次の日、私たちは学校を休みました。
 あんなことがあったから仕方ない――やさしいお姉ちゃんはそう言ってくれます。
 けれども……お姉ちゃんに甘えようとする度、あの掲示板の書き込みが頭をよぎるのです。
 心ない書き込みの中には私のクラスメイトだという人もいました。
 同じ教室にいて、それでも陰であんな風に思われていた……そう考えると、お姉ちゃんの気持ちでさえも曇りがあるように思えてしまうのです。

憂「……ねぇお姉ちゃん」

 お姉ちゃんの部屋で抱きしめられながら眠っていた私は、はずみで問いかけてしまいます。

唯「なあに、憂?」

憂「私のこと、いやだよね?」

唯「……そんなことないよ」

 私はお姉ちゃんに、何を言わせようとしたのでしょうか。

 大好きな人のことさえ信じきれない最低な私はお姉ちゃんの腕の中で、わざと困らせるようなことを言ってしまいます。
 そんなことしたって、ますます嫌われるだけなのに。

唯「ねぇうい……こわいの?」

憂「うん……ごめんなさい」

 じゃあさ、私の気持ち、おしえてあげるね。
 お姉ちゃんはそう言うと、涙で赤くはれた私の目をそっと閉じて、くちびるを重ね合わせました。

唯「……これでも、こわい?」

 薄暗い豆電球の灯りの下で、お姉ちゃんはちょっと涙ぐんで、けれどもいつものように笑ってくれました。
 私は無我夢中でお姉ちゃんを抱きしめ、胸に自分の顔を押し付けるようにして泣いてしまいます。
 そんな涙に濡れた私のファーストキスは、海のように塩からい味でした。

 いつしか教室へ足を運べなくなりました。
 学校の廊下を抜けて、三階の一年生の教室に向かって、引き戸を開けて席に着く。
 あとは本でも読んでやりすごせばいい。
 そう、頭の中で何度も繰り返すのですが、教室のドアの前まで来るとそれが開けられないのです。
 純ちゃんの友達と一緒に入って朝のホームルームと一時間目の授業まで受けたこともありましたが、そこでリタイヤしてしまいました。

 私はその教室が深海のようにえたいの知れない圧力に満ちた場所だと思うようになりました。
 クラスの子ともうまく話せず、自分だけが同じ生き物でないような錯覚さえ覚えたのです。
 結局、私はそれから二年生になるまでほとんど授業を受けられませんでした。

 お姉ちゃんはなるべく私と一緒にいてくれるようになりました。
 けれども……家にずっといると、私がお姉ちゃんをこの家に閉じこめているような気がして、とても罪深く感じました。
 泡のように消えてしまえたらと、何度も考えるようになりました。

 保健室の先生の薦めで、私はお姉ちゃんと何度か心療内科に通ったことがあります。
 病院はささやきあう言葉すら吸い取られるような静けさの中で、クラシック音楽が湧き水のようにさらさらと流れていました。
 場の雰囲気にけおされてしまって、診察の席でも私はなにがどうしてこうなったのかがうまく話せませんでした。

 お医者さんは私にいくつかの薬をくれました。
 不安感をなくす薬。
 ふるえを止める薬。
 よく眠れるようにする薬。
 けれどもどの薬も、ドアを開ける瞬間のあの強すぎる圧力を弱めてくれることはありませんでした。

唯「なんか、お薬間違えてるのかもね……私がういの薬飲んだら、風邪とか治っちゃったりして」

 何度目かの病院からの帰り道、お姉ちゃんはおどけてそんなことを言いました。
 たぶん私に効く薬はお姉ちゃんの温もりと笑顔だけなのだと、ひそかに思っては勝手に顔を赤らめてしまいます。

 たーくんと出会ったのもそのときです。
 お姉ちゃんが、二人で何かペットを飼ってみようと言い出したのがきっかけでした。

唯「二人で一緒に育てたら、なんだか私たちの子どもみたいだよね!」

 無邪気な笑顔でそう言われてしまうと、私もなんだかわくわくしてしまいました。
 お姉ちゃんとの子ども……今考えると、やっぱり恥ずかしいです。

 はじめ私は犬か猫を飼うのかなと考えていました。
 ですがお姉ちゃんはテレビで熱帯魚を飼っている家を見つけて「あれに決めたよ!」と言い出しました。
 気になって聞いてみるとお姉ちゃんは「わんこもかわいいけど、お散歩しなきゃいけないもん…」とぼやくのです。
 どうやら、外を出歩くのが怖い私のために、家の中で簡単に飼えるペットを選んでくれたみたいでした。

 そうしていつだかの心療内科の帰りに、ホームセンターの中のペットショップで小さなベタを一匹買いました。
 名前は、たーくん。
 私がベタをもじった名前にしようと言ったら、お姉ちゃんがつけてくれました。

