ぬちゅ…ぬりゅっ…
憂の出来上がったソコに指を挿れたような音がする。

唯「ふわぁ…憂の体温だぁ♪あったかい~♪」
唯はその温もりを感じホッとした声を上げる。

澪(姉妹でえっちするなんてぇ…私とあずにゃんはまだなのにぃっ!!
  ちょっと… …限界かも??)

興奮した澪は口から熱い湯気を漏らし、内股をモジモジとさせ始める。

我慢の限界を迎えた澪は、平沢家のリビングに居たときからずっと疼いていた左手を
そっとスカートの中へ忍ばせ、自分の花弁を確認しはじめた。


指先から感じ取る感触。
彼女のショーツはぺっとりと秘部に張り付いており、くっきりと蕾の形を成している。

澪「んむふっ… ふっ…」

声が溢れぬよう、強く右手で口を押さえ左手を器用に動かした。

つっ…と下着の上からぷにっとした人差し指の腹でクレバスをなぞる。
彼女はその度声を漏らしそうになるが、必死に堪えた。

澪(やばっ…指が止まらない… 違うことを考えないと… 別なことを考えないと…)


憂「お姉ちゃん、もうそろそろで出来上がりそうだね♪ ふぅ…  はぁ…」

むくちゅっ!ぬちゅっ!
イヤホンから澪の耳を刺激する粘ついた音は、徐々に激しさを増していった。
そして、イヤホンの音に同期するくちゅくちゅと水っぽい音。
とろりと垂れる蜜は、はたはたと地面に落ち染みを作る。

ぷみゅ… くりゅ… 
澪「んぅっ! んむぅっ!」
 (あずにゃんの舌がっ、ぺろぺろっっって…! そこ、クリ…だめぇっ!!)

桃色に染まった秘部を納めようと必死になる澪の意思に反し、
唯と憂が奏でる粘ついた音に反応する左手の動きは止む気配がない。

彼女は自分自身のヒクついた花弁を納める切り札を使った。
澪(あずにゃぁ…ん、途中でごめ…ん…)

いざという時に使う切り札。
それは、紬の眉毛を想像することであった…
太く凛々しく、ぼさぼさで黄土色に熟成した色をしている眉毛である。

澪「ふぅ、一瞬で収まった…ムギ、ありがとな。」

再度、体の神経を全て聴覚に集める。

立て続けに聞こえる、いやらしく水っぽい音と戦いに勝利した澪…しかし…

唯「きょ…今日は激しいね、う…ういぃ…」

憂「だって、二日ぶりでしょ?徹底的にやらないとダメなんだよ? ふっ…はふぅ…
  だからお姉ちゃんのとこ、こんな水溜りを作っちゃうんだよ??」

ぐっちゅ… ぐっちゅ…
下劣な音色は徐々にテンポアップし、二人の吐息は熱く、荒くなっていく。

唯「ういっ…も…だめぇっ!」

憂「私も… 限界…っ!」

ぷっちゅ…くちゅ…
悩ましげな声と同時に、二人が奏でる淫猥な音は徐々に弱まり、
やがてそれは終わりを告げ、イヤホンからはホワイトノイズ交じりの吐息が聞こえる。


唯「…ふぅ、ぬか床をかき回すのって意外と大変なんだよね。
  この時期なんて、寒いからやんなっちゃうよ~…」

憂「お姉ちゃんったら、毎日やらないから水が出てきちゃったじゃない…」

唯「てへっ、ごめんね☆」

澪「なんなんだこれは…」

無気力にふらっと立ち上がりガレージに形跡を残したまま、よたよたと帰る澪。

ガチャッ

憂「おねえちゃん、ちょっと門閉めてくるね~」

勝手口を開け、見回りを始める憂。
無論、その形跡を見逃すことはなかった。

オンナノコの香りがするガレージ、少しだけ温度と湿度が高く、
地面の一部は水分を吸った跡があった。

憂(う~ん、猫を好むネズミなんて初めてかもしれない♪)
彼女は胸をはずませスキップし、全ての戸締りを終えた。

憂「明日が楽しみだな~っと」


―翌日―
♪~音楽室~♪
唯「やっほ~」

律「お、掃除当番終えてようやく登場したか、このっ!」

ぐりぐりと唯の頭をいたずらに小突く律に対し、
なぜか顔を赤らめて身を潜めている少女の姿があった。

唯「澪ちゃん、どうしたの? 昨晩から何かおかしいよ?」

澪と唯の緩い発言を照らし合わせ素早く反応する律、その表情は修羅の形相をしている。
包丁をズブリと刺すような視線を唯へ向けた。
いきなりの出来事に、さすがの唯も驚きの表情を隠せない。

唯「り…りっちゃん、目が怖いよ…」

震えた声を出すし、早くも彼女の目からは滴が溢れ出そうになっている。
その怯えた声がナースコールの様に届いたのか、破壊せんばかりの勢いでドアが開いた。


ドタンッ!

