巨大さわ子『 ノ―┬ / ──┼ \ \\ 〃 ――― ┃ ┃ ┃
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律「っぅう!! 豪快なプレッシャー…!」
澪「ああ… でも…この程度のプレッシャー! ━━┓〃 ━━┓〃 ━━┓〃 ━━┓〃
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いつものライブに比べたら全然平気だっ!」 .━━┛ .━━┛ .━━┛ .━━┛
律「おっ、澪! 言うようになったじゃん」
梓「でも澪先輩の言うとおりです!」 ━━┓〃 ━━┓〃 ━━┓〃
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律「ああ、このくらいのプレッシャー!ライブ中の私達は慣れっこだったな!」 .━━┛ .━━┛ .━━┛
紬「その通り!」
唯「イエッス!」
ギー太「…」
唯「ギー太…」 ギュッ
唯「うん… そうだよ… 私達は ただの女子高生じゃなかったよね」
律「ああ、私達にはちゃんと…私達の力があった!」
紬「私達の力…繋がりの力、ケイオンジャーの心の力…
そして最後にもう1つ……心を繋げるための力!」
澪「ああ、それは私達の… 最大限で… 最高の力だ!」
梓「はい!その力は…音楽!! 私達には音を伝える力が…皆を楽しませる力があります!!」
唯「うん、私達は音楽の力でなら… きっと世界を変えることだってできる!」
梓「私達が今からするのは最高のライブ!!!」
唯律澪紬「おおーっ!!!」
澪「私達の気持ちを皆に伝える音楽!!!」
唯律梓紬「おおーっ!!!」
唯「そして…さわちゃんの目を覚まさせるほどの!すっごい演奏だよ!」
律澪梓紬「おおぉおおーっ!!!!」
唯「聞いてくださいっ!!!
ふわふわ時間!!!!!!!!!!!」
律「1、2、3!!」
♪『ふわふわ時間』
♪ ♪ ♪
巨大さわ子『!!』
…
和「!! この音は…」 ♪ ♪ ♪
信代「軽音部の…!」 ♪ ♪ ♪
いちご「…ふわふわ時間…」 ♪ ♪ ♪
…
唯「 ♪ 君を見てるといつもハート DOKI☆DOKI ! 」
澪「 ♪ 揺れる思いはマシュマロみたいに ふーわ☆ふわっ !」
唯「 ♪ いつもがんばる!」
澪「 ♪ いつもがんばる!」
唯「 ♪ キミの横顔!」
澪「 ♪ キミの横顔!」
唯「 ♪ ずっと見てても気づかないよね」
巨大さわ子『 うっ うぐぅ ……… ああああああっっ!!!』
律「! 効いてるのか?!」
紬「これなら…行けるかも!」
唯「 ♪ 夢の中なら!」
澪「 ♪ 夢の中なら!」
唯「 ♪ ふーたりの きょーりぃーっ!」
澪「 ♪ 縮められるのになぁーっ!」
巨大さわ子『…うううううううううっ ガアァッァアっ!!!!!』
巨大さわ子『 ┼─┐〃 ――― ─── ─── ─── ─── ─── ─── ┃ ┃ ┃
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唯「!!」 澪「!!!」
梓「『プレッシャー』…!」
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律「大丈夫だっ!!!」 ギュイイイイイイン ┃ ┃ ┃ ┃ ・ ・ ・
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唯「りっちゃん!」 ゴォオ…
澪「律…」 ゴォオ… ━━┓〃 ━━┓〃 ━━┓〃 ━━┓〃
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律「続けるぞ!」 ゴォオ… ━━┛ .━━┛ .━━┛ .━━┛
唯「うん!!」 ゴォオ… 澪「ああっ!!」 ゴォオ…
唯「 ♪ あぁ カミサマお願い
二人だけの Dream Time くだーさい!」
澪「 ♪ お気に入りのうさちゃん抱いて
今夜もオヤスミ ♪」
唯「 ♪ ふわふわ時間(タイム) 」
澪「 ♪ ふわふわ時間(タイム) 」
…
憂「…」 パチクリ
唯「 ♪ ふわふわ時間(タイム) 」
澪「 ♪ ふわふわ時間(タイム) 」
憂「お姉ちゃんの声だ…」
…
唯「 ♪ ふわふわ時間(タイム) 」
澪「 ♪ ふわふわ時間(タイム) 」
…
憂「行かなきゃ…
お姉ちゃんのところにっ!」
唯「 ♪ ふとした仕草に今日もハート ZUKI ★ ZUKI !」
澪「 ♪ さりげな笑顔を深読みしすぎて over heat !!」
…
瀧「軽音部は…あのロボットの上で歌ってるんだよね?」
佐藤「うん、音楽が聞こえるから間違いないと思うけど」
三花「ここからじゃ良く見えないね」
…
唯「 ♪ いつか目にした 」
澪「 ♪ いつか目にした 」
唯「 ♪ キミのマジ顔 」
澪「 ♪ キミのマジ顔 」
唯「 ♪ 瞳閉じても 浮かんでくーるよ」
…
和「皆 行きましょう!」
姫子「行くって?」
和「あの子達がよく見える場所に!」
姫子「! …そうだね!」
松本「みんな、行こっ!」
三年二組「おおーっ!!」
唯「 ♪ 夢でいいから」
澪「 ♪ 夢でいいから」
唯「 ♪ 二人だけの Sweet time 欲ーしいのっ !」
巨大さわ子『ぅうぅぐぅううううううっ!!!!!!』
唯「 ♪ あぁ カミさまどうして 好きになるほど」
律 (さわちゃん…聞こえるか!私達の演奏が!!)
