そして…
憂「はいっ!業者さんたち、ありがとうございましたっ!」
梓「お疲れさまでした。ありがとうございました!」
二人はしっかりと頭を下げた
男「いえ、そんな…。それじゃあ、この段ボールはこちらが回収させていただきますね」
憂「はい、ありがとうございます!」
男2「それじゃあ、今日はここで終了という形になります。また後日連絡していただければ、他の空いた段ボールもとりに来ますので」
梓「あ、はい。すみません。ありがとうございます」
男「それじゃあ、お邪魔しました」
憂「ふぅ…それじゃあ、段ボール一つずつ開けていかないとね」
梓「うん…まぁ、それほど量は多くないもんね。ぱっぱとやっちゃおっか」
憂「うん!」
決して広くない、日当たりのよい部屋
実家に比べればずいぶん狭いのに、そこに引っ越し用の段ボールがたくさん置いてあるんだから、身動きだって楽にできない
段ボールの中には、実家から持ってきた衣類、勉強道具、洗面用具などなど、生活に必要なものが入っていた。
そう私たちは…
梓「これから…ここで二人で暮らすんだね…っ//」
段ボールをあけては、指定の棚や押し入れに入れて行く作業を続けた。
引っ越ししたのは4連休の日。この4連休で部屋を片付けなければいけない。
そもそも憂は手際が良かったので、ぱっぱと片づけ、掃除も済ませた
そして、二日目にして、部屋はほぼ片付いた。それでも、やはり部屋は広いとはいえなかった。
憂「ふぅ~なんとか片付いたね…」
梓「うん。これでやっと落ちつけるね」
憂「うん、じゃあ、私お茶でも入れるね?」
梓「あっ、うん。ありがとっ」
梓「うーん…じゃあ私はどうしよう…」
梓「あっ、>>511しよう!」
※憂ちゃんをなめなめ
梓「(ふふふっ、せっかく二人っきりなんだし…やることはただ一つ!!)」
梓「(大好きな憂を…なめる!)」
梓「(…何考えてんだろ私…)」
梓「(そうだ…そういえば、憂の胸、まだ触っただけだったなぁ…)」
梓「(よしっ、お茶を飲んだら…!)」
憂「はい、梓ちゃん。お茶、入ったよ♪」
梓「あ、ありがとっ」
ズズーッ
憂「ふぅ~疲れた後だから、なんだか落ち着くね」
梓「そだね」
ズズーッ
ズズーッ
憂「ふぅ~」
梓「(きたっ!飲みほしたっ!)」
梓はおもむろに立ち上がり、机を隔てて向こう側にいる憂へと向かって行った。
憂「梓ちゃん?」
梓は憂の背後に回り込むと…
ムニュ
憂「ひゃぁぁ!!」
梓「憂…二人っきりになったんだし、やることと言えば…ひとつでしょ?//」
憂「うぅ…//」
梓は、憂を対面に座らせると、憂の服をまくりあげた
梓「今日は、ちゃんと…ブラしてるんだ」
憂「(…あれ?もしかしてがっかりしてるのかな…)」
梓はブラを丁寧に背中のホックから外して、胸をあらわにさせた
憂「ぁう…//」
梓「んっ…ぱくっ」
梓は憂の左胸の乳房をくわえた
憂「ひゃぁぁ//」
梓のピンク色の上唇と下唇で挟まれた乳房。
梓の口に吸い込まれた乳房は、梓の舌で転がされ続ける
梓「はむ…んっ…ちゅ…」
梓は舌だけでなく、吸ったりして憂の乳房をいじめつづけた
憂「んぁぁぁ//ここっ、あんまり壁が厚くないから…っお隣さんに聞こえちゃうよぉ…//」
梓「んっ…ちゅぅぅぅ…ん…。それでも、いいんじゃない?ちょっと見せつけちゃおっか//」
すると梓は、左手で憂の右の胸を揉み始めた
