お父さんとお母さんがいない夜。
家中のドアや窓を閉めてお姉ちゃんは私の部屋にやってきました。
唯「ういー。一緒に寝よう?」
にこっと笑うお姉ちゃんの目はいつもと違います。
唯「えへへ、お邪魔します」
お風呂から上がりたてのお姉ちゃんからふかふかと湯気が立ちこもっています
憂「お風呂の電気消した?」
唯「うん!」
憂「髪、乾かしてあげるね。」
唯「うーい。」
髪を乾かすと言っているのにお姉ちゃんはベットに座ります。
憂「…明日癖になっちゃうよ?」
唯「いいもん。おいで?」
両手を広げて手招きをするお姉ちゃんはすごく可愛いです。
ドキドキしながらお姉ちゃんの両腕の中に入りました。
唯「えへへー。」
すりすりと頬を合わせながら満足そうに抱きしめます。お姉ちゃんの胸から石鹸のいい匂いがします。
唯「うーい、ちゅー…。」
憂「んっ…。」
今まで何度もしているけれどお姉ちゃんとのキスは慣れません。
胸がきゅんと締め付けられて幸せいっぱいな気持ちになります。
一度顔を離します。お姉ちゃんが私をじっと見つめながら舌を出しました。
その顔がちょっと間抜けで可愛いです。
唯「うい、べー。」
憂「…べー。」
唯「んー。ちゅっ…ちゅぱ」
憂「んんっ…ちゅ」
ぎゅっ、ぎゅっと抱きしめる腕に力を込めながらお姉ちゃんは私の舌をぺろぺろと舐めます。
憂「はぁっ…お姉ちゃん…。」
唯「ういー…可愛いっ」
ぼふっと優しく押し倒されます。
唯「ちゅー。ん、ん」
憂「ん、くすぐったいよぉ」
額やほっぺに唇を押し付けます。不意に耳に息を吹き込まれピクンと反応するとお姉ちゃんはニヤニヤと嬉しそうです。
唯「憂はあったかいねー。」
こんな時でもお姉ちゃんは笑顔です。無邪気に笑いながらも手は既に私の服を脱がそうとしています。
憂「お姉ちゃん、ちょっと早いよー…。」
唯「だって久しぶりなんだもん、我慢できないよー」
憂「もうっ」
唯「うーい、ちゅう。」
憂「…ん。」
…
今年は珍しくお正月に両親が帰ってきました。
もちろん嬉しいけれどお姉ちゃんはちょっぴり不機嫌になりました。
二人に見つからないよう何度もキスを仕掛けるお姉ちゃんにめっと言うと落ち込んだ犬の様な顔をします。
お姉ちゃんの事だからバレても大したことにならないと思っているんだろうと思います。
夜中部屋に入ってくるお姉ちゃんを追い出してはの繰り返しで、結局今日の用に抱き合えるのは1週間ぶりとなったのです。
唯「うー憂分がまだ足りないよお。」
憂「もうっ…。」
しつこく体中にキスされます。お姉ちゃんはいつもこんな調子だからいまいち官能的な雰囲気には慣れません。
子猫のじゃれあいの延長なのでしょうか
でもお姉ちゃんの手が下に行くほど、キスの回数が増えるにつれて私はそんなほんわかとした気持ちになれなくなっていくのです。
憂「お姉ちゃん…。」
唯「んー?ちゅっ、」
憂「ふ…んっ…はぁっ」
唯「…色っぽいね、憂」
お姉ちゃんの目つきが変わりました。スイッチが入ったみたいです。
ペタペタと触っていた手がさする様に、揉むように変わります。
お姉ちゃんの手はとても冷たくて、触られるたび表面は冷えるのに体の内側は熱くなっていきます。
憂「んっ…。」
