動物キャラ・バトルロワイアル内検索 / 「第三回放送までの死者」で検索した結果
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第三回放送までの死者
第三回放送までの死者 時間 名前 殺害者 死亡作品 死因 凶器 日中 クズリの父 パスカル RAINLIT DUST/――に捧ぐ 咬殺 両顎 日中 パスカル まん丸 RAINLIT DUST/――に捧ぐ 惨殺 ヤマアラシデビル 日中 ザフィーラ トニートニー・チョッパー とても優しい瞳をしてたあなたが歌う―― 殴殺 刻蹄桜吹雪 日中 トニートニー・チョッパー ムックル とても優しい瞳をしてたあなたが歌う―― 咬殺 鋼の牙 日中 クロ ケットシー 彼にしか出来ないぶち抜き オーバーヒート アギダイン 日中 ケットシー クロ 彼にしか出来ないぶち抜き 斬殺 ヴァルセーレの剣 午後 ケロロ軍曹 アライグマの父 ひとつ火の粉の雨の中 圧死 アヴ・カムゥ 午後 アマテラス ぼのぼの ひとつ火の粉の雨の中 毒殺 ベンズナイフ 午後 ぼのぼの アライグマの父 ひとつ火の粉の雨の中 圧死 アヴ・カムゥ... -
第一回放送までの死者
第一回放送までの死者 時間 名前 殺害者 死亡作品 死因 凶器 深夜 タヌ太郎 クロコダイン 006 始の忍法帖 刺殺 トウカの日本刀 深夜 アルフ 赤カブト 009 禍福は糾える縄の如し 捕食 なし 黎明 ヒグマの大将 因幡てゐ 030 狡兎三窟 毒殺 ワブアブの粉末 黎明 シロ ケットシー 033 不夜城のシロ 失血死 爪 早朝 ヨッシー ラルク 045 罅ぜるは刹那の夢 失血死 スティンガー 早朝 コロマル シエラ 046 獣の卍(前篇) 刺殺 電光丸(倍率×1000) 早朝 ボニー シエラ 046 獣の卍(前篇) 首切断 電光丸(倍率×1000) 早朝 夜叉猿 シエラ 046 獣の卍(後篇) 斬殺 電光丸(倍率×1000) 早朝 メレオロン ミュウツー 050 神の不在証明 失血死 サイコカッター おまけ 名前 最期の言葉 タヌ太郎 だから―― アルフ 「フェイ... -
死亡者情報
...二回放送までの死者 第三回放送までの死者 -
第二回放送までの死者
第二回放送までの死者 時間 名前 殺害者 死亡作品 死因 凶器 朝 ペット・ショップ 風雲再起 058 王者の風 蒸発 超級覇王日輪弾 朝 風雲再起 ペット・ショップ 058 王者の風 失血死 氷柱 朝 モロ ミュウツー 060 残すものは言葉だけとは限らず 斬殺 サイコカッター 朝 ミュウツー ムックル 060 残すものは言葉だけとは限らず 首切断 両顎 朝 アライグマ 赤カブト 063 へんたいトリロジー ~爪とヒマワリの章~ 刺殺 トゲトゲの爪 午前 ツネ次郎 赤カブト 074 熊嵐 刺殺 トゲトゲの爪 午前 銀 赤カブト 074 熊嵐 撲殺 熊掌 午前 赤カブト カエル 074 熊嵐 斬殺 なんでも切れる剣 午前 グレッグル 赤カブト 074 熊嵐 刺殺 トゲトゲの槍 午前 ウマゴン ラルク 076 闇の梯子 デコナイフ スティンガー 午前 オーボウ ラルク 076 闇の梯子 ... -
本編SS目次・時系列順
本編SS目次 一日目 第一回放送までの本編SS 第二回放送までの本編SS 第三回放送までの本編SS -
第三回放送までの本編SS
【日中】 NO. タイトル 作者 登場人物 098 とても優しい瞳をしてたあなたが歌う―― ◆TPKO6O3QOM ザフィーラ、トニトニー・チョッパー、ムックル 096 RAINLIT DUST/――に捧ぐ ◆k3fZfnoU9U まん丸、クズリの父、ラルク、パスカル、イカルゴ 097 雨の降る昼、いったいどうする ◆TPKO6O3QOM アマテラス、ぼのぼの、カエル 099 蛙人乱れし修羅となりて ◆k3fZfnoU9U ケットシー、ケロロ軍曹 100 俺の背丈追い越して、いつかはお前もいっちょ前 ◆TPKO6O3QOM アライグマの父 101 空が別れを告げている ◆TPKO6O3QOM オカリナ、アライグマの父 107 彼にしか出来ないぶち抜き ◆EwVLYtcCbD23 ホロ、ケットシー、イギー、クロ 【午後】 NO. タイトル 作者 登場人物 102 ひとつ火の粉の... -
第二回放送までの本編SS
【朝】 NO. タイトル 作者 登場人物 057 夢有 ◆k3fZfnoU9U まん丸、ホロ 058 王者の風 ◆TPKO6O3QOM ツネ次郎、アライグマ、風雲再起、ペット・ショップ 059 距離を超えた遭遇 ◆TPKO6O3QOM ピカチュウ、ニャース、アマテラス、オカリナ、キラーパンサー、楽俊、イギー 060 残すものは言葉だけとは限らず ◆imaTwclStk ミュウツー、モロ、ムックル 061 この○○を作ったのは誰だぁ!! ◆1eZNmJGbgM 赤カブト 062 在りし日の夢は散り散りに毀れる ◆TPKO6O3QOM まん丸、ホロ、ザフィーラ 065 乱暴者タヌキは今日も行く ◆k3fZfnoU9U アライグマの父 063 命ゆくもの ◆TPKO6O3QOM ムックル 064 へんたいトリロジー ~爪とヒマワリの章~ ◆k3fZfnoU9U 赤カブト、ツネ次郎、アライ... -
第一回放送までの本編SS
