ガクガク震えるような、あるいは溜め込むようなコマの打ち方。フリッカーとも言う。

新世紀エヴァンゲリオンOPより
エヴァ初号機の悶えるような動き

中割りはそのまま123456...としていき、タイムシートを13 24 35 46 5...と行ったり来たりするような打ち方をすることで、このような動きになる。

少々ややこしいコマの打ち方をするので混乱しやすいかもしれないが、以下の画像のようにギザギザ線を描くとタイムシートが書きやすくなる。
上の数字が普通に並べた時のセル番号、下のギザギザがタイムシートに書く数字の順番

細かめに割ってし、1コマ打ちにすると丁度いい動きになる。

余談

『明日のジョー』などにおいてアニメーターの荒木伸吾は、パンチが当たる瞬間を強調するため、超短時間に行われる繰り返しショット的な使い方で波送りを使っていた。
ただし荒木伸吾以外のアニメーターはあまりこのような使い方をしなかったためあまり普及せず、現在ではおそらく全く使われていない。
最終更新:2010年10月04日 20:30