Notes GA330 unbricking tool
unbricking toolに関する覚書。
情報元
-
DINGUX
:スペインのlinux開発エンジニアのbooboo氏。DINGUX開発者。
内容
- A330_V1_10_2011_01_27.zip
A330_V1_10_2011_01_27
├─3D
│ └─ddz.cc
├─A330.HXF
├─Burning_tool(CC1800 V1.14)_W35.exe
├─C3S
│ └─tdd.c3S
├─CN2009P_CFG_A330_LCM_TB_TD030WHEA1_320_240.DL
├─Emulator
│ ├─CPS1.SIM
│ ├─CPS2.SIM
│ ├─gba.sim
│ ├─md.SIM
│ ├─MVS.sim
│ ├─[[NES]].SIM
│ └─snes.SIM
├─IPL_V1_04.bin
└─SDBurn_BootLoader
├─ChinaChipSDBurnTools.exe
└─rom.bin
動作環境
WinXP HomeEdition SP3 (32bit版)で確認。
WinVista 64bit版では使用不能だった。64bit版OSは全てNGと思われる。
前知識:USB起動モード
"Burning_tool(CC1800 V1.14)_W35.exe"が、unbricking tool本体。(以下、unbricking tool)
unbricking toolを使用するためには、USB起動モードで本体をPCに認識させなければならない。
丁果A320では、[Bボタン+Resetキー]でUSB起動モードとなった。
歌美A330でUSB起動モードにするためには、下記作業が必要となる。
(A320の[Bボタン+Resetキー]に相当)
1.起動用SDカードを作成 … "rom.bin"をSDカードに書き込む
2.起動用SDカードを本体に挿入
3.本体の電源をOFFにする
4.Downボタン(十字キー下)を押しながらUSB接続をする
作業手順
Step1:起動用SDカードの作成
1.作業環境の構築
(1) "A330_V1_10_2011_01_27"フォルダを"wk_GA330"にリネームする
(2) "WK_GA330"フォルダをPCのルートに置き、作業フォルダとする。(C:\WK_GA330)
この作業は不要かもしれないが、説明の便宜を図るため。(理解しやすくするため)
要は「作業フォルダのパスを深くし過ぎない」ようにすること。
作業フォルダに全角文字列やスペースを使用するのは避けた方が良い。
8文字以下の英数字がベスト、と言われる。
2.マイコンピュータからSDカードのドライブを確認する
例:マイコンピュータに"SD / MMC(F:)"と表示されている → F:
3.バッチファイルを作成する
(1)"SDBurn_BootLoader"フォルダ内に"test.bat"を作成する。
バッチファイルの作成が分からない場合、
"新しいテキスト ドキュメント.txt"を新規作成し"test.bat"にリネームすれば良い。
(2)"test.bat"を右クリック→編集 で、下記2行を記載する。
ChinaChipSDBurnTools.exe F: rom.bin
PAUSE
"F:"の部分は自分のPC環境に合わせて書くこと。(booboo氏ブログの説明では"I:")
4.バッチファイルを実行する
(1)"test.bat"をダブルクリックしバッチファイルを実行する。
(2)成功時に表示されるログは下記の通り。"IPL (For SD) ノユツシウノケヲ!"と表示されれば良い。
Step2に進もう。
C:\WK_GA330\SDBurn_BootLoader>ChinaChipSDBurnTools.exe F: rom.bin
SD BurnTool v1.0
メェノユツシエナナフ F
ナフキ・ E
ナフキ・ F
ソェハシノユツシ ...
rom.bin 2,6
IPL (For SD) ノユツシウノケヲ!
C:\WK_GA330\SDBurn_BootLoader>PAUSE
続行するには何かキーを押してください . . .
(3)以下は失敗の一例。(Time Out)
C:\WK_GA330\SDBurn_BootLoader>ChinaChipSDBurnTools.exe X: rom.bin
SD BurnTool v1.0
メェノユツシエナナフ X
ナフキ・ E
ナフキ・ F
ウャハア」ャテサモミメェノユツシオトSDソィ
C:\WK_GA330\SDBurn_BootLoader>PAUSE
続行するには何かキーを押してください . . .
Step2:unbricking toolの事前準備 (ドライバファイルの用意)
1.Burning_tool(CC1800 V1.14)_W35.exeを起動する
2.左上「安装??」ボタンを押下し、"ヌ・カッーイラーヘノ!"と出たらOKボタンを押す。
3."C:\Windows\System32\ChinaChipUSB"に以下の2ファイルが生成されていればOK。
CC1800USBL.inf
CC1800USBL.sys
4.ここまでは前準備。このファイルは後ほど参照する事になる。
Burning_tool(CC1800 V1.14)_W35.exeは閉じても良い。
Step3:USB起動モードで接続
1.Step1で作成した起動用SDカードを本体に挿す
2.本体の電源をOFFにする
3.Downボタン(十字キー下)を押しながらPCにUSB接続する
4.接続音がすればOK。USB起動モードで接続した事になる
5.本体の電源をONに入れておこう。
Step4:ドライバファイルのインストール (初回のみ)
1.新しいハードウェアの検出ウィザードが起動する
2.「一覧または次の場所からインストールする」を選択し「次へ」
3.「次の場所を含める」のみをチェックし、
「参照」ボタンで"C:\Windows\System32\ChinaChipUSB"を指定。
「次へ」ボタンを押下
4."新しいハードウェアの検出ウィザードの完了"と表示されればOK。
「完了」ボタンを押下
Step5:unbricking toolの使用
1.Burning_tool(CC1800 V1.14)_W35.exeを起動する
2.下記の通り指定する。
(1)BOOT文件:← 同梱の"IPL_V1_04.bin"
(2)系統配置:← 同梱の"CN2009P_CFG_A330_LCM_TB_TD030WHEA1_320_240.DL"
(3)系統文件:← 同梱の"A330.HXF"
(4)開机動画/関机動画は指定しなくても良い
3.左側下ボタン「??系?」を押すと、リカバリが開始する。
4.リカバリが完了したら、エミュレータファイルを本体GAMEフォルダ下に配置すること。
最終更新:2011年03月21日 12:58