梓「お茶に薬を盛ることなんて造作もないことでしょう?
  ムギ先輩がお茶を煎れるなんて私たちにとっては当たり前のことですし」

律「証拠は? ムギが私に薬を盛ったっていう証拠は?」

梓「私が目撃した……では律先輩は納得してくれないでしょうから。
  ムギ先輩、スカートの中をチェックさせてもらっていいですか?」

紬「……もう、いいわ」

律「ムギ?」

紬「そうなの。そうなのよ。私、りっちゃんに媚薬を盛ったお茶を飲ませていたのよ」

梓「どうしてそんなことを?」

紬「ほら、私ってレズビアンでしょ? 
  それで女の子どうしの絡みを見るのが好きなんだけど……」

梓「私は傍観者としてより、実際に絡んだり絡まれたりしたほうが好きなんですけどね。

紬「そこら辺、私と梓ちゃんは趣味が合わないみたいね」

梓「そうみたいですね。残念です」

紬「まあ、それは今は置いとくとして。
  とにかく私は女の子どうしの絡みを見るのが好きだった。
  でもね、あるときからただの絡みでは我慢できなくなったの」

澪「……聞きたくないから帰っていい?」

唯「ダメだよ。最後までムギちゃんの話を聞いてあげようよ」


紬「梓ちゃんが唯ちゃんに抱き着かれているのを見ても、心が満たされないよ
  それなのにりっちゃんが澪ちゃんに殴られるのを見ると、なぜか満ち足りた気分になったの」

梓「なるほど。高校生活を通して性癖が徐々に変わってったわけですね」

紬「ええ。私はあるとき気づいたのよ。ただの百合じゃ満足できない自分に。
  そして、百合の中にもある種の暴力的な要素がないとダメなんだって」

澪「もうただの変態だ」

唯「目を逸らしちゃダメだよ、澪ちゃん」

紬「私は悩み苦しんだ。葛藤の末にようやく私は私自身のこだわりを見出だしたのよ」

梓「それはいったいなんですか?」


紬「いわゆる『イヤよイヤよも好きの内』的な百合よ」

澪「私にはついていけないぞ」

梓「なるほど。『悔しい……でも感じちゃん』っつやつですね」


紬「そこにちょっとした暴力的要素が入ってるともう最高ね」

梓「実に興味深い。私より一枚も二枚も上手のようですね」

紬「そして、私は琴吹家の財力で媚薬を完成させたわ。
  いやがる娘を私自ら犯し、よがらせる」

梓「素晴らしい……!」

紬「でも良心の呵責には勝てなかったの」

梓「まさか、だからムギ先輩は……」

紬「そう。私が犯すのではなく、私が犯されることでイヤよイヤを成立させようとしたのよ」

梓「百合のためなら自らの肉体すら犠牲にするとは……恐ろしい娘!」

紬「まあ、結果的には失敗しちゃったけど」

律「……う、嘘だ」

紬「嘘じゃないの、りっちゃん。今話したことは全て真実よ」

律「う、う、嘘だああああああああああああああああああ!!!!」

澪「律!?」

唯「り、りっちゃん落ち着きなよ!」

律「黙れ黙れ黙れ! 私は認めないぞ! 私の愛は本物なんだ! 私はムギを愛してるんだあああああああ!」

梓「私の話を聞いてなかったのでしょうか、このおデコさんは」

律「うおおおおお! 今から私はムギを犯す! でもこれは私の愛がそうさせるんだ! 媚薬なんて関係ない!」

紬「り、りっちゃん……!」

律「むぎゅうううううううううううううううううううう!」

ビリリリっ!

澪「うわあお! ムギの制服が律に破られた!」

律「スッポンポンにしてくれるわ!」

紬「ぃやっ! スカートまでやぶか……ちょっ……!」

唯「ムギちゃんのパンツまでりっちゃんが飲み込んじゃったよ!」

澪「私の知らない律がいる……!」

梓「なかなかすごい光景ですね。ケータイに納めときましょう」REC●ピー

律「ムギの……ムギの裸あああああ」

紬「きゃああああああ」

律「ムギの裸あああああああ…………あっ……」


律は凍りついてしまった

理由は簡単だった 紬の裸身のあまりの美しさのせいだった

なんと眩しい裸身だろうか! 

白磁を思わす白い肌のキメの細かさといい、それを穿つ鎖骨のなまめかしい陰影といい!

