第12話
第一回放送 ~主催者達の明日はどっちだ!?~
ピーンポーンパーンポポポポポーン♪
ゲーム開始から4時間が経過した。
そんな最中会場中に妙なサウンドエフェクトが鳴り響いた。
『朝四時だけど、放送を開始する。
僕の名前は野比セワシ。未来から来ました。
まぁ、そんなことは今はどうだっていい。気にしなくてね。
早速だけど、死者の発表をさせてもらう。
一度しか言わないから聞き逃さないように。
――骨川スネ夫。
――スネ夫の父。
――スネ夫の母。
――金将軍。
――ブロリー。
――ノイ・ドヴァイ。
――マグニスさま。
――パルマコスタの市民A。
――橘右京。
――松岡勝治。
――基山ヒロト。
――タクアン和尚。
――天野河大輝。
――越前南次郎。
――北斗の子分。
以上15名だ。
……半分近くになりましたね、皆さん随分と血気盛んなことで。
さて、禁止エリアですが……これも一度しか言わないから気を付けるように。
では発表だ。
一分後にA―2.二分後にB―2、そして、二時間後にB―4だ。
以上だ。 ……そこに留まってると空からブロックが落ちてくるから気を付けろ。
分りやすく言うなら……【ボンバーマン的なアレ】だ。
あと、首輪に触るなよ、絶対に触ったり分解とかするんじゃないぞ!!
……これで今回の放送は終わりだ」
ここで放送が終わった。
と、同時にセワシは床に手と膝を付け、orz状態になった。
「もう……駄目だ、お終いだ……」
目の前にあるのは何やら巨大な機械。
だが、中央部に綺麗な大穴がぽっかりと開いていた。
近くには五星球(ナメック星サイズ)が転がっていた。
力強く、地面を叩く。
簡潔言えば、タクアン(not和尚の方)が地味に投げたドラゴンボールが……
地 味 に 首 輪 の 制 御 装 置 を 破 壊 し て い た 。
セワシは未来デパートで買った『天才ヘルメット』と『技術手袋』を使ったのだが……
「修理に最低でも一か月以上掛かるってどんだけだよ!!!」
未来の科学力を使ったら、とんでもない事実が分かってしまった。
ついでに他の主催者もこのことにはとっくに匙をぶん投げていた。
―――こんだけ死者が出てるんだし、首輪の必要なくね?
さらには主催者の一人が言ったこの一言が決定打になった。
「……実際の死者も15人じゃないのに……」
一人だけ、真実に知っている。
そのことを他の
主催者たちに話ても全く信じてもらえなかった。
「もう駄目かもしれない」
セワシは何も悪くない。
ただ、彼以外の主催者とか参加者とかが色々悪かった。
【A―1・早朝】
【野比セワシ@ドラえもん】
【状態】主催者幹部、絶望的なまでに不安
【装備】天才ヘルメット、技術手袋
【道具】五星球、その他不明
【思考】基本:バトルロワイアルを運営する
1:しかし、もう駄目かもしれない
※主催者側の首輪の制御装置はノイ・ドヴァイによって破壊されました。
最終更新:2014年08月23日 19:20