(概要)
【教科】証券分析、財務分析、経済 の3教科。科目ごとに合格判定。
【試験日】4月と10月の2回。
【合格率】約40%。
勉強方法
【証券分析】
- 3教科の中で一番難しい。試験時間も90分と長い。
- 計算問題を解きまくり、体で覚えるしかない。
- ポートフォリオ理論は、なかなか頭に入ってこないこともあるが、基本的には「リスクに応じたリターンしか得られない」という原則を手を変え品を変え言っているだけなので、粘り強く頑張るべし。
- オプションとかスワップとかは、キッチリ理解するのは難しい。特に文系出身者にはキツい。ここにこだわる位なら、捨てて他で稼げばOK(2次でも、ここは捨てて十分合格可能)
- 株式投資分析は財務分析とかぶるので、しっかりやっておこう。文系出身者でも十分わかる。
- 2次では配点の約半分が証券分析なので、1次のうちから頑張ろう。
- なお数学がちょこちょこ出てくるが、間違っても「証券アナリストのための数学再入門」みたいな本を買わないこと。時間とお金の無駄。
【財務分析】
- 一番簡単。感覚的。文系的。試験時間は60分。
- 仕事で投資業で勤めてみたい人は、これが一番役に立つので、満点を目指すくらいにかんばってみていいと思う。
- 2次でも得点源にできる分野。
- 簿記がわかるとやや有利。この資格は申込から受験まで最長で1年も待たされるので、その間に簿記2級位とっておくとよいかも。
- 教材はTACが出してる過去問の一択。出題傾向が全く変わらないので(というか、財務分析という教科の特性上、傾向を変えようがない)、とにかく過去問。ちなみにテキストはいらない。過去問の解説で十分にわかるし、わかりにくいところがあったとしても、ネットで調べれば全て対応できる。
- 過去問3周で90点はいけると思うが、無駄なので2周で十分。
【経済】
- 机上の空論と揶揄されがちだが、結構内容自体はおもしろい。また、社会人には必須の素養だと思う。試験時間は60分。
- とはいえ、一番力をいれなくてよい教科だとも思う。
- IS-LMやAD-ASはなかなかわかりにくいので、ここだけネットで調べたりして補強するとよい。(証アナレベルであればHPとかで十分。経済学の本なんかを買うと、初心者向けのものでも、細かい話がゴテゴテ書いてあってドツボにはまることが多い)
- とはいえ、過去問はせめて1周しておこう。
- 正直なところ、2次試験では相当配点が低くなるので、深入りはオススメしない。2次の経済は応用問題・時事問題が出るので、テキストは買うまでもなく、新聞とかを読んでいた方が対応できる。というか証券分析が大変で経済に時間回してたら絶対に落ちる。
【全般】
- よく言われることだが、協会が送ってくる大量のテキストは無視でOK。試験に受かるための配慮がなさ過ぎる。
- TACか経済法令の出してるテキストと過去問を教科ごとに買って、3周ずつすればOK。それが試験に受かる最短ルート。個人的にはTACの方が好き。
- ちなみに合格点ギリギリでいいなら2周でいいが、満点狙う位にしといた方が、2次でラクになる。
- あと、TACに通うのはやりすぎと思う。周囲でも数人が通っていたが、満足を感じている人は少なかったように思う(というか、200~400時間で受かる試験なので、授業するほどでもない・・・)
- 新社会人など、全くベースの知識がない人は、『会社はこれからどうなるのか(岩井 克人)』や『会社の値段(森生 明)』あたりを読んでから(個人的に、ニュートラルでまともな著者と思う)、もう少しレベルの高い本をバラバラと読んでいくと、証券アナリスト資格に限らず、勉強になると思われる。
テキストと問題集
市販のテキストは、経済法令研究会とTACの二社が出している。
TACの方が良いという意見もあるが↓
http://www.fmd4.com/
個人的には特に優劣は感じない。本屋で両方見て、自分の好みにあったものを選べばよいと思う。過去問はほぼ同じ。
ただし二次試験は、TACの方がよいと思う(あくまで主観)。
最終更新:2010年12月18日 19:41