形の良い双丘は、触れればさぞ素晴らしい弾力を提供してくれることだろう

そしてその美しい胸の頂きには桃色の輝きを放つ突起!

むっちりとした気品溢れる肉体は常人には直視することすら困難なほどのいやらしさ

ほんのわずか出たお腹の中心のへそが生み出す陰は紬の呼吸とともに姿を変えていく

臀部のラインはどんな芸術家にも描くことができない美しいラインを描いていた

一人の少女の胸、腰、尻が生み出す宇宙(コスモ)に律は感動の溜息を漏らした

律「す、すごい……!」

だが紬の色香が醸しだすエロスは常人に耐えられるレベルのものではなかった

律「……っ!!!!!」

究極にして至高のエロスは律の脳髄を貫き音楽準備室全体にまで衝撃を与えた!

同じ女なのに……なんだこのエロスは!

律はあまりのエロスにショックを受けた

そのショックは彼女の生命活動を根本的に終了させるほどだった


律「彼女は最高よ……!」


律は、鼻血を流しながら死を迎えた


律(死)「……」

紬「そんな嘘よ! りっちゃん……死んじゃいやだよ!」

澪「うううぅ……こんなことって!」

唯「うわああああんりっちゃあああああん」

梓「律先輩……」

医者「我々も全力を尽くしましたが……申し訳ありませんでした」

律(死)「……」

紬「私のわがままのせいでりっちゃんが……」

澪「ムギぃ! なんとかならないのか!? ムギの家の力で!」

紬「む、無理よ! 死んだ人を生き返らせるなんて!」

唯「りっちゃん……私より先に死ぬなんて……ばかぁ!」

梓「…………」

梓(……まさかムギ先輩の持つエロさでこんなことになるなんて……律先輩……)

紬「りっちゃああん……うう……うわあああんっ!」

梓(…………いや、待てよ)

梓「皆さん!」

唯「…………なに、あずにゃん」グスッ

梓「律先輩を生き返らせることができるかもしれません!」

澪「!!」

紬「本当に!?」

梓「ええ。成功するかどうかは……ムギ先輩、あなたにかかっています」

紬「わ、私!?」

梓「今回、律先輩の死因はムギ先輩のエロさによるショック死。それで間違いありません」

唯「う、うん。私もムギちゃんの裸見たら11回ぐらいイっちゃったもん」

澪「わ、私も……。とにかく衝撃的だった」

梓「私なんてあまりの衝撃にツインテールが根こそぎもってかれましたよ。
  ……っと、それはどうでもいいですね。
  とにかく律先輩はムギ先輩のエロス衝撃にやられたわけです」

唯「あずにゃん、もしかして……」

梓「はい……だったらもう一度同じショックを与えれば……」

唯「そっか! マイナスとマイナスを掛け合わせてプラスにするのと同じだね!」

紬「つまり、りっちゃんを生き返らせることができる!」

梓「ムギ先輩。律先輩のためにも頑張ってください!」

澪「ムギだけが頼りだ!」

唯「ムギちゃん!」

紬「みんな……わかった! 私、頑張ってみる!」


紬は制服を脱いだ

緊張しているのか身体が強張っている しかし律を生き返らせるためだ


――私がやるしかない


紬「りっちゃん……」


紬の乳房があらわになる 白い乳房の突端が冷気に触れて高く立ち上る

その目で見た者にしかわからない圧倒的な迫力と質感

ふくよかな胸に律への思いとみんなの思いを抱き、紬は一歩踏み出した

寝台の上で眠る律を蘇らせるために紬は更に一歩足を踏み出す


唯「ぁああ……!」

澪「んんぁっ……!」

梓「ぁあああんっ……」

紬「み、みんな!?」

唯「ぁぁぁ……んふっ……ぁあああぁあ……お股から汁がいっぱい出てきちゃううっ……!」

唯が太ももと太ももをすり合わせて股間を手で抑えるものの、指の隙間から愛液が垂れ落ちる

高揚した表情は紬のいやらしさに当てられ、なまめかしいことこの上ない

唯「んはぁぁあああああああ……!」

唯が喉をのけ反らせてほとんど悲鳴の喘ぎ声をあげる

いきなり絶頂を迎えたのだ 他の二人も同様に昇天する

紬「早くしないと……!」

早くしないとみんなまで死んでしまう


紬「りっちゃん。今助けるからね」

紬は自らの乳房を律の白い顔に押し当てた

律の白い顔は二つの大きな山に埋まった

紬「りっちゃん……!」

紬はその大きな乳房で律の顔を包みこむだけでなけく腰を巧みに使い、彼女の顔を犯していく

時折、胸の先端を陣取る桃色の突起を、律の口に押し当てくわえさせる

澪「む、むぎゅうう……」

唯「むぎゅっ……!」

梓「むぎゅ、むぎゅ……むぎゅうう…………!」

唯も梓も澪もこのままでは紬エロスにやられてあの世イキだ!

