律「なぁ澪どこ入るんだよ」

澪「ん?一緒に軽音部入ろうっていったのお前だろ、もう忘れたのか?」

律「ちげーよ!軍の事だよ」

澪「あぁ・・・私は・・・」

律「なぁユニオン入ろうぜユニオン!」

澪「え・・・でも人革連の入隊届け書いちゃったし」

律「・・・」ビリッ

澪「わあああああお前なにしてるんだよおおお!!」

澪「大体なんでユニオンなんだよ?」

律「だってユニコーンみたいでかっこいいじゃん?」

澪「そんなつまらない理由で・・・」ハァ

律「まぁまぁ、将来軍に入るつもりはないんだろ?軍に残るって前提で選ぶならまだしも適当に入って適当に退役しようぜ」

澪「まぁそうだけど」

律「じゃけってええええい!!」


律「っと先に入部届け出しにいこうぜー」

澪「あぁ」

律「せーんせっ、入部届け出しにきました」

澪「あ、あの私も」

さわ子「はい、え~っと軽音部ね・・・言い辛いんだけど、軽音部はかなり前から廃部になっちゃってるのよ」

律「正気?」

さわ子「正気」

コンコン
唯「失礼しま~す、せんせ~プリント取りにきました」トテトテ

さわ子「悪いわね、平沢さんちょっと待ってね」

律「」ジー

唯「」ジー

唯(見つめられてる、あの子私の事好きなのかな?)

律(はぁ・・・どうしよう)

澪「廃部なら仕方ないな、砲撃部にでも入ろうかな」

さわ子「はいこれ、重いから気をつけてね」

唯「了解であります!・・・ってアイタァ!」ツルッ

唯「すいませんすいませんすいませんすいませんすいません」ガサゴソ

さわ子「大丈夫?ケガはない?」

律(あ、机の下に)

唯「机の奥に~~とれたっ」ゴンッ

唯「ぐおおおおおおおおおおおおお」ゴロゴロ

律(どんくさい奴)

アホそうな子はのたうち回った後プリントを集めて職員室から出て行った

律(あの子、軍に入っても何かやらかすんだろうな。それより軽音部はどうするか・・・まてよ?)

澪「律、私砲撃部はいるから先戻るぞ」

律「まちな澪しゃん!」モミッ

澪「おおおお前どこつかんで!」カァァァ

律「ないなら作ればいいじゃないか、そうすれば私は部長に」グフフ

澪「いいから手をはなせバカ!」ジタバタ

律「ねぇぇぇつくろうよぉぉぉぉおおお」

澪律「ギャーギャー」

さわ子「・・・」



ーー放課後ーー


律「みーお、軽音部の部室は音楽準備室らしい!そこで作戦タイムといこうぜ」

澪「砲撃部に・・・うわぁひっぱるなぁぁ」ズルズル

律「ここだな、ん?話声が聞こえる、誰かいるのか?」

澪「律どうしたんだ?」

律「しっ、誰かいるみたいだ。まさか同じ考えのやつが!?」

澪「そんな律みたいな事考える人が・・・」

律「うるさいわい、りっちゃんを出し抜くとは許せん!盗み聞きして逆に利用してくれるわ」

澪「盗み聞きなんてやめろよ」

律「とかいいつつドアに耳当ててるの誰だよ」

澪「うぅ・・・」


さわ子「問題が起きたわ」

ムギ「問題ですか?」


さわ子「新しく軽音部を発足させようとしている子達がいるわね」

紬「そうですか、困ったわ・・・」

さわ子「ここがCB(ソレスタルビーイング)の拠点になるはずなのに、機材も運びこまれちゃってるし」プンプン

律「なぁソレスタルなんとかって何だ?聞いた事ないぞ」ボソボソ

澪「私もないな、どっかの会社の名前か?」

紬「お名前は何というお方ですか?」

さわ子「田井中律に秋山澪、両親は戦争で死亡、二人とも一緒に暮らしているようね、ユニオンに入隊届けが出ているわ、身体能力は良好、田井中律は射撃、秋山澪は思考に秀でているとテスト結果に出ているわ」

紬「射撃・・・思考・・・いずれにしても私達の邪魔になるのなら消えてもらわないと」

澪「律律律律、消されるって、殺されるって事か!?」グワングワン

律「しにたくねええええええええってかそんな揺するなって」

澪「あああああああああああああああああああああああああああああ」

むちゅ

律澪「え?」

律「おまっおまおま何やって」カァァ

澪「あああああああああああああああああああああああああああ」カァァ

ガチャ

律澪「」



紬「騒がしいと思ったらあなた達だったのね」

さわ子「あら、その子達が田井中律と秋山澪よ」

律澪(おわった)

