僕は誓ったんだ。
これからは強く生きるって。
◆ ◆ ◆
暗い暗い空。闇の海がどこまでも広がる。
闇の海の中にただ一つ金色の月がぽつんとたたずんでいる。
月から発せられた光が闇に明かりを灯す。
雄大な草原は緑ではなく黒を彩り、それ以外の色を写さない。
その中に僕、直枝理樹はいた。
「鈴……どうして……」
僕の目の前で吹き飛んだ幼馴染。
間近で見ていながら僕は何も出来なかった。
助けようとすることすら。
ただみっともなく震えて。
……最低だ。僕って。
でもまだ僕にはやるべきことがあるはずだ。
「郷田真弓……ッ!」
鈴を殺したあいつだけは!
……許さない……
許さない!
ユルサナイ!
赦さない!
ゆるさない!
絶対に赦さない!
やっと。
やっと、あの『世界』を乗り越えて。
あのバスの事故から鈴と僕だけ生き残って。
二人で強く生きていこう――
でも、そんな決意も壊れた。
鈴が死ぬことで。
僕は永遠に一人ぼっちだ。
かけがえの無い仲間はバスの事故で死んで。
鈴はなぜか首が吹っ飛んで。
神様は僕からどれだけ大切なものを奪えばいいんだ!
ふざけるな!
「絶対殺してやる……!」
郷田真弓。あなただけは!僕がこの手で殺す。
待ってて、鈴。
敵は必ずとるから。
仇をとった後は……。
鈴が寂しくならないように僕も逝くから。
【G-1/1日目・深夜】
【直枝理樹@リトルバスターズ!】
[状態]:健康 、激しい怒りによる自制心と判断力の欠如
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、不明支給品1~3
[思考・状況]
基本:郷田真弓を殺す
1 郷田真弓を殺す。そのためなら……
2 仇をとったら鈴が一人で悲しまないように死ぬ。
※Refrain、虚構世界から一回目の脱出後からの参戦。
※名簿を確認してません。
※支給品を確認してません。
◆ ◆ ◆
……行ったわね。
「はぁ、疲れた~。今が深夜でよかった……真昼間だったら見つかってたわ」
あの子、間違いなく
殺し合いに乗ってるわね。大声で殺してやるって叫んでたし。
こんなにも早く殺し合いに乗ってる参加者に会うとは思わなかったわ。
運がいいことに私が先にあの子に気付いて草むらに隠れたのに加えて時刻が夜だったから視界が悪かったこともばれなかったことにつながる。
相手が冷静でなかったことも要因にある。
そのおかげで何とかやり過ごせたけど。
「もうこんな緊張感はごめんだわ。麻雀と違って全然楽しめないし」
いくら悪待ちが好きだからってあの子の前にのこのこと現れるわけにもいかないし。
とりあえず、やり過ごせたことだし結果オーライね。
それにしてもみんな大丈夫かしら。まこ以外みんな巻き込まれているし。
「麻雀部部長として、竹井久として、皆を導かないと……!」
部の中では一番の年上なんだ、私は。冷静に、大局を見るんだ。
いつもみたいな悪待ちじゃない、和じゃないけど計算して、デジタルに。
「まこ、必ず皆で戻るから、待ってて……」
【G-1/1日目・深夜】
【竹井久@咲-Saki-】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:支給品一式、不明支給品1~3
[思考・状況]
基本:生きて仲間と共に脱出
1 知り合いとの合流
2 大局を見据えて行動する
3常に冷静に……
※直枝理樹が殺し合いに乗っていると認識しています。
最終更新:2009年12月08日 20:19