求められる代表
1、目的を明確に提示できる人。
目的、つまりゴールがなければ組織の行動は一貫性を持たず、きょろきょろすることであろう。時間、労力の無駄になることだろう。目的としては、今までの歴代の代表達がやってこなかったような革新的なものがよいと思う。
2、人の扱いがうまく人に対し感性が豊かな人。
例えば、議論が過熱になった時、即座に自分の意見を否定されたあるメンバーが感情的になることがありうる。そんな時、感情的になった人物をなだめ抑えて会議に悪影響を及ぼさないようにする人が必要で、また会議で場の空気に押されえて自分の意見を言いにくい人がいたら、その人を持ち上げて発言しやすくしてあげる人が必要だ。
3、各分科会の活動、そのメンバーにまでくらい細かいところにまで関心が行く人。
われらANDASは代表、副代表、会計、各分科会から構成されており、それらは垂直的、水平的に相互に作用している。1個の分科会の活動が組織全体に作用することだってありうる。よって、組織全体を俯瞰しなけばならない代表は、上のレベルにとどまってはならず、下のレベルの分科会の細かいところにまで目を向ける必要がある。(レベルとは作用のレベルを指し、階級ではない。)
4、人と信頼関係を築きやすい人。
相手を信用せず猜疑心が強すぎるようでは組織の信頼関係を破壊し組織に悪影響を及ぼす。また、人見知りが強すぎて一部の人としか話ができないようでは代表として困る。人見知りがなく、誰とでもコミュニケーションが取れ、相手を信頼できる人が望ましい。
5、言語能力のある人。
相手を納得させるには言語能力が欠かせない。論理的に事物を説明できる人がよいのはもちろん、役者のように感情に訴える言葉で相手を説得する人もいいと思う。それで、相手の心が揺れる可能性があるから。
6、本質洞察力のある人。
組織が停滞した場合など現象は見えても、その原因の本質は見えないことがある。つまり、直観力が必要でありそれがある人が代表に必要であると思う。
7、対話を重んじる人。
ここは他の人とかぶるので理由はのべない。
以上が自分の思う代表像である。もちろん、上の7つの条件を完全にみたすというのは難しいので5つぐらい満たしている人が妥当かと思う。7つの条件からいくつか納得するのがあればそれを代表選択の基準の一つにしていただければ幸いである。
選出法
では、選出方法を述べよう。
第1から第3希望まで代表になってほしい人の名前(つまり3人分、重複不可。 よい例 1番Aさん,2番Bさん,3番Cさん 悪い例 1番Aさん,2番Aさん,3番cさん)を投票用紙に書き、選挙の結果、第1から第3希望までの総得票数が1番多くメンバーの過半数越えの人が代表になる。
例えば、Aさんは・・・第1希望7票、第2希望5票、第3希望3票で合計7+5+3=15票
Bさんは・・・第1希望5票、第2希望2票、第3希望1票で合計5+2+1=8票
ゆえに、Aさんが当選。
なぜ、こうするのかというと一人にしか投票ができぬ場合各個人はそれぞれが1番に代表になってほしい人しか票に反映させられない。そうすると、それぞれが1番の人物を挙げるので一向にまとまらない。
しかし、選択の幅を第1から第3希望にまで広げれば、第1から第3希望の間にみんなに共通する人物が出てくるのではないか。その人を代表にしてはどうかと思う。◎一、 1回目の選挙で最得票者の得票数が過半数を超えなかった場合、もしくは◎二、 過半数を超えた同じ数の得票者が2人以上出た場合は、◎一なら最得票者から3番目まで、つまり3人を、◎二ならその人数に応じて決戦投票で一人にしか、投票できないという条件で選挙してはどうかと思う。
最後に、代表に決まった人が嫌がるかもしれないがそれは仕方がないと思う。全体のためだから。意思尊重は大切であるが、例えばもし戦争が起こりみんなが死は嫌だからといって意思尊重にこだわり戦うのやめれば、みんながやられるのと同じである。少なくとも軽いノリで代表にさせられたのでなく、(俺はあの決め方があまり好きでない。)みんなの信頼を得てなったのだから当本人を事実をうけいれるべきだろう。よほど、大きな損害を被るのでない限り。
参考文献
「戦略の本質」、「優れた意思決定」
組織の制度やら小憲法たるものの起草
今回、代表が決まらず我々は混乱にあるが、それは規則というか「法」というものがなかったからではと思う。そもそも6期の会議の進め方が批判されるようなものになってしまったのも適切たる会議の進め方というものが決まっておらず、代々のやり方に依存していたせいだろう。また、なぜ今回
