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律「特にでことか」

紬「最近風も冷たいし、今日は風も強いものね」

澪「おでこ出してるからだろ」

律「いや、待ってほしい、私のでこが寒いのは元はと言えば風のせいじゃないか」

唯「確かに!」

律「つまり私の髪型とは一切関係はない!」

唯「そのとおりだよりっちゃん!」

梓「そんな訳ないでしょう、防寒対策をしない律先輩が悪いんです」

律「梓、善悪って言うのは見る側の立場によって変わるものなんだ」

唯「そうだよ、勝てば官軍なんだよ!」

澪「若干違う気がするぞ」

律「つまりだ、風からすれば悪いのは私かもしれないが、私からすれば風が悪いんだよ」

梓「とんだ言いがかりですね」

律「防寒対策と言えば、暴漢対策はしてるか、澪」

澪「どういう対策だよ、だいたい何で私に振る?」

律「梓は暴漢対策する必要ないからな」

梓「どういう意味ですか!」

紬「そうよ!梓ちゃんはロリコンにペロペロされる対策をしないといけないのに!」

律「そうだったな、すまんかった梓…」

唯「これにて一件落着だね!」

梓「な、なんですかこの流れは!」

澪「おーい、梓の話は終わったか?」

律「ああ、めでたく解決したよ」

唯「良かった…本当に良かった…!」

紬「イイハナシダワー!」

梓「いやいや、こっちは何も解決してませんから!」

澪「あらためて聞こう、なんだよ暴漢対策って」

律「説明しよう、暴漢対策とは…唯!」

唯「肌の露出を抑えることで、暴漢に襲われにくくなることである」

紬「転じて、防寒対策と呼ばれる」

澪「なら私は大丈夫だ、全然寒くないし」

唯「これにて一件落着だね!」

梓「私の話を切ってまでする話でしたか!?」

律「ん?梓は何か不満があるのか?」

梓「ありありです!おおありですよ!」

唯「オオアリクイ?」

澪「オオアリクイはあんな見た目だけど結構爪とか危ないらしいよ」

紬「澪ちゃん詳しいのね」

澪「ああ、テレビでやってた」

律「しかしなんでテレビって、テレビって言うんだろうな」

唯「テレビだからじゃないの?」

律「いやさ、テレビは確かにテレビだけど、テレビはテレビジョンなのにさ」

梓「英語だと略称はティービーですもんね」

澪「ティーヴィー、だ」

唯「きっとテレビのほうが可愛いからだよ!」

律「確かに、TVとか言うとメリケンかぶれのフ○ック野郎な雰囲気が出るな」

梓「それは言いすぎです!」

紬「こうして和製英語が生まれ続けるのね♪」

梓「ビデオもやっぱりテレビ的な感じなんですかね?」

律「ビデオは英語だろ」

唯「ヴィデオだよ」

澪「videoはスペイン語で"見る"って意味らしいぞ」

梓「いらぬ恥をかいてしまった…」

紬「梓ちゃん顔真っ赤!」

梓「これは…風邪です!」

唯「風邪と言えばりっちゃん、こんなに寒いのにオデコだしてて風邪ひかないの?」

澪「急に話が戻ったな」

律「ああ、多分」

唯「多分って、それじゃあオデコ隠したほうがいいよ!」

律「これまで10年近くこのでこで過ごしてきたけど風邪はひいたりひかなかったりだったし」

唯「ひいたのはオデコのせいで、ひかなかったのはりっちゃんの気合いだよ」

律「それを証明できるのか?」

唯「証明したいからオデコを隠していない、風邪をひく直前のりっちゃんをここに出してください」

梓「一休さんですか」

律「とにかく私はでこ隠さないからな」

唯「何がりっちゃんをそこまで掻き立てるの?」

律「私にはお前が何かに掻き立てられているように思える」

澪「ほらほら喧嘩しない」

梓「喧嘩だったんですか今の?」

律「だいたい考えても見ろ、風邪をひいたらまずでこに冷えたタオルとか当てるだろ」

唯「!」

律「つまり、私はでこを出すことによって風邪対策をしているんだよ」

唯「すごい!りっちゃん流石!」

紬「すごいわ!」

梓「信仰とは盲目だ」

澪「でも本当は風邪で熱が出てるのって、体の中で抗体が戦ってくれてる証拠なんだよな」

