律「何やってんだ・・澪・・・」

澪「んあっ・・・ハッ!」ビクッ

澪「りっ、律、これはだな、その・・・」

律「私のドラムスティックで何をしてたんだ・・?」

澪「あ、ああ、スティックの滑り止めのワックスをだな・・」

律「へー・・・ワックスがそんなところから出てくるんだ・・」

澪「いや、そうじゃないんだ!誤解だよ律!」

律「澪・・・お前、スティックの使い方を間違ってるぞ」

澪「いや、だからそうじゃなくて・・」

律「今から正しい使い方を私が教えてやるよ!」グリグリグリッ

澪「えっ、ちょっと、待って、ああぁああああ」

律「澪、いいか、ドラムは力一杯叩けばいいってもんじゃないんだ」スポッ

澪「(はあ、やっと抜いてもらえた)」

律「手首のスナップをきかせ、そしてムチのようにしならせて打つ」パシィーン

澪「イグゥッ!痛い、お尻はやめて、律!」

律「力いっぱい叩くと、すぐにスティックがダメになるからな、覚えておけよ」

澪(スティックよりも私のお尻が先にダメになっちゃうよ)

律「よし、次はストロークの基礎だ」

澪「律、よく分かった、勉強になったよ、また今後教えてくれ、な?」

律「ダメだ」

律「澪、お前、ドラムを馬鹿にしてるだろ?」パシーン

澪「アアンッ、そんなことないって!」

律「いーや、馬鹿にしてる」ピシッ

澪「ウウッ、ば、馬鹿になんかしてないよ!」

律「だってもうドラムを分かったつもりになってるじゃないか!」ビシーン、バシッ

澪「イダインッ(もうダメ・・)」


律「どうした、もう気持ちよくなったのか?」

律「お前はやっぱりとんでもない淫乱野郎だったんだな」

澪「違う!べ、別に気持ち良くなったわけじゃない!」

律「本当か?ただ痛がってただけのようには見えなかったが・・?」

澪「本当だ!痛かっただけに決まってるだろ!」

澪「さあ、もういいだろ?もう叩くのやめてくれ・・」

律「本当にやめてもいいんだな?」

澪「あ、ああ・・痛いのは・・もうコリゴリだよ」

律「じゃ、やーめた」

澪「えっ!」

律「『え?』ってなんだよ?やめてほしかったんじゃなかったのか?」

澪「ほ、本当にやめるのか?」

律「なんだ、続けてほしかったのか?」

澪「いや、そうじゃないんだけど、なんというか・・」

律「ま、ケツぶっ叩かれて喜ぶ奴なんているはずないもんな!」

澪「えっ、そりゃ・・い、居るわけ無いだろそんな変態」

律「そうだよなあ、そんなやつはどうしようもない変態野郎だ」

澪「あ、ああ」


律「それじゃあ、どうしてお前、こんな所がビチャビチャなんだよ、え?」クチュッ

澪「!」

律「本当は濡れ濡れになるぐらい気持ちよかったんじゃないのか?ん?」グチョッグチュッ

澪「ち、違う!そんなんじゃ、そんなんじゃない!」

律「あっそ」ピタッ

澪「?」


律「それじゃ、そろそろ唯たちも来るだろうし、馬鹿なことはもうおしまい!」

澪「え、ちょ、ちょっと律?」

律「なんだよ?さっきからはっきりしない奴だな」

澪「その、あの、えーと」

律「はぁ?まさかさっきの続きをして欲しいとか?」

澪「じ、実はそ、そうなんd・・

律「って、そんなわけないよな、ハハハハ、わりいっ冗談だから気を悪くするなよ」

澪「・・・」

澪「ヒグッ・・・グスッ・・・エグッ・・」

律「どうしたんだよ澪?なんで泣くんだよ」

澪「グスッ・・・だって・・だって・・」

律「泣いてるだけじゃ分からないだろ?」

澪「エグッ・・・律が・・・律が、私のこといじめる・・グスッ」

律「はぁ?私がいつお前をいじめたんだよ!」ニヤニヤ