【オープニング】 NO. タイトル 作者 登場人物 000 オープニング ◆TPKO6O3QOM ぼのぼの、アライグマ、シマリス、アマテラス、キュウビ 【深夜】 NO. タイトル 作者 登場人物 001 されど山犬は仔猫と躍る ◆TPKO6O3QOM モロ、ムックル、ツネ次郎 002 宇宙を越えた執着心 ◆h6cx7DWv6s ピカチュウ、ケロロ軍曹 003 面影 ◆w2G/OW/em6 まん丸、メレオロン 004 悲しいことや辛いことが終わるために… ◆EMOQZrE4lI ぼのぼの、因幡てゐ 005 動物アドベンチャー ◆3.14.mIY6A ボニー 006 始の忍法帖 ◆TPKO6O3QOM イギー、タヌ太郎、クロコダイン 007 シロとケットシーの偽典・黙示録だゾ ◆EGv2prCtI シロ、ケットシー 008 フロッグ・スタイル ◆aAaY.9Pvg2 カエル、グレッ... -
第一回放送
第一回放送 ◆1eZNmJGbgM そこは、この惨劇の為に集められた参加者達が最初に意識を取り戻した場所。 参加者の中には、そこが学校の体育館であることに気付いた者もいたかもしれない。 尤も、突然あの場所に転送された上に周囲の照明が朧げな鬼火であったあの状況では、無理な話なのだろうが。 そして六時間前の悪趣味なデモンストレーションが終了した以上、ここには今、だれもいない。 見せしめとなったシマリスの死骸も血痕も既に消えており、血臭が周りに漂うことが惨劇の証拠としてのよすがである。 が、抜け殻となった体育館の入り口から雛壇へ目掛けて、どうした事か街路灯のごとく二筋の鬼火が灯されていく。 この鬼火の速さ、初め亀がのそりと歩くようであったが徐々に加速、早歩きから小走りさらに駆け足、最後雛壇に到達する頃には燕の如き速さで壇上に至る。 そして鬼火に囲まれた中に、一... -
第二回放送
第二回放送 ◆TPKO6O3QOM 定刻だ。生憎の雨に見舞われてしまったが、畜生どもよ、息災であろうか? 雨に震えていたとしても、誰も手など差し伸べてはくれぬぞ。 呪法を始めて、半日が過ぎた。貴様たちも、段々と己が牙を取り戻してきたのではないかな。 さて、我は非常に悦んでいる。やっと貴様らが、獣らしい野性と残虐性を発揮してくれるようになったのでな。いやはや、先刻、奮起を促した甲斐があったというものだ。 クカカカカ……やれば出来るではないか。 すぐにでも貴様たちの成果を読み上げたいところではあるが、まずはお前たちの命に直結する禁止区域から報せよう。耳を……――ソバダて、よく聞くのだぞ。 B-5 D-1 E-7 F-4 だ。 雨の中、確と聞きとれたか? ふむ。我は今、実に気分がいい。もう一度だけ教えてや... -
第一回放送案
没放送案 第一回放送案 ◆TPKO6O3QOM 暗闇の中に焚かれた篝火がぼうと辺りを仄かに照らしている。闇の中で複数の影が騒がしく喋っていた。 「イヤー、異世界ッチューノハ 面白イモン ダッペ」 「鉄ガ高速デ走ッタリ 水ヤ宙ニ浮イタリスル ン ダカラナ。オラハ 飛行機ッテノ、操ッテミタイ ン ダナ」 「オラ ハ がんだむ!」 「シカシ、何処ニモ オラ達 ミタイナ モノ ハ 居ルモンダナア」 「苛メラレルノガ、オラ達ミタイナ カ弱イ存在ナノモ同ジダベ。 ぷるぷるシタ 真ッ青ナ団子達ニハ 同情ヲ禁ジ得ナイベ」 「げっとダゼ ダンベ」 「電車ノあなうんす、聴イタカ? 連中モ オラノ美声 ニ 酔イ痴レタ コト ダベ」 「キュウビ様 二 ヤタラ 分厚イ草紙 ヲ 幾百ト押シ付ケラレタ コト モ イイ思イ出ダッチ」 「アレハ キュウビ様 ガ 根ヲ詰メ過ギテ 寝込ンジマッ... -
マムー案
没OP マムー案 穏やかなる僕の昼寝は、ある圧倒的な現象によって崩壊した。 ヨッシーアイランドで昼寝していたはずの僕はなんとなく急に寝心地が悪くなったのを感じた。 仕方ないのでちょっとだけ起きて見ると、芝生だったはずの地面が大理石の床になっている。 いつの間に僕は城で眠ったんだろうか? っていうかヨッシーアイランドの城はもう全部崩壊したはずなんだけど…… 流石に起きて辺りを見回してみる。といっても妙に暗くて分かりにくい。 だけど相当たくさんの人がいるみたい……ん? 人? 人……じゃないような……んんん? 次々に目覚めたらしく、ざわざわ声が大きくなってきた。 でもその声になんというか、鳴き声っぽいのが篭ってるような気がする。 なんだか妙なことになってるけど、とりあえず御腹がすいたかなあ。 「むわーっはっはっはっはっは!」 なんとなく... -
ぼのぼの
【名前】ぼのぼの 【出典】ぼのぼの 【種族】ラッコ 【性別】オス 【年齢】??(子供) 【外見】青い毛に覆われた三頭身二足歩行のラッコ 【性格】のんびりやだが、好奇心旺盛 【口調】 一人称:ぼく 【備考】 以下、動物キャラ・バトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する ぼのぼのの本ロワにおける動向 初登場話 オープニング 死亡話 登場話数 8話 スタンス 対主催 現在状況 1日目日中の時点で生存 現データ 097:雨の降る昼、いったいどうする キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 アライグマ 仲間 アライグマくん 元世界の友人 オ-プニング クズリの父 仲間 クズリくんのお父さん 元世界の知人 ヒグマの大将 仲間 コヒグマくんのお父さん 元世界の知人 030:狡兎三窟 アライグマ... -
アライグマの父
