ーー数日後ーー

紬「唯ちゃん全然こないわね」

律「あいつがいないと調子狂うよな」

ピリリリ
律「さわちゃんだ」

さわ子「りっちゃんみんなを集めて頂戴、ミッションよ」

律「さわちゃん少し時間をくれ」

さわ子「え、ええ、構わないけど」

澪「ミッションだろ、聞こえてたぞ」

紬「その前にいく所があるわね」


ーー平沢家ーー

コンコン
律「唯ー?」

紬「あら、空いてるわ」

律「入っちゃえ」

澪「お、おい」

律「待ってる時間がないんだ、仕方ないだろ」

紬「ちょっと二人共まだー?」

律澪「って家の中はいるのはやいな、オイ!」

律「リビングにもいないな、そっちはどうだ?」

紬「いないいないばぁ」

律「ふざけてんのかテメェ」イラッ

紬「えへーいなかったわ」

澪「こっちにもいないな」

律「じゃあ残るは唯の部屋か」

律「唯入るぞー」


唯「みんな何してるの?ほらっほらっ急いでいかなきゃ、さわちゃんに怒られるよ、携帯に連絡きたでしょ?」

紬「唯ちゃん、大丈夫なの?」

唯「うん、私決めたんだ、憂とあずにゃんにCBを認めさせて、一緒に戦争を根絶するって!そしてみんなでいい未来をつくるんだ」

紬「唯ちゃんっ」

律(へぇ、前にくらべて目が活き活きしてるな)

律「むぎ待て、それでどうするんだ?私達の聞きたい事は分かるだろ?」

唯「うん、憂とあずにゃんに会ったら、説得して、聞いてもらえなくても何度も力を示すんだ。CBが戦争を根絶できるって証明してあげるんだよ」

唯「何度でも・・・ガンダムならできる戦争を根絶し、平和をもたらす象徴」

唯「私がガンダムだっ!!」

澪「ゆ、唯がガンダム!?」

紬「ふふ、唯ちゃん」

律「ははっ頼りにしてるぜガンダム」


さわ子「あら?青春はもういいのかしら?」

唯「でへへ~」

さわ子「ふふ、今回の目標は中国タクラマカン砂漠にある施設を狙う組織の排除、だけなら楽なんだけどAEU、人革連、ユニオンの演習場所にも指定されているわ」

澪「なんでこんな所で」

さわ子「ハメられてるのよ、相手は本気でガンダムを取りにくるわ」

律「ちっ捕獲対象って事か」

紬「でも紛争があるなら、出ないとなんですよね?」

さわ子「そうね、今までの戦いとは比較にならない程、キツイ戦いになるわ。各国のエースパイロット達もこの演習に参加しているとヴェーダから報告があがっているわ」

唯「ヴェーダ?」

紬「1年前の訓練で習ったわよね、CBの計画の根幹をなす演算処理を行うシステムよ」

律「さっぱり意味がわかりませんな」フンス

澪「お前もかよ!」ゴツン

律「だって難しいんだもん~」プリプリ

唯「だもん~」プリプリ

唯「あれだよね、人間の脳とか心臓みたいな大切な存在なんでしょ?」

紬「ええ」ニコッ

唯「わーい当たりだよぉ」

澪「おいおい」

紬(世界との戦争)

