釘宮町東部にある森、ここを必死に走る姿があった。アリサ・バニングス、彼女はいま絶望と希望の淵にいた――。
絶望は“追っ手”、希望は“カード”。これを説明するには少し時間をさかのぼることになる。
バトルロワイアルの開催。ここで
天の声がこの戦いを解説する。
「人は皆、平等ではない。空を飛べる者、富を持つ者、特殊な能力を持つ者。故にぃ、力は拮抗せねばならない。特殊能力を持つ者ぉ。これをある程度まで、制限する。さらに、お約束の武器配布。これによっても力を均等化させるぅ」
天の声は一度、ここで言葉を切る。太陽系を吹き飛ばせる程の力を持っていても、やはり喋り疲れたのだろう。
「さらにぃ今回、新ルール『声優カードシステム』これを採用する。このカードに書かれている声優が、もし共演していた時ぃ、そのキャラクターをここに呼び出すことが出来る。
持続時間はキャラクターの性格次第だ、が、一定時間を過ぎると強制的に終了してしまう。カードは町中に隠されている。戦いを有利に進めることだろう」
おぉぉぉぉるはぁぁいる、ぶりたぁぁぁぁにぁぁぁぁぁぁ。
もちろん、誰もそれに返そうとはしない。居場所が知れるとか恥ずかしいからだとか、理由は多々あるだろう。
何はどうあれ、ようやく戦いの幕が上がったのだ――。
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アリサ・バニングス |
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最終更新:2009年11月21日 23:19