【名前】アライグマの父 【出典】ぼのぼの 【種族】アライグマ 【性別】雄 【年齢】大人 【外見】二足歩行のアライグマ。息子そっくりだが彼のほうが体毛の色が濃く、体格が一回り大きい。 【性格】短気で気むずかしい。しかし面倒見はいい。 【口調】いかにも頑固親父という感じの口調。 口癖「俺は○○も嫌いなら××も嫌いなんだ。だが一番嫌いなのは…△△だ!!」 【備考】 以下、動物キャラ・バトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する アライグマの父の本ロワにおける動向 初登場話 017 ここはび~いち、キュウビの湯 死亡話 登場話数 11話 スタンス 中立→無差別 現在状況 1日目午後の時点で生存 現データ 102 ひとつ火の粉の雨の中 キャラとの関係(最新話時点) キャラ名 関係 呼び方 解説 初遭遇話 ぼのぼの ... -
没SS
【没オープニング】 NO. タイトル 作者 Ex001 マムー案 名無しさん Ex002 ポーキー案 名無しさん Ex003 ロケット団案 名無しさん Ex004 クッパ案 名無しさん 【没放送案】 Ex005 第一回放送案 ◆TPKO6O3QOM -
空が別れを告げている
空が別れを告げている ◆TPKO6O3QOM 叩きつけるような雨の中を、一羽の白い鳥影が舞っていた。いや、舞っているというのは語弊があるかもしれない。 その羽ばたきに力強さはなく、風が吹く度に大きく身体を傾がせる。崩された体勢を立て直す余裕もなく、その小さな姿は大きく北に流されていく。 轟く様な強風と、石礫のような雨粒が吹き乱れ、地上の木々は大きく揺れていた。弾き飛ばされた枝葉が幾枚も宙を飛んで行く。 傍目から見ても、この天候の中を飛ぶのは無謀というものだろう。ましてや、鳥は疲弊しきっていた。どこぞの木で翼を休めるのが一番の選択だ。 しかし、それでもその鳥は懸命に東へと向かっていた。向かおうとしていた。風に戻され流され、それでも少しずつ東へと進んでいく。 風のせいで視界もままならぬ中、鳥は命を削るように両翼を羽ばたかせた。 休んでいる暇など... -
雨の降る昼、いったいどうする
雨の降る昼、いったいどうする ◆TPKO6O3QOM キュウビの忌々しい声が聞こえなくなったのを確認して、カエルは横線の引かれた名簿に目を落とした。十五の命が新たに散り、丁度半分の者が命を落としたことになる。あと二十ニの命が消えれば、このふざけた呪法は終わる。 それを面白がっているキュウビの首を討ち落としたい衝動を、カエルは深い吐息と共に抑え込んだ。とはいえ、この地での知り合いの全てを目の前で失った彼にとっては、今回の放送は単なる事実確認以上の意味合いは無かった。他者から比べれば、大分楽な身の上だろう。死者の読み上げが死亡した順番らしいことに気づけたのも、己が精神的に余裕があったためだ。 雨はまだまだ続きそうであった。ただ、雷を伴うような代物ではないらしい。放送の直前、大地を揺るがすような雷音が轟いたが、それ以降は静かなものである。 しかし、だからといって、目的... -
【051~100】
NO. タイトル 作者 登場人物 051 白兎は秘かに笑う ◆TPKO6O3QOM 因幡てゐ、ギロロ伍長、ユーノ 052 黄昏の宿 暁の空 ◆TPKO6O3QOM ニャース、楽俊、アマテラス 053 先送りの決断 ◆TPKO6O3QOM イカルゴ、クロ、ラルク 054 口より先に欲が出る ◆1eZNmJGbgM ウマゴン、クズリの父、オーボウ、ケットシー 055 新しい朝が来た、疑問の朝だ ◆w2G/OW/em6 ケロロ軍曹、ぼのぼの 056 第一回放送 ◆1eZNmJGbgM キュウビ、天邪鬼 057 夢有 ◆k3fZfnoU9U まん丸、ホロ 058 王者の風 ◆TPKO6O3QOM ツネ次郎、アライグマ、風雲再起、ペット・ショップ 059 距離を超えた遭遇 ◆TPKO6O3QOM ピカチュウ、ニャース、アマテラス、オカリナ、キラーパンサー、楽俊、イギー 060 残すものは言葉だけ... -
◆1eZNmJGbgM
◆1eZNmJGbgM 氏 話数 タイトル 登場人物 009 禍福は糾える縄の如し 赤カブト、アルフ、アライグマ 023 北、玄武の方角ッ!! 夜叉猿 026 Train Train Runnin クロコダイン 032 現場は木造平屋建て イギー、コロマル、アライグマの父 035 Gallery Fake ギロロ伍長、ユーノ 037 Night Bird Flying ウマゴン、クズリの父、オーボウ 040 熊王の城 銀、赤カブト 044 飴と機知 パスカル 048 Beyond the Sword ザフィーラ、チョッパー 054 口より先に欲が出る ウマゴン、クズリの父、オーボウ、ケットシー 056 第一回放送 キュウビ、天邪鬼 061 この○○を作ったのは誰だぁ!! 赤カブト 068 本日の特選素材 ぼのぼの、ケロロ、楽俊 070 朝日と共に去りぬ クズリの父、オーボウ、クロ、... -
悲しいことや辛いことが終わるために…
悲しいことや辛いことが終わるために…◆EMOQZrE4lI どうして、どうしてこんな事になったんだろう。 ボクたちはいつものように遊ぼうと思っていたのに 気がついたら真っ暗闇で、最初はしまっちゃうおじさんにしまわれたかと思った。 でもボクたち以外にもたくさんの動物達がいっぱいいた。 そこでオオカミさんがボクを励ましてくれて、友達にもなった。 そしたらいきなり大きなキツネさんが出てきて殺しあえと言われた。 シマリスくんは殺し合いなんか間違っているし、森に返してほしいって言っただけなのに、なのに… シマリスくんの首が爆発して…僕の腕の中でシマリスくんは冷たくなっていた。 昨日、僕は楽しいことはなんで終ってしまうんだろうと考えていた。 スナドリネコさんに聞いたら「悲しいことや辛いことが終わるために、楽しいことも終わってしまう」って言ってた。 ... -
