ロシアンルーレット!


憂「……」ピッピッ


ゆいの攻撃! 180のダメージ!
ひらさわの攻撃! 200のダメージ!
ういはイオラを唱えた! 80のダメージ!
ビビンバの攻撃!      80のダメージ!
ゲマのはげしいほのお!全員に60ダメージ!

憂「はい」スゥ

唯「…………」ピッピッ

ゲマの攻撃!ゆいに40のダメージ!
ゆいはベホマを自分にかけた!体力が回復した!
ひらさわはベホマを自分にかけた!体力が回復した!
ういはビビンバにバイキルトをかけた!ビビンバの攻撃力が2倍になった!
ビビンバは祝福の杖を自分に使った!80回復した!


唯「…はい」スゥ

憂「……」ピッピッ

ゆいの攻撃! 170のダメージ!
ひらさわの攻撃! 190のダメージ!
ういはイオラを唱えた! 80のダメージ!
ビビンバの攻撃!      160のダメージ!
ゲマのはげしいほのお!全員に60ダメージ!


憂「はい。お姉ちゃん」スゥ

唯「………………」ピッピッ


ゲマの攻撃!ビビンバに40のダメージ!
ゆいはベホマを自分にかけた!体力が回復した!
ひらさわはベホマを自分にかけた!体力が回復した!
ういはビビンバにバイキルトをかけた!ういの攻撃力が2倍になった!
ビビンバは祝福の杖を自分に使った!80回復した!


唯「ちょっと……」


憂「……なに?」

唯「なにじゃないよ……いつ私に攻撃が回ってくるのさ……?回復に専念して憂ばっかり攻撃してるじゃん……」

憂「仕方ないよ。その場その場で最良の選択をしてるだけだもの」

唯「調子の良いこと言ってんじゃないよ!魂胆見え見えだよ!自分の手で倒したいんでしょ!?」

憂「そんなことないよ?」

唯「じゃあ回復しなさいよ!」

憂「それとはまた違う話だよ…。そもそも回復した後に攻撃するのはセオリーだよ?」

唯「やかましいよ!だからその攻撃のターンを私にも回してって言ってるの!」

憂「そんな事言われても……どうしようもないよ…」ピッピッ

唯「こっち向きながら攻撃選択してんじゃないよ!舐めてんの!?」



撃破!


憂「……」ピッピッ

唯「……ハラハラ」

ゆいの攻撃!ゲマに190のダメージ!
ゲマを倒した!


憂「や、やった!私が倒した!やったやった!お父さん仇とったよぉぉ!」

唯「きぃぃいいいぃい悔しい!悔しい!やっぱりおかしいよ!何でゆいを憂が操作してんのさ!」

憂「やったよ……ついに……あのゲマを倒した……」

唯「え、悦に浸って…!っ」


ゲマ「ふっふっふ。ここまで力をつけていたとは驚きましたよゆい。」


憂「……え?」
唯「……え?」


ゲマ「おや?何ですかその顔は?まさか滅びるまで戦うほど私が愚かだとでも?」

憂「……」
唯「……」

ゲマ「ミルドラース様に報告させてもらいますよ。以前より遥かに力をつけていると…」

憂「……」
唯「……」

ゲマ「それではいずれ魔界でまたお会いしましょう。来れれば…ですが…」バヒューンバヒューン

憂「…………」

唯「…………」

憂「…………」

唯「……『やったよ……。ついに』」

憂「だまって!」



りょうめがそろった!

唯「みぎめも手に入れたし、これでこの塔のキーアイテムが手に入るんだよね?」

憂「うん。両目だけで大丈夫なはず…」

唯「両目だけって言うのがなんだか中途半端だねぇ」

憂「そうかな?均一性があっていいと思うけど…」

唯「いや、両目まできたら口と鼻と耳までやらないと!」

憂「え、そこまで集めるのめんどくさいよ……」

唯「あはは!私も言ってから思った!メーカー側もそんなめんどくさいことしないよね」

憂「もぉお姉ちゃんたら」



ドラゴンクエスト7!発売中!



復活!マスタードラゴン!


