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綴り手(テラー)

………ん?ここは何処だろう?
俺の記憶に残っているのは、言葉が俺と世界の目の前で飛び降り自殺をしたまで。
少なくとも、こんな場所に足をのばした記憶はなかった。
ふと、隣を見る。そこには、『何か』を睨み続ける恋人ーーー、西園寺世界がいた。その視線の先に顔を向けて、俺は今までの人生で最大の『驚き』に包まれた。

「言葉……?」
「何で…私を殺したのよ…桂さん……」
「………?何を言ってるんですか」

おかしな光景だった。世界は言葉に『殺された』と言っている。でも俺の記憶では死んだのは言葉のはず。一方の言葉はまったく心当たりが無い様子だった。

「……二人とも、何言ってるの?ことぴーが私と伊藤の仲を取り持ってくれたのに」

ことぴー?刹那は言葉をそんな風には呼んでいなかったはずだ。それに、俺は刹那と付き合ってなんかいない。俺の恋人は確かに世界のはず、だよな?

『はーい、そろそろ注目しろよ』

男の声がした。空中に、二人の男が映し出されている。バーチャル映像のようだ。
片方の男は千切れた鎖を腕につけて、邪悪な笑みを浮かべている。

『俺は◆9QScXZTVAc。こっちは◆VxAX.uhVsM氏。偉大な協力者だ』

何だ、こいつらは?しかし、俺の目はあるものに釘付けになっていた。

ーーー今、隣に映されているのはクラスメイトの加藤乙女ではないのか?

『これから、お前たちには殺し合いをしてもらう。逆らうとこうなるからな』

◆VxAX.uhVsMが手に持っていた黒いリモコンのボタンを押す。

ピィーーー、バァン!!

加藤の首に大穴が開き、そのまま床に倒れ込んだ。
ナンダコレ?

『その首輪は特別製でな。まず破壊は無理だ。しようとすればこうなる』

◆9QScXZTVAcは笑う。そして、体に電気が走り、俺は意識を失ったーーーー。


【加藤乙女@School Days】  死亡

【俺の主催するバトル・ロワイアル  開幕】
【残り48/48人】

GAME START 投下順 涙が滲むほどに真っ直ぐ
GAME START 伊藤誠 [[]]
GAME START 西園寺世界 [[]]
GAME START 桂言葉 [[]]
GAME START 清浦刹那 涙が滲むほどに真っ直ぐ
GAME START ◆9QScXZTVAc [[]]
GAME START ◆VxAX.uhVsM [[]]
GAME START 加藤乙女 GAME OVER

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最終更新:2011年07月21日 21:44
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