GREN~誤解の手記と鍾乳洞~
GREN~誤解の手記と鍾乳洞~ ◆k3fZfnoU9U 「あの鳥は『ペット・ショップ』というのか。確かに危険な奴であっていたようだな」 俺は名簿を読みながら、書かれている性格や経歴をもとに危険かどうか見極めている。 赤カブトは討ち取ったものの名簿を見る限り危険な奴はまだ何人か残っている。 ペット・ショップという深夜頃俺達に襲いかかってきた鳥。 ミュウツーという全ての人間を憎しんでいるミュータントのようなポケモン。 バーンが率いる魔王軍の一員であり、六大軍団の一つ「百獣魔団」の団長であるクロコダイン。 クロという半分機械仕掛け(サイボーグと呼ばれるものらしい)の暴れん坊な猫。 何でも治せる医者を目指していながら海賊の一員であるトニートニー・チョッパー。 とてつもなく陽気だが時として冷酷な一面を見せるケットシー。 邪竜ティアマットとの契約により他の竜を狩るドラグ... -
夢有
夢有 ◆k3fZfnoU9U 『マモナク、F−4ノ駅ニ着クンダベ! オ降リニナル方ハ危険ナノデ、足元ニ気ヲ付ケテ降リルンダベ』 「まん丸、そろそろF−4駅に着くようじゃの。」 「ホロ…さん?」 「まあ、なんというか、今のわっち達にできることはメレオロンの冥福を祈ることくらいじゃないかや。」 「うぅ…メレオロンさん。」 受け入れなければいけない事実だったが、まん丸にとっては受け入れたくない事実だった。 それは自分の目の前で事切れてしまったメレオロンの存在だ。 この場に放り込まれて、最初に出会った彼が死んだという事実を信じたくなかった。 「まん丸、受け入れたくないという気持ちは分かる。しかし、これは受け入れなければいけない事実だかや。」 「ホロさん……。」 ホロはそんなまん丸の気持ちを察して、慰めるような口調で告げた。 それでもまん丸は影を落としていた。 ... -
この○○を作ったのは誰だぁ!!
この○○を作ったのは誰だぁ!! ◆1eZNmJGbgM 「フン……」 それがキュウビによる第一回放送を聞いた彼、赤カブトの感想だった。 まず第一、禁止エリアの発表。これについては全く興味が無い。 そもそもこの熊、現在位置がMAPのどこなのかを知らない。むしろ、知る必要が無いのだ。 現在地が禁止エリアでは無い。たったそれだけの感想で十分事足りてしまう。 なぜなら、彼自身が危険な存在である事は既に広まっている為。 開始直後のあの小熊と宿敵である銀の二匹によって、彼の悪行は知れ渡っているだろう。 あの小熊の方は先程の轟音に巻き込まれて死んでいる可能性もありえたが、放送で名前が呼ばれなかった以上まだ生きている模様。 銀に関しては問題無い。 あの犬(おとこ)の戦闘力、正義感はこの赤カブトが一番理解している。 まず間違いなく他の参加者を連れて再び相見える時が来... -
パスカル
【名前】パスカル 【出典】真女神転生 【種族】ケルベロス、元シベリアンハスキー 【性別】普通の犬だった時は雌。 ケルベロスになってからは、口調から判断すれば雄。 (悪魔合体では性別の違う悪魔になるのも当たり前なので、性転換していても不思議ではない) 【年齢】不明 【外見】青いたてがみ、白い毛皮の獅子のような犬。尻尾は節の分かれた竜の尾のような形状。 神話のケルベロスは三つ首がスタンダードだが、女神転生シリーズでは頭は1つ。 (ただし、ペルソナ3のコロマル用ペルソナとして登場するケルベロスは黒い三つ首の犬) 【性格】主人に忠実 【口調】下記台詞を参照。 ただし続編の真2、及びGBAリメイク版の一部イベントでは一人称が「オレ」。 【備考】 LV43 力25知7魔10体14早18運12 かみつき、ファイアブレス、サマリカーム(このロワでは制限で使用不可... -
新しい朝が来た、疑問の朝だ
新しい朝が来た、疑問の朝だ ◆w2G/OW/em6 「常識的に考えて、であります」 ジムのガンプラの箱を開けてから数分、ケロロはごく当たり前の結論に達した。 「プラモデル作るのって……最低限、ハサミとボンドが必要じゃね?」 現在の彼の所持品は、黄色いネズミから奪取したジムのガンプラのみ。他の荷物は電波塔に放り捨てて来てしまった。 確か荷物の中には筆記用具も入っていたはずで……もしかしたら、あの中にハサミの一本ぐらい入ってたかもしれない。 「ぬぐぁー!目の前にガンプラがあるというのに……これが噂の生殺しでありますか!? どこかで道具を調達しない限りは話になんねぇであります……」 道具を調達するには、どっかの町にでも行って文房具屋を漁れば一発だ。 だが……ここから1番近くにある町ってどこだっけ? 現在の彼の所持品は、黄... -
ザフィーラ
【名前】ザフィーラ 【出典】魔法少女リリカルなのはシリーズ 【種族】守護騎士 【性別】雄 【年齢】 【外見】青毛の狼 【性格】寡黙 【口調】 【備考】 守護騎士ヴォルケンリッターの一員で、『盾の守護獣』。獣人の男性で、獣モードと人間モードの2形態を使い分けている。 性格は寡黙で、言葉を発することも少ない。 常に一歩引き、主や仲間のために最善の行動をとれるようにしている。 八神家では、一人だけ男性がいると、はやてに余計な気を遣わせるだろうとの配慮と、はやてが犬を飼うことに憧れていた、という理由で獣形態でいることが多い。 近接格闘に長けているが、魔法戦においては防御面に徹することが多く拘束系や防御系の魔法を得意とする。 以下、動物キャラ・バトルロワイアルにおけるネタバレを含む +開示する ザフィーラの本ロワにおける動向 初登場話 013 終... -
