……

唯「もういっこ」

憂「はい、あーん」

唯「あーん」パク

憂「ふふ」

唯「憂も。あーん」

憂「え?私は…」

唯「あーん」

憂「……あ、あーん」

唯「おいしい?」

憂「……うん」

唯「よかったぁ」

憂「でも、もう2人で10個も食べちゃったね」

唯「あはは、手が黄色くなっちゃった」

憂「ほんとだ」

唯「……じゃあもういっこ」

憂「まだ食べるの?」

唯「うん、はい」スッ

憂「……あーん」パク

唯「…」

憂「…」モグモグ

憂「おいしいよ」

唯「えへへ」

唯「……あったかいねぇ」

憂「外は寒いよ、きっと」

唯「いいよ、憂とずっといるもん」ギュ

憂「うん……あったかいね」

唯「うん」

唯「憂は、優しいね」

憂「…そんなことないよ」

唯「あるの」

憂「…」

唯「だって、私のそばにいてくれるんだもん」

憂「だめ?」

唯「そんなこと言うと思う?」

憂「……ううん」

唯「せいかい」

唯「昨日のこと、聞かないの?」

憂「聞いたほうがいいの?」

唯「……どうだろうなぁ」

憂「じゃあ、やっぱり聞かない」

唯「…」

憂「?」

唯「ほら、やっぱり優しい」

憂「…」

唯「もっと好きに…なっちゃうよ」

憂「…そっか」


唯「私は悩んでるんだけどな」

憂「私は困らないもん」

唯「意地悪」

憂「えへへ、ごめんね。冗談だよ」

唯「わかってるよ」

憂「……今はまだ分かんないよ」

唯「うん」

憂「ごめんね」

唯「ううん」

唯「でも、早く答えないともっと好きになっちゃうからね?」

憂「うん」

唯「困ってもしらないよ」

憂「うーん、どうしよう」

唯「…」

憂「よし」

唯「決まった?」

憂「うん」

唯「教えて?」

憂「……ずっと、答えられないって」

唯「…意地悪」ギュ

憂「えへへ……大好き」ギュ


 おしまい。



唯「ういーひまだよー」
憂「私は忙しいよ」
唯「えー…お願い、遊んでよー」
憂「もう…お姉ちゃんってば…ちょっとだけだよ?」


唯「わーい!ほれほれおこたにお入り」
憂「うん…」
唯「ぎゅぅぅぅ!」
憂「きゃあっ」


唯「…憂の体冷たい…」
憂「ずっとキッチンにいたからかな…」
唯「あぅ…ごめんね…私ばっかりぬくぬくしてて…」
憂「ううん、いいよ。」


唯「…憂は優しいね…ありがとう。いつも」
憂「好きでやってることだもん」
唯「今は…あったまっていってね」
憂「…うん…」

唯「…前からやってみたかったんだけど」
憂「なにを?」
唯「裸でこたつに入ってみたいんだ」
憂「ええ…!?」

唯「…試していい?」
憂「は、恥ずかしくないの?」
唯「憂なら別に裸見られても平気だよ」
憂「そ、そう…でも私は恥ずかしいよ」

唯「なんでさ?」
憂「えっと…」
唯「…お姉ちゃんを意識したりしてる?」
憂「ち、ちがっ……」

憂「…うん…」
唯「もー、憂は可愛いなぁー。でもやってみたい」
憂「じゃ、じゃあ私またキッチンに入ってる////」
唯「…うん」

唯「…あ…これ、きもちいい!」
唯「肌がこたつ布団にじかに触れて…」
唯「なによりこの開放感!」
唯「こたつで靴下脱ぐのをレベルアップしたやつみたいだよー」


唯「憂ー!すごいよー!」
憂「お、お姉ちゃん…///」
唯「来てみて!私、顔だけ出してるからー」
憂「うん…」


唯「あったかいよー」
憂「なんていうか…亀さんみたい」
唯「憂もやるー?」
憂「や、やんないよー////」

しばらくたって…

唯「みかん美味しい」もぐもぐ
憂「お風呂わいたよー」
唯「うんー、ありがと。憂も一緒に入る?」
憂「私、宿題しなくちゃだから…」


唯「そっかー。じゃあ一緒に寝ようよ!」
憂「うん。いいよー」
唯「お風呂、おふろー」
憂「こたつでしようかな…」


唯『ああーかみさーまおねがーい♪』
憂「お姉ちゃんてば、あんなに大声で歌ってる…」
憂「…こたつあったかいなー」
憂「……お姉ちゃん、そういえば裸で入ってたんだ…ここに…」