憂「んぁぁぁ//りょ、両方…//」
梓は赤ちゃんのように、憂の乳房にしゃぶりつく。決して左手も止めることなく、憂の右胸を揉み続けた
憂「ふぁぁああ♥あずさっ、ちゃん…♥梓ちゃん、男の子みたいだよ…♥」
梓「ちゅっ、ちゅぅぅ…。んっ、憂を前にして、こんなに興奮しない人なんて、いないよっ//」
梓は、吸っては離し吸っては離しを繰り返し、左胸を感じさせ続ける。
梓は左手を憂の右胸から離すと、今度は右胸を吸い始めた
憂「ひゃぁぁぁ♥あぅぅ…♥んっ!んぁぁあ!!♥」
梓「憂、胸感じやすいもんね//なのにこんなに攻められたら…」
憂「やぁぁぁ♥んぁ!!ぁあん♥きちゃ、きちゃうよぉ…♥」
梓「ほらっ、憂//胸でイって//」
梓「んっ、ちゅぅぅぅ…ちゅぱっ」
憂「ふぁぁぁああ♥あぅぅぅ♥いくっ、いっちゃ、あっ♥」
憂「んぁぁぁぁあああ♥」
ビクンッ
憂の両方の乳房が小刻みに震える
憂「ぁぁぁあん♥梓ちゃんに…胸でイかされたの…っ、二回目だね…♥」
ピンポーン
梓 憂「(ビクッッ!!!)」
家の呼び出し音が鳴る。だれか訪問者のようだ
憂「…//」
憂「も、もしかして…聞こえてたのかな…//」
梓「とっ、とりあえず、私出てくるからっ//憂は、着替えてて!」
ピンポーン
梓「はーい!今行きます!」
ガチャッ
梓がドアを開ける。そこにいたのは…!
※琴吹
紬「梓ちゃん!こんにちはー!」
梓「むっ、ムギ先輩!?なっ、なんでここを…?」
紬「唯ちゃんから聞いたのよ。憂ちゃんと一緒に暮らしてるって」
梓「あ…うぅ…///」
紬「そんな、恥ずかしがることないのよ?」
梓「あ…はい。と、とりあえず、ここじゃなんですから…どうぞ、入ってください」
紬「あっ、ありがとう。それじゃあ、お邪魔します」
梓「予算もあまりなくて、狭い部屋ですけど…」
紬「ううん。二人で頑張って、こんなふうに引っ越ししたんだもの。素敵だと思うわ」
梓「あはは…//ありがとうございますっ」
梓「憂、ムギ先輩だよ」
憂「あっ、紬さん!!」
紬「憂ちゃんも、こんにちは。」
梓は紬に椅子に座るよう勧めた
紬「んっ、ありがとう」
紬と梓と憂が椅子に座ると、紬は真っ先に口を開いた
紬「最初、女の子2人で一緒に暮らしてるって聞いた時は、びっくりしたわ」
紬「でもね…それと同時に、すごく素敵だなって思ったの」
紬「梓ちゃんは知ってると思うけど…私も、女の子が好きなの。」
梓「あっはい…まぁ、うすうすわかってましたけど…」
紬「うん。だから、梓ちゃんや憂ちゃんみたいに、大好きな二人で暮らしてるのって、とってもうらやましいの」
憂「紬さん…」
紬「ごめんね、こんないきなりしゃべりだしちゃって。でも、今日はこれだけ伝えたくて…」
紬「社会では、同性愛者って、まだ認められてわよね…。だから、二人で暮らそうとするのは、とても大変だったと思うの」
梓「えぇ…そうですね。お父さんやお母さんを説得するのにも時間がかかりましたし…」
憂「周りの人からも、冷たい目で見られることが多くなりましたね…」
紬「そうよね…そうなっちゃうのは、仕方がないのかもしれないわ。」
紬「でもね、二人とも」
紬「ぜったいに、諦めないでね。どんなに社会から制裁を受けても…是非二人には、幸せに暮らしてほしいの」
紬「梓ちゃんと憂ちゃんの二人は、私の希望でもあるのよ…?」