憂「お姉ちゃんっ!」

梓「はやっ!!」

突然の状況に反応する梓、それは連鎖を引き起こし澪へ繋がる。

彼女の体はピクンッと跳ね、じっとりと全身から汗を噴出した。

澪(あずにゃん…ごめんね、私のほうが早くて…
  ほんとは私と一緒にイきたかったんだよね?
  昨日は私ばかり気持ちよくなっちゃってゴメンよぉ…あずにゃぁぁん…
  見捨てちゃやだよぉ。)

若干目を紅色に染める瞳には、唯同様に涙を溜めている。
その澪を見て、ぽ~っと頬を染める律の姿があった。

律(モエモエ…キュン?)

トテトテと唯に向かうかと思われた足音は、澪の元へ向かっていた。
憂「澪先輩、昨晩CDとDVD忘れて行ったみたいなので、お返ししておきますね♪」

憂は無印ラベルのディスク2枚をテーブルに置き、
よしよしと唯をなだめ2人は音楽室を後にした。

澪(CD?DVD?そんなもの忘れて行ったか…?)

ふと昨晩、ガレージで粘ついた音をオカズに花弁を弄んでいたことを思い出した。
どんどん真っ赤になっていく澪。彼女の頭から煙が出てもおかしくはない。

律「澪!ぼ~っとしている場合じゃない!早く二人を尾行しないと!!」

澪「…まだやるの…?」
放心状態で立ち上がり、ふらふらと蛇行しながら音楽室のドアを目指す。

紬「…」
ふとスポンサーへ顔を向けようとしたその時、
ぽわぽわとした声援が聞こえた。

梓?『澪にゃんガンバルにゃー!』


梓「紬先輩、なんですかそれっ!?」

それは、ふりふりと動く"あずにゃん"を模したパペットであった。
さすがに声を出すことはできないが、とても可愛く出来ている。
"あずにゃん"をふりふりさせ、紬は澪に近づき…

ぽすっ

と軽い音を立て、"あずにゃん"を澪のふくよかな胸元に軽く沈めた。
紬「がんばって、澪ちゃん♪」

改めて声援を贈り、"あずにゃん"を胸の上でもふもふさせる。

澪「だらっしゃぁぁぁぁっ!!」

澪は紬から"あずにゃん"を奪い取り、雄叫びを上げ、ジェットでも点けたかのような
勢いで音楽室を飛び出した。


律「へ??」

澪の奇行を目の当たりにした律の目は点になり、すっとんきょうな声を上げた。
そして、静まり返る音楽室…。

梓「あの…わたしのパペットなんて、いつの間に作ったんですか?」

梓は少し怪訝な表情で紬に問いかける。
すると、紬はゴソゴソとバッグを漁り5体のパペットを取り出し並べた。

ぽすぽすっ…ぽすっ… ぽすっ… ゴトン。

紬「うふふ…さわ子先生と一緒に、だいぶ前から作っていたのよ。
  この子達の出来栄え、如何かしら??」

彼女はぽわぽわと笑い、律と梓の反応を伺った。

律「…なんで私のパペットの頭だけアクリルでできているんだ…?
  鏡面加工までしてあるし…。」

夕日に向かうように仲良く歩く姉妹を追う。
今日は心強いマスコットキャラも一緒である。

てこてこ

憂「それでね、お姉ちゃんみたいに、今度わたしのCDが出…」
 (やっぱり澪先輩…私たちを尾行している…)

ギュッ

唯「憂、急にどうしたの?」

会話をピタリと止め唯の手をギュッと握り、軽くステップを踏み唯の目の前に立った。
そして、一度空いている手を唯の腰へ回したかと思うと、背中を伝い
そのまま肩へそっと添える。

澪(何!?何がはじまるんだ!?)

