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天使、ハッカー、……あ、魔術師さんいたんですか^^


謎の天才ハッカー『ファルコン』。悪の秘密を暴き、白日の元に晒す正義のハッカー。
ハッキングは刑法により処罰対象となる立派な犯罪行為だが、『ファルコン』が居なければ日本はテロ組織『神島一派』によるテロで大規模な被害を免れなかった。
結果、殺人ウイルス『BLOODY-X』の散布計画は教祖『K』の死亡により阻止され、ブラッディ・マンデイの脅威は去った。―――友の命と引き替えに。
ファルコンは二度と現れない。ハッカーから足を洗うことを宣言した『ファルコン』こと高木藤丸を次に待ち受けるのは、またしても残虐な『テロ』―――殺し合い

神島一派は確かに許されない罪を犯した大罪人の一派だ。
だが、藤丸には古戸ヱリカと彼らを同じに見ることはできなかった。
少なくとも。神島一派の二人の教祖『J』『K』でさえ、何か目的があって悪を敷いた。
古戸ヱリカの目的は最低にして最悪だ。
殺し合いを喜劇と称す。彼女はただの快楽殺人鬼と何ら変わらないただの『屑』。
高木藤丸は決意した。
もう一度だけ、『ファルコン』になると。あの女の、古戸ヱリカの下らない快楽のための宴を徹底的に破壊し尽くすために、トラウマを乗り越える覚悟はあった。

気高き、最強の鷹が空を再び舞う。
外道に敗北の味を味合わせるために、トラウマを乗り越えて―――――。


天使。形容するなら、そんな単語が一番似合っているだろう。
銀色の長い髪に色白の素肌。整った可愛らしい顔つき。
これで背中に羽があれば、誰もが口を揃えて『天使』と言うに違いない。
立華奏は、そんな少女だった。

現に、彼女は長らく敵対してきた『戦線』の中でも『天使』と称されていた。

立華奏は天使などではない。
れっきとした人間――――いや、正確にはれっきとした『死者』が正しいだろうか。
死後の世界。誰が何故、どんな目的で作ったのかも分からない謎の世界。奏は、そんな死後の世界において生徒会長を勤めていた。
満足し、未練が消えることで死人は初めて救われる。
一早く気付いていた奏は世界に留まろうとする『戦線』をあまりにも『不器用に』説得し、いつしか彼らの宿敵となっていた。
武器を生み出してくる彼らに対抗するために、防御用のスキルを作り出し。
『Angel Player』という謎のソフトにより、自作のスキルで強化されていく。
そんな鼬ごっこが何年も何年も続いて、彼女は天使と形容されるようになるのだ。

そして、世界に一人の『イレギュラー』が紛れ込む。
音無結弦。彼は奇しくも、立華奏が消えるための『条件』となる存在だった―――。

心臓移植。音無の提供した心臓のおかげで生きながらえた少女が、彼女。
一言でいいから、礼が言いたい。そんな想いが未練となり、彼女を世界に招いた。
そして。最後には、誤解から敵対していた『戦線』のメンバーたち全てを成仏させて、最後に奏自身も未練を消し去り、死後の世界を去った――――筈だった。

殺し合い。神の気まぐれとしか思えない、悪夢が奏を迎え入れる。
奏は既に死んでいるのだから、殺し合いなどする意味がない。
けれど。何故か、殺し合いに乗ってはいけないと、心が警告を促すのだ。
会場にNPCは居なかった。つまり、続けるだけ無駄な遊びは早く終わらせて、今度こそ生まれ変わるのが最善の筈なのに。奏は、何故だか殺し合う気にはなれないのだった。

勿論、主催者の古戸ヱリカにはそれなりの罰を与えるつもりではある。
殺し合いを潰し、今度こそは成仏する。立華奏はそう決意するのだった。
支給品とやらを見る意味は無いだろう。奏にはガードスキルがあるのだから。
まずは、誰かを探そうと歩きだした。


間桐慎二は、ただ単に怒っていた。自分は聖杯戦争のマスターだというのに、何故こんな茶番に付き合わされなければならないのかという激しい怒りが沸き上がってくる。
サーヴァントのライダー無しでこんなところに放り込まれて、もしも自分が殺されて万能の願望器『聖杯』を逃したら責任をどう取ってくれるのだろうか。
ぶち殺してやる。あのクレイジー女の頭に鉛弾をぶち込んでやる――――――!!

他の二人―――高木藤丸と立華奏とは違い、保身のために主催打倒を彼は目指す。

彼は魔術師だが、妹の桜や戸籍上『祖父』の間桐臓硯と比べて未熟すぎる。
彼のサーヴァント・ライダーも本来は桜のサーヴァントであり、慎二にとってはある種コンプレックスに近いものであった。
デイバックの中身を乱暴に地面にぶち撒け、中身を確認しようとする。
一つ目はCz75。慎二には銃の銘柄までは分からないが、とにかくこれが当たり武器だということは分かった。フン、と鼻を鳴らして慎二は次を確認する。
二つ目は……バー○ントカレーのルーだった。
慎二は腹を立てるが、いずれ食料になるかもしれないと思い、怒りながらも収めた。



「……チッ、遅いんだよ高木ィ!!」
「待てって…そう焦るなよ」

高木藤丸、立華奏、間桐慎二は合流していた。
闇雲に歩いている内に合流できたのだが、当たり武器を引いた慎二がそのプライドからかリーダーシップで結果的に空気を乱している。
藤丸としては、慎二が若干邪魔だった。
しかし、この後間桐慎二が一つの悲劇を生み出すことはまだ誰も知らない。

【深夜/C-3】
【高木藤丸@BLOODY MONDAY】
[状態]健康、微かな苛立ち
[所持品]不明支給品2
[思考・行動]
0:この殺し合いを完全に潰す。
1:慎二、奏と行動
2:神崎潤、折原マヤに最大限の警戒
3:高木遥を探す
※Season1終了後からの参加です

【立華奏@Angel Beats!】
[状態]健康
[所持品]不明支給品2
[思考・行動]
0:主催者に『罰』を与える。
1:仲村ゆりを探し、合流したい。
※アニメ13話、消滅後からの参加です
※ガードスキルの連続使用が五分までに制限されています
※参加者は全員死なないと思っています

【間桐慎二@Fate/stay night】
[状態]健康、高揚
[所持品]Cz75@現実、カレールー@現実
[思考・行動]
0:主催者を殺して元の世界に帰る。
1:衛宮は放っておく。
※Fateルート、ライダーとセイバーの戦いの前からの参加です

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最終更新:2011年08月29日 23:39
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