画像の移植はまだ行ってません。
とりあえず手っ取り早いWinamp+edcast+SHOUTcastによる放送の仕方を解説いたします。
以下に紹介するソフトウェア、ファイルなどをダウンロード、インストールしたことによる、また紹介しているウェブページへ飛んだことが原因と思われる不具合、ウィルス感染等につきましては、こちらは一切関知しません。
自己責任でお願いします。
01.Winampの導入
入手・導入
まず、
公式ページからWinamp本体を入手しましょう。
[Winamp International Downloads]の項目の[Japanese]から[Full]をダウンロードしてください。
ダウンロードしたセットアップファイルを実行します。
(ここでセキュリティの警告が出た場合は[実行(R)]を押してください)
言語選択ダイアログが出ますが、日本語であることを確認し[OK]を押してください。
[Winamp インストーラにようこそ]の画面が出ますので、[次へ(N)]を押します。
ライセンス契約書が出ますので規約に同意するならば[同意する(A)]を選んでください。
インストール場所を選択してください。
(特に支障がなければデフォルトで問題ありません)
インストールオプションを選択してください。
(よく分からない場合は「全て」か「標準」のどちらかを選んでください)
スタートオプションを選択してください。
(とりあえず「スタートメニュー項目の作成」をしておけば間違いありません)
追加機能を選択してください。
(よく分からなければ、すべてのチェックを外しておいてください)
インストールが始まり進捗状況のバーがどんどん延びていき、完了するとインストール完了画面が表示されますので[完了(F)]をクリックします。
チェックを外さなければ即座にWinampが起動します。
セットアップ
初回起動のみセットアップ画面が表示されます。
- スキンの選択を行います。お好みのスキンを選んでください。
これからWinampをメインの音楽プレイヤーとして使っていくなら、「Winamp特定~」「オーディオ~」「プレイリスト~」には選択しておくとよいでしょう。
- ユーザーフィードバックの設定です。ここは何も入力せず、チェックを外して[終了(S)]を選びましょう。
セットアップが行われ、完了後にWinampが起動します。
以下の画像では上から順にプレイヤー本体、イコライザー、プレイリストとなります。
02.回線速度の測定
自分の回線の速度を調べましょう。
回線速度測定・スピードテストのウェブページで調べてきてください必要なのは上り速度です。
サイト1、
サイト2、
サイト3、
サイト4
1Mbpsは1000kbpsとしてkbpsに変換してください。
その値の70%程度が常時使用しっぱなしでも問題ない思われる帯域となります。
更にこの帯域を配信するビットレートで割って小数点以下を切り捨てた値が収容できるリスナー数になります。
帯域測定結果:5.1Mbps (→5100kbbps)
配信ビットレート:64kbps
5100×0.7÷64=55.78125
収容可能人数:55 人
03.SHOUTcast serverの導入
入手・導入
こちらに飛んで、
SHOUTcast DNAS application Windows 98/ME/2000/XPから辿り、
ライセンスを承諾した上で
SHOUTcast WIN32 Console/GUI server v1.9.8をダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルを実行してください。
ライセンスを読んで同意したら[I Agree]を選択してください。
インストールのタイプ選択になりますが、そのまま[Next>]を選択しましょう。
インストール場所を選択して、インストールを行ってください。
日本語化(任意)
無くても支障ありませんが必要なら日本語化パッチを導入しましょう。
こちらへ飛んで、
赤い丸で囲まれたファイルをダウンロードしてください。
ダウンロードしたファイルを解凍すると2つのファイルが出力されます。
テキストでは無い方のファイルをダブルクリックしてください。
日本語化の是非を問われるのでよろしければ[はい(Y)]をクリックしてください。
適用フォルダを聞かれるので、先ほどインストールしたフォルダを指定してください。
インストールが始まってバーの値が100.0%になり、ログ領域に「差分ファイルの適用が終了しました.」。
と表示されたら[閉じる(C)]を選択してください。
初期設定
SHOUTcastサーバを起動させてください
[設定の編集(C)]を選択します
sc_serv.iniが開きます。
同時にダイアログも出ますが気にせず[OK]を押してください。
これにはオプションの設定は再起動後に有効になると書いてあります。
SHOUTcast Serverの設定を行います。
行の左端に「;」(セミコロン)があると、その行はコメントアウトされていることを意味します。
MaxUser |
