ーービルーー

憂「お姉ちゃん・・・」グス

和「憂いる?」

憂「和ちゃん、ガンダムにお姉ちゃんが」

和「えぇ、でも決めたでしょ?私達が・・・」

憂「でも戦いたくないよ」

和「覚悟をきめなさい」

憂「うん・・・」

ガチャ
曽我部「真鍋さん、ヴェーダの本体をみつけたって本当?」

和「はい、これから向かいますか?」

曽我部「もちろんよ、ふふっ」

和「憂、これ」

憂(極秘任務)

憂「うん」

和「ところで曽我部先輩、ガンダムのエンジンの情報、各国に渡して良かったんですか?」

曽我部「えぇ」ニコッ

曽我部「世界の統一の為に国連軍の勝利は必須、そして裏で手を引くのは私、各国首相とも今回の件で、私の為に動いてくれると約束してくれた、世界は私の者よ」

曽我部「いちごちゃん達には感謝しないとね、最近の度がすぎる介入のせいで、軍が手をくんでCBを壊滅させようとしてるんだから」

和「介入させたのは曽我部先輩じゃないですか」

曽我部「ふふっ」

曽我部「憂ちゃんには渡してくれた?」

和「はい」

曽我部「いちごちゃん達もそろそろ退場してもらうわね」


ーー部室ーー

唯「りっちゃ~んあずにゃんが来ないよぉ」

律「唯、君には僕がいるじゃないか」

唯「りっちゃん・・・」

律「唯・・・」

澪「やっやめろーっ」アワアワ

紬「えぇ!敵がガンダムに似たエンジンを摘んでいるの!?そんなっヴェーダの極秘情報なのに」フラッ

さわ子「初めて出現したのは、数日前のいちごちゃん達のミッション中、敗戦をして今現在も逃走し続けているそうよ」

唯「ちょっとうるさいよ、むぎちゃん、さわちゃん」プンプン

紬「」ゲシゲシ

唯「ちょっ痛い、痛い、無言でけらないで、むぎちゃん」

紬「蹴るわね」ゲシゲシ

唯「そういう意味じゃないんですよぉぉ」

律(唯、あんまりむぎ怒らすなよ)

律「で、なんで澪はおこってんだよ」

澪「だって、律が・・・」

律「はぁ?」

澪「うるさい、このばか!」ゴツン

律「理不尽だぁ」メソメソ

紬「それにしても、軍も手を組んで国連軍に名を改めたのに、頭が痛いわね」

さわ子「世界が纏まっていってるのは確かね」

澪「それがヴェーダの最終目標?なのか」

唯「律ばあさんや、わしゃもうだめじゃ・・・」

律「唯じいさんや、もうゴールしてもいいんじゃよ・・・」

澪「話にくわわれ!」ゴツン

律「まじで今日殴られすぎて妖怪人間みたいになってるんですけど」メソメソ

律「で、いちご達が追われてるって?」

唯「助けにいかないと!!」

律「おいおい、唯どこまで人がいいんだよ、あいつら民間人あれからも巻き込みまくってるんだぜ」

澪「悪いけど私も助けに行く気はないぞ、私達も忠告はしてるんだ」

紬「そうね、おなじガンダムマイスターとは思えないわ」

唯「うーさわちゃん!」

さわ子「敵か見方かもまだはっきりしてないし、私も何ともいえないわ」

唯「そんなぁ」ガーン

律(お前のそういう所嫌いじゃないけどな)

律「あー独り言いいたくなってきた、敵か味方かもわからないなら、それは紛争対象かもしれないな、しかも相手がCBに協力してきてくれるなら嬉しいよな」

唯「!!りっちゃん」

律「今回は特殊なケースだし、行きたい人だけ行けばいいんじゃないか?」

さわ子「り、りっちゃん」

澪「そうだな、特殊なケースだし仕方ないな」

唯「澪ちゃん!」

紬「わぁぁ、りっちゃんいい事いうわぁ、私も行きたい人だけいけばいいと思うわ」ニコッ

唯「むぎちゃん!」

唯「私行ってくるよ!」


ーー無人島ーー

唯「データによるとこの辺り、わぁぁぁあ」

爆発がおきそちらの方を向くと、スローネツヴァイがスローネアインを破壊した所であった、爆発が止むとそこには、ツヴァイがスローネドライに正に大剣をつきたてんとする姿があった