お姉ちゃんが胸を舐めるので私は背中に手を回し抱きつきました。
お姉ちゃんの肌は手とは違いとっても温かくてふわふわです。
こう二人で全裸で抱き合うととても落ち着きます。
お姉ちゃんがお腹に手を触れます。
無意識に腹筋を使ってお腹をへこませます。
唯「?どうしたの?ういー?」
憂「…なんでもないよ」
唯「…憂は全然太ってないから気にしなくていいんだよ。」
お姉ちゃんは私の事ならなんでもお見通しです。そんなこと言っても身長は私の方が低いのに体重は一緒。
お姉ちゃんは全然気にしていないけれど私は気にしちゃいます。
憂「…んっ」
お姉ちゃんの手が太ももにまで伸びました。シュッシュとわざと音が鳴る様に撫でます。
焦らしながら徐々にそこに近づいていきます。
唯「…すごいよ?」
憂「うう…言わないで…。」
唯「えへへ、可愛いよ、ういー。」
憂「んっ…ちゅっ…お姉ちゃん…」
頭がぼーとします。とっても幸せで、お姉ちゃんが可愛くて、気持ちいです。
憂「んっ…!」
お姉ちゃんの指が挿入されます。思わず声が漏れると凄く嬉しそうです。
唯「ちゅうううう…れろっ…ちゅ」
憂「ぷはっ…あ…ちゅ…ぁう」
キス魔のお姉ちゃんは指を動かしながら器用に舌も動かしキスをします。
私にできるのはそのキスに答えるくらいで後はお姉ちゃんしがみ付きながらされるがままになるしかありません。
唯「憂気持ちいい?」
憂「んっ…んっ…」
唯「可愛いなあ…んっ」
お姉ちゃんの指が抜かれ愛液を全体に伸ばします。
いつもならこのまますぐに2本目指が挿入されるのに今日は違います。
指を入れてかき回してはまた抜いてすり伸ばして、そんな事を繰り返すとお姉ちゃんは言いました。
唯「ちゅっ…ん、憂…」
憂「んぁっ…はむっ…お姉ちゃん…」
唯「ちゅ…ちゅぱ…」
憂「んっ…ちゅうっ…。」
唯「ねえ、憂?」
憂「ん…なあに?」
唯「お尻に…挿れてもいいかなあ…?」
憂「え…お尻…?」
唯「うい、ちゅう。」
憂「あ、ごめん…。」
唯「んー。…ちゅっ、ちゅっ」
憂「…ちゅ。」
キスをしながら肛門を指でぐりぐりと押されます。
憂「ちょっと…ん、痛いかな…?」
唯「…。」
憂「…んっ、あっ…!」
首を傾げた後お姉ちゃんは諦めたのか膣内に指を挿入しました。
憂「んっ…お姉ちゃんっ…」
唯「ういーはむっ…ちゅ…」
憂「あっ…ちょっと、激…ん~っっ」
唯「憂は本当にかわいいね」
憂「んっ…うぁっ…んちゅ」
そう言うとお姉ちゃんは嬉しそうに右腕を上下します。
ギー太を弾くお姉ちゃんの右腕は今夜だけは私の物です。
ピストンが早くなるにつれ声が漏れるようになって、ぐちゅぐちゅと粘膜のすれる音が聞こえます。
唯「はむ…もう三本入っちゃったよぉ?」
憂「うんっ…分かるよぉ」
こういう時のおねえちゃんの顔は普段のあどけなさがなくて全然違う人みたいです。
上目使いなのにカッコよくて、こんな表情を見れるのは私だけなのだと思うと嬉しく思います。
唯「…。」
憂「んんっ…!」
挿入して一分も経たないのにお姉ちゃんの腕が加速します。
憂「はぁっ…お姉ちゃんっ…もうっ?…」
唯「ういーちゅう。」
憂「んっ…くちゅっ・・・ちゅ」
お姉ちゃんの左手が背中に回されぴったりとくっつきます。