俺の背丈追い越して、いつかはお前もいっちょ前
俺の背丈追い越して、いつかはお前もいっちょ前 ◆TPKO6O3QOM 周囲を弾力性のある幕が覆い包んでいる。空気が入り込むような隙間は無いのに、不思議と呼吸は苦しくない。仄かに湿り気のある空間は、温泉に浸かっているような心地よさすら感じられる。 と、真っ暗闇であった視界が段々と色を帯びて来た。視界一面に、雨に濡れた大通りが広がっていた。雨粒が全身を叩き、耳障りな音を奏でている。いつの間にか、疾飛丸によって外に追い出されたらしい。 首を巡らせると、背後に城が聳え立っていた。しかし、最初に目にしたときほどの迫力は感じない。 彼は己の両腕を見下ろした。黒い装甲に覆われた、頑強で無骨な二本の腕(かいな)。その先についている掌を何度か握ったり開いたりしてみる。節くれ立った指は、その見た目に反して滑らかに動いた。手首を返し、何度かそれを繰り返す。 一度大きく息を吐き、彼はゆ... -
荒れ狂う稲光の――
荒れ狂う稲光の―― ◆EwVLYtcCbD23 クソッタレ。 チョッパーが立ち止まる。 ピカチュウが手を掴み、チョッパーを引きずる。 チョッパーが手を振り払い、立ち止まる。 再びピカチュウが手を掴み、チョッパーを引きずる。 そしてまたチョッパーが手を振り払い、立ち止まる。 一連の動作を繰り返しながら少しずつ進んでいる。 「チョッパー、行こう」 ピカチュウは、チョッパーを連れて行くことを諦めない。 「立ち止まったって、何も変わらない。 過去に縛られてちゃ、何にも出来ないよ」 どれだけ振り払われようと。 どれだけ拒否されようと。 どれだけ立ち止まろうと。 絶対に、諦めない。 「君の行動次第じゃないのかい? 少なくとも、ぼくは君のことを信じてる。 過去のチョッパーがどういうことをしてきたのか、そんな... -
本編での用語解説
あんまり参考にならない用語資料 【女っ気】 今ロワに不足しているもの。 総勢47匹の内、牝と判明しているのはアルフ、オカリナ、シエラ、ホロ、因幡てゐ、モロの6匹。 約1/8である。アマテラスは性別不明(わんこ)だし、グレッグルは雄と判明してしまったし除外。 しかし、問題はこれだけではない。 アルフを除いた女性陣が100歳単位の“年増”ばかりなのである。てゐに至っては170万歳という説もあるらしい。 シエラは一回死んでるから永遠の27歳と言えるかもしれないが。 とはいえ、内面と歳が合致しているのはモロぐらいなのであまり関係ないのかもしれない。 【隠れチート】 所謂「一般人」に分類されるように見えて、よく考えてみると強力な能力・特技持ちだったりするキャラクターのこと。単純に把握の度合いによって知られていない場合もあるが。 今ロワのまん丸、ぼのぼの勢に相... -
狡兎三窟
狡兎三窟 ◆TPKO6O3QOM (一) 月に照らされた白磁のような道に、ぼのぼのは感嘆の息を漏らした。 このような夜更けまで、ぼのぼのは起きていたことがない。初めての夜の散策に、ぼのぼのの心は昂ぶっていた。きょろきょろと忙しなく辺りを観察する。心なしか、路に伸びるぼのぼのの影も踊っているように見える。 一方、ぼのぼのの横を歩くてゐは、さして珍しくもないのか、欠伸を噛み殺していた。 大人だなあ。と、ぼのぼのは思う。 てゐの言葉によると、この道を辿って行けばマチというところに行けるらしい。 マチというのはニンゲンの住処がたくさんあるところなのだそうだ。ニンゲンというのはサルに似た生き物だが、毛がないらしい。また、マチには色々なものが集まり、引いては他の動物たちも来る可能性が高いという。 それはつまり――。 (アライグマくんたちに会えるってことだよ... -
SSタイトル元ネタ
SSタイトル元ネタリスト SS作者本人の確認はほとんど取っていないので,間違っている可能性もあります。 話数 タイトル 元ネタ 000 オープニング 001 されど山犬は仔猫と躍る ラノベ「 されど罪人は竜と踊る 」 002 宇宙を越えた執着心 003 面影 004 悲しいことや辛いことが終わるために… アニメぼのぼの最終話での、スナドリネコの台詞の一部 005 動物アドベンチャー MOTHER3第2章タイトル、泥棒アドベンチャー 006 始の忍法帖 山田風太郎忍法帖短編集「 姦の忍法帖 」 007 シロとケットシーの偽典・黙示録だゾ クレヨンしんちゃんのタイトルコール+偽典・女神転生 東京黙示録 008 フロッグ・スタイル 009 禍福は糾える縄の如し 史記から生まれた慣用句 010 ニャースの謡 ポケットモンスター第二ED「ニャースのうた」http //www.... -
オープニング
オープニング ◆TPKO6O3QOM 夜よりも深く、そして纏わりつくような闇が周囲を包んでいる。それは今まで見たこともない、本当に無明の闇だ。 ぼのぼのはその闇を払うように身を震わせた。 闇に溶け込んでいて見えないが、周囲にはむせ返るような獣の臭いと、複数の声が聞こえている。その声はどれもが不安に彩られ、大声で叫んでいるものもいた。 割と近くでシマリスくんとアライグマくんが喧嘩をする声が聞こえてくる。そのことに、ぼのぼのは少し安堵した。 ここはどこだろう。昨日はいつものようにお父さんと共に眠りについたのだ。 だが、気がつけば自分をつなぎとめていたケルプもないし、海にも浮かんでいない。 ただ、暗いだけの空間に、いろんな動物たちが集められている。 そこから考えられることは一つだった。 ぼのぼのの脳裏には、スラリとした体躯を桃色の毛皮で包んだ猫科の獣... -
