憂「ここはこうして…。」

梓「なるほど憂ありがとう♪」

「ただいま~!!」

憂「あ、お姉ちゃん帰ってきた!!お姉ちゃんおかえり~♪」

唯「憂ただいま♪あっ、あずにゃん来てたんだ…。」

梓「お邪魔してます。憂に勉強教えてもらってたんです。」

唯「へ~。あっそうだ、憂。いつもの!!」

憂「あっとすっかり忘れてたよ。じゃあ今日は私からいくね♪…ん…ちゅ…」チュッ

唯「ん…れろ…ちゅ…ば…んふ…はん…ちゅ…」チュパチュパ

梓「ちょちょちょちょっと、二人とも一体なにやってるんですか!!?ふふ二人は女同士だし、なにより姉妹じゃないですか!!」

唯「何って『唾液交換』だけど。憂とは血の繋がってる姉妹だからやるんだよ。」

梓「唾液交換ってキスじゃないですか!!なんでそんな事を!!」

唯「キスじゃないよ『唾液交換』だよ。」

憂「姉妹で『唾液交換』やると健康と美容に良いんだよね♪」

梓「そそそんな事聞いた事無いです!!」

唯「姉妹では普通だよ~♪」

憂「梓ちゃん一人っ子だから知らないだけだよ♪」

梓「そんな訳ないです!!」



~~
梓「…という事が昨日あったんですが…。姉妹でキスするのって普通なんですか?」

律「うちは聡いるけど聡は男の娘だからちょっと分からないな。」

澪「私一人っ子だし…。」

梓「そうですか…。」

紬「私も一人っ子だけど、姉妹ではそういう事するって聞いた事ある…。」

梓「ホントですかムギ先輩!!」

紬「たしか姉妹で『唾液交換』すると身体の免疫力が上がったりお肌に艶が出るとか…。」

梓「…昨日聞いた通りだ。やっぱり普通なんですかね。」

紬「でもどこかで聞いただけだから定かじゃないの…。」

梓「いえ、すこしでも知ってる人がいただけでありがたいです。ムギ先輩ありがとうございます。」

梓「…結局どうなんだろ。あ…真鍋先輩!!」

和「軽音部の…中野さんだっけどうしたの?」

梓「実はあの姉妹のことで…。」

和「どうしたの一体?」

梓「実は…。」

和「うちには妹と弟いるけどそんな事は
してなかったわ。ただ姉妹でそういう事する人もいるらしいわ。家族のプライベートな事だしあまり語りたがらない子も多いらしいわ。」

梓「そうですか、真鍋先輩ありがとうございます。」

和「ごめんなさいね中野さんあんまり力になれなくて。」

梓「いえ、そんな事ありません、参考になりました。」

~~
梓「…私もお姉ちゃんか妹がいたらあんな事してたのかな。」

梓母「どうしたの梓。そんな詩人みたいな顔して。」

梓「ううん、ただ私にお姉ちゃんか妹いたらなぁって思って…。」

梓母「まあ!!お姉ちゃん…はちょっと無理だけど妹か弟は今からでも大丈夫よ!!お母さん今夜頑張るわね!!」

梓「わ…あの冗談だから!!」

梓母「ごめんね梓ちゃん。今日の夕飯はスッポンと赤蝮になるから!!夜悶々したら寝室覗いてもいいわよ♪でも入っちゃダメよ♪」

梓「うわああああ。」

~~
唯「昨日あずにゃんがいるのに憂がキスするからびっくりしたよ♪…にしても『唾液交換』なんて嘘でよく切り抜けられたよね♪」クチュッ

憂「だってお姉ちゃんにお帰りのチュウしたかったんだもん♪…まあ『唾液交換』してたし…嘘はついてないよ♪」ペロペロ

唯「そぅ?効能とか嘘っぽかったよ。」ジュルルル

憂「免疫は適当だけど、キスするようになってからお肌艶々でしょ?」レロレロ

唯「ん~たしかに。」チュッチュ

憂「でしょ~♪」チュッチュ




すみませんこれでオチです。




平沢家リビングにて



唯「みかん美味しいねー、憂」

憂「そうだねー、お姉ちゃん」

モグモグ

モグモグ

唯「…あれ?あと1個しかないや」

憂「あ…ごめんね、買い忘れてたみたい」

唯「いーよ、いーよ」

憂「あとで買ってくるから」

唯「じゃあ半分こしようよー」

憂「いいの?」

唯「もちろんだよー」

憂「ありがと、お姉ちゃん」

ムキムキ

唯「はい、憂」


唯「えへへー」

憂「ねえ、お姉ちゃん」

唯「なーに?」

憂「そっち…行ってもいいかな?」

唯「おー、おいでおいでー」ポンポン

憂「それじゃあ」

トコトコ

ピトッ

唯「お?」

憂「えへっ」

唯「どしたの?憂」

憂「…おねーえちゃーん♪」スリスリ

唯「なんか甘えんぼだね?」

憂「うん、たまにはいいでしょ?こういうのも」

唯「そうだね~」ニコニコ

憂「お姉ちゃん」

唯「?」

憂「あーん、して」

唯「あーん」

パクッ モグモグ

憂「美味しい?」

唯「うん♪…それじゃあ、憂もあーん、して」

憂「あーん」

パクッ モグモグ

唯「美味しい?」

憂「うん!」

唯憂「えへへー」

憂「……お姉ちゃん、あーん、して」

唯「あーん」

憂「……」パクッ

唯「?」

憂「……ちゅ」

唯「むぐ!?」

憂「ちゅっ…ん…ちゅぅ…」

唯「ふぁ…ちゅ…ぅん…ちゅっ…」

憂「…れる…ちゅぅ」

唯「コク・・・ン…ちゅ」

憂「…はぁ///」

唯「うい…不意打ちはズルイよ…///」

憂「イヤだった…?」

唯「うぅん…ほら、憂も」

憂「うん…///」

唯「…」パクッ

憂「…あーん」

唯「ちゅ」

憂「ん…んぅ…はぁっ…」

唯「…ちゅっ…はー…んん…れるん…」

憂「ぅん…ちゅ…コクン…ちゅっ…」

唯「…はー///」

憂「お姉…ちゃん…///」ウルウル

唯「憂…可愛い…!」ガバッ

憂「きゃ…!んぅ…」

唯「ちゅっ…んん…」

憂「(あ…そうだ…みかん…買いに…)」

唯「ちゅ…れるれるん…んちゅ…」

憂「(…明日で…いっか…)」

ドサッ



おしまい



5
最終更新:2010年12月13日 21:16