紬「初めまして、私は琴吹紬、いままでの話聞いてたのね?」

律「な、何の事かなぁ?私はあそこで澪とちゅーしてただけで」

澪「ななななな何を、何を言ってるんだお前は!」カァ

律(馬鹿、話合わせろよ、何本気で恥ずかしがってんだよおおおお、私が合わせるしかない」

律「またまたぁ、澪ちゃんったら恥ずかしが・り・や・さ・ん」

澪「あれは違うんだ!律とのは気持ちよかったっていうか、あ、あれ何言ってるんだ私は」
イチャイチャ

さわ子「クソガっ!!」ギロッ

律澪「ヒィィ」

紬「ポォー」

紬「あなた達いいわ、気に入った」

さわ子「む、むぎちゃん気に入ったって・・・」

紬「先生、この方達いいですか?」

さわ子「いいって・・・あなたがいいなら私は構わないけど、そんな決め方でいいの?」

紬「はい、元々は私のヴァーチェだけで計画を実行するつもりでしたから・・・それに射撃と思考あの機体にピッタリだと思いませんか?」

さわ子「それはそうだけど」

律「あの何の話でせうか?」

紬「私達のお手伝いをしてもらえませんか?」

律「手伝いってソレスタルなんとかの?」

紬「ソレスタルビーイング、施設武装組織、ヴェーダを使い武力紛争に同じ武力をもって介入し、戦争根絶とよりよい未来を目指す、それが私達よ」

さわ子「平和の為の武力行使って所かした?」

澪「それって矛盾してるんじゃ・・・」

紬「矛盾は百も承知よ、道標はある、覚悟もできてる、後は実行するだけなの」

律「争いは争いを呼ぶってわかっててもか?」

紬「ええ、だからって指をくわえて黙ってみてるなんてできないわ、それに言ったでしょ?ヴェーダという道標はあるのよ」

澪「り、りつぅ」

律「今日一日考えさせてくれないか?」

紬「もちろんよ、ただ他言はしないでね、した時はどうなるか分かってるわよね?」ニコッ

律澪「ヒィ」

?「・・・」タタッ


ー律澪家ー

澪「律どうするんだ・・・?」

律「私は・・・」

普通ならば断るだろう、あんな怪しい集団。だけど私は両親を戦争で失った痛さと怖さを知っている、澪だってそうだ。戦争を失くしたい気持ちはある、素人でも機体に乗れる可能性があるとも、それにあの紬という子の自信に満ちた目。私はあの子の目に惹かれていた。

律「私はソレスタルビーイングに入るよ」

澪「律!」

律「澪の言いたい事は分かるよ、今は澪が支えてくれてるからそんな事ないけど、両親を殺した奴が憎かった。発狂しそうなくらいにな、だからあんな想いするような子はいちゃいけないと思うんだ、だからできるなら私の手で戦争をとめたいな。

澪「律・・・」

律「お前はくるなよ、危ないからな」

澪「バーカ、お前一人じゃもっと危なかっしいだろ」

律「死ぬかもしれないんだぞ!?くるな!」

澪「あの時からお前についていくって決めてるんだ。くるなっていってもついていくからな」

律「バカ澪」

澪「バカ律」



唯「戦争根絶かぁ・・・憂・・・」



ー次の日放課後!-

紬「答えは出してもらえたかしら?」

律「ああ、私もソレスタルビーイングに参加させてくれ」

澪「お願いします」

目の前の少女はフッと笑うと「喜んで」といい手を差し出した

律「もちろん軽音部としても活動するんだよな?」

紬「ええ」ニコッ

コンコン
唯「失礼します、あ、あ、あの軽音部に入部しに参上いたしました」カチコチ

律「あれ?お前は?」

唯(あの時の変な人だ、なんかされるの嫌だしやっぱり入るのやめようかなぁ)

紬「お知り合いかしら?」

律「知り合いって訳じゃないんだけど」

唯(だめだ変な人いるけど、クリスタルビーブに入れてもらうんだ)

紬「部長どうしますか?」

律「部長って私?」

ムギを見て答えると彼女は笑顔で頷いた

律(ここに入るってことは・・・やっぱりただ軽音部に入りたい子を巻き込む訳にはいかないよな)

律「悪いけど今軽音部、人募集してなくてさ、諦めてくれないか?」

唯(断られちゃう・・・何とかしないと、そうだ)

