椅子「ぶんっ」 椅子「ぶんっ」 椅子「ぶんっ」 椅子「ぶんっ」 椅子「ぶんっ」
紬「かぁあああああああっ!!!!」 ゴォオ…
ガシッ! ギシッ! グシッ! ゲシッ! ゴシッ!
椅子「ぶんっ」 椅子「ぶんっ」 椅子「ぶんっ」 椅子「ぶんっ」 椅子「ぶんっ」
紬「さぁあああああああっ!!!!!!」 ゴォオ…
ザシッ! ジシッ! ズシッ! ゼシッ! ゾシッ!
椅子「ぶんっ」 椅子「ぶんっ」 椅子「ぶんっ」 椅子「ぶんっ」 椅子「ぶんっ」
紬「たぁあああああああっ!!!!!!!」 ゴォオ…
ダシッ! ヂシッ! ヅシッ! デシッ! ドシッ!
椅子「ぶんっ」 椅子「ぶんっ」 椅子「ぶんっ」 椅子「ぶんっ」 椅子「ぶんっ」
紬「はぁあああああああっ!!!!!!!!!!」 ゴォオ…
バシッ! ビシッ! ブシッ! ベシッ! ボシッ!
紬「ぜぇ…ぜぇ…これで椅子は全部!!!」 ゴォオ…
さわ子『甘いわっ!!!飛んでくるのは椅子だけじゃないわよっ!!!』 ニコッ
紬「えっ」
さわ子『そして頭上にも気を配るべきだったわねっ!!!!』
マイクスタンド「ぶんっ」
紬「!!!」
律「みんな! 上だっ! 避けろっ!!!!」
澪唯梓紬「おうっ!!」
バッ
ガッシャアアアアアンッ!!
紬 ダッ!
唯 ザッ!
マイクスタンド「ガッシャアン!!」
梓 タッ!
律 サッ!
澪 バッ!
さわ子『そうそれでいいっ! むしろそれは避けてもらわないと困るわ!
だって…講堂の中心で…皆の中心の位置にマイクスタンドを落されたら!!
バラバラの方向に逃げるしかないものねえっ!!!!』
ズ ン ッ ! ! ! !
澪「!」
さわ子『そうやって りっちゃんから引き離せば… 『プレッシャー』は十二分に効くようになる!!!
後は1人1人狩ればいい、そうよねぇ 澪ちゃんっ!!!!』 ギュイイイイイイン
ゴゥッ!!! ゴ
ゴゴ
律「おっとー! 私がどうしたってっ!」 ギュイイイイイイイン ゴゴゴ
ゴゴゴ
さわ子『なっ!!!! りっちゃん!? どうしてこっちに!!?』
ゴゴゴ
律「誰を狙うかわからない状況なら駆けつけられなかったさ
ゴゴゴ
瞬間移動に追いつくなんて出来っこないからな…
ゴゴゴゴゴゴ
でも移動先さえわかればそうじゃないっ!
ゴゴゴゴゴ
さわちゃんは絶対に澪を狙うってわかってたしな!!」 ゴォオ…
ゴゴゴゴゴゴ
さわ子『っ!!!!!』
ゴゴゴゴゴゴ
律「さわちゃんは瞬間移動で、殴ったり蹴ったりする攻撃はほとんど避けられるけど!
ゴゴゴゴゴゴ
それでも ”声”を 避けることはできないはずだっ!周囲に一瞬で届く ”声” ならな!
ゴゴゴゴゴゴゴ
だったらさわちゃんが一番最初に倒すべきは『クールダウン』の使える 澪ってことだろ?」 ゴォオ…
さわ子『…それがわかったから…』
律「?」
さわ子『それがわかったから何っ!?!』 カッ!!
ゴォオオオオオオオッ!!!!!!!
オオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!
律「っ…! やっぱり…『ヒートアップ』があっても
オオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!
この距離からの本気の『プレッシャー』はキツイか…っ」
オオオオオオオオオオオオオッ!!!!!
