Google > Nexusシリーズ
【ねくさす しりーず】
端末名 | 発売日 | OS | SoC |
メモリ RAM/ROM |
ディスプレイ |
カメラ画素数 背面/前面 |
Antutu 総合 |
国内 発売 |
メーカー(*1) | 概要 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スマートフォンシリーズ | ||||||||||
Nexus One | 2010年1月 |
A.2.1 →A.2.3 |
Samsung Exynos 3 Single S5PC110 1.0GHz シングルコア |
512MB/512MB |
AMOLED /SLCD 3.7inch WVGA |
5MP/ - |
(4927) (*2) |
× | HTC | 世界で初めてAndroid 2.1を搭載し、Googleが自らサポートするスマホ。薄さは11.5mmと当時としてはかなり薄く、重さは130gとかなり軽い。Audience社によるアクティブノイズキャンセリング機能が搭載されており、iPhoneシリーズよりも一足先に音声入力機能を利用できる。性能に対しては評価が高かったものの、それ以外は他の端末に劣るなどで、販売台数はあまり伸びなかった。 |
Nexus S | 2010年12月 |
A.2.3 →A.4.1 |
Qualcomm Snapdragon S1 QSD8250 1.0GHz シングルコア |
512MB/16GB |
Super AMOLED /SLCD 4.0inch WVGA |
5MP/0.3MP | 2878 | × | Samsung | 『Samsung Galaxy S』がベース。Android 2.3から新たにサボートするNFCなどの機能を搭載したスマホ。SPHERESプログラムの一環として、NASAが国際宇宙ステーションで使用することを認定した最初の商業用スマートフォン。ディスプレイによって有機ELモデルと液晶モデルが、移動通信システムによって3Gモデルと4Gモデルが販売された。のGoogleはこれまで3回にわたって製造を担当するパートナーにHTCを採用してきたが、今回からはSamsungを採用する。 |
Galaxy Nexus | 2011年11月 |
A.4.0 →A.4.3 |
Texas Instruments OMAP 4460 1.2GHz デュアルコア |
1GB/16,32GB |
Super AMOLED 4.65inch HD |
5MP/1.3MP | 12479 | d | Samsung | GalaxyとNexusの両ブランドの端末として発売されたスマホ。端末本体やソフトウェアの開発には両ブランドの開発エンジニアが共同で行われた。ブラジル向けには商標の問題から『Galaxy X』という名前で発売された。他と比べて大型バージョンアップデートの提供された回数は少なく、そのせいかカスタムROMの数はAndroid端末の中でもトップクラス。3Gモデルと4G LTEモデルがある。 |
Nexus 4 | 2012年11月 |
A.4.2 →A.5.1 |
Qualcomm Snapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHz クアッドコア |
2GB/8,16GB |
True HD IPS Plus 4.7inch WXGA |
8MP/1.3MP | 24790 | ○ | LG | 発売から3ヶ月で100万台を売り上げた『LG Optimus G』が世界中で評価されたことをきっかけにLGが製造を担当したスマホ。ベースの『LG Optimus G』から多くの特徴が受け継がれている。高いハードウェアスペックやワイヤレス充電の対応などの特徴があるが、何よりもそれらの機能を詰め込んだハイエンド端末が299ドルで販売されたことはニュースサイトなどでも大きく取り上げられた。 |
Nexus 5 | 2013年11月 |
A.4.4 →A.6.0 |
Qualcomm Snapdragon 800 MSM8974 2.26GHz クアッドコア |
2GB/16,32GB |
True HD IPS Plus 4.95inch FHD |
8MP/1.3MP | 30299 | ○/y | LG | 前モデルと同じく製造元はLGで、ベースとなっているのは『LG G2』。同時期に発売されたライバル機と比べてもトップクラスの性能を誇るが、値段は300ドル台に抑えられている。欠点が少なく、機能性や安定性も高いため、前モデルと同じように好調な売れ行きであった。「最も良いNexusは何か」というアンケートでは4割近くの票を獲得して見事1位を獲得した。 |