律「しかし手加減できそうにねーな」

澪「みんな争いをなくしたい気持ちは一緒なのにな」

唯「どこで世界が歪んじゃってるんだろうね」

さわ子「簡単じゃないわね、さぁミッションスタートよ」



ーータクラマカン砂漠演習場ーー

のぶ代「まさかAEUとユニオンと手を組む事になるなんてね」

ちか「この新型で絶対におとしてやる」

憂「極秘任務・・・今度こそ・・・」

梓「部隊総数52、MS832」

純「これだけの量なら落ちちゃうかな?ガンダムっ」



ーータクラマカン砂漠上空ーー

雲と雲の間、そこには飛行形態のキュリオスに張り付くようにデュナメスがくっついている

律「おい澪、速度と高度の維持頼むぞ」グラグラ

律「機体を揺らすなっ」

澪「無茶いうな!」

律「なぁ澪今回の介入はきつくなるかな」

澪「どうだろうな」

律「帰ったらあのその・・・デートとかするか?」モゴモゴ

澪「なんだって?けっこう高速で飛んでるから聞こえにくいんだよ」

律「なんでもねぇよ!」

澪「?」


澪「テロリスト捕捉」

律「ほいよ、デュナメス目標を狙い撃つぜ」

上空から狙撃しテロリストを次々撃破する

律「終わった、澪、軍が集まってこないいまの内に帰るぞ」

澪「了解」ピピッ

澪「なっ!?敵襲」

地上から無数に発射されたミサイルがデュナメスとキュリオスに降り注ぐ

律「がぁぁぁぁぁあ」

澪「うぁぁぁぁぁあ」

澪「律、敵だ!」

律「わかってるよ!」ドォンドォン

辺りを見回すと敵、敵、敵、何体撃ち落としても群がってくる

律「なんって数だよコイツラ」

その時分離して応戦していた澪の機体から爆風があがり、地上にグラグラと墜落していく

澪「ぐぅぅぅ」

律「澪!しまっ」ピピッ

機体にとりつかれ何やら灰色の物体をとりつけられ、敵は離脱していく

機体に危険を発するアラート音がなると訳もわからないまま爆発がおこり衝撃をうけて墜落する

律「~~~~~っ!」

澪「律大丈夫か!?」

二人がおちたのは敵陣の包囲網の中、そこにまた無数のミサイルが撃ち込まれる

律「大丈夫だ、澪防御体勢をとってふんばって攻撃に備えろ、吹っ飛ばされるぞ!」

澪「あぁ!」

動きがとまった所にやすみなくミサイル、銃が撃ち込まれていく

澪「これじゃあ動けない・・・きゃぁ」グラグラ

紬「唯ちゃん、りっちゃんと澪ちゃんが離脱できない状態なの、プランB2に移行するわ」

唯「えーと確か覚え方はチキチキバンバンだったからえーと」

唯「おっけー!エー太ミッションを開始するよぉ」

紬「迷彩解除、ヴァーチェ離脱ルートを確保します、GNバズーカ発射」

バズーカから極太のビームが発射され、遠方にいた律と澪の側を通り抜け、敵MS毎を破壊していく

澪「むぎか?プランB2に移行したのか、律逃げるぞ」

律「おう!!」

唯「むぎちゃんもう一発!」

紬「ヨシキター」ピピッ

唯「え?」

アラート音に気づくとこちらへ向かって大量のミサイルが降りかかってきている

紬「!?対応がはやい」

唯「あぅぅぅう」ドォォン

紬「きゃぁぁぁあ」ドォォン


澪「律プランをE5に変更だ、むぎのバズーカでえぐれた砂の間を通って脱出するぞ」

律「E5って何だっけ?」

澪「・・・それまじで言ってるのか?」

律「・・・うん」

澪「あほかああああああ」

律「データ転送して、澪ちゅわん」

澪「もうしてる!早く確認しろ、ちょっとでも見ればおもいだすだろっ」

律「これかりょうかーい」ポェーン

澪「このやろう・・・」

砂の間を通って移動する2機

律「しっかししつこいな」ドォォン

澪「うぅ」ズキン

突然キュリオスが失速し砂の上に倒れこむ

律「澪!?どうした」

澪「頭が・・・頭が痛い・・・ぐぅぅう」

澪「くる・・・超兵が・・・」

律「超兵?頭痛か!お前あれはもう治ったって」

澪「悪い、極度の・・・興奮状態になると・・・まだ・・・」

律「!?」

澪「くる・・・」

砂の向こうからピンクカラーのタオツーが数機のMSと向かってくる

梓「ガンダム」

梓「羽つきが倒れてる・・・?」

タオツーは高速で近づいてくると倒れたキュリオスの方へ向かう

律「させるかよっ」

デュナミスは狙い撃つが、避けられ、キュリオスを抱えて逃げられてしまう

律「なんであれに反応できる!」

律「くっ澪!」

追いかける体勢に入るが、他のMSがそれをさせてくれない

律「思うつぼかよ!」

そこへ再び敵の集中砲火がはじまった

たまらずふんばり防御姿勢をとる

律「ぐぅぅぅう」

律(オリジナルカラーのMS、エースパイロットか・・・澪)

律「どんな反射神経してんだ」ボソッ


一方タオツーに抱えられたキュリオスは砂地に投げつけられ、至近距離から何度も銃を撃たれる

梓「なんで邪魔するんですか!あなた達が余計に暴れる事で私と先輩達の世界が壊れるかもしれないのに!」

澪「あぁぁぁぁぁあ」

梓「このっこのっこのっ」ドンドン

澪「頭がぁぁああ」

しばらくもがいていた敵機がパタリと動かなくなる

梓(気絶したの?)