接続最大人数です。先ほど計算した「収容可能人数」以下の値を入れましょう |
Password |
接続用パスワードです。任意の文字列を設定してください |
PortBase |
使用するポートの番号です。0~65535の中から任意の番号を設定してください (0~1023は設定すべきではありません。1024~49151は基本的に大丈夫ですが注意が必要です) |
PublicServer |
放送をSHOUTCastのサイトに掲載するかどうかの設定です。「default」を「never」にしておきましょう。 |
以上を設定した後、ファイルを保存して閉じてください
そして、SHOUTcast Serverを再起動してください
(右上の×ボタンは最小化するだけです。[サーバーの停止(K)]で終了できます)
設定が反映されていれば「usermax:XX portbase:XXXXX」が設定した値に変わっています
注意
v1.6.0はmp3以外配信できません。
aac+等で配信したい場合は必ずv1.9.8を導入してください。
04.edcastの導入
入手・導入
まず、最初にWinampを終了しておきます。
こちらに飛んで、Download Current VersionからWinamp用のedcastをDLしましょう。
ダウンロードしたセットアップファイルをダブルクリックします
ライセンスを読んで同意したら[I Agree]を選択してください
インストールするコンポーネントの選択になりますが、そのまま[Next>]を選択しましょう
インストール場所を選択してください(先ほどWinampをインストールしたところとを指定してください)
インストールが始まります
プログレスバーの上側にCompletedと表示されたら[Close]を押しましょう
無くても何の問題もありませんが日本語化をしたい場合は
こちらから入手してください。
ただしv3.1.18までしかありませんので対応した本体をDLしてください。(2009/04/28現在)
Winampを起動して、画面上で右クリックし[オプション(O)]-[設定(P)]を選択します
設定画面の[プラグイン]から[DSP/エフェクト]を選択し、edcast DSP v3を選んでください
edcastが起動します
配信設定
edcastの[エンコーダーの追加]を押して設定を追加し、ダブルクリックで設定の詳細を開いて下さい。
設定例
エンコードの設定を行います。
ビットレート |
32、48、64など |
サンプルレート |
44100 |
チャンネル数 |
2 |
ジョイントステレオ |
チェック状態にしておく |
エンコーダー |
MP3 Lame(aac+にするならAAC Plusを選択) |
サーバー |
Shoutcast |
サーバーIP |
localhost |
サーバーポート |
SHOUTcast Serverの設定で指定した番号を設定してください |
パスワード |
SHOUTcast Serverの設定で指定した番号を設定してください |
マウントポイント |
Shoutcast使用時この項目は無効です |
再接続までの時間(秒) |
10 |
エンコーダーにMP3 Lameが表示されない場合はwinamp.exeと同じフォルダにlame_enc.dllをコピーしてください。
このへんからDLできます。
YPの表示設定を行います。空欄でも問題ありません。
設定を右クリックしConnectを選ぶとエンコードを開始します。
SHOUTcast Serverが起動した状態で、これに接続が成功するとTransfer RateがConnectedになります。
接続に成功したらSHOUTcast ServerのGUIに<[source] ○○>と先ほど設定したYPの情報が表示されます
接続を切断する場合は設定を右クリックしDisconnect(場合によってはStop AutoConnect)を選択します。
05.放送テスト
自分で再生テスト
まずは、自分自身で聞いて見ましょう。
winampで音楽を流しedcastでエンコードをして、SHOUTcast Serverに接続してみましょう。
次に、ストリーミングに対応したソフト(WindowsMediaPlayerなど)に、アドレスを入力して聞いてみましょう。
※例えばWMPなら[ファイル(F)]-[URLを開く(U)]もしくは[Ctrl+U]で開いたダイアログに、「
http://localhost:ポート番号/」と入力して、[OK]を押します。
また、SHOUTcast Serverを起動した状態でブラウザで「
http://localhost:ポート番号/」を覗くと、放送に関する情報を見ることができます。
これが問題無かった場合は次のステップとして、他人に聞いてみてもらうことにしましょう。
ポート開放
ポートの開放は各人の環境によって方法が無数にあり解説しきれません。
検索エンジンで「ポート開放 ルータの型番」などで調べるか、
ttp://www.akakagemaru.info/やttp://ratan.dyndns.info/help/を参考に。