唯「まさかプサンさんがドラゴンだったなんて……」

憂「信じられないよねぇ……」

唯「…でもさぁ……」

憂「……うん…」

唯「あれはちょっと納得いかないよねぇ……」

憂「すこし癪に障ったよね……」



プサン『やはりあなた達は勇気と知恵と力を兼ね備えたすばらしい方達でした!』


マスタードラゴン『我が名は、マスタードラゴン よくぞ来たな勇者一族よ』



唯、憂「『(…………口調変わりすぎだよ…。)』」



新し物好き!

唯「うっひょひょーい!あっはは!たっのしーい!あはは!」

憂「マスタードラゴンの背中に乗れるなんてすごいねぇ…天空城とは高さも早さも段違いだよ…」

唯「あっはっは!うーいー!早いよ!高いよ!あっは!」

憂「う、うん…。て、天空城はもう乗らないの…?」

唯「えー?天空城ー?……もういらないやーあはは!」

憂「…………」




大神殿!異なる記憶!


唯「ついにきたね!大神殿!」

憂「…え?…う、うん。」

唯「船とか乗ってる時に、チラチラ見える度にまだかなって思ってたよ!」

憂「……?…そうだね?」

唯「ここに来ると思い出すよ!あの忌々しい奴隷時代を!」

憂「…………え?」

唯「さぁ今こそ奴隷のみんなを解放するときだよ!」

憂「……ちょっ、ちょっと待って……?」

唯「え……?なに?うい」

憂「……私、それ知らない…」

唯「…………え?」

憂「……………」

唯「…………あ、……。」

憂「…………………………」



イベントの価値の違い!


10分後!

憂「あぁ!やっぱりルラフェンはいいなぁ!この入り組んだ町が妙に懐かしいよ!」

唯「……そ、そう…」

憂「そういえばお姉ちゃん知ってる?町が何でこんな迷路みたいになってるか!」

唯「……さ、さぁ……私お風呂入ってたから……知らないかな…」

憂「あのね!モンスターが攻めてきても迷うように、だって!あはは!ゴーレムとか来たらどうするんだろうね!」

唯「……あ、あはは…」

憂「あははは!この町はいいとこだよ!ルーラも覚えられたし!あはは!」

唯「…………………………」

憂「…………あははは………ははっ……」

唯「………………」

憂「………はは…」

唯「……も、もう十分…?」

憂「ほっといて!」



はいかいいえか!


唯「大神殿にきたはいいけど…どこから行けばいいのか…」

憂「とりあえず右の小部屋から行こうよ」

唯「そだね」スタスタスタ ガチャ

憂「…………!」

唯「あ、あれって!まさか……」

憂「……天空の鎧…?でも何で敵の大本山に…?」

唯「さ、さぁ?よくわからないけど頂いとこうよ。うちには装備できる子がいるんだから」

憂「そ、そうだね……」

兵士「何だお前達は!これは大事な鎧だから早急に立ち去るがよい!さもないと痛い目にあわすぞ!」

唯「この選択肢はちょっと意味わからないかも…」 →はい  いいえ

憂「はい。でいいんじゃない?」

唯「……」→はいピッ

兵士「そうだ!もう来るなよ!」

唯「……に、二度手間…」



天空の守護者!

憂「でも待ってお姉ちゃん装備とか道具の準備は万端?」

唯「え?さっきのままだけど…?」

憂「だめだよ!仮にも天空の鎧を守るボスだよ!ファイト一発は人数分もっとかないと!」

唯「そ、それもそうだね……うん。準備してからいくよ!」

憂「うん!お姉ちゃんがんばって!」


8秒後!


憂「おそろしく弱かったね……」

唯「だってただのへび手男だもん……トロッコ洞窟で散々出たよ…」

憂「何で通常の敵が天空の鎧を……」


大神殿内部へ!