代表の選出方法のことを議論しているのか。それは立候補者がいない場合にどうするか、代々考えてこられなかった点にあるのだろう。かつて、17世紀にインドのムガル皇帝に仕えたフランス人医師ベルニエは主君の死後、息子たちの血なまぐさい権力争いを目にし、「後継者決定に関する法がないならば争いといった混乱は必然的なものである」といっている。逆に言えば、法があればそれは防止できたわけだ。我々の場合も同じだ。例え、今回が収束しても未来においても同じような事態が発生する可能性は十二分にある。
そこで今回を契機に、代表の選出法から会議の進行、代表の権限、分科会の活動などあらゆることにかんして、またあらゆる場合にも対応できる規則を制定してはどうか。有志で規則草案委員会(自分は委員会に参加する。)というものを設立し、今年中に規則を制定、施行する。なんとか時間はあると思われる。
組織の規則というものを明確に定めるのは、極めて重要と思われる。ANDASはPTAさんなどといった世の中の企業から例年、協賛金を受けているのだから規則が不明確な組織ではいけないと思う。また、規則がいい加減な企業によい品物を作り出せないように、われらANDASのブランド力を上げるにはまず「内からの改革」が必要だ。それがなってこそ「良い商品」は作れる。
- 1.「目標を明確にできる人」今期の方針としては「話し合いによる決定」が重要視されてるけど、この意見の場合、みんなの話し合いはどこに持ってくるんだ?代表が全部決めてみんながそれに従っていく、というように読めるが。そういう意見ならそれはそれで構わないが、「話し合う」という方針と代表の決定権との距離感をもっと具体的に書いてくれ。 -- 中山祐輔 (2011-09-02 15:13:32)
- 3.「各分科会の活動など細かいところまで関心が行く人」代表が俯瞰をするのは良いことだが、問題は俯瞰してから起こる具体的な問題だ。一つの組織の行動が全体に影響を及ぼすわけだから、当然事態は円滑に進ませなくてはならない。個々の意見を聞くことはもちろん重要だし当たり前だが、そうも言っていられない事態が存在するだろう。たとえばある分科会のやり方が明らかに不合理だったり仕事がおかしい場合だったりな。そういう場合も個々にそれなりの意見があるのだろうが、全体として見ればそれを聞き入れられない場合はあるんじゃないのか。こういう場合、ある程度は代表に強権が認められないと事態が完全に硬直してしまう場合があると思うんだが。それについてはどう考える? 要するにこれも個々と代表の距離感の問題だ。個に傾きすぎると全体のまとまりが失われる可能性があるが。どうバランスを取る? -- 中山祐輔 (2011-09-02 15:30:39)
- おれも一個質問、【選出法】についてやけど、第一希望から第三希望の価値を全部対等にするっておかしいとおれは思うんやけど、どう思うー?たとえば20人の組織の中でジャッキーが提示する選挙法を実行して、第一希望者でAさんに19票集まって、第三希望でBさんが20票獲得した場合、第三希望に選ばれた人が代表になるってことやけど、それで問題ないと思う? -- 北野 (2011-09-02 17:48:02)
- 票の集まりかたおかしいなw19→18de20 -- 北野 (2011-09-02 17:49:00)
- ごめん途中でエンター押したら投稿しても歌のでもう一度最初から→【票の集まり方おかしいなw19票→17票で20票→18票に修正で><】 -- 北野 (2011-09-02 17:51:09)
- 仮定が抜けてた、「第二希望にはAとBの名前が一つもないとする」何回もごめんー>< -- 北野 (2011-09-02 17:53:54)
- 目的を明確にできる人の件・・・決まった今後の方針より多くの方がたいてい発言するであろうという前提の元で話します。ここでの目標とは、代表が単独で決めたものではありません。みんなで今後何をするか話し合い、それらの意見を抽象化し、代表がまとまった意見(目標)を元にみんなが最も納得のいく目標に仕上げていきます。そして、もう一度メンバー全員で確認して不具合がなければ、それを代表がANDASの新しい目標として掲げるのです。全員の意思によって決まった目標ですから、全員に自分たちが決めたという意識もありますし、代表にただ従っていくような受動的な姿勢にはならないかと思います。 -- 吉川 (2011-09-04 13:10:55)