紬 (届いてますか?…私達の伝えたい音…伝えたい気持ちが!)
澪「 ♪ Dream night せつないの」
澪 (さわ子先生は…私達の軽音部の大切な…仲間です!)
梓 (だから… 戻ってきてください!私達のところに!)
唯「 ♪ とっておきのくまちゃん出したし 今夜は大丈夫かな?」
唯 (お願い! 元の優しいさわちゃんに戻ってっ!!)
巨大さわ子『あああっ… がっぁあぁあっ…っ!!!!!
ケイ… オンジャアァッ……!!!』
♪ ♪ ♪
ぶしつ!
川上「…」
ガチャ
紀美「やっぱり… ここに居たのね」
川上「…クリス」
紀美「…」 キョロキョロ
川上「…」
紀美「ふーん 今の軽音部室はこんな感じになってるんだ」
紀美「ん?」
トンちゃん「…」 コポコポ
紀美「…亀? なんで?」
川上「…さぁ」
紀美「でも…変わらないわね… この場所は…」
川上「そうね… 私達の時と…全然変わってない」
♪ ♪ ♪
唯「 ♪ 」
巨大さわ子『あああああああっ……!!!!!!』
…
紀美「……さわ子 押されてるわね」
川上「…うん」
紀美「……いい曲ね」
川上「…うん」
紀美「…そう言えば ケイオンジャーに変身できる条件って…覚えてる?」
川上「…”音楽を愛する女子高生” だっけ…」
紀美「そう…それが私達が聞かされてたケイオンジャーに変身できる条件」
川上「…でも年齢制限は実は無いわよね
確かに衰えてはいるけど… 私達まだ変身できるし…」
紀美「夢と愛を奏でる正義の味方 ケイオンジャー」
川上「えっ?」
紀美「本当に大事なのは心よ 如何に心が愛と夢に満ちているか… それが本当の条件」
川上「…愛と… 夢?」
紀美「そう、夢… 年齢制限って言うのはただたんに…
思春期の夢見がちな時期の少女達が 本当の条件にぴったりだったってだけの話」
川上「ふーん…まあ大人になると…だんだん夢とか無くなっていくものね…
でも、それで行くと私達はまだ夢見がちな少女ってことかしら?」
紀美「そりゃそうでしょ、厨ニ的な口上を 恥かしげも無く 宣言するなんて いい年した大人にはできないわよ」
川上「確かに年下の女の子達に 大人げもなく マジになったりするのも 大人がする事じゃないわよね」
紀美「アハハ 言いたい事があるならはっきりいいなさい」 ニッコリ
川上「ウフフ そっちこそ」 ニッコリ
♪ ♪ ♪
唯「 ♪ もすーこし 勇気ふるーって しぜーんに話せば
なにーかがかーわるのーかなー そんな気するーけどー」
…
紀美「ケイオンジャーの力も同じ… 如何に心が愛と夢に満たされてるか
だから、あの子達は…強い」
川上「うん、愛も夢も文句なし…よね」
紀美「ただあの子達は その…ポワポワしてるって言うか…
宙に浮いてると言うか… ま、そんな感じで力を引き出しきれてないのよね」
川上「だから その力はとっても不安定…」
川上「…でも… この演奏を聴いてたら…」
紀美「…そうね 演奏中のあの子達は きっと最強よ」
川上「ええ、本当に…」
…
唯「 ♪ だけどそれが一番難しいのよ
話のきっかけとかどうしよ! てか段取り考えてる時点で全然自然じゃないよねぇ…
あぁもういいや寝ちゃお!寝ちゃお!寝ちゃおーっ!!」
澪「 ♪ そう寝ちゃおーっ!!」
…
川上「ほ、ほんとうに……」
紀美「……た、たぶん最強よ」
唯「 ♪ あぁ カミサマ お願い 一度だけの」
澪「 ♪ Miracle Time ください!」
唯「 ♪ もしすんなり話せればその後は… どうにかなるよね!」
唯「 ♪ ふわふわ時間」
澪「 ♪ ふわふわ時間」
唯「 ♪ ふわふわ時間」
澪「 ♪ ふわふわ時間」
唯「 ♪ ふわふわ時間」
澪「 ♪ ふわふわ時間」
ジャアアン!!!
巨大さわ子『ぐうわあああああああああああああっ!!!!!!!!!!!!!!!!!』
巨大さわ子『あああ… ああっ…… あ…』
唯「…」 ハァ ハァ
澪「…せ、先生は?」 ハァハァ
巨大さわ子『…』
紬「…動かない…ね?」
梓「私達の演奏を聞いて暴れるのを止めた… ってそんな感じじゃないですよね…?」
律「ああ… どうにも…様子がおかしいな…」
巨大さわ子『…』
最終更新:2010年10月15日 23:30