ロケット団案
没OP ロケット団案 そこにあるのは、真の闇。 どこからも洩れる光はなく、全てが闇に閉ざされた空間。 その場所は獣臭で満たされていた。押し殺したような唸り声が方々から聞こえる。 姿は見えなくとも、反響し一層不気味に聞こえるその声と籠もった匂いから悟るのは容易い。 ここは屋内の、ホールのような広く天井の高い場所であること。 そして、この空間には様々な種類の、多数の獣が詰め込まれているということを。 しかし自分がなぜこんな場所にいるのか、ここに来る前に何が起こったのかは思い出せなかった。 突然、ライトが点いた。光に一瞬では目が慣れない獣達だろうか、何匹かの驚きの声が聞こえる。 明度の変化に順応しやすいニャースの目は、すぐに光に慣れた。 見回して、天井にある光源のライトを、警戒の様子を隠せない周囲の獣達を、そして数人の人間を見る。 人間達はスポットライトを浴びて、壁... -
乱暴者タヌキは今日も行く
乱暴者タヌキは今日も行く ◆k3fZfnoU9U 何とか二本足で歩くメスの狼から逃げることに成功したアライグマの父は遊園地の中を歩いていた。 夜叉猿は戦闘を助長する何かが隠されていると言っていた。 彼はそれらしきものをしばらく探し回っていたが、少し頭がフラフラしてきた。 それも仕方のないことだった。 ここに呼び出されてから、…正確にいえば初めてこの靴を履いてから今まで休憩なしで波乱の連続だった。 いきなり空の旅に誘われたかと思ったら、何処からともなく飛んできた丸太がクリーンヒットしてそのまま気絶 目を覚ましたかと思ったら、そのまま自由落下 そのまま夜叉猿にからまれ、同行を強要される その夜叉猿から解放されたと思ったら、共に逃げていた連れが目の前で死亡 その下手人であるメスの狼に殺されそうになったが、空飛ぶ靴で何とか逃亡 その時に尻尾を斬られ出血 失血死... -
背なの上のぼの
背なの上のぼの ◆1eZNmJGbgM 「あー、オオカミさん!」 道の脇の草むらから、ぼのぼのはそう言ながらアマテラスの方へ走りだす。 この殺し合いに巻き込まれて半日が経とうとしているなか、最初に出会った時と同じ 白い体毛に紅の隈取りがよく映える雄々しい姿に、ぼのぼのは安堵する。 本人は気づかないかも知れないが、ヒグマの大将と死に別れてゐを見失っているのでなおのこと嬉しいのだろう。 「ワンッ」 アマテラスもぼのぼのが近づいてくると、相槌を打つかのようなタイミングで吠える。 彼の本心は伺い知れないが、恐らくはそうなのだろう。 「オオカミさんそのお腹の怪我どうしたの!?」 再開した時には見えなかったのか、胴の片側にできた傷口を目ざとく見つけたぼのぼのが慌てだす。 傷自体はカスリ傷よりは少し深い程度のものだったが、なに... -
ひとつ火の粉の雨の中
ひとつ火の粉の雨の中 ◆TPKO6O3QOM もう、体は地面すれすれを飛行していた。仲間の一人が持っていた、浮遊して移動する板――それと大体同じ高度だろうか。 それを操っていた、愛らしい黄色い仲間はもういない。その板にぶら下がっていた愉快で剛毅な仲間も、もういない。 一人ぼっちだ。虚ろな穴が心に穿たれ、感情がそこから砂のように零れ落ちていく。そのとどまることの無い喪失感は、降り注ぐ雨よりも冷たく体を貫いた。 この苦しみを、あの娘に与えてしまっていたのか。二重の苦しみが胸を締め付ける。 横風に、大きく体が煽られた。 「――てっめえはぁー! 最初に我輩のジムを奪おうとした不届き者その一ィィィィィィィッ!」 怒号が雨音を突き破った。緑色の物体がオカリナの嘴の先を掠めていく。 それは泥水を跳ね飛ばしながら急停止すると、跳ねるようにしてオカリナに向き直っ... -
◆TPKO6O3QOM
◆TPKO6O3QOM 氏 話数 タイトル 登場人物 000 オープニング ぼのぼの、アライグマ、シマリス、アマテラス、キュウビ 001 されど山犬は仔猫と躍る モロ、ムックル、ツネ次郎 006 始の忍法帖 イギー、タヌ太郎、クロコダイン 011 ニャースの謡 ニャース、楽俊、アマテラス 018 ここはび~いち、キュウビの湯 アライグマの父、コロマル 021 命を懸ける熊犬と懸けない羆 銀、ヒグマの大将 027 アライグマくんの受難 アライグマ、ペット・ショップ 028 暗い渦 シエラ、クロコダイン 030 狡兎三窟 ぼのぼの、因幡てゐ、ヒグマの大将 033 不夜城のシロ ニャース、アマテラス、楽俊、シロ 034 二度あることは三度ある 夜叉猿、ボニー、アライグマの父 038 暁を乱すもの モロ、ムックル、ツネ次郎、風雲再起 041 孤鬼 ミュウツー 043 蛙は意外と速く走る 銀、... -
孤鬼
孤鬼 ◆TPKO6O3QOM 傾いた月の弱々しい光。その仄明りを受けた草原がさらさらと音を立てている。 その中をミュウツーは悠然とした足取りで進んでいた。 その身体は白銀に翡翠のようなもので装飾された鎧に包まれている。それは実戦用の武具というよりも祭礼で使う神器のような繊細さと神々しさを夜気に放っていた。 だが、彼にとってはかつて人間に付けさせられた拘束具を連想させる品だ。それをあえて身につけたのは治癒能力を高めるという説明と――彼なりの覚悟からだ。そして、実際に装着してみるとこれが悪くはなかった。 時折耳を澄ますが、彼に踏みしめられた草のか細い抗議の声以外に音はない。虫の声も、闇に潜む獣の吐息も――溢れているはずの生命の音がない。 かつて夢見ていた世界と酷似しつつ、どこか決定的に違う世界。この音なき大地に吹く風はどこか哀惜のようなものすら帯び... -