- 各分科会の活動など細かいところにまで関心がいく人の件・・・原則、分科会の責任者が分科会の活動の指揮をし、代表などからの干渉は受けないとします。ただし、もしある分科会に混乱があり、組織に悪影響を及ぼしかねない場合、代表の介入を認めるとします。また、ある分科会の責任者が病気などで行動不可能でその分科会に代わりとなる人物がいない場合などは代表はその分科会の指揮権を責任者の復帰までの間、持つとします。ただし、代表の偏見に過ぎない恐れもないことはないので介入を考える場合は、副代表などと話し合ってからということで。 -- 吉川 (2011-09-04 13:46:46)
- 選出法の件・・・第1希望にしろ第3希望にしろ代表になってほしい人であることに変わりはない。だったら、最初からいちいち第1とか第3に分けずに初めから「代表になってほしい人を重複せずに3人書く」というルールでよかったかもしれんな。第1希望とか第2希望とか分けてしまったことで、かえって面倒な議論を呼び込んでしまったな。「代表になってほしい人を重複せずに3人書く、選挙の結果、総得票数が1番多くメンバーの過半数越えの人が代表になる。」というルールはどう思う?北野さん。 -- 吉川 (2011-09-04 14:02:54)
- 【選出法の件】・・・求められる代表の7つの項目があって、合致してる項目が多い人ほど代表にふさわしいっていうのがジャッキーの意見のはずやのに、希望順位をなくしたらその項目の必要性がないってことに繋がると思うんやけどどうなん?項目はあくまで参考程度ってこと?あとぶっちゃけ、7つの項項目あるんやから、その項目にもっとも合致してる人を議論などして追求するのがこの項目で代表を決めるなら最も合理的やと思うんだけど。。。あと、どれくらい合致してるかっていう程度の問題(概念?)も浮上してくる -- 北野 (2011-09-04 19:50:11)
- 7つの条件はあくまで俺が思った代表のことであり、参考程度。選出法とは別である。ただ、もし7つの条件が有用で使い物になるなら選出の際に、基準のようなものとして絞りこめるのに役立つかもしれん。希望順を無くしたとて、絞り込む基準になるのならば無必要ではないと思うがな。後、7つの項目に最も適する人物を議論する件だが、俺が挙げた7つの項目で合致する人を議論で追求、決めるとなると会議が長引いた際、怠慢になる恐れがある。そして、場の空気などで軽いノリで適当に非正式に代表が決まってしまう可能性が出てくる。そうなると代表にならされた者は罰ゲーム感を抱くことになるかもしれん。それはまずいだろう。いやいやな気持ちで代表を続けてもらっては困る。ちゃんと、選挙を行い自分はみんなから正式に信頼され代表に任命されたのだいう意識を持たせることができると思う。また、選挙のほうがはっきり区切りをつけられるが議論は場の空気に惑わされるなど個人の意見がころころ変わる可能性が出て議論が無駄に長引くかも。選挙も議論もある程度は意思尊重がなっている。ならば無駄の少ない選挙がよかろう。こちらのほうがメリットは多いだろう。 -- 吉川 (2011-09-04 23:08:34)
- おk、把握した。ありがとう。 -- 北野 (2011-09-04 23:56:18)
- 求められる代表像がとても詳しくていいと思う。筆者が思う会議と代表との距離感は、介入って言葉がコメント返信にも出てたけど、有事になったら、分科会とかの権力の代行として出動できるようにしておくってことかい?選挙の方法だけど、僕も第○希望とするよりは筆者の返信にもあるように単に列挙した方がいいと思った。 -- 玉本 (2011-09-05 02:45:40)
- (追記)ジャッキーの【代表の理想像】と【選出法】に繋がりがみえなかったから疑問に思っただけで、中山さんの言葉を借りると「誰にも当たり障りのない代表」を選ぶにはその方法が最適かなと思った! -- 北野 (2011-09-06 01:04:57)
- 間違えたページ消しておいていいか? -- 中山祐輔 (2011-09-07 17:18:12)
- 消して下さい、お願いします。中山さん。 -- yosikawa (2011-09-08 11:18:06)
最終更新:2011年09月08日 11:18