澪「り、りつ…っ!」 ガクガク…
オオオオオオオオオオッ!!!
さわ子『フフハハッ!!! これだけ近ければっ!!!
オオオオオオオオオオオオオッ!!!
『ヒートアップ』があったってまともに動けないでしょ!?! オオオオオオオオオッ!!
澪ちゃんなんて何とかうめき声を出すのが精一杯!!必殺技なんて使えるわけないわっ!!!』
澪「う…うぅ…」 ガクガク オオオオオオオオオオオオオッ!!!
オオオオオオオオオオオオオオッ!!!
さわ子『そして りっちゃん1人なら肉弾戦でも十分圧倒できる!!!』
オオオオオオオッ!!!!!!!
梓「じゃあ、もう1人増えたらどうですかねっ!!」 ブンッ
オオオオオオオオオオオオオオッ!!!!
さわ子『っ!!!!』 サッ
スカッ オオオオオオオオオオオオッ!!!
梓「くっ、これだけ強力な『プレッシャー』の下だと…
オオオオオオオオオオオオオオッ!!
『ヒートアップ』があっても…どうしても『スピード』が落ちちゃいますね…」 ゴォオ…
さわ子『梓ちゃんっ!!!』 ギリッ
オオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!
さわ子(迂闊だった…っ!!バラバラに逃げたって!!
オオオオオオオオオオオオオオオッ!!
梓ちゃんの『スピード』なら合流も一瞬…っ!!!)
梓「それじゃあ次行きますよっ!律先輩!!」 ギュイイイイイイイン!
オオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
律「おうっ!!!」 ゴォオ…
オオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!
律「おらぁあっ!!」 ゴォオ…
さわ子『この程度っ!』 サッ
オオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!
梓「後ろですっ!!!!」 スッ
さわ子『!!!!』 ササッ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
梓「そっちじゃありませんよっ!!!」 シュッ
さわ子『なっ!! ぐっ!!!』 ガシッ
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
さわ子(今更だけど『スピード』が厄介っ!!!
オオオオオオオオオオオオオオッ!!
精神攻撃の効かない梓ちゃんがこんなに強いなんてっ!!)
律「多対一に持ち込めればこっちのもんだ!!」 ゴォオ…
オオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!
梓「はいっ!」 ゴォオ…
オオオオオオオオオオオオオッ!!
さわ子『っ…!!』 オオオオオオオオオオオオオオッ!!!
律「よっしゃああっ!!!」 ゴォオ…
オオオオオオオオオオオオオオオッ!!
梓「せぇええいっ!!」 ゴォオ…
オオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!
さわ子『でも!! あんまり私を舐めないことね…っ!!!』
ガシッ ググッ オオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!
律「!!」 梓「!!」
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!
律「私達の攻撃を…っ!」
梓「同時に防いだっ?!」
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!
さわ子『腐っても私はケイオンジャー…!
この『プレッシャー』の効果の届く範囲なら私は無敵っ!!』
オオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!
紬「じゃあ、その外からの攻撃なら?」
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!
さわ子『は?』
さわ子(ムギちゃんの…あの位置から攻撃?) オオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!
オオオオオオオオオオオオオッ
紬「よいしょっと!」
オオオオオオオオオオオオッ!!!!!
マイクスタンド「あせあせ」
さわ子『まさかっ…!!投げっ?!』 オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!
紬「えいっ!!!!」 ブンッ オオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!
さわ子『っ!!!!!!!!!!!!!』
オオオオオオオオオオオオッ!!!!!
さわ子(ダメッ!! 今は両手が塞がってる!!無防備すぎるっ!!!!)
ガッシャアアアアアアアン!!!
ズ ン ッ ! ! ! !
さわ子『はぁ…… はぁ……』
さわ子『っ!!!!!!』
さわ子(…思わず『瞬間移動』で舞台まで後退してしまったっ……屈辱だわっ!!!)
