憂「いいよ、お姉ちゃんっ!」

唯「えへへ」

憂「最近毎日だねー」

唯「だって憂と一緒だとあったかくて気持ちいいんだもん!」

憂「えーっ///でもお姉ちゃんもあったかいよ」

唯「憂だっこー」

憂「寝るんじゃないの?」

唯「いいじゃん、だっこー」

憂「もー、じゃあちょっとだけだよ?」

唯「えへへ」

憂「あれっ???」

憂「ちょっと…お姉ちゃん?」

唯「ういー、ういー」サワサワ

憂「えっ、何してるの?、だめっ」

唯「」チュッ

憂「!?」

憂「ダメだよお姉ちゃん」バッ

唯「どうしたの憂?急に電気つけて」

憂「お姉ちゃんが変なことするから!」

唯「変なことって?だっこしてチューしただけじゃん」ブー

憂「そうだけど、今日の感じはちょっと違ってたから…」

唯「わかんないよー、憂怒ってる?」

憂「えっ?怒ってないよ!ゴメンねお姉ちゃん」

憂『気のせいだったのかな?、お姉ちゃんがエッチなことする訳ないよね』


憂「今日は早く寝ようよ」

唯「むー、わかったよー」

唯「でも、手はつないでいいよね?」

憂「うん、いいよ!」

憂『やっぱり、いつものお姉ちゃんだ』



がっこう!

唯「ういー、あずにゃーん!」

憂「あっ、お姉ちゃん」

唯「あずにゃーん、よしよーし」

梓「わっ、こんなとこで抱きつかないで下さい!」

唯「よいではないかー」

憂「もう、お姉ちゃんったらー」

唯「あずにゃんー」ギュ

梓「もう先輩、いい加減にして下さい///」

唯「まだまだー、あずにゃん成分が足りないよー」

唯「」モゾモゾ

梓「にゃっ!!?」

憂「!?」

憂「ちょっとお姉ちゃんっ!!!」

梓「先輩、ダメです!」

唯「どうしたの二人とも?」

梓「あの、唯先輩の手がですね、ちょっと…///」

唯「???」

憂「とにかくやりすぎだよっ、梓ちゃん困っちゃうよ!?」

梓「先輩は先に部室に行ってて下さい!、私はちょっと係りがあるので」

唯「えー、わかったよ、あずにゃんまた後でね!」

梓「先輩の手が変なとこに当たるから、ビックリしちゃった」

憂「ゴメンね梓ちゃん」

梓「でも偶然当たってただけだろうから」

憂「そ、そうだね!」

憂『本当に偶然だよね?』

純「いや、あれは偶然じゃないよ!」

憂梓「!!?」


梓「また純はそんなこと」『純いたんだ』

憂「純ちゃんにはそう見えた?」『純ちゃんもいたんだ』

純「あれは間違いなく邪な気持ちで梓をさわってたよ」『はじめからいたよー…』

梓「でもあの唯先輩がそんなこと…」

憂「でも心当たりあるかも!」

梓純「えーっ!!!」

梓「なんで純まで驚いてんの?」

純「え、いや、梓につられて…」『適当に言ったのに当たってしまった』



部室!

唯「やっほー!」

律「おお、やっと来たか」

唯「澪ちゃんとムギちゃんは?」

律「あのなー、今日の日直誰だか覚えてるか?」

唯「えーっ、でも澪ちゃんもムギちゃんも日直じゃなかったよ」

律「そうだな、そこまでは正解」

唯「うーん、じゃあ誰だろ…?あっ!?」

唯「わかった!私だった!!!」

律「やれやれ」

律「澪とムギはお前の代わりに日直の仕事片付けてるんだぞ」

唯「大変、私教室に戻るねっ!!!」

律「えーっ、行くなよー」

唯「えっ、何で?」

律「今まで一人で待ってたのに、また一人する気かー?」

唯「えー、でも二人に悪いし」

律「うさぎと律っちゃんは寂しいと死んじゃうんだぞー」ウルウル

唯「それなら律ちゃんも二人を手伝えばよかったのに」

律「だってめんどくさいー、それにお前がそれを言うなー!!!」ガバッ

唯「わーっご勘弁をー」キャッキャッ

律「このこのー」キャッキャッ

唯『律ちゃんと一緒だと楽しいな』

唯『律ちゃんも大好き』ギュッ

律「おっ、唯も反撃かー?」

唯「」モゾモゾ

律「あははっ!ちょっと唯、くすぐったいよ、止めろよー」キャッキャッ

唯「」サワサワ

律「わわわっ、なんだよ、くすぐったいって、降参降参!!!」

唯「律ちゃん…」チュッ

律「えっ!!!何してるの?ストップ!もうお前の勝ちでいいから、あ、ちょっと…」

律「ダメだよ、唯…、もうホンとに…  あっ」


律「こっこれは…なるほどな、そういうことか」

唯「どうしたの律ちゃん?」

律「気安く俺の名前を呼ぶな」

唯「そんな、酷いよ律ちゃん」

律「それから俺の友達の体から出て行ってもらおうか色魔めっ!!!?」

唯「!?」

色魔唯「なぜわかった!?」

律「そんなこと寺生まれには当然のことっ!!!」

色魔唯「まさかっ、貴様がぁ!!!!」

律「冥土の土産に教えてやる…寺生まれのTさんってのは」

律「この田井中律様のことだっ!!!破ーっ!!!!!」ドギューン

色魔唯「うぎゃーぁぁぁぁぁああああああ!!!!!!」ドカーン

律「ふん、他愛も無い」

唯「あれ?私なんで部室に…?」

唯「あ、律ちゃん!?」

律「唯、もう大丈夫だぞ!」

唯「???」

律『どんな悪霊が襲って来ようが、俺が絶対にみんなを守ってみせる』

律『そう、寺生まれの名にかけてっ!!!』

和「どうやら奴がやられたようだな」

澪「しかし奴はわれ等四天王の中では最弱」

紬「寺生まれの田井中律か…どこまでやれるか見せてもらうぞ」


寺生まれTの戦いは続く        完




最終更新:2010年10月15日 16:05