唯「二人で考えた名前だと、本当に子育てみたいだね……えへへ」

 ちょっと顔を赤らめてお姉ちゃんは言うのです。
 そんなこと言われたら、私が照れちゃうよ……。

 ベタの飼い方はお姉ちゃんが調べてくれましたし、前に熱帯魚を飼っていた和ちゃんもいろいろ手を貸してくれました。
 二人や時々連絡をくれる純ちゃんのおかげで、家の中でなら少しは元気になれたようです。

 お姉ちゃんが学校に行っている間、私はお菓子を作ったりお掃除をしたり、教科書の予習を進めてみたりして過ごしました。
 放課後、五時半になるとお姉ちゃんは寄り道もしないで帰ってきてくれます。

 ただいま。
 おかえり。
 ……そんな言葉を交わしていると本当の夫婦になってしまえたような気になって、なんだかとてもうれしいのです。
 ひとりぼっちの家でお姉ちゃんの帰宅を待つことは、少しさみしいけどうれしいことでした。

唯「ういは私のお嫁さんだね…!」

 いつだかお姉ちゃんがくれたその言葉は、私たちの姉妹関係が壊れる予兆だったのかも知れません。

 秋も深まって窓の向こうの木々が色づく頃には、私はお姉ちゃんと一緒でないとどこにも行けなくなっていました。
 道行く人の視線が怖くて、いつ発作を起こしてしまうかも怖くて。
 気が付くと教室のドアどころか玄関さえもお姉ちゃんの温もりなしで開けられなくなっていたのです。
 私は家から一歩も出られず、ただただ家で登校するお姉ちゃんの帰りを待つ身となりました。

 やがて私は誘惑に負けて、少しずつお姉ちゃんにいじわるをしてしまいます。
 わざと身体を冷やしては風邪をひいてみたり。
 眠ってる振りをしてお姉ちゃんに抱きついて離れなかったり。
 じゃれ合って甘えているだけだったつもりが、いつの間にかお姉ちゃんが学校に行くのを邪魔するのがくせになってしまいました。

唯「もう……ういー、お姉ちゃんはちゃんと家に戻るから。ね?」

 玄関で靴を履いたお姉ちゃんに「いってらっしゃい」を言おうとするたび言葉に詰まりました。
 そして自然と手を握っては引き留めてしまうのです。
 お姉ちゃんは笑顔で私の頭をなでて、キスをしてから学校に向かいます。

 最初から、気づいていました。
 私がお姉ちゃんを家に閉じこめようとしてしまっていることに。
 けれどもいない間に心が変わってしまうことが怖くて、不安で、どうしようもなかったんです。

 ――お姉ちゃんを苦しめている私なんか、水に浮かぶ気泡のように弾けて消えてしまえばいいのに。

 心の底に焼き付いた自分を傷つける言葉は、一人でいると頭の中で反響して……どうしようもなくなります。
 こっそりと包丁の先で指をつついて怪我をしてみるようになったのは、年末ごろからでした。

 ことの起こりから言えば、はじめ私はお姉ちゃんを心配させたかったのかも知れません。
 けれども次第に、私の行為は自分への罰へと変わっていきました。

 いくらお姉ちゃんを困らせたって、お姉ちゃんは私のことを受け止めてくれます。受け止めてしまいます。
 やさしすぎて、よけいに失うのが怖くなりました。
 いつか私がお姉ちゃんを求めすぎて、ついに見捨てられるんじゃないかと不安でたまらなかったです。

 人の気持ちも考えず、わがままを言う悪い子は罰を受けなければいけません。
 私は自分の身を傷つけたときのぴりりとした痛みと、皮膚に浮かぶ赤い血を感じることを勝手に自分への罰にしました。

 でも、どんなに自分を罰してみたところで罪が消えるわけではない。
 結局自分を傷つけることで自分の行いを勝手に正当化してるだけなんじゃないか。
 ……最初から、そんなことは気づいていました。

 今年の三月のことです。
 私はお姉ちゃんをこれ以上苦しめないために、最高で最悪なやり方を選んでしまいました。

 学年末テスト最終日の夕方、私はリビングでテレビをつけたまま掃除をしていました。
 番組を見るためというよりも人の声をそばで流しておくためでした。
 静かな場所は落ち着くけれど、あまりにそれが続くと自分がひとりぼっちなことをよけい思い知ってしまうからです。

 濡れた雑巾をバケツの上でしぼっていたら、夕方のニュース番組で引きこもりの特集が始まりました。
 そこに映った引きこもりの男性は、中学受験に失敗して不登校となり、十年近く社会復帰できないでいるそうです。
 彼は自分の家族に対して暴力をふるい、意のままにならないたびに部屋のものを壊したりと暴れます。
 家族はそんな男性を疎んじ、腫れ物に触るような態度でしか関わることができなくなっていました。