唯「じゃありっちゃんの抗体は怠け者なの?」

律「違う違う、抗体が冷静だから熱くならないのさ」

紬「戦場の一匹オオカミって感じね♪」

梓「一匹だったら負けますよ」

律「でも風邪菌からしたら、私達のほうが敵なんだよな」

唯「お互いに相いれない存在だね…」

紬「せめてこの音楽が伝われば…」

澪「風邪のときにドラムとかギターの音はきついよな」

紬「ええ、まさに敵よね」

梓「…ベースとキーボードは?」


律「しかし寒いな」

澪「律を見てると余計に寒くなってくるよ」

唯「キミを見てると、余計体BURU☆BURU♪」

澪「勝手に替え歌するな」

紬「揺れる体はゾンビみたいにふらふら♪」

澪「風邪ひいてるなら無理するな」

律「冷えピタの暖かいのないのかな」

澪「温めてどうする」

律「でもシップだって冷シップと温シップがあるじゃん」

澪「言われてみれば」

律「日本酒も熱燗と冷やがあるしさ」

澪「そうなのか」

紬「でも冷やは常温よ」

律「そうなのか」

唯「常温シップ」

澪「効くんだったら良さそうだな」

律「澪ちゅわんはシップ張る時『ひゃん!』とか言いそうですものねー」

澪「言うかバカ」

紬「常温ピタ」

梓「気持ち悪いですねソレ…」


律「そういえば自販機のあったか~いとかつめた~いとかあんじゃん」

紬「あるの?」

律「あるんだよ」

紬「すごい!自販機も時代を先取りしてるのね!」

律「すごいだろ」

梓「…で、自販機の話は?」

律「じょうお~ん」

唯「売られている時から常温だったら猫舌のあずにゃんでも大丈夫だね!」

梓「それ自販機の冷房が壊れてるだけですよ」

澪「コストダウンとエコを両立してるのか」

梓「違います」

唯「自販機と言えば、自販機で変なの売ってるとつい買っちゃうよね」

律「ああ、ラーメンとかうどんとか…」

唯「お好み焼きこれこれ♪」

澪「おでんだろ」

紬「自販機事情には詳しくないけどすごいのね」

律「ああ、もう目的が分からなくなってくるよな」

唯「この時期だったらやっぱりあったか~いコーンポタージュでしょ!」

澪「いいよな、コーンポタージュ」

梓「でもあれ底にコーンが残ってなんか嫌です」

律「アロエとかもな、損した気分になるよな」

紬「いいことを考えたわ!」

唯「何?」

紬「新商品、コーンポタージュ、コーン100%」

梓「それってもはやコーンですよね」

澪「ポタージュ味なんじゃないの?」

梓「それでもぼったくりですよ」

唯「そういえば缶のおしるこって飲んだことないんだけど」

律「意外だな、唯はそういうの好きそうなのに」

唯「妹が『おしるこなら私が作ってあげるから』って」

澪「できた妹だな」

唯「えへへ~」

梓「なんで唯先輩が照れるんですか」

律「あ、自販機発見」

唯「噂をすれば何とやらだね!」

梓「コンビニもありましたけどね」

律「私ウルトラサイダー!」

唯「私コンポタ!」

澪「じゃあ私は缶コーヒー」

梓「あ、澪先輩も買うんですね」

紬「りっちゃん、こんな寒いのにサイダー飲んだら体冷えない?」

律「私この缶集めてるんだ」

紬「そうなんだ、で、体冷えない?」

律「ダイドーの自販機は優秀だよな」

紬「へぇ、で、体冷えない?」

律「ルーレットとかうるさいけど」

紬「冷えないの?」


澪「甘っ」

梓「最近の缶コーヒーは微糖なのに甘いですよね」

澪「でも無糖は飲めないんだよな」

唯「私は糖分たっぷり取りたいな」

澪「太りそう」

唯「なにを今更」

澪「ひどい…」

澪「微糖と無糖の中間ぐらいの無いのかな」

唯「ミジンコ糖とか」

澪「うん、少ないのは伝わるんだけど食欲が無くなる」

律「偽無糖」

澪「悪者みたいだな」

澪「あーおいしかった」

梓「結局文句言っても美味しく頂いちゃうんですね」

律「寒い…」

唯「コーンが…」

紬「あらあら♪」

梓「そして学習しない二人が」


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最終更新:2010年12月15日 23:54