やれやれ・・・
ここまで来てしまいましたか
ここに来たという事は、あなたはどうしても我らに挑むということですね。
いいでしょう
ちっぽけな人間になにかできる訳でもないですし
不確定要素は多いほど面白いものです。
さあ、この情報を元に
我らが神に・・・逃げるも良し、挑むも良し、無視するも良し
その選択は・・・あなた自身が決め・・・カチッカチッ カチッカチッ ブチッ
―――世界介入に成功、作戦を開始する・・・
これより、奴らのシナリオを変えるための情報を与える
俺が誰かだって?
それを教える時間はないが名前だけ教えておこう、後々困ることになるからな。
俺の名前は・・・ああ、この世界では発音できないな
無理矢理発音するなら「オンドゥルラギッタンディス」になるが、この世界でこの言葉は嫌な予感がするな
意味合いの方を教えておこう
俺の名前は・・・「Octa」だ
物語の数
外伝のお話は、いつかどこかの・・・こことは違う世界の戦争の一部と関係がある。
それぞれが、世界を壊す敵との物語だ。
以下、今のところ関係のありそうな戦争小説の題名のみ公開しよう。
・Silent Odyssey
・東方三王国
・Heart Of Hydrogen
・Erementar Gearvolt
・Gorgeou tango
・(仮)兵には讃歌を、魔女には愛を 外伝「あるサラリーマンの日常・非日常」
・Invasion from a different planet(←外伝の元になったお話)
共通世界設定
外伝の世界は7つあり、各世界は宇宙もあれば異星もある。イメージとして、平行世界が7つあると考えればいいだろう。
それぞれ、第一世界~第七世界と呼ばれており、固有名称もある。
第一世界に近づくにつれ、魔法主軸の技術体系になり
第七世界に近づくにつれ、機械・電子主軸の技術体系になる。
このような世界になった訳は、この世界を創造した神が7人おり、それぞれが自分の世界を管理している。
(さすが、我らの神様です。全能神です。さあ、あなたも神を讃えませんか?)
自分の管理している人間達を進化させ、違う世界へ侵攻させる戦争ゲームをしている。
そして、その戦争ゲームの勝者になった神には・・・なにもない
なぜなら、暇を持て余した神々の遊びであるからな。
(神様の考えを我々のような卑賤な者が考えてはいけませんよ)
勝者が決まれば世界がリセットされ、また一から戦争ゲームが始まる。
そんな歪な闘争が繰り返される、箱庭があの世界だ。
だが、数えるのも馬鹿らしくなるような年月を繰り返す内、そんな世界の理に反逆する者が出てきた。
それが、各小説の敵達だ。
敵達の目的は戦争するためだけの世界なんて、間違っている。だから神どもを抹殺し
自分達の住む世界を壊し、第一~第七までの世界を統合することだ。
しかし、各物語の主人公達が世界崩壊を阻止し、各々の世界を守る。(キャ~、カッコイイ)
それが、神達のシナリオとも知らずにな。
敵を倒して、世界は平和になりました・・・めでたしめでたし
となるはずの各物語だが、そこは力持つ者たち、
いつしか、一時限りの平和を勝ち取っただけだと気づき始めた。
そして、各主人公達は神の使いと名乗る一派と戦い知っていくことになる。
守った世界が、ただのフラスコの中の箱庭に過ぎないことを知って・・・な。
やがて、各主人公達は世界を壊すために行動するようになる。
自分達が倒した敵と、同じ目的を持つようになりながらな。
そんな主人公達が集まり、神様に挑む最後の物語が第8部「永久に続く闘争 ~絶対架空存在の証明~」という未来だ。
技術ルール
各世界には、基幹技術がありそれぞれの世界で最強の力を表している。
しかし、別世界へ行けばその技術は何の役にも立たない。
なぜなら、世界のルールそのものが違うからだ。
例をあげるなら、第七世界で火薬と呼ばれる物質は
第4世界から、爆発せず唯の自然発火する物質になる。
ゆえに、それぞれの世界の技術を使った兵器・武器は信用性が低い。
刃物や徒手空拳など、直接打撃を用いるか、その世界の技術を理解するのが強くなる近道だ。
世界間移動
違う世界に移動するための方法は、それほど多くない。大別すると二つ、最新の情報だと三つになるな。
一つ目は、自然発生している「ゲート」を使うことだ。
これは神達が別世界に侵攻するために作ったものだから、壊される恐れもない。
代表的なゲートは「セントラル・ゲート」と呼ばれるものだ。
世界移動のルール上、隣の世界へしか移動できないのだ。
第一から行ける世界は第二世界のみ、第二から行ける世界は第一世界と第三世界のみ・・・そんな感じだな。
しかし、例外として「セントラル・ゲート」のみ、第一から第七まで移動できる。
イメージは、世界の中心にエレベーターがあると思えばいいだろう。
問題点は、場所が固定されているため、待ち伏せされると全滅の危険性まであることだ。
二つ目は、世界移動存在と呼ばれる人を頼ることだな。
この者達は、自分の力で自由に世界を移動できる者達だ。
勿論、ルール上隣の世界へしか移動できないが、安全に移動できる。
また、かなりの力を消費するらしく、最低でも一週間は休まないと移動できない。
問題点は、絶対数が少ないことだな。
こればかりは、先天的な能力のためどうしようもない。
後天的に取得する方法もあるが、馬鹿げた方法であるからな。
なに?教えろだと!