 彼のお姉さんは、音声を変えて目線を隠した状態で言いました。

 『私の人生は、あいつの世話のせいでめちゃくちゃにされたんです』

 機械でねじ曲げられた音声が、私の耳にはお姉ちゃんの心の叫びとして聞こえました。
 もう、お姉ちゃんに家に閉じ込めて世話をさせている自分に耐えられなくなりました。


 ――しばらくして、私はお姉ちゃんの叫び声で我に返りました。

唯「……ばか! なにしてるのさぁ…なんで、なんでそんなこと、するのっ」

 お姉ちゃんの腕の感触に気づくと、左の手首は真っ赤に染まっていました。
 床の向こう側にお姉ちゃんが投げ飛ばしたらしい包丁が転がっています。
 放心状態でまだ感情の追いつかない私は自分がなぜ泣き叫ぶお姉ちゃんに抱きしめられているのか、よく分からなかったです。

憂「……ごめんなさい。私が引きこもってるから、お姉ちゃんは迷惑なんだよね」

唯「私は憂が死ぬ方がいやだよ?! ばかじゃないの! なんで……なんでそんなことも分からないのさっ」

 どこか冷めた状態の私とは対照的に、お姉ちゃんは涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにして叫んでいました。
 お姉ちゃんの制服が汚れるからと身をよじっても、お姉ちゃんは私から離れようとしません。
 なので私の手首から流れ出た血がお姉ちゃんの制服をすっかり汚してしまいました。

 白い制服に広がった赤い染みが目に焼き付いて、ようやく自分がなにをしたのかを実感します。

 あ……そっか。
 私、死ぬこともできなかったんだ。
 またお姉ちゃんを心配させただけだったんだ。

 お姉ちゃんに抱きしめられたまま、どれぐらいの時間が経ったでしょうか。
 テレビはいつの間にか消えていて、お姉ちゃんと私のすすり泣く音だけがリビングに反響していました。

唯「……ういはっ、ういはわるくないの…わるいのは、わたしなのっ」

 お姉ちゃんは私を抱きしめながら、受験で私を追いつめてしまったことを謝るのです。
 悪いのは全部私なのに。
 今もこうしてお姉ちゃんの身体を汚しているのは私なのに。

憂「おねえちゃん…わたし、もう、おねえちゃんにね、ひどいことしたくないよ……」

 答えを求めた言葉では、なかったです。
 ただそのときは頭の中はどうしようどうしようごめんなさいごめんなさいとそんな言葉であふれていただけでした。
 それなのに、私を抱きしめるお姉ちゃんはとっておきの嘘をついてくれたんです。

 憂、引きこもりは私の方なんだよ。
 憂が家にいるのは、家でごろごろしてる私のお世話をするためなんだからね――

唯「……だからねっ、ういはね、ぜんぜんわるくないんだよ……むしろいい子なんだよっ」

 ありがとう、憂。
 こんな、ダメなお姉ちゃんのお世話をしてくれて。
 そう言うとお姉ちゃんは私になにも言わせないように、くちびるを自分のでふさぎました。
 一瞬こばもうとしたお姉ちゃんの舌を……私は受け入れて、自分のそれを絡め合わせたのです。

 こうしてその日から、私たちは共犯関係となりました。


 それからお姉ちゃんは不登校になりました。
 昼過ぎまで眠って、マンガを読んだりパソコンで遊んだりする毎日。
 私はそんなダメなお姉ちゃんのために、朝昼晩とごはんを作ったりお姉ちゃんのお話相手になったりとがんばります。

唯「ういー、アイスー…」

憂「おはようお姉ちゃん、お昼ごはん食べてからね」

 私たちはみるみるうちにお互いの演技に騙されていきました。
 気づけば本当に自分たちが「引きこもりの姉と、世話をする妹」のように錯覚するほどでした。

唯「……ごめんね、お姉ちゃんが引きこもりなせいで、憂に迷惑かけちゃって」

 お姉ちゃんは自分の身を呈して、家から出られない私に「仕事」を作ってくれたのです。
 私たちはたがいになくてはならない存在となりました。
 ……もちろん、悪い方の意味ですけど。

 同じ日の晩のうちに、私たちは身体の関係を持ちはじめました。
 お姉ちゃんが私を抱いてくれたのは、すぐ疑ってしまう私にはっきりと気持ちを伝えるためだった、いつだかそう言っていました。

 私が少しでも不安を感じないようにと、お姉ちゃんは私の髪の毛からつま先まで深く深く愛してくれました。
 身体の奥のやわらかいところに手を伸ばして、生乾きの私の手首ににじんだ血をなめながら言います。