唯「なんで?仲間割れ?」アセアセ

必死にとめんとツヴァイに向かって牽制ビームを放つ

しかしツヴァイから聞こえてきた声は今一番唯が会いたい人物からの声であった

憂「邪魔しないで、お姉ちゃん」

その声は低く暗くいつもの憂からは想像もできない声だった

唯「なんで憂がツヴァイに・・・」

ゆっくりと上昇しツヴァイはこちらへ向き直る

憂「私は和ちゃんが目指す世界を手に入れるの」

唯「和ちゃんの・・・世界?」

憂「和ちゃんね、戦争を失くしてくれるって、上位種の和ちゃんが全部決めるの何もかも。和ちゃんならできるよ」

唯「上位種?」

憂「お姉ちゃん、上位種もしらないんだぁ、人類を導く存在イノベイターそれが和ちゃん」

唯「ちがう、ちがうよぅ、うい、一人の人間が全てを決断する世界を創って管理したって、それは本当の幸せじゃない!」

唯「ただの意思のない操り人形になっちゃうよ」

唯はツヴァイの戦闘能力を沈黙させようとサーベルでツヴァイに切りかかる、ツヴァイも反応し大剣で受け止めつばぜり合いになる

憂「それでも私は戦争がなくなるなら構わない」

そのままの状態から身を乗り出しエクシアに頭突きを食らわす

唯「ぐぅ」

憂「言う事を聞かない人、邪魔をする人はみんな私がやっつけてやる」

よろけたエクシアをそのままバック宙の要領で蹴り上げる


唯「ゴホッ」

憂「CBだって、CBだって、気に入らない物は武力で解決するじゃない!独裁と同じだよ!」

宙にうくエクシアにむかって天を貫くような勢いで大剣を構えてつっこむ

エクシアは宙にかんだまま反転し頭部を下にむけツヴァイにむかって驀進する

唯「違う!私達は抑止力だよ、地球の未来は人間の手に委ねる、分かり合えるまで何度でも!」

再びつばぜりあいになり火花が互いの装甲を滑り落ちる

憂「神にでもなったつもりなの!?」

唯「私達はちゃんと人の声をきいてるよ!」

サーベルを離し、お互い距離をとる両機

憂「うるさい、うるさい、もう決めたの!だったらやるしかないんだよ、私が間違っているっていうのなら私を倒してみせろ!」

唯「うぃぃぃぃぃぃぃいいいい」

唯と憂の怒鳴り声が大気をふるえさせていた


ーーヴェーダ本体内部ーー

曽我部「ここがヴェーダの本体・・・」

和「はい」

曽我部「完全ヴェーダ掌握のプロセスは終わってるのかしら?」

和「後は、このエンターキーを押すだけです」

曽我部「そう・・・さすがイノベイター貴方にあえて良かったわ」

曽我部「これで世界を完全に掌握して、CBすら私の管理下に置けるわね」ニコッ

曽我部「最後のプロセスは私がやるわ」ピッ

ビービービー

和「!!曽我部先輩」

曽我部「・・・なに?」

和「システムトラップ・・・」

何もない所に光が集まる、そこに現れたのはホログラムの校長

校長「これが発動するという事は、残念ながら世界は変わっていないという事だ、人はただ戦争し、自分の事しか考えられない生き物」

校長「しかし私は、まだそんな人間を信じてみようと思う」

校長「世界は、人類は、いいものへ変わらなければならないのだから」



ーー無人島ーー

ここでは今正にエクシアとツヴァイが激突しようとしている所であった

突っ込んでいく中で憂には余裕があった、唯の腕はまだまだ自分に遠く及ばず、憂の眼からみても無駄が多いのだ

唯「うぃぃぃぃぃいいいい!!」

憂「これで終わりだよお姉ちゃん!!」

しかし激突する瞬間エクシアの姿が赤く光り残像を残して消える、直後に憂の機体に衝撃が走る


憂「う、うそ、どこ!?」

右方向に赤く光る敵機を確認する

憂「なんなのあれ・・・このぉ!」ギュインギィン

エクシアは爆速でかわすと残像をだしながらツヴァイにむかって突進する

憂「当たらない!?

憂はこのレベルになってから本当に狙った物を敵機に当てられない事はほとんどなかった為あせっていた

ツヴァイに回し蹴りを何発もうちこむ、そして蹴飛ばすと、空に鎮座する


唯「エー太が・・・赤い・・・」

ザザッ
校長「オリジナルの太陽炉をもつ全てのガンダムよ、君達が私の願いを継ぐものなのかは分からない」

校長「だがガンダムのGNドライブの全能力を君達に託したいと思う」

校長「君達が真の平和を勝ち取る事を、戦争根絶の為に戦い続ける事を・・・」

校長「君達の意志で・・・ガンダムと共に」


唯「・・・トランザム・・・システム」

憂「根絶するんだっ戦争をっ」

体勢を立て直しフラフラのツヴァイは唯に切りかかる、唯は少し後ろに下がるだけで回避

唯「でやぁぁぁぁあああ」

その後ロクボウセイを描くようにツヴァイの四肢を切断していく

憂「そんなっ私が・・・」

崩れ行く憂を唯がやさしく抱きかかえる

憂「えへへ・・・やっぱりお姉ちゃんは強いや・・・」

唯「う”~い”~ふぇぇぇん」ポロポロ

憂「私ね、頭では分かってたんだ、和ちゃんのいう世界は心地よく聞こえて、理想的な世界にも見えるけど、人の心が一緒にないといけないんだって、誰だって自分のやりたい事やりたいよね」