白兎は秘かに笑う
白兎は秘かに笑う ◆TPKO6O3QOM 東方は赤く燃えていた。顔を出した陽光にギロロは目を細める。 「少し長居しすぎたかもしれませんね」 肩の上のユーノが告げる。それには答えず、ギロロは草叢にさっと身を伏せた。うわっというユーノの悲鳴も聞こえたが無視する。 葉の上の朝露が散り、朝日の中できらめいた。 「……どうしたんですか?」 「前方を注視しろ。何かいるぞ」 ギロロたちの前方、数十メートル先に影が見える。朝靄に隠れてはいて正確には分からないが、大型の獣のようだ。 少しずつ慎重に、ガトリングガンを構えながら近づく。既に影は射程に入っている。 「動きませんね」 「こちらが岩か何かと見間違えることを期待しているのかもな。獣らしい浅はかさだ」 「でも、少し変に思いませんか? 息を殺しているにしても動きがなさすぎるような」 たしかに影は微動だにしない。筋肉の収縮... -
朝日と共に去りぬ
朝日と共に去りぬ ◆1eZNmJGbgM 「……そうじゃったのか、ラルクの奴は……」 「ケッ、なんだよこの剣ナマクラなのか、ったく損したぜ」 「……言いたい事があるなら言えよクズリのオッサン」 「いやなに、イカルゴはなかなか興味深いことができるのだねぇ」 「メル〜……」 ここはF-6南西部。数歩歩けばF-5に入るその場所で、この五匹は出会った。 すなわちG-7の教会へ向かっていたオーボウ・ウマゴン・クズリの父の三匹と、G-4の豪邸を目指していたクロ・イカルゴの二匹である。 最初に、オーボウがG-6の橋の方から来た二匹を発見しラルクについて尋ねた所、先程ラルク本人と一戦交えたクロが ディパックから伝説の剣を取り出し臨戦態勢、危うく戦闘になりかけたところでそれぞれの同行者にストップを掛けられた。主にクロに対してだが。 それからお互いの自己紹介が始まった。 オーボ... -
雨がくる風がたつ
雨がくる風がたつ ◆TPKO6O3QOM 柔らかな光に照らされて、コヒグマくんのおとうさんはじっと横になっていた。きっと眠っているのだろう。てゐさんの姿は見えない。コヒグマくんのおとうさんの陰にいるのかもしれない。 ぼのぼのは漸く発見できたことが嬉しくて、少し小走りで近づいて行った。 ケロロさんと出会えたこと、ケガをしたニンゲンさんを見つけたこと――この短い間に、話したいことがたくさん出来た。 大声で呼びかけたかったが、眠っているのを邪魔しては可哀想だと、ぐっと我慢する。 ひょこひょこと駆けながら、ぼのぼのは流れてくる空気に血とは別の臭いが混じっていることに気付いた。気付きはしたが、それがなんだかは分からなかった。 近づくにつれ、コヒグマくんのおとうさんの姿が最後に見たときよりも随分と変わっていることが見て取れた。丸みを帯びた肢体のあちこちが歪... -
RAINLIT DUST/――に捧ぐ
RAINLIT DUST/――に捧ぐ ◆k3fZfnoU9U 地下から正面ホールに戻ってきた時、その悲報は届いた。 そして知った。 もう一人の友達、知り合いの子供の死を… 「うっ…うっ…ツネ次郎さんまで」 「まん丸君…」 放送を聞いたまん丸は再び泣いていた。 クズリの父はそんなまん丸を抱きしめている。 「ク、クズリさんは悲しくないの?」 「何がだい?」 「クズリさんも……知り合いが…呼ば…れたんでしょう。それなのに……悲しんでいる様子が全然ないんだもん」 まん丸は泣きじゃくりながらもクズリに詰め寄るように尋ねた。 「確かに悲しいけれど、私自身既に受け入れてしまっているんだ」 「受け……入れてるの?」 「ああ、時に大人は残酷なものだ。どんなに悲しくてもどこかで納得してしまっているものなんだ」 「そん... -
蛙人乱れし修羅となりて
蛙人乱れし修羅となりて ◆k3fZfnoU9U 放送で禁止エリアを聞いた後、ケットシーは校内を適当にうろついていた。 死者の名前は風雲再起と楽俊が呼ばれたこと以外軽く聞き流している。 放送直前にもの凄い稲光と轟音がしたことすら彼にはどうでもいいことだった。 自分が生き残れば誰が死のうと関係ないと考えていたのだから…。 「ラクシュンの言っていた男ってコイツのことかな?結局グッド根性君ってわけじゃなかったのかよー、だらしなさすぎるぜー」 給食室にて男の死体を目の前にしてケットシーはほんの少しだけがっかりした。 楽俊が言っていた死にかけそうな男に関してもあわよくばと狙っていたのだ。 しかし彼には弱肉強食の理がある。 それに放送前、大量のマグネタイトを吸収できたことにより余裕がある。 死体を蹴りでこづいた後ケットシーは給食室を後にする。 ... -
本日の特選素材
本日の特選素材 ◆1eZNmJGbgM 給食室の一角で、早めの朝食の準備をしているのはケロロとぼのぼの。二人とも、かなりさっぱりとした身なりで食事にありつこうとしている。 事の発端は二人が出会った時にあった。 ぼのぼのの方はともかく、ケロロは最初に集められた場所でぼのぼのの姿を目撃している。そこでぼのぼのがどんな目にあったかも。 そして先程顔を合わせた時に、まずケロロの鼻についたのはぼのぼのが浴びた血の臭い。 ケロロ自身も電波塔の一件で体は汗と多少の煙で汚れてしまっている。 周りを見渡せばそこは給食室。巨大な鍋やシンク、勿論水道も石鹸も完備。ならばする事はただ一つ。 レッツパーリィー!と言わんばかりにぼのぼのの手を引きながらシンクで体を洗うケロロ。 普段よりも多少テンションが高めだったのは、決して(ケロロ視点で)マトモな参加者に会えたからではなく、 落ち込んでい... -
