韓国に謝罪しなくちゃいけないよね」

唯「じゃなくって、澪ちゃんが社会の窓からコンニチハさせるごとに一円もらってたら大金持ちみたいな」

律「回りくどいこと言わなくていいよ。澪の陰毛がはみ出してるんだろ」

唯「デリカシーないよ!ていうか知ってたの?」

律「当たり前だろ、普段から私は澪の股間しか見てないし」

律「正直澪の股と尻の穴は私が開けたんじゃないかって思ってる」

唯「でも穴があるから見てたんだよね?」

律「卵が先か、ニワトリが先か。深い問題だな」

澪「あっ、レフティセール」シャガミ 毛「ワサッ」


澪「今日は風が強いな」毛「そよそよ」

澪(┣¨┣¨┣¨┣¨ドド)毛「ドッギャアアァァン」

唯「りっちゃん。私初めに「チラッ」とだけ見えた気がしたんだけど、気のせいだった」

律「ああ。股間にタワシが下がってるな。新手のファッションと考えることも」

唯「出来ないよね。私たち露骨に避けられてるし」

律「澪と同類って思われてるのは不愉快だな」

唯「それと今更だけど、澪ちゃんパンツはいてないよね」

律「ああ…まあな」

唯「でもなんであんな…森林は適切な方法で保護しないと正しく生育されないのに」

唯「エコテロリストの私としては見逃せないよ」

律「実はな…学園祭のあの事件、あったろ?あれ以来、澪はパンツが怖くなってしまって」

律「じゃあ逆にパンツをはかなければ見られることはない、ってことで…うう、澪っ」ブワッ

唯「(頭が)可哀相な澪ちゃん……私たちがなんとかしないと。世間体もあるし」

律「さっさと言っちゃうか?」

唯「ダメだよ、澪ちゃんはめんどくさい子だから自殺しちゃうかもしれないし」

唯「気づかれないように社会の窓を封印するしかないよ」

澪「ふわふわタイム♪」毛「ふわふわタイム♪」


唯「じゃあ私が澪ちゃんの気を引くから、その隙にりっちゃんが奴を封じ込めて」

律「わかった。死ぬなよ…唯」グッ

唯「私を誰だと思ってるの?アナタこそ」グッ


唯「……」ススス

唯「シャチョサーンイイコイルヨー」スリスリチラッ

澪「ゆ、唯?なんで急にカタコトになったんだ?」

唯「シャチョサーンステキヨー、ヤスイヨー」サワサワ

澪「だ、ダメだってば///」

唯(このまま股間に…)スススグサッ

唯「痛ええええっ!!!」

澪「!?」


唯「茨の壁に遮られてダメでした」テヘペロ

律「何やってんだよ~」

唯「でもしっかり財布はとったよ!」

律「でかした!!」

唯「ていうかりっちゃんがチャック上げるって話だったじゃん!」

律「だって私も澪としっぽりしたいもん」

唯「じゃあ役割交代しよう。私はさっきいっぱいやったから満足したし」

唯「それから!」

律「澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪澪」ペロペロネチョネチョデコデコ

澪「あひいいいぃぃぃ律うぅぅぅ///」アンアン

唯(往来のど真ん中なのは気になるけど、今なら社会の窓に集中できる!)コソコソ

唯「(ガシッ)めん、そーぉれっ!!」グイッ

ブチブチブチブチィィッッッ

澪「ヒギィッ!!」バターン

唯「南無三っ!!」

澪「」ブクブク

唯「もうジッパーが上がらないよ…」

律「手詰まりか…」ツヤツヤ

唯「いや、まだ終わりじゃない…何か方法があるはずだ…」

唯「!!」ピコーン

唯「逆転の発想だよりっちゃん!!」

唯「窓を閉じることが出来ないなら、窓を閉じなくてもいいようにすればいいんだよ!」

律「つまり…」ゴクリ


唯律「 伐 採 」

澪「」

律「唯研究員。地理の問題だ」

唯「なんですかりっちゃん研究員!」

律「秋山アメリカ。起伏の激しいわがままボディだ」ツツー

律「そして、ここ。未開のジャングル。この先に何があるのかわかるか、唯研究員」

唯「わかりません!」

律「正解は海だ。実際に見て確かめてみよう」

唯「こんなこともあろうかとカミソリを用意しておいてよかったー!!」

唯律「…にやり」


ヌガシヌガシ

ショリ…ショリ…

ツルッ

唯「ぱいぱん!」

律「実際のところ、青く点々としてるけどな…」

唯「この先には神秘の海が……んん~?」

唯「おやおやぁ?澪ちゃんのかた~く閉じられたつぼみから蜜が垂れてるぞお?」

律「へへへ…この女、感じてやがるぜ。すました顔してとんだ淫乱娘だ」ジュルリ

唯「ひひひ、待ってなお嬢ちゃん。すぐにおいちゃんが大人の階段上らせてあげるからねえ?」

唯「でも私は淑女だからちゃんと同意を得るよ。澪ちゃん、いいよね?」

澪「イイヨー」(律(澪)ノシ

唯「Open sesami」クパァ――



――私たちは若かった。

根拠のない万能感に自らを支配され、自分に不可能はなくて、
幸せな毎日が永遠に続くものだと思っていた。

でも、それは大きな間違いだったと思い知ることになる。
そして、それを知った時には何もかもが手遅れだった。
私たちの短い生涯は終わってしまったのだから。

たった一つの社会の窓によって。


私たちが小さな窓から見た密林。それと同じ窓から見えた海は、
触れてはいけない領域だった――


……


『有毒ガスにより町が壊滅した事件は、一年たった現在も依然として原因が判明しておらず――』


澪「嫌な…事件だったな」


END




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最終更新:2010年10月06日 18:43