憂「え…やだ、私なんでドキドキしてるの」
憂「しゅ、宿題!はやくやんないと…」
憂「………////」ドキドキ


憂「……お姉ちゃんのぬくもり…」
憂「ち、違う!これはこたつのあたたかさだよ!」
憂「……」ドキドキ


憂「いま…お姉ちゃんはお風呂だよね」
憂「……今なら…私も…」
憂「は、裸でおこたつに…///」


憂「な、なに言ってるんだ私」
憂「……お姉ちゃんのぬくもりを…感じたい…」
憂「………」ドキドキ


唯「あったかかったー」
唯「ふんふーん♪」
唯「憂、おふろでたよー」
唯「ん?」


唯「…なんで服を脱ぎかけてるの?」
憂「…///」
唯「…なんで?」
憂「……あ、暑かったから…」


唯「…うい、もしかして…」
憂「は、裸でこたつに入ろうとなんか、してないよ!」
唯「…まだ私何もいってないよ、憂?」
憂「……あ…」


唯「ういったら…」
憂「い、言わないで…」
唯「…へ・ん・た・い」
憂「…お、お姉ちゃんだってしてた」


唯「内緒でするのはどうなのかなー?」ニヤニヤ
憂「うぅ…」グスッ
唯「あ…ご、ごめん…言い過ぎたよ…」
憂「…えっちな妹で…ごめんなさい…」
唯「…」ドキッ


唯「……うい、今から2人でこたつに入ろうよ」
憂「え…」
唯「…裸で」
憂「ええ…!?」


唯「ほら、私おふろあがりだから…風邪引かないためにも憂のぬくもりがほしいんだよ」
憂「……でも…」
唯「…ね?」
憂「…う、うん…」


唯「じゃあ入ろうよ」
憂「うん…///」
唯「ほら脱いでー」
憂「は、恥ずかしいよぉ」


唯「あ、じゃあさこたつの中で脱がせっこしようよ!見えないよ?」
憂「…そ、そうなの?」
唯「ほらはやくー」
憂「……うん…」ドキドキ


唯「はい、うい上脱がすね」
憂「…うん…」
唯「セーター……脱がせ」
憂「あ……」


唯「…ブラとるよ?」
憂「…///」コク
唯「…はい」
憂「恥ずかしいよぅ…」
唯「ほら、下も下もー」
憂「お、お姉ちゃんも…脱いでよ」
唯「あ、ごめんごめん…つい夢中になってたよー。」


唯「でも、憂が脱がせてほしいなー」
憂「…わかったよ…」
唯「はいー。パジャマ脱がせて」
憂「…う、うん…」ドキドキ


唯「ああんー…脱がされちゃった」
憂「へ、変な声出さないでよぉ」
唯「熱が逃げちゃうよー」ギュッ
憂「ひゃぁん…っ!」


唯「憂…すごいドキドキしてるよ」
憂「だって…」
唯「裸の胸同士だからじかに伝わるね」
憂「…あっ…///」


唯「…ね…憂…下、脱がすよ」
憂「うん…」
唯「いいの?」
憂「……いいよ…」
唯「…あのね、私…脱がすだけじゃ止まらなくなっちゃうよ」
憂「…うん……知ってる」
唯「…///」ドキドキ


唯「…憂の体…エッチいね…」
憂「変なこと言わないで…」
唯「果実が2つ…みかんより甘くて」ちゅっ
憂「ひゃあっ…んっ」
唯「さくらんぼにキス…」


憂「お、お姉ちゃぁ…ん…き、キスしたいよ…」
唯「…いいよー。あ、姉妹ではキスしちゃだめってお母さんに言われてるよ」
憂「…そうだったね…」
唯(あう…憂のがっかりした顔が可愛いけどかわいそうだよー)


唯「あ…そうだ」


唯「ね、憂。こたつの中は息苦しいよね」
憂「え?う、うん…」
唯「息苦しいから人口呼吸してよ」
憂「あ……わ、わかったよ」


唯「じゃあ頭引っ込めるねー…」
憂「…お姉ちゃんってば…」
唯「はい、ういー!くるしいよ~!」
憂「…お姉ちゃん……んっ…」
唯「…ん…ふぅ、んんっ…」
憂「…ぷは、ん…っ」
唯「はふ、ん…あっ…んんんっ…」