Nexus 6 | 2014年11月 |
A.5.0 →A.7.1 |
Qualcomm Snapdragon 805 APQ8084 2.7GHz クアッドコア |
3GB/32,64GB |
AMOLED 5.96inch QHD |
13MP/2MP | 50095 | ○/y | Motorola | これまでラインナップしてきた端末とは方向性が異なる高価格帯のスマホ。ディスプレイ性能などを大幅に進化させ、単なるリファレンス機としての用途以外でもしっかり使える仕様だが、値段は649ドルと今までのモデルより2倍ほど高い値段設定だった。製造はGoogleの傘下から抜けた直後のMotorolaが担当する。 |
Nexus 5X | 2015年10月 |
A.6.0 →A.8.1 |
Qualcomm Snapdragon 808 MSM8992 1.8GHz+1.4GHz ヘキサコア |
2GB/16,32GB |
IPS 5.2inch FHD |
12.3MP/5MP | 52342 |
○ /d/y |
LG | Nexusシリーズ最後の端末。『Nexus 5』の後継モデル。値段は379ドルと安価ながら、高精度な指紋認証機能やハイスペックな64bitプロセッサ、高価格帯のライバル機とも見劣りしない高画質カメラなど、そのコストパフォーマンスの高さはまさに親譲り。普及し始めたUSB Type-Cを外部接続端子に採用する。 |
Nexus 6P | 2015年10月 |
A.6.0 →A.8.1 |
Qualcomm Snapdragon 810 MSM8994 2.0GHz+1.55GHz オクタコア |
3GB/ 32,64,128GB |
AMOLED 5.7inch QHD |
12.3MP/8MP | 60872 |
○ /s/y |
Huawei | Nexusシリーズ最後の端末。『Nexus 6』の後継モデルであり、ディスプレイの性能は解像度や駆動方式は同じであるものの、少し小型化した5.7インチのものを採用している。筐体にはNexusシリーズ初のメタルユニボディ(1枚のアルミ板からの削り出し)を採用している。搭載されたSnapdragon 810は発熱に関して問題になったが、この端末では異常に発熱することはない。 |
タブレットシリーズ | ||||||||||
Nexus 7 (2012) |
2012年7月 |
A.4.1 →A.5.1 |
NVIDIA Tegra 3 1.2GHz クアッドコア |
1GB/ 8,16,32GB(*3) |
IPS 7.0inch WXGA |
- /1.2MP | 18862 | ○ | ASUS | Androidタブレットの普及に大きく貢献したミッドハイレンジタブレット。ゲーミングに強いSoCなどを搭載しながらも、一万円台という採算度外視な価格設定で、元からのAndroidユーザーだけでなく、初めてAndroidを触るというライトユーザーにも売れたという、Android史上最大級の販売台数を誇る端末。Wi-Fiモデルと後発の3Gモデルが発売された。 |
Nexus 10 | 2012年11月 |
A.4.2 →A.5.1 |
Samsung Exynos 5 Dual 5250 1.7GHz デュアルコア |
2GB/16,32GB |
Super PLS 10.1inch WQXGA |
5MP/1.9MP | 24278 | ○ | Samsung | タブレット史上最高の解像度を誇る10.1インチディスプレイを搭載したタブレット。デュアルスピーカーも搭載しており、動画視聴では他の端末では味わえない没入感を感じられる。発売開始日にハリケーン・サンディがニューヨークを直撃や、直前に発売された『Nexus 7 (2012)』のヒットなどで販売台数はそれほど伸びなかった。 |
Nexus 7 (2013) |
2013年7月 |
A.4.3 →A.6.0 |
Qualcomm Snapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHz クアッドコア |
2GB/16,32GB |
IPS 7.0inch WUXGA |
5MP/1.2MP | 27525 | ○ | ASUS | 2012年モデルに欠けていた部分を補った、完成度の高いミッドハイレンジタブレット。Wi-FiモデルとLTEモデルが同時発売された。ハードウェアは2012年モデルから大きく進化し、5.0GHzのWi-Fi通信、置くだけの無線充電、無線/有線での外部映像出力など、最新の端末にも採用されている機能を多く搭載されており、今なお高い需要がある。 |
Nexus 9 | 2014年11月 |
A.5.0 →A.7.1 |