澪「分かってる・・・分かってるくせに・・グスッ」

律「何がだよ・・」

澪「私が、グスッ・・・律に・・・律におし・・・おしr」

律「えっ?なんだって?良くきこえねえよ」

澪「お尻を・・・叩いて・・・もっと叩いてほしいのぉ!」

律「澪・・・」


律「澪、えらいぞ・・・よく言えたな」ナデナデ

澪「律・・・グスッエグッ」

律「お前のその言葉をずっと待ってたんだぞ?」ナデナデ

澪「りつぅ・・・グスッ・・」

律「別にいじわるしてたわけじゃないんだ」ナデナデ

澪「エッエグッ・・・ホント?」

律「ああ、ホントだ」

律「お前にはもっと素直に自分の気持ちを伝えられるようになって欲しかったんだ」

澪「律ぅ・・・ありがとう・・・ハアハア」

律「落ち着いたか?」

澪「ウッウッ・・・うん、もう大丈夫だよ」

澪「なあ、律・・・」

律「どうしたんだ、澪?」

澪「りっ・・・りっちゃ・・」

律「ほら、もっとはっきり!」

澪「り、律っちゃんて呼んでもいいかな?」

律「いいよ、澪ちゃん」

澪「ありがとう、律っちゃん!」


律「それじゃあ、澪ちゃん、これからエッチなことしましょうね?」

澪「うん!」

律「澪ちゃん、それじゃスカート脱いでもらおっか?」

澪「いや!」


律「澪ちゃん、どうして?」

澪「律っちゃんが脱がせてくれなきゃやだ!」

律「もー澪ちゃんは本当にワガママなんだから~」

律「それじゃあ、スカート脱ぎ脱ぎしましょうねー」

澪「うん!」


律「じゃあ、次はオパンツだよー、片足上げてね澪ちゃん」

澪「はーい」

律「はい、それじゃあ、これから澪ちゃんの大好きなお尻ペンペン始めますよー」

澪「やったー」

澪「律っちゃんはやくして!おねがい!」フリフリ

律「澪ちゃんは慌てんぼさんですね、それじゃいきますよー」バシィン

澪「グェッ」


律「・・・澪ちゃん?」

澪「ハッ!・・・ご、ごめんね、律っちゃん、つい」

律「澪ちゃん・・・、痛かった?」

澪「違うんだよ、律っちゃん!私ね、気持ちいいとあんな声だしちゃうんだ」

律「ウソだ!ホントは痛かったんでしょ?・・ねえ?」

澪「ホントだよ律っちゃん!ウソじゃないよ!」

律「分かったよ澪ちゃん、でも・・・あんな声は、出して欲しくないな」

澪「うん、分かった!」

律「それじゃ、いくよー澪ちゃん♪」ベシィンッ

澪「イダッァィいいイ・・ギモヂィイイ」

律「あはっ、気持ち良さそうだね澪ちゃん♪」パシィンッ

澪「ゥうん、とっても気持ちいいよ、律っちゃん♪」

律「やっぱり澪ちゃんのお尻のドラムはいい音がするね♪」

澪「えへへ、ありがとう律っちゃん!」

澪「きっと律っちゃんの叩き方が上手だからだよ」

律「もー澪ちゃんったら、えへっ」ビシィッ!

澪「グエッ」

律「・・・?」


律「あれれ・・・音がにごってきちゃった」

澪「き、気のせいだよ律っちゃん!」

律「そうかなあ?」

澪「もう少し、弱めに叩いて見ればどうかな?」

律「うん、そうだよね♪エイッ」バシィッ!バキィッ!

澪「ヌゴォッ」

澪「い、いまのはさすがに効いたかな・・ハアハア、律っちゃん?」

律「あ、・・・スティックが折れちゃった・・」

澪「律っちゃん、大事にしてたのにね・・」

律「ウッウッ・・私のスティック、グスッ」

澪「泣かないで、律っちゃん、今度一緒に買いにいこ?ね?」ナデナデ

律「グスッ・・・分かった、約束だよ?」

澪「うん♪」

タッタッタッタッタッタ


律&澪(・・・誰か来る!!) ササササッ



2
最終更新:2010年01月16日 02:35