人間ってそんなものね ◆J5IZ9694XQ
「うーん、どうしよう…」
キュルルは迷っていた。
これからどうすべきだろう。
キュルルはヒトだ。獣とは違う。
よってこんな催しはさっさと切り上げておうちへ帰るべきだ。
とはいったものの、今はサーバルもカラカルもいない。
心もとないのは確かだが、考えていてばかりいても仕方ないので支給品を確認することにした。
「なんだろう…これ…?」
デイパックの中から出てきたのは、白い粉の入った袋とストローであった。
頭を捻るキュルルだったが、すぐに理解できた。
キュルルはヒトだ。獣とは違う。
こうしたモノの使い方が分かるのもまたヒトの叡智である。
キュルルは粉末をルールブックの上にサッと撒くと、ストローを使ってそれを鼻から吸引した。
「気持ちいい!」
瞬間、とてつもない幸福感がキュルルの胸中に溢れる。
まるでこの場がおうちかのように思えた。
こうした幸福もまたヒトの特権であろう。
「よーし!次はこれだ!」
ハイになったままキュルルは次なる支給品を取り出す。
出てきたのは黒光りするショットガンであった。
キュルルはヒトだ。獣とは違う。
それの使い方もすぐに分かった。
「試しに撃ってみよう!」
ハイになっていたキュルルは特に周りに気を配ることもなくそのショットガンを発砲した。
銃の使い方が分かるのもまたヒトの叡智である。
「う、うわあ!」
散弾は射線上にいた少年の体を掠めた。
キュルルはそこで初めて近くに自分以外の存在がいた事に気づいたのである。
「た、助けてー!ドラえもーん!」
「あっ、待ってよー!」
キュルルは逃げる少年を追って走り出した。
その手に銃を構えたまま。
【F-3/街 深夜】
【キュルル@けものフレンズ2】
[状態]:健康、高揚感
[装備]: ベネリ M3@フルメタル・パニック!
[道具]:コカイン×300g、 基本支給品一式、ランダム支給品×0~1
[思考・行動]
基本方針:おうちへ帰る
1:あの子(=のび太)を追いかける
※コカインを20mg摂取しました。中毒になっているかもしれません。
【野比のび太@ドラえもん】
[状態]:軽傷、恐怖
[装備]:なし
[道具]: 基本支給品一式、ランダム支給品×1~3
[思考・行動]
基本方針:死にたくない
1:キュルルから逃げる
2:こ、殺される…!
時系列順で読む
投下順で読む
最終更新:2019年05月10日 22:11