唯「クリスタルビーブ」ボソッ

律澪紬「えっ?」

唯「えっ?」

澪「あ、えっとそ、それ何?ビーバーの仲間か何か?」

唯(え?これ言えば分かると思ったのに!まさか知らない振り!?)ガーン

唯「ク、クリスタルビーブ」チラッ

律「おい、これ新手のジョークか何かか?」ボソボソ

澪「知らないぞ!」

紬(この子頭大丈夫かしら)ニコニコ

唯「あああああの、戦争根絶をしに来ました!!」

律澪紬「!!」

紬「昨日の聞いていたのね?」

唯「はい・・・」

律「でも!」

唯「私妹を・・・」ポロポロ

澪(そうか、この子妹が)

澪は切なそうな顔でこの子を見ている、紬は私に返事を促すように私を見ていた

律「わかった、一緒にやるかっ」ニカッ

唯「え?ありがとう・・・ございます」

紬「本当にいいのね?」

唯「うん、もう決めたから!」ポロポロ

紬「そう」ニコッ

彼女はひとしきり泣くと笑顔でこう言った

唯「私は平沢唯、マネージャー志望です!」

紬「あら?あなたはMSパイロットよ」

唯「ふぉおおおおおおおお!?」

さわ子「話はまとまったみたいね、改めて自己紹介するわ、私は軽音部顧問兼CB戦術予報士山中さわ子よ、あなた達の命預かるわ」

紬「主な活動は1年後になるわ、それまでに基本的な事や訓練をするわね」

唯「難しいのは無理だよぅ」

澪「怖いのは無理です」

律「チマチマしたのは無理だぜー」

紬さわ子(大丈夫かしらこの子達)

澪「先生、私達ユニオンに入隊届け出しちゃったんですが」

さわ子「ああ、あれなら根回ししておいたから大丈夫よ、表向きはユニオン所属だけどね、唯ちゃんも後で出しておいてね」

唯「はい!」

さわ子「それじゃ適正テストから始めましょうか」

澪「テスト・・・ですか?」

さわ子「ええ、エクシア、デュナメス、キュリオスのね」

唯律澪「?」

それから1年の時が過ぎたが、世界には変わらず紛争が起こっていた


ピッピッザーザー
唯「240082エクシア目標地点を視認、GN粒子の散布、目標到達と同時に終了させる。目標を確認、予定通りファーストフェイズを開始する」

さわ子「ふふ、唯ちゃんそんなにかしこまらなくてもいつも通りでいいのよ」

唯「えへへ~ちょっとやってみたかったんだぁ」

唯「出番だよっエー太」


管制室「なんだ?あの機体は?レーダー反応ありません!」
「カメラで追え!」

ちか「んん?Unknown?新型の演習中にどこの部隊なんだろ、うーんなんか無線通じにくいな」

唯「よっと」ドスン

ちか「全く君だーれ?ユニオン?人革連かしら?どっちにしろ人様の領土に踏み込んだんだからね、ちょっとおしおきしてやらなきゃ!」

ちか「ちょっと聞いてるの?私を誰だと思ってるのよ!AEUのエース野島ちかよ!」

そう言うと彼女の機体イナクトは武装を取り出し唯のエクシアに襲いかかってきた

唯「エー太、目標を駆逐するよ」ギュィィ

イナクトの攻撃をアッサリかわすとまず左腕、右腕、頭部を切り落とす

ちか「そ、そんな」ドォォン

唯「終わったぁ次いくよぅ」ゴォォォ


ーー観客席ーー


純「今の見ました?」

アキヨ「う、うん推進力もないのにどうやって・・・」

純「ガンダムって額に彫ってありました」

アキヨ「あの機体の名前なのかなぁ」オドオド

純「それにあれがきてから無線がなぜか通じないんですよ」

アキヨ「本当だ・・・あの機体が何かやっているのかしら」オドオド

純「なんにしてもAEUがここまでされて黙っているわけないですよね~」

ーCB母艦プトレマイオスー

曜子「トレミーの周辺濃度ミッションモードを持続、エクシアファーストフェイズの予定時間を終了しました。セカンドフェイズに入ったと予想されます。」

アカネ「ちゃんとやれてるのかしら?唯は・・・」

しずか「唯ちゃんなら大丈夫だよ」ニコッ

さわ子「そんな固くならなくていいのよ、ユルユルでいきましょう?」

しずか「あー!お酒のんでる!私もジュースほしいです!」

さわ子「まだいっぱいあるから取ってらっしゃい」

しずか「は~い」

曜子「しずかちゃんその前に!」

しずか「おっとそうだった」

曜子「コンテナ機開けます、キュリオスカタパルトデッキに移動」

澪「実戦か・・・怖いよ・・・けどやらなきゃ・・・律・・・」

曜子「射出タイミングをキュリオスに譲渡」

澪「わ、わかった、キュリオス作戦行動に入ります」


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最終更新:2010年11月21日 23:41