紬「りっちゃん……どうして起きてくれないの!?」

胸のエロスでは律を取り戻すことはできない! こうなったら他のエロスでなんとかするしかない!

紬はスカートを脱いだ 白い肢体が外気に晒され、部屋いっぱいに紬のフェロモンが蔓延する

白いパンティーの眩しさに澪も唯も梓もすでに何度目になるか不明の絶頂を迎えた

唯「むぎゅうううううううううううううううう」

澪「むぎゅううむぎゅううむぎゅううむぎゅううむぎゅうう」

梓「むぎゅうう……むぎゅ……むぎゅうううううううう!」

三人の処女たちの愛液が床を汚していく

紬の白い指がパンティーにかかる 

紬「……」

――りっちゃんのためよ やるしかない!

紬は一気にパンツをずりおろす

唯澪梓「むぎゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううう」

紬の股間があらわになる!

太陽の光すら反射する白すぎる肌 むっちりとした肌は思わず顔を埋めたくなる!

なにより

紬の股間の薄い茂みの奥にはサーモンピンクの膣肉が……!

紬は自ら、黄金色の茂みの更に奥にある花弁を広げる

なんと蠱惑的なヴァギナであろうか!

裸になっていることで興奮しているのか僅かに濡れてぬめったそこは、同性であっても惹かれる怪しい魅力をもっていた

紬は律の顔にまたがり徐々に腰を落とした

紬「りっちゃん、帰ってきて……またりっちゃんとお話したいの」

紬は腰をゆっくりと落としていく
律の血の気の失せた唇と紬の女性器が近づいていく……!


ちゅっ


紬「あっ……」

紬のみずみずしい唇から甘い吐息が漏れる

眠り姫を起こす紬の小陰唇によるキス

大胆に腰をグラインドさせディープキスをする

紬「りっちゃん……!」

澪「むぎゅぎゅ?」

唯「むっぎゅー!」

梓「むぎゅむぎゅう!」

三人がついに快感に抗えず口からは泡を、股間からは愛液を吹き出して失神する

全員白目を向いていた
しかし、その顔はなにかをやり遂げた人間特有の達成感に満ち溢れていた

紬「みんなごめんなさい……」

しかし、律は未だに生き返らない!

律「」

紬「りっちゃん、お願いだから起きて……!」

律「」

紬「……私、わた、し……本当はりっちゃんのこと好きだったの……。
  ずっとずっと前から……」

律「」

紬「今回りっちゃんに媚薬を飲ませたのも、りっちゃんのことが大好きだから……」

律「」

紬「りっちゃん……ねえ! りっちゃん! なにか言ってよ! ねえ!」

律「」

紬は気づいたら号泣していた

エロスでは死人は蘇らないのだという現実に紬は泣き叫んだ

律「 」

紬「りっちゃん……りっちゃあん……」

律「  」

紬「うううっ……」

律「   」

紬「……え?」

紬はどこからか自分を呼ぶ声が聞こえた気がして周りを見渡す

白い室内には転がる澪たちと律を載せた寝台しかない

紬「りっちゃん?」

律「」

律はなんの反応も示さない

では声の主は誰?


紬「……?」

律「」

紬「りっちゃん……?」

律「」

紬「りっちゃん!」



律「」むぎ可愛いいよむぎ・・・ハァハァ



紬「!!」

律の声が確かに聞こえた

だか律の口は動いていない

――いったいどういうこと?


紬「りっちゃん、どこにいるの?」

律「」むぎ可愛いいよむぎ・・・ハァハァ

紬「!?」

ようやく声がどこから聞こえるのか理解した

背後からだ

紬は振り返った



裸の田井中律が立っていた


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最終更新:2010年12月01日 19:24