一週間できなかったのがそんなに辛かったのかもうラストスパートの体制です。
憂「んあっ…お姉ちゃん…来ちゃうよっ…。」
唯「イきそうなの?」
憂「うんっ、指がっ…ダメっ…」
唯「今日は早いんだね、憂」
憂「だってお姉ちゃんがっ…あっ」
じわじわと足の親指が熱いような冷たいような感覚に追われます。
次第に上半身に上っていき頭の中が真っ白になりそうです。
憂「お姉ちゃんっ…!」
もう限界です。両腕でぐっとお姉ちゃんを挟み込みます。
お姉ちゃんは余った左手で背中に回した私の手を払いのけ手を繋ぎます。
唯「憂っ、可愛い、可愛いよぉっ」
お姉ちゃんの息も荒くなってきました。
唯「好きっ、ちゅうっ…!」
憂「ちゅっ…んんっ…お姉ちゃん…!」
唯「ちゅ…いいよ。」
憂「んはぁっ…あっ…!」
お姉ちゃんの手を強く握り背中が跳ね除けました。
足を逸らせて、お姉ちゃんとキスをしたまま絶頂を迎えました。
憂「…う、はぁ…はぁ…。」
肩で呼吸をし、お姉ちゃんを見つめます。
唯「…。」
憂「はぁ…はぁ…。」
お姉ちゃんも目を逸らさず私の顔をじっと眺めます。
唯「…イった?」
憂「…うん…。」
唯「…ほっ。」
憂「んっ…ゆっくり…抜いてよぉ」
唯「ふへ、ごめん。」
右手を天井に上げ、蛍光灯に透かせます。お姉ちゃんはいつも挿入が終わった後は自分の手についた愛液を眺めては満足そうにします。
憂「…お姉ちゃんぎゅってして?」
唯「うんっ」
右手をズボンで拭って抱きしめられます。
お姉ちゃんとの行為で一番すきなのは終わった後にハグする事です。
唯「ん~あったか、あったか。」
憂「…うん。」
呼吸がやっとで落ち着きました。終わった後のだるい体にお姉ちゃんに包み込まれるのは幸せです。
唯「…ちゅ、ちゅ、ちゅうっ…。」
憂「んっ…お姉ちゃん…またぁ?」
唯「…だめ?」
憂「…いいよ。」
一回では足りなかったみたいでお姉ちゃんはまた私の体を弄り始めました。
唯「ちゅぱ…ちゅ」
憂「ん…そこやだ…っ」
唯「…憂の匂いがするよ?」
憂「…っ」
いくらお風呂に上がった後でも脇を舐められるのは抵抗があります。
私が恥ずかしがるとお姉ちゃんは嬉しそうにします。
二の腕に唇を挟み、強く吸いつかれます。
唯「ちゅぱ…はむっ、はむっ」
唯「んっ…ちょっといい?」
憂「えっ…うん。」
唯「…よっと」
ころんとお姉ちゃんに転がされ枕を顔に疼くめる体制でうつ伏せになりました。
唯「れろ…ちゅううう。」
憂「んっ…。」
ペロペロと骨に沿うように背中を舐められます。ちょっとくすぐったいです。
唯「ぺろ…ちゅっ…ちゅっ…。」
憂「…ふ…ん。」
唯「うい、ちょっと腰浮かせて?」
枕を抱きしめたままお姉ちゃんに言われたとおりにします。
唯「いい子いい子。」
背中を舐めたまま、両手を私の胸に回します。
憂「んっ…。」
唯「…おっぱいこっちの方が気持ちいね」
持ち上げたり、揉んだりと普段は仰向けで横に流れてしまう胸をお姉ちゃんはしつこく弄ります。
唯「れろっ――――つつー…。」
うなじから腰にかけて背骨に沿うように舌で直線を描かれます。
最初はすごくくすぐったかった背中もだんだん気持ちよくなってきました。
最終更新:2010年10月25日 23:53