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KEDAMONOVEL

8:KEDAMONOVEL

山本真与は「大和撫子」と言ったような少女であった。
良家に生まれ才色兼備、人も良く、弓道部や茶道を習っている、黒髪ロングで巨乳、と言う絵に描いたような。
しかし、彼女はとある「面」を持ち、それ故完全な「大和撫子」では無かった。
どう言った「面」かと言うと――――。

B-5娼館の客室の一つ。
その中には真与の他に銀狼の松沢多佳志、緑竜の坂忠光がおり、
三人共それぞれ支給品を確認していた。

「私は弓矢ですね、いつも使っている和弓では無いですが何とかなりそうです」
「おれは携帯扇風機だ、糞が! 役に立たねぇ!」
「僕は、村田銃だって……使いこなせるかなこれ」

適性のある支給品で喜びを見せる真与、どう考えても外れな支給品で憤慨する多佳志、
当たりの支給品だが使いこなす自信が無い忠光と反応は三者三様だった。

「それでどうすっかぁ? これからよう」
「首輪を何とかしないといけませんね、だから首輪を外せそうな、そう……機械に詳しい人を、
見付け出す事が必要だと思います。それと同じく殺し合いに乗っていない人を仲間に出来れば」
「そうか……」
「流石だなぁ真与ちゃん、頭の回りが早ぇなぁ」
「いやそんな事は……」

頭の回転が早い真与は自然と多佳志、忠光の司令塔となっていた。

「んでよ、真与ちゃんよ」
「何でしょう……?」
「折角だしよ、お近付きの印って奴で……」

銀狼はいやらしい笑みを浮かべ真与に近付く。
その股間からは赤黒い肉の竿が顔を出し、いきり立っていた。

「スケベ、しようや……」

舌舐めずりをする銀狼。
そして緑竜も。

「……真与ちゃん、俺も……良い?」

忠光の股間のスリットからも、彼の愚息が顔を出し、先走り汁が垂れていた。
欲望を剥き出しにしてきた獣二匹に対し、真与は。

「優しくして下さいね……?」

受け入れた。

彼女は才色兼備で人も良かったがそれ以上に「淫ら」だったのだ。
露出、獣姦、被輪姦、被強姦何でもござれ。
それ故に彼女は完全な「大和撫子」では無かった。

本人は全く気に留めていないが。


【早朝/B-5娼館・202号室】
【山本真与】
[状態]:健康
[所持品]:基本支給品一式、洋弓(予備矢10)
[思考]:首輪を外せそうな人を捜す。松沢多佳志、坂忠光と行動。

【松沢多佳志】
[状態]:健康
[所持品]:基本支給品一式、携帯扇風機
[思考]:首輪を外せそうな人を捜す。山本真与、坂忠光と行動。

【坂忠光】
[状態]:健康
[所持品]:基本支給品一式、十八年式村田銃(1/1、予備弾8)
[思考]:首輪を外せそうな人を捜す。山本真与、松沢多佳志と行動。



【山本真与】 やまもと・まよ
17歳の女子高生。良家のお嬢様で才色兼備、人も良し、弓道達者、黒髪ロング巨乳と言う、
「大和撫子」に見せ掛け、非常に淫乱でエキセントリック。

【松沢多佳志】 まつざわ・たかし
46歳、野良の妖狼で銀色っぽい毛皮。薄汚い。
酒好き女好きなマダオ。

【坂忠光】 さか・ただみつ
23歳の緑竜青年。名家の三男坊でニート状態。
エロゲエロ漫画オタクで毎日のように自慰に耽る。性格は割と善良。

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最終更新:2012年06月13日 20:05
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