まあ、教えたところでどうにもならんから、構わんか。
後天的な取得方法は、その世界の出身者であり、且つその世界の知的生命体の数を8割殺すことだ。
あのくそったれの神共が、考えつきそうなことだ。
話が逸れたな、三つ目の方法を説明しよう。
これは聞いた話になるが、第七世界限定で機械を使い世界移動ができるようになったらしい。
人一人移動させるのに、国家予算クラスの電力が必要らしいから動くかどうか怪しいがな。
カチカチッ ブチッ ・・・ 回線復帰 都合の良い情報に改竄します
各世界名称と基幹技術について
・第1世界
名称:サイレンス・ムーン Silence Moon
基幹技術:魔法と自然共生学・・・最終的に無限の魔力を引き出し、魔法をシャットアウトする技術が確立される。
文明レベル:非常に低い
世界総人口:不明・・・集落が非常に小さく、見つけるのに苦労するため誰も調べようとしない。大雑把に約5億人程度と予想されている。
所属勢力:光舞の橙・・・誕生と接続・手を繋ぐ男女のシンボル
概要:国や街といった建造物はなく、最大でも村規模(20人程度)の集落しか存在しない。
また、住んでいる家自体も洞穴が多く、まさしく自然と共生している世界。
日常生活に不便かと言えばそうでもなく、光、水、火など日常生活に欠かせない技術を全て魔法で補っている。
食べ物など自給自足の生活のため、非常に質素である。
そのため生活している住人達は、非常に牧歌的であり悪人など滅多にいない。はず
・第2世界
名称:フェアリー・ティアー Fairy Tears
基幹技術:魔法と自然科学・・・最終的に一個人が世界を滅ぼせる力を持つ可能性がある。
文明レベル:低い
世界総人口:約10億人
所属勢力:艶舞の赤・・・美と幻・踊る女2人のシンボル
概要:いわゆる、剣と魔法の世界。第7世界で言うところの騎士と魔女が織り成す御伽噺の世界とも言える。
国、街などは存在するが全て絶対君主制であり、難民、平民、騎士、貴族と明確に階級制度が敷かれている。
ニーギはこの世界出身である。
文明レベルとして、住宅などは木造、石造レベルであり光、水、火など日常生活に欠かせない技術は魔法アイテムとして
何かしら魔法が関わっている。が歯車・車輪等の機械技術は発明されていないため、相対的な文明レベルは低いとされている。
・第3世界
名称:ウォウドゥン・ユグドラシル Woden's Yggdrasill
基幹技術:魔法・自然・機械融合技術・・・魔力循環システム(魔力版原子力発電所)により、生活が支えられている。メルトダウンの危険性有
文明レベル:飛びぬけて高い
世界総人口:約120億人
所属勢力:剣舞の青・・・過去と栄光・突きたてた剣のシンボル、だったが白に滅ぼされたため、現在は白と言える。
概要:全世界の中央に存在しているため、中央世界とも呼ぶ。魔法・自然・機械の三つをバランス良く組み合わせた技術を使い
全世界で最も文明レベルが高い。世界規模で一つの国としてまとまっている上に、議会民主制の形をとっている。
が、その真実は最も神が介入している世界である。世界のトップに神の操り人形を据え、その時の文明レベルに見合わない
超技術の数々を教えているため、文明レベルが高い。
今回の戦争ゲームに、一番勝ちたい神であるらしい。
・第4世界
名称:サンダース・スカイ Thunder's Sky
基幹技術:魔法・機械による自然代用技術・・・自然現象を魔法と機械で再現している
文明レベル:人として間違った方向で高い
世界総人口:7億5672万2600人
所属勢力:奉舞の緑・・・力と現実・緑の稲穂を持つシンボル、だったが白に第3世界(白)に滅ぼされたため、現在は白と言える。
概要:戦争ゲームから脱落した世界。現在は第3世界の管理下に置かれている。世界を統治しているのは神の意思を受信する人工知能であり
第3世界へ資源を輸出している。機械(AI)による完全な管理社会であり第3世界が最も効率よくなるよう人類数の調整までしている。
ここに住む人類に自由などなく、全て搾取される立場である。
・第5世界郡
名称:ゴージャス・フレイヤ Gorgeous Freyja's
基幹技術:魔法(超能力)を微量に含む自然機械技術・・・他の世界のような特別優れている技術はないが、特殊な力をもった人間が生まれやすい環境
文明レベル:バラバラであり、判然としない
世界総人口:約48億人
所属勢力:天舞の黄・・・未来と挫折・突き上げた拳のシンボル
概要:混然雑多に混じり合っている世界。第5世界内で数多の平行世界がある。さながら、積み木遊びで滅茶苦茶に積んでいるようである。
管理する神が最も適当なため、世界ごとの技術レベルに大きな差がある。
最も進んでいる国は第3世界をも凌駕するが、
議会民主制であったり、資本主義が台頭を始めていたり。まだまだ絶対王政を敷いている国もあったり、
第6世界に侵攻していたり等々、やりたい放題のため混雑世界とも呼ぶ。
・第6世界
名称:サートゥルヌス Saturnus
基幹技術:相談中
文明レベル:相談中
世界総人口:相談中
所属勢力:怨舞の黒・・・汚染と暴走・背中合わせの男2人のシンボル
概要:相談中
・第7世界
名称:クリア・サン Clear Sun
基幹技術:機械技術特化(特に電子通信に秀でている)
文明レベル:そこそこ高い
世界総人口:約60億人
所属勢力:正統の白・・・純潔と制御・鎖に繋がれた純白のドレスのシンボル、だが、現在の本拠地は第3世界の模様、その隙を狙う青の勢力がいる
概要:物理法則と歴史上の出来事がほとんど、我々の世界と同じである。
平和な国もあれば、内紛している国もあり戦争特需で儲けようとしている人が多数見受けられる。
国際テロ組織BBA連合や、民間軍事会社AMSなどが存在している。
最終更新:2012年07月09日 23:03