さわ子(でも………澪ちゃん達は入り口付近………
この距離なら…大丈夫…… 澪ちゃんの”声”は… 『クールダウン』は届かない……
…一旦仕切りなおす!)
唯「さわちゃん、さわちゃん」
さわ子『!』
唯「ピース!!」 ブイッ
さわ子『なんだ、唯ちゃん… 舞台袖に隠れてたの…』
唯「うんっ!そうだよっ!」
さわ子『…出てきたところ悪いけど、唯ちゃんは私の敵じゃないわよ?
私にとって驚異的な必殺技を持ってる訳でもないし…
りっちゃんが近くにいないこの位置でなら…
『クイズ』で混乱させてもいいし、『プレッシャー』で気絶させても…』
唯「…さわちゃん」
さわ子『?』
唯「私達の勝ちだよっ!!!」 ブイッ
さわ子『はぁ? 何言って…』
澪 ≪ と き め き シ ュ ガ ー ≫
さわ子『っ…?!!?!』 ぞ わ っ! ! !
さわ子(う、嘘!!? し、しまった!?!)
さわ子『…』 プルプルプルプル
さわ子(か、体がっ 動かないっ!!!)
さわ子(て、て言うか… 今の澪ちゃんの…声…!!? どうしてっ!?
ど、どうやって 入り口近くから…この舞台まで声をっ!?!)
澪 ≪ 大 切 な あ な た に カ ラ メ ル ソ ー ス ≫
さわ子(! 澪ちゃんが持ってるのは ま、 マイク ?! )
澪 ≪ グ ラ ニ ュ ー 糖 に ブ ラ ウ ン シ ュ ガ ー ≫
スタンド「…」
さわ子(!!! じゃ、じゃあ… ム、ムギちゃんがマイクスタンドを投げたのは…
私に当てるつもりじゃなくて…っ 澪ちゃんにマイクを渡すためっ!?!)
澪 ≪ メ ー プ ル ハ チ ミ ツ 和 三 盆 ≫
唯「だから私は! 澪ちゃんがマイクを拾う一瞬の間!さわちゃんの気を引けばよかったんだよっ!」 フンスッ
さわ子(っ!!!!!やられたっ!!!!)
澪 ≪ あ な た の た め に カ ラ メ ル ソ ー ス ≫
タッタッタッタ…
律「そして!澪の『クールダウン』は聞いた相手の動きを封じる事ができる!!
動きを封じてさえしまえば『瞬間移動』で逃げることもできないよなっ!!」 タッタッタ…
律「いけっ! 唯!!!!!!」 ギュイイイイン
唯「うんっ!!!」 ゴォオ…
澪≪ ち ょ っ ぴ り 焦 げ 付 い ち ゃ っ て も ≫
唯「いっくよーっ!!」 ゴォオ…
さわ子(!!!!!!)
さわ子(ちょっ、ちょっと待って!!!
いくらケイオンジャーの防御力があってもっ今は無防備っ!!
しかも相手もケイオンジャーで… 『ヒートアップ』がかかってる状態で…
そんな状態で殴られたらっ!!!!)
唯「やあああああっ!!!!!」 ゴォオ…
さわ子(動けっ!!! 動けぇっ!!!!
私のからだああっ!! 動けぇえっ!!!!)
澪≪ あ な た の 火 加 減 で お い し く な る の ! ! ! ≫
さわ子(動けえええええええっ!!!!!!!!!)
ゴ ス ッ ! !
唯「…」 ググッ
さわ子『あ… ぐぅっ…… かはっ…!』
バタン!
さわ子『…』
唯「…」
律「…」
澪「…」
梓「…」
さわ子『…』
澪「さわ子…先生?」
梓「気絶してる…?」
紬「て言う事は…」
唯「勝った…?」
律「…ああ…
私達の勝ちだ!」
澪梓紬唯律「勝ったぁああああああっ!!!!!!!!」
最終更新:2010年10月15日 22:41