(上記2サイトは張れないみたいなのでh抜きしてあります)
他人による再生テスト
人がいる適切なスレにテストと明記の上「http://グローバルIP:ポート番号/」を貼って、誰かが評価してくれるのを待ちましょう。
※グローバルIPをそのままというのが嫌な人はDDNSを利用してください。ただし、効果が浸透するのに時間がかかります。
評価対象としては、そもそも聞けるかどうか・音量・音質・バッファ・タグの表示具合などがあります。
※適切なスレとしてはアニソン三昧2009避難所、なん実Vの垂れ流し系のスレあたりでしょうか。
ただし、そのスレのテンプレ・ルールには必ず従ってください。
06.補足
mp3gainについて
mp3ファイルはgain情報を付加する事により音量の変更を行えます。
これを利用し、音量が極端に小さい・大きい曲がある場合にこの音量を他の曲に合わせるのに使えます。
音量の自動設定は曲調によってブレがあるためあまりお勧めできません。
インストール及び使い方
注意点
元のファイルの音量が変化します。
一応元には戻せるみたいですが、念のために使用の際はコピーしたファイルを使ってください。
また、音量を調整したファイルには自動でAPEタグが作られるようですが、このタグに元の音量などの設定が書かれているようです。
ですので、戻す予定がある場合はAPEタグを削除しないでください。
マイクでの放送の仕方
ミキサー
まず最初にスカイプの自動音量調整は切っておいてください
「コントロールパネル」→「サウンドとオーディオ デバイス」をクリック
「オーディオ」タブを選択し、録音グループの音量ボタンを押してください
録音コントロールのウィンドウが表示されます
最初に確認していただきたいのがチェックマークの横の文字(画像だとミュートです)が
ミュートなのか選択(もしくはチェックなどの同義語)なのかです
それによってチェックする箇所が変わります
(*サウンドボード/サウンドカードの種類によって表記が変わります)
「ステレオミキサー(Main mixなどの表記があります)」にチェックを"入れない"で下さい
そのほかはとりあえずどちらでも構いません
「ステレオミキサー(Main mixなどの表記があります)」にチェックを"入れて"ください
複数選択できる場合でも「ステレオミキサー」だけにしてください
他のチェックは外しておいてください
(*ウィンドウに表示されていない場合は「オプション(O)」→「プロパティ(P)」を選び、
「表示するコントロール」の該当箇所にチェックを入れてください)
次に、再生グループの音量ボタンを押してください
するとマスタコントロールのウィンドウが表示されます
こちらで大事なのは「WAVE」と「マイク ボリューム」の2項目です
これもサウンドボードによって表記の揺れがありますが頑張って見つけてください
簡単な判別は音楽を流しながら、ミュートにチェック入れたとたん聞こえなくなったらそれがWAVEです
(*マスタ音量は除きます)
音量調整は後ほど解説します
edcast
まず、左端真ん中あたり、マイクのマークに×マークがついてないか確認します
×がついていたらマイクのマークをクリックすると×が消えるはずですので外しておいてください
また、上部真ん中の黒枠の右に、「Peak meter」とあります
その右に「Off」と出ていないか確認しておいてください
Offと出てましたら黒枠をクリックしてOffの文字を消してください
こちらの設定は超簡単です
プルダウンメニューから「ステレオミキサー」(若しくはそれっぽいもの)を選ぶだけですヤッタネ!そこで音楽流したり
音量調整
ここでedcast、ねとらじミキサー等で曲を流して、音楽+マイクでどれくらいの音量が出ているのかチェックします
マスタコントロールのウィンドウをもう一度開いてください
WAVEがPC内でなってる音(Windows上で鳴る全ての音)で、マイクはマイク端子からの入力信号です
左端のマスタ音量では全体の音量の大小の調整が出来ます
これらを調節して、バランスの良い音量を設定してください
音量の確認にあたって、この例ではedcastを使用します
丁度いい感じです。真赤なゲージにかからないのがベスト
かなり小さいです
リスナーさん側で増幅させた場合ノイズが出る可能性があります
大きすぎです
赤いゲージを超えると音が割れはじめるので少々下げてください
左右のバランスがどこかで狂っているので調整してください
代理配信鯖の使用について
当三昧には有志でサーバーを提供してくださる方がいます。
oddCast/EdCast/ねとらじレボリューション限定ですが、どんどん利用しましょう。
(下記サーバーのリンクに設定方法が載っています)
Q.自鯖と何が違うの?
A.サーバーを肩代わりしてもらえるのでShoutcast Serverの導入もポートの開放も必要ありません。
確保する帯域も少なく(サーバーに送信する分)済みます。
Q.ねとらじと何が違うの?
A.イメージとしては同一のものです。
最終更新:2009年05月02日 22:35