憂「お姉ちゃん私も一緒に目指してもいいかな?お互いが分かり合える世界を一緒につくりたいよ」

唯「うん・・・うん、うん」ポロポロ

無人島に愛らしい姉妹が寄り添い話しをしている

憂「ね、お姉ちゃん、ケジメだけはつけさせて、和ちゃんに伝えてくるよ」

唯「うい~・・・」ポロポロ

憂「大丈夫、絶対お姉ちゃんの所に、帰ってくるから」ニコッ

唯「うん・・・うい~・・・」ズズッ

憂「お鼻でてるよ、チーンして?」

唯「ちーん」

憂「綺麗になったよ!」

憂「じゃあね・・・」

スラスターを吹かしツヴァイは飛び去っていく

エクシアは姿が見えなくなるまでずっとその姿を見守っていた



ーーヴェーダ本体内部ーー

曽我部「なに?このエクシアの姿は・・・」

和「一杯喰わされましたね」

曽我部「次は国連軍を向かわせましょうか、私も出るわね」

和「もういいですよ」パン

和は後ろから曽我部にむかって発砲する

曽我部「え・・・」ゲホッ

和「ここまでよく動いてくれました、先輩の名前使わせてもらいますね」

曽我部「その目・・・」

和は金色の眼で曽我部を見つめる

和「劣等種の人類は私、イノベイターに管理されないとダメなんですよ」



ーービルーー

コンコン
憂「和ちゃん・・・」

和「あら憂どうしたの?」

憂「私ね、和ちゃんの計画には協力できないよ」

和「そう・・・唯ね?」

憂「うん、私CBに参加するよ」


和「残念ね・・・わかったわ、いってらっしゃい」

憂(え・・・そんなアッサリ?)

憂(もしかしたら和ちゃんも・・・)

憂「良かったら和ちゃんも一緒に!」

和「それはできないわ、私は私が目指す世界があるもの、それより早くいってくれないかしら?」

和「憂の事殺しちゃいそうだから」ニコッ

憂「う・・・うん」ビクッ

ガチャ
憂「じゃあね・・・」




和「せっかくもう少しでイノベイドにしてあげれたのに、残念ね」

和「それにしてもいちごはよくやってくれたわ」


スローネを飛ばしポイントへ目指す憂

憂「ふぅ、こわかったぁ」ゴォォ

憂「たしかお姉ちゃんとの合流ポイントはここら辺のはずだけど」ピピッ

律「よぉ憂ちゃん」

憂「デュナメス!律さんですか、お姉ちゃんから聞いてます、あのお姉ちゃんはどこに?」

律「あぁ、唯に無理いって、私が迎えにきたんだよ」

憂「そうですか、すいません」ペコリ

律「あぁ・・・待ったよ、狂っちゃう程に、この時をな」

デュナメスは銃をスローネに向けるとそう言った

憂「律さん何を」


ーーポイント近郊上空ーー

唯「ぐふふ~やっぱり心配できちゃうよねぇ、う~い~♪」

澪「だなっ」ピピッ

澪「あいつらの会話の通信も傍受できるみたいだぞ、何か話してるみたいだな」

唯「久しぶりのガールズトークだよぉ」ワクワク

澪(唯嬉しそうだな)ニコニコ



ーー合流ポイントーー

律「5年前、中東アフリカ、デスデビル、これだけ言えば分かるか?」

憂「!!」

憂「私がやったテロ・・・」

律「そうだ、あそこの人員は、子供を洗脳し、訓練され、テロを起こしていたらしいな」

律「そのテロ組織が5年前、テロを行った所に、私の両親、澪とその両親がいてドカーンってワケだよ」

憂は知らない内に操縦レバーを強く握り締めていた

憂「・・・」

律「澪はそこで両親を失い、テロリストにさらわれて、どっかの施設に売られて逃げ帰ってきたのが3年前」

律「体を改造されて、脳をいじくり回されて、オマケに多重人格者なったんだとよ、泣きながらそう言ってたよ」

憂「いい訳はしません・・・私もあのテロに参加していました」

律「もちろん、憂ちゃんが洗脳されて悪くないのは分かってる、でもな理屈じゃないんだ・・・許せないんだよ、お前はっ!!」

デュナメスはスローネにビームを撃ちまくる、スローネは数発被弾するが、盾でガードし牽制ビームをうつ

憂「やめてください律さん、私はお姉ちゃんと一緒に、戦争を根絶するって決めたんです」

律「うるせぇぞーー!!くそがぁぁぁぁ!」

ビームサーベルをふりかぶると思い切りスローネに振り下ろす、スローネは下がり大剣で受け流す」

憂(本気でやらなきゃやられる!!)

唯「!?急がなきゃ憂とりっちゃんが!!」

澪「律、私はあの事はもう気にしていないのに・・・律やめるんだっ!」ゴォォォ


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最終更新:2010年11月21日 23:49