とても優しい瞳をしてたあなたが歌う――
とても優しい瞳をしてたあなたが歌う―― ◆TPKO6O3QOM 滑走するザフィーラの顔面を雨粒が容赦なく叩きつけていく。勢いに乗った水滴は石つぶての如く露出した肌を穿ち、腕で保護していなければ目も開けていられない。 地上を見下ろせば、風に煽られた草木による緑の大波が広げられていた。キュウビの放送はそろそろのはずだが、この雨音の中、それを聞きとれるか、些か不安になる。 雨にけぶった視界の向こうに、ホテルらしき建物の影が見えてきた。それと同時に、肌がちりつくような違和感をザフィーラは覚えた。 見上げると、ホテルの上空に重く暗い雲が幾重にも立ち込め、それ自体が一個の生き物のように蠢いている。その姿は、まるで雲が意思を持ってホテルに集っているようだ。 ザフィーラは高度を下げ、地面を這うような軌道へと変えた。視界は狭まるが、空に居て雷に打たれては堪らない。 ホテルの輪郭... -
誰がために陽はのぼる
誰がために陽はのぼる ◆k3fZfnoU9U キュウビによる放送が始まった時、シエラとクロコダインはC2駅の建物の陰で隠れるように体を休めていた。 これはどちらも手負いであるが故に建物の中で休むといざという時にとっさに対応できないという判断からだった。 先の戦いでシエラは軽いとはいえ全身に火傷を負い、脇腹を咬まれてしまった。 クロコダインにいたっては体中に打撲を受けた上、直接攻撃されてしまったために右目を失明してしまった。 シエラはともかくクロコダインはどう考えてもベストの状態ではないため、休憩することを余儀なくされていた。 地面に座り背中を壁に任せ休憩していたところ、どこからか突然キュウビの声が聞こえてきたのだ。 2人とも何処からともなく聞こえてきたキュウビの声に対して一瞬ではあるが警戒レベルが最大まで上がったが、 時間ごとにキュウビが入れなくなる場所... -
暁を乱すもの
暁を乱すもの ◆TPKO6O3QOM (一) 静まり返った森の中に獣の吐息が漏れた。 枝葉から毀れ落ちた月光が木立の下に蹲る二匹の銀獣をそっと包んでいる。 「……終わったようだね」 モロは顔をあげると、前足をひょいと上げた。 う~と、彼女の前足と地面に顔を挟まれていたムックルが不満げな声を漏らす。 それには目もくれず、モロは耳を動かして注意深く辺りの様子を探る。彼女の尾は警戒でピンと持ち上がっていた。 先ほどまで聞こえていた破壊音はすっかり収まっている。破壊が始まったのは、彼女らが移動を開始して少し経った頃であった。突如、彼女らの背後で聞こえたその爆音は、人間たちが用いる火薬のそれと真逆でありながらも同質の響きを奏でていた。 そして、その破壊音の正体も彼女は見ている。 モロが目にしたのは、空間に幾本もの巨大な氷柱を現出さ... -
本編の施設詳細
A-2 遊園地 ○観覧車 ○城 疾飛丸の存在 速駆け三本勝負に勝利すると賞品獲得・負けても菓子がもらえる 景品は大きい葛篭と小さい葛篭のどちらかを選ぶ 大きい葛篭に入っていたのはアヴ・カムゥ A-3 闘技場 A-5 大学 A-6 研究所 住宅街 南東部禁止エリア内 B-1 温泉 B-4 博物館 ○特別展示 武器の歴史 神秘の防具一覧(未開場) 名物物産展(未開場) 女神達の競演(未開場) C-1 廃村 禁止エリア内 C-2 酒場 八塩折之酒 C-2 動物園 C-3 公園 C-4 小学校 ○給食室 各参戦者の好物 加藤清澄の死体 ○体育館 放送の会場? C-6 ログハウス 地下道 D-1 ゴルフ場 禁止エリア内 D-3 発電所 禁止エリア内 D-4 電波塔 D-4 ホテル 半壊 E-1&2 城 E-2 保健所 各種医療品 二階建て E-3 墓地 E-4... -
ルール
【基本ルール】 全員で殺し合いをしてもらい、最後まで生き残った一人が勝者となる。 勝者は一つだけどんな願いも叶えて貰える。 ゲームに参加するプレイヤー間でのやりとりに反則はない。 ゲーム開始時、プレイヤーはスタート地点からテレポートさせられMAP上にバラバラに配置される。 プレイヤー全員が死亡した場合、ゲームオーバー(勝者なし)となる。 【スタート時の持ち物】 プレイヤーがあらかじめ所有していた武器、装備品、所持品は全て没収。 ただし、義手など体と一体化している武器、装置はその限りではない。 また、衣服とポケットに入るくらいの雑貨(武器は除く)は持ち込みを許される。 ゲーム開始直前にプレイヤーは開催側から以下の物を支給され、「デイパック」にまとめられている。 「地図」「コンパス」「筆記用具」「食料と水」「名簿」「時計」「... -
熊王の城
熊王の城 ◆1eZNmJGbgM 切っ掛けは、一羽のハヤブサによるものだった。 そのハヤブサからしてみれば、己の能力確認にしか過ぎない行為。 しかしその能力は第三者からみれば異形であり、異端。 そのため、周囲では様々な影響が及ぼされた。 ある者たちは、脅威をやり過ごした後に支給品の白馬?に跨りいずこへか旅立ち。 またある者たちは、これもまた別の者たちと出会い、新たな武器と餌を手に入れ南へ。 そしてもう一方の者たちは、かの異形を打ち倒し、親友を救いださんとするべく北へ。 そしてここにもその異形によって生じた副産物に導かれ、二匹の参加者が顔を合わせる。 一匹は崖の近くで聞こえた滝とは違った音の正体を観るべく南へ向かい。 一匹は崖の近くで月明かりに反射した光の正体を視るべく東へ向かい。 出会ったのはただの偶然なのか、それとも元の... - @wiki全体から「第三回放送までの死者」で調べる