コードアルプス 反逆のクララ ◆T7dkcxUtJw
月明かりも届かない暗い森の中に一人、髭面の紳士が立っていた。
彼の名はマリオ。恐らくは世界で最も有名なヒゲの一人であろう。
マリオは、ひどく憤慨していた。
このバトルロワイアルに対してはもちろん、愛しのピーチ姫とのテニスを邪魔されたことについても。
あまりに頭に来たので、いっそのこととっとと参加者を皆殺しにして帰ろうかともマリオは思っていた。だが、
彼の名はマリオ。恐らくは世界で最も有名なヒゲの一人であろう。
マリオは、ひどく憤慨していた。
このバトルロワイアルに対してはもちろん、愛しのピーチ姫とのテニスを邪魔されたことについても。
あまりに頭に来たので、いっそのこととっとと参加者を皆殺しにして帰ろうかともマリオは思っていた。だが、
(いや待てよ、もしかしたらピーチもこの場にいるかもしれない)
そう思い直し、とりあえずピーチを探そうとして、マリオは駆け出した。
(帰ったら次は何のスポーツをするかな……ゴルフはこないだやったし、バスケも飽きたし……。
ここはやはりサッカーか。皆に私の活躍を見せつけてやろう。
そして夜はベッドでピーチとハットトリック……ウヒヒ)
ここはやはりサッカーか。皆に私の活躍を見せつけてやろう。
そして夜はベッドでピーチとハットトリック……ウヒヒ)
微妙にアレげな妄想をしているが、彼を責めてはいけない。
スーパースターといえど、本質的には中年なのである。
そして、そんなことを考えていたから、彼は最後まで気付かなかった。
自分の背後から、巨大な物体が迫ってきていることに。
スーパースターといえど、本質的には中年なのである。
そして、そんなことを考えていたから、彼は最後まで気付かなかった。
自分の背後から、巨大な物体が迫ってきていることに。
グシャ
哀れ、マリオの体が巨大な騎士の足に圧し潰される。
「…………マンマ……ミーア」
最後にそう呟いて、マリオは息絶えた。
神聖ブリタニア帝国のナイトメアフレーム・ランスロットのコクピット内にて。
クララは狂ったように笑いながら、ランスロットの足で既に息の無いマリオの体を踏みつける。
踏みつける度に、嫌な音を立てながらマリオの体は無惨にも崩壊していく。
クララは狂ったように笑いながら、ランスロットの足で既に息の無いマリオの体を踏みつける。
踏みつける度に、嫌な音を立てながらマリオの体は無惨にも崩壊していく。
「フフ……待っててねハイジ。すぐに皆殺してアルプスに帰るから」
新たなる足、ランスロットをを得た少女はしばらくの間、すでに人の形を失っている男の体を笑いながら踏み続けていた。
【F-05/森/深夜】
【名前】 クララ@アルプスの少女ハイジ
【服装】 普段着
【状態】 足に障害
【装備】 ランスロット@コードギアス 反逆のルルーシュ
【持ち物】ランスロット@コードギアス 反逆のルルーシュ、車椅子、ディパック(支給品一式入り)
【思考】
1:全員殺してアルプスに帰る
【備考】
『クララの馬鹿!意気地無し!』の直前からの参戦です。
自力で歩けません。
【服装】 普段着
【状態】 足に障害
【装備】 ランスロット@コードギアス 反逆のルルーシュ
【持ち物】ランスロット@コードギアス 反逆のルルーシュ、車椅子、ディパック(支給品一式入り)
【思考】
1:全員殺してアルプスに帰る
【備考】
『クララの馬鹿!意気地無し!』の直前からの参戦です。
自力で歩けません。
【マリオ@マリオテニス 死亡確認】
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