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ゼロ、フロスト5! - (2007/08/12 (日) 02:54:20) の1つ前との変更点
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「皆の心を一つに(以下略)」
メアリが「このおっさん、いい年して恥ずかくないのか?」という痛い視線を向けられるようになれるくらい成長したこと
をまるで我が子の成長のように感慨深く思いつつ、真は合体装置からその悪魔が出てくるのを期待して待っていた。
が、ピロピローン…とデビチルのトラポートのような音をたてて召喚されるはずの悪魔は消失した。
「「へ?」」
と思わずヴィクトルとハモって間抜けな声が出る。何事か、と詰問するより先にパートナーの電撃がヴィクトルに襲い
掛かる。初対面の時はマントで防がれたが、今回は流石に気を抜いていたらしく直撃する。
「特殊合体は必ず成功するんじゃなかったの?」
倒れたヴィクトルの襟首を掴んで冷たい圧力をかけるネミッサ。あれ、なんで「結構クール」なの、「意外とセクシー」な
君はどこへいったのかなぁ。そういえばトモコの宿題の手伝いを頼まれていたよな。
「真も現実逃避しないの!」
振り向きざま叱咤とともにヘカーテの全力攻撃が脳天を直撃する。しかも満月かよ畜生。
「またあの鼻の依頼を受けるなんて私はゴメンよ!あんたが駄目なら邪教のオヤジでもイゴールでもパラケルススでも
ゼットでもいいからとにかくやり直して!」
「落ち着けよネミッサ。ほら、メッチーを見てごらん」
「この馬鹿―――――!!!」
合体専門のホテル・業魔殿はその日、電撃に包まれた。
「えっと……あんた誰?」
「「「「「ヒーホー!」」」」」
ルイズは戸惑っていた。なんか呼べたのはいいが5体もいたのだ。色はあれだが氷の妖精みたいだけど…
「ヒーホー!」
「ヒーホー?」
「ヒホ、ヒホヒホ!」
「ヒーホー…ヒホヒホ?」
「ヒホ、ヒーホー!」
「「「「「ヒーホー!」」」」」
可愛いのはいいけど、どれとコンクラント・サーヴァントすればいいのだろうか。
「ミス・ヴァリエール、とにかくコンクラント・サーヴァントを――」
「ヒッホー!」
「ヒーホー!?ヒホ、ヒホヒホー!!」
「ヒーホ!ヒーホーヒー!」
「ホヒー!ヒッヒッフー!」
「「「「「ヒーホー!!!」」」」」
「やかましい!」
思わず私の――失敗だけど魔法を直撃させるとそいつらは一発でダウンしてしまった。なんか一匹違うことを言って
いたような、じゃなくて、溶けかかってヘタレているのがなんか可愛い、じゃなくて。
「弱すぎる…」
ルイズは某復活が趣味な死の商人ver.2002みたいな台詞を思わず呟いた。
後日、ギーシュとの決闘が行われた。
それまでにキュルケが「可愛いから一匹頂戴」と詰め寄って来た時に前世の記憶があったのかダメージを受けないのに
炎を怖がったり、シエスタが「か、可愛い…」と言ってやっぱり一匹持って行こうとしたり、契約のルーンの熱が実は万能
ダメージでまたダウンしたりと、一波乱も二波乱もあったのだがルイズの精神的健康の為に割愛する。
ギーシュも「ヒホー?」とつぶらな瞳で自分の落し物を渡そうとしたり、怒りの矛先を向けたら涙目でこちらを見上げてきた
フロスト達に決闘を申し込んだ自分が何だかすっごく小物で悪者なようが気がしているが、展開上仕方ないと諦めていた。
「な、何故だ!何故僕のワルキューレの攻撃が効かない!?」
ギーシュは知らなくて当然なのだが、このフロストファイブは可愛い外見に似合わず「万能属性の攻撃以外を反射する」という反則的な
能力の持ち主なのだ。しかしHPは可愛い外見に似合ってたったの55と、万能攻撃を受ければ事実上即死できるくらい低いのが問題である。
その性能の結果、ギーシュの誇るワルキューレ達は自身を無残にも傷つけ散っていった。
前衛がいなくなった事で後衛=ギーシュが前面に押し出される。そこに可愛い顔して凶悪性能なカキ氷、でなく氷の妖精達が迫る。
「「「「「ヒーホー!」」」」」
ちゅ☆どーん
「ガリレオ・ガリレイーーーー!!!」
5人の心を合わせた5段回し蹴りが炸裂し、謎の叫びをあげてギーシュはお星様になった。多分、着地点は平行世界だろう。
「やったわね!フロストファイブ!」
自分の使い魔の勝利を駆け寄って抱きしめ、祝福しようとするルイズ。しかし悲しいことに質量×速度=攻撃力。その善意は攻撃と判定され、 ルイズの『体当たり』は反射された。
「痛っ!?ご主人様がせっかく褒めてあげようっていうのに何よ!」
反射なだけに反射的につい手が出るルイズ。しかしその『ヒステリービンタ』も反射される。AUTOでギリメカラ怖いよギリメカラ。
「こ、この馬鹿犬ーーー!!」
失敗魔法=虚無=万能属性を受け、フロストファイブは沈黙した。
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ギリメカラっていうのは「あいつは鼻が長いだけじゃ」と言われたご立派様の部下のこと。物理反射怖いよホントに