唯「…んんっ…ん…はっ、ん…」ピチャ
憂「あ…ん…んんっ…、ふぁ、はっ…んんんぅっ…」ジュル
唯「…ん、ぷはぁ…っ」
憂「はぁ、はぁ…」
唯「はぁはぁ…、うい…次は唾液飲んで…」
憂「はぁ、はぁ…うん…」

唯「…んん…」ちゅうっ
憂「んんー…んんっ…」
唯「…んふ、んんっ…」
憂「ん…ん…」こくっこくっ…
唯「…んっ…ふぅ、は、んんっ…」
憂「んん……」こくっこくっ…

唯「ふぁ、ぁ、はぁ、はぁ…本当にくるしっ…」
憂「ああ、お姉ちゃぁん…はやくこたつの外の酸素をすわないと」

ばさっ

唯「はぁ、はぁ…くるしかったぁ」
憂「…お姉ちゃん…」ぎゅうっ
唯「大丈夫だよー。憂の口の周り…びちょびちょ」
憂「お姉ちゃんだって…」
唯「…憂の口は気持ちいいねぇ」


憂「………キス、しちゃった…」
唯「…違うよー。人口呼吸だよ」
憂「あ…そっか!」
唯「…大丈夫大丈夫。憂は私が守ったげる」
憂「お姉ちゃん…///」…ジュン

憂(あ…やだっ…///)

唯「…濡れてる」
憂「ひゃぁん…」
唯「感じてた?ねぇ、感じてた?」
憂「う、うん…///」


唯「…する?」
憂「…したい…けど…」
唯「だめ?」
憂「……明日学校だもん」
唯「…明日休んじゃう?」
憂「……だめだよ、お父さんに毎日学校行くって約束してるもん」


唯「…あ、そうだ」

唯「明日は私が風邪をひいて、憂が看病すればいいんだよ!」
憂「え…?」
唯「だから風邪をひかなきゃ…裸でいれば風邪ひくよ」
憂「で、でも…お姉ちゃんが風邪引いたらやだよ…」


唯(ひくわけないじゃん、うい…)ボソリ
憂(…そっか…)コソリ


唯「じゃあ風邪ひくよ、憂!」
憂「うん…!」


唯「憂のはあったかいねぇ」
憂「んっ…」
唯「…なめていい?」
憂「…いいけど…私まだおふろ入って…」
唯「大丈夫。憂はいい匂いだよ」
憂「…うう…////」


唯「憂も…して?」
憂「うん…」
唯「…んむ…」ピチャッ
憂「あっ…っ…」
唯「ほらぁ、ういもー」
憂「う、うん……んちゆっ…」
唯「んんっ…じゅるっ、ん…」
憂「ああっ…んんっ、んっ…」
唯「んんっ!…ん…あん、あっ…」
憂「ひゃんっ…あっ、あっ…ふぅ、ん…」
唯「…憂、腰動いてる」
憂「い、言わないでぇ…」

唯「ん…じゅるじゅるっ、んっ…」
憂「ああっ、お姉ちゃん…も、私ぃ…」
唯「…イッていいよ」
憂「あっ、あっ…あああああっっ…っ」
唯「……イッちゃった?」
憂「…っ、…っ…、…ぅぅ…っ、ぁ…」
唯「いーこいーこ…」ぎゅぅっ
憂「……おね、ちゃ…きすぅ…」

唯「でも…口…」
憂「…ぃいよ、お願い…」
唯「んー…んん…ちゅっ」
憂「…んっ、うっ……」



翌朝


さわこ「ええっと…平沢さんはお休みね」
澪「風邪ですか?」
さわこ「みたい…」
律「風邪かよー」
紬「…うふふ」


先生「平沢は休みだ」
梓「風邪ですか?」
先生「いや、風邪の姉の看病だそうだ」
純「…憂らしいや」


唯「ズル休みしちゃったね…」
憂「…うん」
唯「今日だけだから…ね?」
憂「うん…!」
唯「こたつ、あったかあったか」
憂「あったか、あったか…」



おわれ



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最終更新:2010年12月13日 21:42