NVIDIA Tegra K1 2.3GHz デュアルコア |
2GB/ 16GB (Wi-Fi) 32GB (LTE) |
IPS 8.9inch QXGA |
8MP/1.9MP | 59710 | ○ | HTC | Android端末で初めて64bitプロセッサを搭載タブレット。SoCにはPS3やXbox 360を超えるグラフィック性能を持つTegra K1 (64bit)を、OSには新たに64bitに対応したAndroid 5.0を、ディスプレイには高輝度で視野角にも優れたIPSパネルをそれぞれ搭載し、ゲーマーには最良の選択肢の一つとなった。 |
+ | 出典元 |
Androidバージョン別
OS | コードネーム | 公開 | ||||||||||||||
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1.0 | 2008/09 | 1.0 | 1.0 | |||||||||||||
1.1 | 2009/02 | 1.1 | 1.1 | |||||||||||||
1.5 | Cupcake | 2009/04 | 1.5 | 1.5 | ||||||||||||
1.6 | Donut | 2009/09 | 1.6 | 1.6 | ||||||||||||
2.0 | Eclair | 2009/10 | 2.0 | 2.0 | ||||||||||||
2.1 | 2010/01 | Nexus One | 2.1 | 2.1 | ||||||||||||
2.2 | Froyo | 2010/05 | 2.2 | 2.2 | ||||||||||||
2.3 | Gingerbread | 2010/12 | Nexus S | 2.3 | 2.3 | |||||||||||
4.0 |
Ice Cream Sandwich |
2011/10 |
Galaxy Nexus |
4.0 | 4.0 | |||||||||||
4.1 | Jelly Bean | 2012/07 | 4.1 |
Nexus 7 (2012) |
4.1 | |||||||||||
4.2 | 2012/11 | Nexus 4 | 4.2 | Nexus 10 | 4.2 | |||||||||||
4.3 | 2013/07 | 4.3 |
Nexus 7 (2013) |
4.3 | ||||||||||||
4.4 | KitKat | 2013/10 | Nexus 5 | 4.4 | 4.4 | |||||||||||
5.0-5.1 | Lollipop | 2014/11 | Nexus 6 | 5.0-5.1 | Nexus 9 | 5.0-5.1 | ||||||||||
6.0 | Marshmallow | 2015/10 | Nexus 5X | Nexus 6P | 6.0 | 6.0 | ||||||||||
7.0-7.1 | Nougat | 2016/08 | 7.0-7.1 | 7.0-7.1 | ||||||||||||
8.0-8.1 | Oreo | 2017/08 | 8.0-8.1 | 8.0-8.1 | ||||||||||||
9.0- | 9.0- | 9.0- |
*1 製造元やGoogleと共同開発した会社を含む。
*2 ネット上でAntutu Benchmarkのスコアが見つからなかったので、このベンチマークスコアはカスタムROM(evervolv)によってAndroid 4.0へアップデートした端末のスコアである。なので、この数値はあくまで"参考程度"とする。
*3 LTEモデルの8GBモデルはなし。
*4 なお、ディスプレイが有機ELかSLCDかは、本体を分解してディスプレイ部品の裏面のステッカーに書かれている部品番号を確認する(有機ELは60H00287-00P、SLCDは60H00443-03P)か、PCに接続してカーネルログを確認するかの方法しかない。
*5 同じく2012年9月に発売のハイレゾ対応スマホとして『Samsung Galaxy Note 3』があるが、発売は13日『LG G2』の方が早い。また、発表は1ヶ月ほど差がある。
*6 製造が完了され次第順次出荷されるため、発売日が"2014年11月上旬"とはっきりしていない。そのため、ここでは予約開始を発売日としており、予約開始日の10月30日は『Samsung Galaxy Note Edge』や『Amazon Fire HDX 8.9』よりも僅かに先行している。
*7 このピクセル密度を上回るタブレットとして、8.4インチで同解像度のディスプレイを搭載した『Dell Venue 8 7000』と『HUAWEI MediaPad M5』の2つが挙げられる。