最初からバッドエンドが決まっている物語。
それは、朱鷲戸沙耶の行ってきた『戦い』そのものであった。
戦地を駆け巡り、青春を謳歌することさえできずに悲劇の死を遂げた。その事実に抗うために、いや、目を背けるために『闇の執行部』と戦う。
永い、終わりがあるのかも分からない孤独な戦いは、沙耶のリプレイする意志のみが繋ぎ止めている希薄な存在。それがつい先日に終わりを告げた。
それは奇しくも、沙耶の自害という形で。
だが、物語は続いていた。
殺し合いの場に死んだはずの沙耶が召喚されたのだ。
直枝理樹。名簿にあった一人の名前が、沙耶の行動を決定付けた。
理樹くんを守る。この殺し合いを終わらせるためにも。
直枝理樹になら、この殺し合いを終わらせることができる。
あの少年は、沙耶の希望だったのだから。
行き着く先は自らの死だとしても、彼女は止まらない。革命を起こすまでは。
◆
谷口慶太は、追い詰められていた。
相手は高校生くらいの狐獣人なのだが、その手にあるのはナックルダスター。
一発もらえば大変なことになるという危惧が、彼の動きを鈍らせていた。
手元に有るのはレミントンM119なのだが、引き金を引くことさえ恐怖だった。
さすがにまずい。八方塞がりの状況下で、彼を助けたのは乱入者である。
ダァン!という破裂音の後、襲撃者の右の太股に穴が開いていた。
「説得は無理そうだから、逃げるわよ」
「お、おい、あんたは」
話は後だ、と沙耶と谷口は走る。
◆
「成程な。沙耶は一度…いや二度は死んでる筈って訳か」
谷口の状況理解能力は高かった。
沙耶の話を一度で聞き取り、理解していたのだから。
まずは仲間を探すために、二人は闇雲ではあるが歩きだした。
【朱鷲戸沙耶】
基本:理樹くんを守る。
1:殺しはなるべくしたくないが、襲われたなら容赦しない
2:時風瞬が殺し合いに関わっている可能性を危惧。
※沙耶ルート終了後からの参加です
【谷口慶太】
基本:死にたくない。
1:沙耶と行動するが、都合が悪くなったら切る
◆
「くっ…逃げられましたか」
片足を引きずりながら歩く狐の少女ーーーペリーヌは苦々しげに吐き捨てる。
殺し合いに乗る。しかし彼女は知らなかった。彼女の近くには、最悪の食人狼が居ることを。
【ペリーヌ】
基本:殺し合いに乗る。
【谷口慶太】
21歳の東大生。かなりのヘタレで、差別意識が強い。
【ペリーヌ】
18歳の狐獣人。日頃からクラスメイトを騙して金をせしめている悪人
| 『FB』 |
投下順 |
救済の余地は無い |
| GAME START |
朱鷲戸沙耶 |
[[]] |
| GAME START |
谷口慶太 |
[[]] |
| GAME START |
ペリーヌ |
[[]] |
最終更新:2011年08月01日 19:27