はじめまして、ハムスターです
僕は今までムー太というお母さんに育てられてきたのですが…
憂「好きな子選んでいいよ、残りは純ちゃんの知り合いが引き取るって…」
梓「えっと…じゃあ…」じー
子ハム「zzz」
子ハム「zzz」
子ハム「zzz」
子ハム「zzz」
子ハム「チチッ」ポリポリポリ
梓「…この子ください♪」
今日からはこの子が育ててくれるみたいです。
番外編 はむにゃんの研究レポート
唯「はい、手に乗せてみて♪」スッ
梓「あ…あったかい//」
はむ(はなしてくれ~)かぷっ
唯「ああっだめだよ噛んじゃ!」
梓「大丈夫です…これからよろしくね♪」
この子結構やさしいみたいです
梓家
梓「はい、新しいお家だよ」
はむ(流石に1人(匹)だけだと籠もひろいんだな~…)
はむ(お、あれは前の家でまったく使えなかった滑車…)
はむ「チチッ」カラカラカラ
梓「やっぱりハムスターって走るの好きなんだ…」
はむ(好きって言うかほかにやる事がないんです)
梓「名前…どうしよう…」
はむ(おお、走ってみたら意外と面白い…)カラカラカラ
梓「…あずにゃん…はむにゃん!今日から君ははむにゃんだよ」ナデナデ
はむ「チャウッ!!」ビクッ
梓「あ、ごめん…大丈夫?」
集中してるときに触られるとけっこうびびります。
梓「餌…とりあえずひまわりの種があるけど…」
はむ「チチッ」パリパリ
僕みたいに小さいハムスターにとってはひまわりの種は大きすぎるときがあります
はむ(なかなか食べられない…)パキパキパキ
梓「殻は剥いてるのに食べてない…」
梓「殻を剥いてからあげればいいのかな?」
数分後
梓「全部剥いてあげたよ♪」
はむ「…」
なんだろう少し悲しい…
梓「やっぱり大きすぎたんだ…ごめんね、気付かなくて…」
はむ「…」パリパリ ←半分に切ってもらった
梓(…種…おいしいのかな?)ちらっ
はむ「?」パリパリ
梓「駄目駄目!さて、練習練習!」ガチャッ
おなか減ってたのかな?分けてあげても良かったけど…
飼い主さんはギターって言うのが好きらしい
ギュイィィィイイイイン
はむ「…」じー
ジャガジャアアアアン
はむ「…」じー
梓「?はむにゃんギターに興味あるのかな?」
意外と耳がいいハムスターにとっては拷問に近かったりする
飼い主さんの髪の毛は二つにまとめられてる
梓「さてと…お風呂はいらないと…」
もし誰か他の人がいても髪型で飼い主さんってわかる気がする…
数分後
梓「ふぅ…お風呂気持ちよかった~」 ←髪解いてる
はむ「…」じー
梓「?」
あなただれですかああああああ?
梓「じゃあおやすみ、はむにゃん…」カチッ
飼い主さんはおやすみって言ったけど僕にとってはここからが楽しい時間である。
はむ(せっせ、せっせ…)カラカラカラ
はむ(せっせ、せっせ…)カラカラカラ
はむ(ひまわりおいし~)ポリポリ
はむ(せっせ、せっせ…)カラカラカラ
僕の楽しい夜は滑車とひまわりだけで終わる…
梓「じゃあ学校いってくるね…」ガチャッ
はむ「zzz」すやすや
梓「ただいま~」
はむ「チチッ♪」むくっ
僕の辞書にお昼なんて言葉はない
梓(ハムスターってほんとに何でも食べるのかな?)
ってわけである日、僕の家の中にあま~い香りのするものがいれてあった…
はむ「…」ペタペタ
はむ「…」つんつん
はむ「…」がぶっ!
ぶしゅっ
あっ!野生の餡子が飛び出してきたっ!
梓(やっぱり鯛焼きは駄目かな?)じー
飼い主さん、僕はこれをどうしろと…
はむ(あれ?でもけっこうおいしいかも)パリパリ
梓(あ、食べ始めた…)
はむ「…」パリパリ
ぶしゃっ
はむ「…」パリパリ
ぶしゃっ
梓「…」
結局あま~い香りの黒い塊だけが残った
はむ(パリパリしておいしかった…) ←皮だけ食べた
梓「じゃあおやすみ、はむにゃん…」カチッ
飼い主さんはおやすみって言ったけど(ry
はむ(せっせ、せっせ…)カラカラ
ピトッ
はむ(…)
でちゃおー☆
ハムスターにとって脱走なんて簡単なこと
カチャッ
ひょいっ
はむ(さて…何をしよう…)トトトトト
あ、これって飼い主さんのギター…
どうやって弾くんだろう?
はむ「…」トントン
はむ「…」つんつん
ん?なんだこの紐…
そういえば飼い主さんはこの紐を手でなぞってたっけ…
つんつん
ぺたぺた
ガシガシガシ
プチンッ!
はむ「」
朝
梓「うわっ籠が開いてる!!」
梓「はむにゃ~ん!?何処にいるの!?…あっ!」
はむ「zzz」
梓「こんなところに…駄目だよにげちゃ!!」ぎゅう…
梓「勝手に出てきて…あれ?ギターが好きなの…うわああ弦がああああ!」
これ以後僕の家には洗濯バサミという封印がかけられた…
最終更新:2010年01月25日 22:01