ぽっと頬を染め、序所に一つに重なる影に見入る。
澪は両手を胸へ当て鼓動を伝える…

あずにゃん『大丈夫だよ 澪にゃん』
澪「うん、梓の言う通りだ。…まずは落ち着こう…」


マスコットと会話を終えた澪は、軽く深呼吸をし改めて二人がいる方向を見る。
唯の目の前には、かかとを上げ背伸びをしている少女の姿がある。

あずにゃん『あれはキスをしているのかな?』

澪「そうみたいだ…ここは私たちも頑張らないといけないな」

あずにゃん『澪にゃん、こんな路上で恥ずかしいよぉ…』

ちゅ

澪は目を閉じ、パペットと軽くキスをした。
澪(あぁぁぁぁ!ついに、あずにゃんとキスしちゃったよぉぉ!)


すっ…
背伸びをしていた少女はかかとを地面へ落とし、
一呼吸置いた後握っていた手を離した。

憂「お姉ちゃん、肩にゴミがついていたよ?」

唯「お~、憂ありがと♪」

とてとてと二人は再度歩み始めた。


澪「…うわわわぁぁぁぁっ!!恥ずいっ!」

再度勘違いした澪。
周りを気にせずに叫び、顔を真っ赤にする。
そして恥ずかしさのあまり、コツコツとおでこで電柱を小突いた。



澪「も…元はと言えば、梓が変なことを言うから…なんだぞ」

頬を染め、つんっ…と人差し指で"あずにゃん"のおでこを小突いた。

あずにゃん『ごめんね、だって私も澪にゃんのこと好きなんだもん』

澪「そうだよな、私も梓のこと… って何を言っているんだ私は!?」
 (あぁぁぁあずにゃぁぁぁぁんっ!)

澪は自分自身の腕で体を抱きしめ、塀を背にゴロゴロと悶えた。
そうこうしているうちに日は沈み、またも二人を見失ってしまった。
シラフに戻り「しまった!」という表情をするも手遅れ。

急いで平沢家を目指して走りだした…。


「澪にゃん♪」

平沢家に向かう途中、"あずにゃん"に呼び止められた気がした。
"あずにゃん"を見つめる澪。
立ち止まってパペットを見つめる澪の後ろから、再度同じ声が聞こえる。

憂「へぇ~、澪にゃん面白いもの持ってるね。梓ちゃんそっくり♪」

クスクスと影を落とした笑いを浮かべる憂、片手にキラリと光る物を持っている。
それは昨晩澪が仕掛けたボールペンだった。

憂「そのボールペン、実はうちにもあるんだよね…澪にゃん♪
  盗聴ってしていいことなのかなぁ?それとも悪いことなのかなっ?」
 (盗聴器は両親が夜のプレイに使っているみたいだけど…それはまぁいいや。)

ニコニコしながらじりじりと澪に近づく憂、訪れる度に見ている穏やかな表情。
セリフと雰囲気のギャップが澪の恐怖感を煽る。



憂「ま、今日はいいか…」

目と鼻の先まで迫っていた憂は歩みを止め、ふわりとスカートを翻し澪を背にした。
ペタリと座り込む澪、ふっくらとした桃尻で冷えたアスファルトを温める。

憂「まずは今日渡したCDとDVD、併せて楽しんでみてください。
  とっても面白いですよ♪」

トコトコと数歩歩き振り返る憂は、さりげなくDVDのネタバレをした。

憂「うちのガレージって、防犯の為にビデオカメラが付いているんです」

それを聞いた澪は腰を落としたまま憂の背中を見送った。
彼女は全ての体温をアスファルトに奪われたかのように凍りつき、真っ青になっている。


♪~澪の部屋~♪
あずにゃん『大丈夫だよ澪にゃん、憂は悪い子じゃないよ。
      きっと、ホラー映画とかデスメタルだよ。』

澪「そうだよな、梓…」

"あずにゃん"をぷるぷる震わせ、不安な表情を浮かばせながら2枚のディスクを再生する澪。

…彼女の予感は的中した。
瞳に写る屋外で自分を慰める姿、耳に入ってくる自分の吐息…。
澪は全身を震わせ嗚咽混じりに涙を流しパペットを濡らした。

澪「あずにゃん…私を慰めて…」

そのままベッドに崩れ落ち、ギュッとパペットを強く抱きしめ全身を丸く縮めた。

澪「遊びのつもりだったのに、なんでこんなことになっているんだろ…」

ポツリとつぶやくが、"あずにゃん"は黙ったままである。


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最終更新:2010年01月27日 02:54