律『むぎ可愛いいよむぎ・・・ハァハァ 』

確かに目の前にいるのは間違いない、田井中律だ

裸の律

しかし、紬はここでとんでもない事実に気づく


律の足が透けていた


紬「まさか……」

――私のエロさが幽霊になったりっちゃんを引き寄せてしまった!?


律『私のTNTNが大きくなっちゃったよぉ…
  ムギちゃーんハァハァムギty…ハァハァ
  愛してるよぉぉぉおおお!!!』

幽霊の律がのっそりと紬に近づいていく 不気味なことこの上ない

紬「り、りっちゃん、ど、どうしちゃったの?」

変わり果てた律を前に紬は狼狽する
もっとも恐怖からなのか紬は無意識に後ずさっていた

律『はははは、可愛いなあ、可愛いなあ!
  もっと触らせろもっと抱きつかせろ!
  パンツ見ちゃうぞ、このこのこの!』

パンツどころかその美しい裸身を晒す紬の背後に回った律は、いきなり紬の胸をもみしだいた

紬の美乳が律の手の中で形を次々に変えられ、その度に紬は悲鳴をあげた

なんとなまめかしい光景だろうか!

紬「ん……ぁあっ! りっちゃん……やめてっ……!」

律『さあ次は乳首だ……ハアハア……』

すでに自己主張し始めていた紬の胸の突起に律の魔の手ならぬ魔の舌が近づいていく

外気に晒されたせいなのか、はたまた律に胸を揉まれたことによる羞恥心のせいなのか
とにかく固くなってしまった乳首に律の舌が後少しで触れようとした瞬間――


唯「ちょっと……待ったあ!」


いつの間にか立ち上がっていた唯が律を制止しようとして、しかし固まってしまった

紬が犯されている つまり、紬の痴態に唯の脳は一瞬にしてショートした

唯「むぎゅううう  ggg  …… むg 」

唯は再び床に倒れた

紬「ゆ、唯ちゃん……!」

律『ドゥフフフ……ムギ……今度こそお前の乳首は私のものだ……!』

紬「や、やめ……」


梓「ヤメヤガレです!」


紬「あ、梓ちゃん……」

梓もまた立ち上がっていた

しかし、唯と違い紬の裸を見たところで失神することはなかった

律『馬鹿な……ムギの裸を見てなお立っていられるとは……!』

梓「ふっ……実はさっきのはイッたふりだったんですよ」

律『どういうことだ?』

律が怪訝そうな顔をした

梓「私、実はムギ先輩の裸は見慣れてるんですよ」

紬「ど、どういうこと?」

梓「なぜなら私はムギ先輩の部屋に隠しカメラを設置してましたから」

紬「そ、そんな……嘘よ!」

梓「本当ですよ。ほら」

律『む、ムギの着替え写真……!』


次の瞬間だった

律のエロスに取り憑かれた形相が柔らかいものになる

不意に紬の身体を拘束していた律の腕がほどかれる

律『これで私は成仏できる……』

律の満足そうな顔が徐々に消えていく

律『じゃあなムギ……素晴らしいエロスをありがとう』

紬「りっちゃんああああああん!」

裸姿以上に服を脱ぎかけの紬にこそ真のエロスを見出だした律はやがて成仏した

紬「ううう……りっちゃんが……」

梓「ごめんなさい、ムギ先輩。こうするしか私にはできませんでした」

紬「いいの、梓ちゃんはなにも悪くない……悪いのはいやらしい私なの!」

梓「ムギ先輩……」

紬「もう……もうりっちゃんは帰ってこないの?」

梓「残念ながら」

紬「うう……うわああああああんっ!」

澪「あきらめるな……ムギ!」

唯「そうだよムギちゃん! あきらめたらそこでエロスは終了だよ!」

紬「みんな……」

梓「そうです! みんなでもう一度考えましょう、律先輩を生き返らせる方法を!」

唯「うん!」

澪「ああ! 律を蘇らせるんだ!」

梓「なにかアイディアはありますか?」

紬「……」

澪「……」

唯「……」

澪「なにか言えよ」

唯「澪ちゃんこそ頭いいんだからなにか思いつくでしょ?」

梓「言い争いしてどうするんですか」

紬「なにかいい方法は……」

梓「……待てよ」


梓「……思いつきました、律先輩を生き返らせる方法を」


紬「!!」

唯「え、本当に!?」

澪「どんな方法だ!?」


梓「あの時、つまり律先輩が昇天した時のことを思い出してください。
  なぜ私たちは死ななかったのに律先輩だけ死んだんでしょうか?」

紬「……?」

澪「なんでって……」