ミオ「あぁ、お前かぁ、散々あたしの脳量子波に干渉しやがってよぉ」

ミオ「お前も体をあちこち改造されて、脳をいじくり回されて出来ちゃった化け物ちゃんなんだろぉお?」

梓「な、何?きゃあ」

タオツーをおもいっきり蹴られ、尻餅をつく

ミオはタオツーがおとした銃を拾いあげ、銃を構えた

梓「そんな物私にあたるわけが」

しかし動きを読まれ装甲の厚い所を撃たれ続ける

梓「あ、あそんでるの?」チュィンチュィン

ミオ「ホラサァ、同類だからさぁ、分かっちゃうんだよなぁー!」

梓「こ、この、うぅ」チュインチュイン

ミオ「ハッハッハァー!澪楽しいよなぁーー!!」

ミオ「弱い者イジメはよぉーーーー!!!」

そこにキュリオスに向かって弾幕が張られた

のぶ代「梓、一旦離れな」

梓「はい・・・」

ミオ「はぁぁ・・・つまんねぇ、つまんねぇなぁクソ野郎が!後は任せたぞ澪」

澪「くぅ」

澪「また射撃の嵐か」



ーー12時間後ーー
澪「はぁはぁ・・・いつまで続くんだこれ・・・」ドドド

律「はぁはぁ、飯くらいくわせろっつの、ぐぁ」ドーン

紬「ダイエットには・・・はぁはぁ・・・いいのかしら」ドドドド

唯「スースーうい~朝ごはん」



ーー24時間後ーー

ちか「私達の目標はデカブツガンダムだよ、砲撃がおわると同時に捕獲するね」

ちか「手負いの獅子に出し抜かれるんじゃないよっ」


紬「はぁはぁ砲撃が止まった?」シーン

紬「唯ちゃん別ルートで離脱するわよ!」

唯「ふぇ?今日は日曜日だよぉ」

紬「ゆいちゃああああああん」クワッ

唯「ふぉおおおお、ごめんなさい、ごめんなさい、逃げます」ビクッ

紬「眠いわ・・・」ゴォォォ

ちか「じゃっじゃーん見つけたよ、ガンダム」

紬「!」ガキン

バズーカをちかに向け撃つが疲れで動きが鈍い為あっさりかわされる

ちか「動きが鈍いよー、いっけー!捕獲部隊」

部隊はガンダムの関節に粘着性のある液体を打ち込み固めた後、ワイヤーを1機づつ右手、左手、右足、左足に巻きつけそれぞれ担当し引っ張り上げた」

紬(動けない)

ちか「デカブツ確保だよ」

砂漠の真ん中でオレンジの機体が倒れ伏せる

澪「カハッ」

梓「羽つきを確保します」

純「目標を確認、フラッグ隊フォーメーションEでミッションを開始しますよ」

純は飛行モードで一気にデュナメスへ近づく

律「はぁはぁ指先の感覚がなくなってきてる、撃ってるのか撃ってないのか」

純「抱きしめたい、抱きしめたいよ、ガンダム」

フラッグは飛行モードをとき、その速度のままデュナメスへタックルをかます

律「がぁぁぁぁぁあ」

純は反応のなくなったデュナメスの首を優しくもちあげた

純「ふふ、眠り姫みたい」



さわ子「遅すぎるわ、あの子達からの連絡は?」

曜子「ありません・・・」

アカネ「どうしちゃったのかしら」

しずか「唯ちゃん、りっちゃん、澪ちゃん、むぎちゃん・・・」

さわ子「お願いみんな生きていて・・・」


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最終更新:2010年11月21日 23:46