唯「ずっと離れないからね。私は一生、憂のそばにいるからね」

 お互いの皮膚を溶かし合って、ピークに達した多幸感に意識が焼き切れるあの瞬間。
 ほんの数十秒、あの瞬間だけは私はお姉ちゃんと一つに繋がれた気がしたのです。

 満たされきってしばらくして気づくと、濡れた自分の指からはお姉ちゃんの匂いがしていました。
 お姉ちゃんはそんな私の指を、同じように水気の残る自分の指と絡め合わせます。
 絡まった太ももと、唇のなかをやわらかくなぞる感触は心の奥底の不安まで塗りつぶしてくれました。

 夜ごとに身体を求め合い、嘘の関係のなかで本当の気持ちを確かめ合う。
 私が欲していたのは、快楽というよりも実感だったのだと思うのです。

 生まれた時から仲良しだった私たちは夫婦となり、恋人となり、姉妹でもあり、そのどれでもなくなりました。
 現状がそのどれよりもすばらしい関係だということにして、二人そろって自分たちの依存心から目を背けたのです。


――――――

 ちょうど半年前と同じ、制服姿のお姉ちゃんの腕の中で私はこれまでのことを思い返していました。
 呼吸もいつの間にか治まっていて、手足のふるえもなく思うようにお姉ちゃんを抱きしめていられます。

 私の太ももから体温が冷たい廊下へと少しずつ流れていることに、今になって気づきました。
 お姉ちゃんは……泣き疲れて、私を抱きしめながら眠ってしまったみたいです。

和「……大丈夫そうね」

純「みたいですね」

 和ちゃんと純ちゃんが腕の向こう側でほほえんでいるのを見つけて、少しほほえみ返しました。
 何かあったら連絡するのよ、和ちゃんはそう言うとカバンを持って純ちゃんと二人で家を出ました。
 ドアが閉まる直前、純ちゃんが振り向いて言います。

純「……待ってるからね」

憂「……うん。ありがとう」

 純ちゃんは少しだけ目を細めて、それからドアの向こうへと消えました。
 すき間から見えた向こう側はお天道様も照っていて、散歩するにはとても気持ちよさそうな天気でした。

 なんだか長い夢から目覚めたような気がします。
 たぶん静かな海のように居心地のいい場所で、ハチミツみたいな甘い夢を見てきたのでしょう。
 そういえばお姉ちゃんはおととい、糖分も成長に必要だと言っていました。
 だったら……今まで見ていた夢も、私たちに必要なものだったように思えたのです。

 ふと、お姉ちゃんの腕時計を見ると午後二時を過ぎたところでした。
 私を抱きしめて、唇のはしっこから少しよだれをにじませて眠るお姉ちゃんは、いったいどんな夢を見ているのでしょうか。

憂「……お姉ちゃん起きて、もう昼過ぎだよ?」

唯「あれ…うい、起きてたの」

 私がそうささやくと、お姉ちゃんは眠りの海から目を覚ましたみたいです。
 ねぼけ眼のお姉ちゃんは、いつもと変わらないふわっとしたほほえみを浮かべていました。
 玄関の横の窓からは陽の光が射し込み、ドアの前をからりと照らしています。
 その温かみもいまは気持ちよくて、思わず一眠りしてしまいそうなところをこらえます。

唯「そと……はれてるねぇ」

憂「そうだね、あったかくて気持ちよさそうだね」

 少しずつ目を覚ましつつあるお姉ちゃんに抱きしめられて、窓の向こうを見上げてみます。
 いつか見た海のように澄んだ青空の中、誰かが飛ばした白い風船が空を泳ぐように漂っていました。

 私は、お姉ちゃんに言います。

憂「晴れてるし……お散歩に、行ってみたいな」

 ようやく眠りから覚めたお姉ちゃんは、やがてまぶしいほどの笑顔でうなづいてくれました。

唯「そうだね……じゃあ、一緒にいこっか」

憂「うん。手をつないで、外へ出よう」

 お姉ちゃんの手は、やわらかくてあったかかったです。

 私はシャワーを浴びて、服を着替えます。
 外出するのは本当に久しぶりなので、どうしてもどきどきします。
 それにやっぱり、まだちょっと怖いのです。
 半年ぶりの足を踏み入れる外の世界がどんな風なのか、想像もできなくて。

 だから髪を結った鏡の中の私もどこか不安げに見えました。
 けれども、鏡の向こう側に映ったお姉ちゃんが手を振った時――心のつかえが取れた気がしました。

唯「準備できた?」

憂「…うん」

唯「それじゃあ、いこっか」

 繋いだ手を離さずにお姉ちゃんがドアを開けて、私が歩き出すのを待っています。
 深呼吸を一つして……向こう側の世界へと、ゆっくり踏み越えました。
 おぼつかない足で少しずつ家を離れ、家の前の道路へと出ました。

憂「……あったかくて、きもちいいね」

唯「そうだね!」


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最終更新:2010年10月26日 20:03