唯「わかったよ! 媚薬だよ!
  りっちゃんだけが媚薬を飲んでムギちゃんの裸を見たからあの世にイッちゃったんだよ!」

澪「そうか! 律だけが媚薬を飲んでいたから発情していてそれで……」

紬「だとすれば……」

梓「はい! 律先輩の死体に媚薬を飲ませてムギ先輩のお着替え姿を見せれば……」

紬「りっちゃんは蘇る!」

澪「でもそれっておかしくないか?」

梓「理論上は可能だと思いますけどね」

紬「う~ん、でも念のため実験するべきかも……」

梓「たしかに」

唯「わかったよ! 私がためしに媚薬を飲んでムギちゃんのお着替え姿を見てみるよ!」

澪「な、なななにを言ってるんだ!? お前まで死ぬぞ!」

紬「そうだよ! 唯ちゃんがそんなことするなら私がするべきよ!」

梓「いえ、唯先輩にやってもらいましょう!」

澪「なに言ってるんだ梓! 唯が死ぬかもしれないんだぞ!」

梓「……わかっています。しかし、ほかに方法がないんです」

紬「だから私が……」

梓「ムギ先輩が媚薬飲んだって意味ないでしょう! ムギ先輩がいなきゃ誰が律先輩を生き返らせるんですか!?」

紬「……!」

唯「私は大丈夫だよ。まかせて」

澪「くっ……こうするしかないのか……!」

唯「ムギちゃん、媚薬持ってるよね?」

紬「ええ、もしもの時のためにいつも持ってるから」


唯「ムギちゃん、私がその媚薬を飲んだら服を脱いで……」

梓「その前にムギ先輩は一旦服を着ましょう」

紬「……わかった」

紬は服を着た


唯「じゃあ、この媚薬飲むね」

紬「ごめんなさい、唯ちゃん」

澪「唯、お前に全てを託す」

梓「……」

唯「じゃあ……飲みます!」

唯が瓶に入った媚薬に口をつけようとした瞬間だった

梓「やっぱり私が飲みます!」

唯「あずにゃん!?」

梓は唯の手から瓶を引ったくるとそれをいっきに飲み干した

紬「あ、梓ちゃん……それ、水で薄めて飲まないとダメなのよ!?」

澪「水で薄めなかったらどうなるんだ!?」

紬「おそらくただの変態と化す!」

唯「そ、そんな……」

梓「……」

梓「……」

唯「あ、あずにゃん?」

梓「……」

紬「梓ちゃん?」

梓「……」

澪「梓……?」





梓「ヤッテヤルデス!」

次の瞬間、梓のツインテールが大きく跳ねた!

梓がいっきに跳躍する 人間離れした圧倒的な跳躍!

梓はツインテールを激しくゆらしながら澪に襲い掛かる!

梓「ヤラセロデス!」

澪は咄嗟に横転する
が、梓のほうが澪より遥かに速い!

澪はあっさり梓に押し倒された

澪「あ、梓……や、やめろ!」

梓「イヤデス!」

梓は澪のボタンに手をかけると思いっきり制服を破いた!

澪の胸があらわになるとともにブルンと震える

唯「澪ちゃんがこのままじゃあずにゃんの餌食に!」

澪「だずげでええええええ!」

梓「ミオセンパイヲオカシテヤルデス!」

紬「梓ちゃん私を見て!」

梓「ナニヲ……!!」

梓は紬を見た

紬は再び裸になっていた!

梓が零れ落ちんばかりに目を見開く、否、梓の眼球は零れ落ちて硝子体が溢れる

梓「うばばばばbbbbb…………  〆〆〆〆〆〆〆〆〆〆〆〆〆〆〆〆〆〆   …………!」

梓の身体が痙攣し始める

圧倒的なエロスが梓の脳細胞に叩きこまれる!
身体中の細胞が悲鳴をあげ梓の肉体の中で弾けては消滅していく!

澪「あ、梓……?」

梓「――あ――あ゛ああ  ‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰‰――  」

やがて梓の身体中の汗腺から煙りが立ち上る

梓の手足はすでに腐り落ちている
梓の肉体が蒸発していく

唯「あ、あずにゃん!?」

闇に堕ちていく意識の中で梓は思った

――あれが究極にして無欠のエロス

――決して私では辿り着けない極上のエロスにして人の人生すら狂わす極悪のエロス

――私が軽音部に入ったのはもしかしたらムギ先輩の裸を見るためだったのかもしれない


ジュンジュワワ~


梓は魂ごと消滅した


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最終更新:2010年12月01日 19:25