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幻視へのいざない

暗かったオフィス内も、先程より明るくなっている。
そしてその中でひじを付いて眠っている男。
だが不意に目をさまし、辺りを見回す。
(やっぱり…現実なのか…)
がっくりと肩を落とし、ため息をつく。
「…でもこれが現実なら…ここでじっといても何もならないな」
そう呟き、立ち上がる。
その時、脳裏に閃光が走るような感覚が守を襲う。
(何だ…?何かが見える…)
目を瞑っているのに…何かが見える。
『そうだねー、このFラインを通って街に行ってみる?』
誰か分からないが声が聞こえる…しかし何だか不明瞭だ。
そして、誰かの視点で見える顔。
(誰だろうか…?)
今度は…おそらくそうだろう…視点の主の声がする。
「…まあ、次のことは、病院に付いてから、考えてみようよ」
テレビの砂嵐のような映像が見えている映像にうっすらかぶっていてよく見えない。
『プリン、この子どうするの?寝ちゃってる…』
声にも何だかエフェクトがかかっているような感じがする。
そしてちらりと女の子が視界に映ったかと思うと…
…今まで見えていた映像が急に砂嵐へと変わった。

「なんだったんだ、今のは…?」
今起こったことが理解できなそうに言う守。
だが分かったことがある。
1つ、今の視点の主は「プリン」と呼ばれていた。
2つ、視点の先の女性は、プリンと同行しているんだろう。
3つ、2人に加えて、女の子が同行している。
「この3つが分かった…だが、どうすればいいんだ?」
情報を得たことで、余計に混乱してしまう守であった。


【一日目/早朝/E-6:ビル15F:オフィス内】


【一樹守@SIRENシリーズ主人公】
[状態]:健康、混乱
[装備]:なし
[所持品]:支給品一式、カメラ@板対抗BR、即死耐性プログラム@MUGEN
[思考・行動]:
1:余計に分からなくなってしまった…
※めろりんの声と顔、プリンの声を知りました。ですが2人がどこにいるかは分かっていません。


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最終更新:2010年01月14日 21:59
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