「皆の心を一つに(以下略)」
メアリが「このおっさん、いい年して恥ずかくないのか?」という痛い視線を向けられるようになれるくらい成長したこと
をまるで我が子の成長のように感慨深く思いつつ、真は合体装置からその悪魔が出てくるのを期待して待っていた。
が、ピロピローン…とデビチルのトラポートのような音をたてて召喚されるはずの悪魔は消失した。
「「へ?」」
と思わずヴィクトルとハモって間抜けな声が出る。何事か、と詰問するより先にパートナーの電撃がヴィクトルに襲い
掛かる。初対面の時はマントで防がれたが、今回は流石に気を抜いていたらしく直撃する。
「特殊合体は必ず成功するんじゃなかったの?」
倒れたヴィクトルの襟首を掴んで冷たい圧力をかけるネミッサ。あれ、なんで「結構クール」なの、「意外とセクシー」な
君はどこへいったのかなぁ。そういえばトモコの宿題の手伝いを頼まれていたよな。
「真も現実逃避しないの!」
振り向きざま叱咤とともにヘカーテの全力攻撃が脳天を直撃する。しかも満月かよ畜生。
「またあの鼻の依頼を受けるなんて私はゴメンよ!あんたが駄目なら邪教のオヤジでもイゴールでもパラケルススでも
ゼットでもいいからとにかくやり直して!」
「落ち着けよネミッサ。ほら、メッチーを見てごらん」
「この馬鹿―――――!!!」
合体専門のホテル・業魔殿はその日、電撃に包まれた。
「えっと……あんた誰?」
「「「「「ヒーホー!」」」」」
ルイズは戸惑っていた。なんか呼べたのはいいが5体もいたのだ。色はあれだが氷の妖精みたいだけど…
「ヒーホー!」
「ヒーホー?」
「ヒホ、ヒホヒホ!」
「ヒーホー…ヒホヒホ?」
「ヒホ、ヒーホー!」
「「「「「ヒーホー!」」」」」
可愛いのはいいけど、どれとコンクラント・サーヴァントすればいいのだろうか。
「ミス・ヴァリエール、とにかくコンクラント・サーヴァントを――」
「ヒッホー!」
「ヒーホー!?ヒホ、ヒホヒホー!!」
「ヒーホ!ヒーホーヒー!」
「ホヒー!ヒッヒッフー!」
「「「「「ヒーホー!!!」」」」」
「やかましい!」
思わず私の――失敗だけど魔法を直撃させるとそいつらは一発でダウンしてしまった。なんか一匹違うことを言って
いたような、じゃなくて、溶けかかってヘタレているのがなんか可愛い、じゃなくて。
「弱すぎる…」
ルイズは某復活が趣味な死の商人ver.2002みたいな台詞を思わず呟いた。
後日、ギーシュとの決闘が行われた。
それまでにキュルケが「可愛いから一匹頂戴」と詰め寄って来た時に前世の記憶があったのかダメージを受けないのに
炎を怖がったり、シエスタが「か、可愛い…」と言ってやっぱり一匹持って行こうとしたり、契約のルーンの熱が実は万能
ダメージでまたダウンしたりと、一波乱も二波乱もあったのだがルイズの精神的健康の為に割愛する。
ギーシュも「ヒホー?」とつぶらな瞳で自分の落し物を渡そうとしたり、怒りの矛先を向けたら涙目でこちらを見上げてきた
フロスト達に決闘を申し込んだ自分が何だかすっごく小物で悪者なようが気がしているが、展開上仕方ないと諦めていた。
「な、何故だ!何故僕のワルキューレの攻撃が効かない!?」
ギーシュは知らなくて当然なのだが、このフロストファイブは可愛い外見に似合わず「万能属性の攻撃以外を反射する」という反則的な
能力の持ち主なのだ。しかしHPは可愛い外見に似合ってたったの55と、万能攻撃を受ければ事実上即死できるくらい低いのが問題である。
その性能の結果、ギーシュの誇るワルキューレ達は自身を無残にも傷つけ散っていった。
前衛がいなくなった事で後衛=ギーシュが前面に押し出される。そこに可愛い顔して凶悪性能なカキ氷、でなく氷の妖精達が迫る。
「「「「「ヒーホー!」」」」」
ちゅ☆どーん
「ガリレオ・ガリレイーーーー!!!」
5人の心を合わせた5段回し蹴りが炸裂し、謎の叫びをあげてギーシュはお星様になった。多分、着地点は平行世界だろう。
「やったわね!フロストファイブ!」
自分の使い魔の勝利を駆け寄って抱きしめ、祝福しようとするルイズ。しかし悲しいことに質量×速度=攻撃力。その善意は攻撃と判定され、 ルイズの『体当たり』は反射された。
「痛っ!?ご主人様がせっかく褒めてあげようっていうのに何よ!」
反射なだけに反射的につい手が出るルイズ。しかしその『ヒステリービンタ』も反射される。AUTOでギリメカラ怖いよギリメカラ。
「こ、この馬鹿犬ーーー!!」
失敗魔法=虚無=万能属性を受け、フロストファイブは沈黙した。
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注1:主人公の名前は漫画版ソウルハッカーズを参考にしています
注2:ギリメカラっていうのは「あいつは鼻が長いだけじゃ」と言われたご立派様の部下のこと。物理反射怖いよホントに
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