唯「ん?あれは……」

憂「……!ビアンカちゃん!?」

唯「ビアンカちゃんだ!でも石化したまま……ストロスの杖…!……はもうないんだった…」

憂「それより隣に居る女の人だよ…誰だろう…」

唯「どうしよう……誰かにのろいでもかけられてるのかなぁ………」

憂「ちょっとお姉ちゃん…?早く話しかけようよ……」

唯「たぶん、いややっぱりここがラストダンジョンだ……ビアンカちゃんもいるし……」スタスタスタ ピッピピピピピピッ

憂「ちょ、ちょっと!?」

唯「なんとかしてラスボスを倒して…ビアンカちゃんに子供達をみせてあげなくちゃ………」ピピピピピピピピピピッ

憂「会話連打やめてよ!わけがわからなくなる!」


ラマダ「よくぞ見破ったな!だが意味ないわ!ここで殺してくれよう!」

ラマダが現れた!


憂「話がわからないままボス戦に……」

唯「……ビアンカちゃん……ボソボソ……ボソボソ……」

憂「もう!ばか!」


ヘンリー王子!

憂「結局ラマダを倒してもビアンカちゃん元に戻らないね…」

唯「やっぱりラスボスを倒さなきゃ意味が無いんだよきっと。」

憂「でも、この儀式の間が最後じゃないの?」

唯「いや、奴隷時代にもっと地下で作業した覚えがあるよ…だからねきっとここらへんに…」

ゆいは足元を調べた

なんと下りる階段を発見した!

唯「ほら!」

憂「すごい!なんでわかったの!?」

唯「いやぁ神殿と言えばヘンリー君との思い出が強くてさ、そういえばヘンリー君にも似たようなことやられたなぁって…思って」

憂「お姉ちゃんほんっとに極々まれにすっごい勘が良くなるよね!すごいよ!」

唯「……なんか、含みのある言い方だね……素直に褒めなさいよ…」


大神殿地下!

唯「……うぇぇまた迷宮タイプだよ…」スタスタスタ

憂「最後の最後にこれってちょっときついよね…まぁ最後だからかもしれないけど」

唯「……あれ?あそこに人が居るよ」スタスタスタ

憂「兵士?あれって敵じゃ…?」

唯「んーどうだろうね。外見上は人間っぽいけど」ピッ

憂「む、無理に話かけなくても……」


兵士「ん?お前達はイブールさまに使えてる奴隷か?」


唯「………………………………」→はいピッ


兵士「返事などせんでもよいわ!ちょうど腹が減ってたところだ!お前を食ってやる!」

へびて男が現れた!

唯「……」

憂「…お姉ちゃん……戦い避けられるかもってちょっと期待して選んだでしょ……?」

唯「………うん…。」



ひらさわはすごいよ!


2時間後!

唯「うぅぅ…長かったよ……」

憂「ようやくついたね……途中何回引き返したっけ…?」

唯「さぁ…?覚えてないよ…もう…」

憂「でもおかげでかなりレベル上がったね…ひらさわがギガデイン覚えたよ…」

唯「強いよねギガデイン!ほんっとひらさわってういと違って優秀なんだから!…ういと違ってね?」

憂「で、でもバイキルトとかさ………強いじゃない……ういだって……」

唯「ファイト一発で代用できるよ?それにひらさわはベホマラーもザオリクも使えるし…」

憂「ほ、他にも強力な魔法とか…さ、あるし……マホカンタ…とか……」

唯「それも代用天空の盾で代用できるじゃない…。……ひらさわは強いなぁ…」

憂「……まぁ別に私じゃないからいいけど……いいんだけどね……」



最終決戦!

イブール「ほう。ここまで来るとは……少々見くびっていたようじゃな…」


唯「ふん!余裕こいてられるのも今のうちだよ!」

憂「直ぐに倒しちゃうんだから!」


イブール「その様子じゃ、わしの一番の右腕、ラマダをも倒してきたようじゃな…」


憂「もちろんだよ。………………。」

唯「そんな奴一ひねりだよ。………………。」


イブール「ふむ。まぁそんなことはどうでもよい。かかってこい。すべてをかけてな…」


憂「…………」

唯「…………」


イブール「さぁこい!勇者とその一族よ!」


唯、憂「『(…………ラマダって誰だっけ…?)』」


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最終更新:2010年10月28日 23:02