紬「他人から冷たい目でみられて苦しくても…二人で、乗り越えていってほしいの」
紬「ずっと、幸せでいてほしいの…。」
おっとりぽわぽわした性格からは想像もできないほど真剣な目で、紬は2人に訴えかけた
梓「はいっ!!だいじょうぶです!」
梓は机に少し乗り出し、紬にそう伝えた
梓「私たち、適当な気持ちで一緒に暮らしてるわけじゃないので…!」
憂「はい。私たちは二人でいろんな困難を乗り越えて、今日ここで暮らしてます。これからもどんなことがあっても、幸せに暮らしていくつもりです!」
二人は、知らぬ間に、ギュッと手をつなぎ合っていた。
紬「そう…良かったわ」
紬の顔に、いつか見た部室でのおっとりとした顔が戻る
紬「二人にはどうしても頑張ってほしくて…それだけ伝えたくて、来ちゃったのよ」
紬「二人なら…大丈夫そうで安心したわ」
紬「私、実はそんなに時間があるわけじゃないから…ここで帰らせてもらうわね。」
梓「あっはい。ムギ先輩、ありがとうございました」
紬「ううん。梓ちゃんも、憂ちゃんも、頑張ってね。」
憂「はいっ。ありがとうございます!」
紬「うんっ、それじゃあ。ばいばい」
ガチャリ
家のドアがゆっくりとしまった
憂「あずさ…ちゃん…」
梓「…憂」
二人の手が、以前より強く握られる
梓「…大好きだよ、憂」
憂「…うん。私もだよ、梓ちゃん」
決して照れることなく。
切実にそう伝えたかった。
大好きだよと、その一言、どうしても伝えたかった。
梓「…がんばろ、憂」
憂「…うんっ♪」
よかった。二人とも満面の笑みを浮かべている。
~第5部 完~
【次回、最終部】
【最終部】
梓「んっ…なんだか、憂とエッチしてないと、寂しくなっちゃうよっ…//」
憂「こうやって…エッチしてるときが、一番梓ちゃんを…感じられるもんね//」
二人は、薄い布団の上で、裸で抱きしめ合っていた
二人の体は熱い
梓「ムギ先輩にあんなこと言われたら…もっと、憂が…」
梓「憂が欲しくなるよ…」
憂「…うんっ//」
時間は午後9時
夕食とお風呂は済ませた。
憂「ずっと、梓ちゃんと…離れたくないよ…」
梓「じゃぁ…」
梓「いやでも忘れられないぐらい…たくさんのことを、心に刻もっか。どこにいても…寂しくないように」
憂「うんっ♪」
梓「あっそうだ…実はね、ムギ先輩が来たときに、こんなものをもらって…」
そういって、梓が鞄からある薬を取り出した
梓「これっ」
憂「…薬?」
梓「うん。錠剤2粒でね、ムギ先輩のところの薬剤師が研究してるらしいんだけど…」
梓「実はこれを飲むと…」
梓「おちん…ちん…が…生えてくるらしくて…//」
憂「えぇぇ!?ほっ、ほんと!?」
梓「うん…ムギ先輩が、これでたくさんエッチしてねって言って、くれて…//」
憂「そ、そうなんだ…」
梓「…どうしよっか…。飲む?」
憂「…うん…でも、なんだか怖いね…//」
梓「まぁ…でも、ムギ先輩のなら安心できると思うよ?」
憂「うん…そっか…」
梓「じゃぁ…どっちが飲もっか?」
1梓
2憂
※1
梓「憂怖いみたいだし…じゃあ私が飲んでみるね…?」
憂「う、うん…大丈夫?」
梓「た、たぶん…」
梓はくんできた水といっしょに、おそるおそる錠剤を飲んだ
ゴクッ
梓「…ん…」
梓「……」
憂「…どう?梓ちゃん…顔赤いよ…?」
梓「…ん…」
梓「なんか…熱い…」
梓「……」
最終更新:2010年10月09日 03:36