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  • あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ
  • アノンの法則-14

あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

アノンの法則-14

最終更新:2009年11月26日 02:00

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御者はミス・ロングビルが勤める。
キュルケが馬車から彼女に話しかけた。
「ミス・ロングビル……、手綱なんて付き人にやらせればいいじゃないですか」
「いいのです。私は、貴族の名をなくした者ですから」
ミス・ロングビルは、にっこりと笑って答える。
そこに、タバサと一緒にシエスタのサンドイッチをほおばって、キュルケにもらったピカピカの剣を眺めていたアノンが口を挟んだ。
「メイジってみんな貴族じゃないの?」
「あんたは黙ってなさい!」
結局、無断外泊の理由を問い詰め損ねたルイズは、イライラしてアノンを怒鳴りつけた。
移動中の時間を使おうとも考えたのだが、ミス・ロングビルもいるこの場でそれは憚られた。
しかし、ミス・ロングビルは微笑んでアノンに説明する。
「貴族は全員がメイジですが、メイジのすべてが貴族とは限りません。いろんな事情で、勘当されたり家を捨てたりした貴族が、身をやつして傭兵になったり犯罪者になったり……。私もオールド・オスマンに拾っていただけなければ、盗賊にでもなっていたかもしれませんわ」
「ミス・ロングビルが盗賊ですって?」
キュルケが声を上げた。
「おかしいでしょうか?」
「オールド・オスマンの有能な秘書が盗賊だなんて」
「あら。私だって、意外と巷を騒がす大怪盗になっていたかもしれませんわ」
それじゃあまるでフーケじゃない、とキュルケ。
ロングビルもルイズも笑い、盗賊退治の前だと言うのに、馬車の上には笑い声が響いた。
進むうちに、馬車は深い森に入って行った。昼間だというのに、森の中は薄暗い。
「ここから先は、徒歩で行きましょう」
ミス・ロングビルがそう言って、全員が馬車から降りた。
五人は森を通る道の脇に伸びる小道を歩いていく。
「なんか、暗くて怖いわー、いやだー」
なんともわざとらしく言って、キュルケがアノンの腕に手をまわす。
「歩きにくいよ、キュルケ」
「だってー、すごくー、こわいんだものー」
ルイズが、ふんっと二人から顔を背けた。
しばらく歩くと、一行は開けた場所に出た。
魔法学院の中庭程の広さの空き地。その真ん中に、ロングビルの情報通りの朽ちかけた小屋があった。
「私の聞いた情報だと、あの中にいるという話です」
ミス・ロングビルが小屋を指差して言った。人が住んでいる気配は全くない。
五人は小屋の中から見えないように、森の茂みに身を隠して作戦会議を始めた。
タバサが、奇襲が一番、と言って作戦を決める。
その内容はこうだ。
アノンが小屋まで近づき、中を偵察。もしフーケがいれば挑発し、外まで誘き出す。
そこを全員の魔法で一斉攻撃、ゴーレムを出す前にフーケをしとめる。
「つまり偵察兼囮ってわけか」
タバサが頷く。
「可能なら、そのまま仕留めてもらってかまわない」
「私達の見せ場も残しといてね、ダーリン?」
「気をつけて下さいね、相手はあのフーケですから」
ルイズはふん、とそっぽを向いて、
「せ、せいぜい気をつけなさい」
と言った。
アノンはキュルケにもらった剣を抜いて、すばやく小屋まで近づく。
ルーンの力で体が軽い。
デルフリンガーは自分を相棒だと言うが、ルーンの力を使うための剣は、特に彼である必要は無い様だ。
(ルーンを使うだけなら、デルフにこだわることは無いな…)
「なんでぇ、あのナマクラじゃねえか」
アノンのそんな考えを知ってか知らずか、背中に背負われたデルフが言った。
「静かに」
小さな声でそう答えて、アノンは小屋の壁に張り付き、窓から中を覗く。
中には埃を被った家具がいくつかあるだけで、人の暮らしていた形跡は見当たらない。
正真正銘の廃屋だ。
アノンは合図をして、ルイズたちを呼んだ。
「誰もいないよ」
タバサが扉の前で杖を振り、『ディテクト・マジック』を唱える。
反応なし。
罠がないことを確認したタバサは、ドアを開けて中に入っていく。それにアノンとキュルケが続いた。
外には見張りとしてルイズが残り、ミス・ロングビルは辺りの偵察に森の中に入っていった。
小屋の中を探し始めてすぐ、埃を被ったチェストから、タバサが盗み出された『奇跡の木札』を見つけ出した。
「ずいぶんあっけないわね…」
キュルケがそう漏らす。
アノンは『奇跡の木札』を見た途端、目を丸くした。
「これが『奇跡の木札』…? まさか…なんでこれがこんな所に……?」
「どうしたのダーリン?」
キュルケの声など耳に入らない。
間違いない。これは――。
その時、見張りをしていたルイズの悲鳴が聞こえた。
三人が一斉にドアを振り向いたと同時に、小屋の屋根が吹き飛ぶ。
屋根が無くなった小屋の中を、巨大なゴーレムが覗き込むようにして立っていた。
「ゴーレム!」
キュルケが叫んだ。
やはり一番反応が早かったのはタバサだった。
すばやく詠唱し、巨大な竜巻をゴーレムにぶつける。
しかし、ゴーレムはびくともしない。
続いてキュルケが胸から杖を引き抜き、炎を放つも、炎に包まれようが、ゴーレムはまったく意に介さない。
アノンも背中に隠していた杖に手をやったが…すぐに思い直した。
取り込んだモット伯は、トライアングル・クラス。
二人の魔法が通じなかった以上、自分がやっても同じだろう。どうせなら『フライ』で飛んで逃げたほうがまだマシだ。
それに、この場にいる者たちに、自分の能力の一端を見せることになってしまう。
アノンは杖ではなく、背中の剣を抜いた。
「無理よこんなの!」
キュルケが叫んだ。
「退却」
タバサが冷静に判断し、撤退を決める。
二人は一目散に逃げ出した。
自分もさっさと逃げ出そうと、アノンがゴーレムに背を向けたとき、ボンッと聞き覚えのある爆発音が聞こえた。
「ルイズ!?」
振り向くとルイズがゴーレムの背後で杖を振り、何度も失敗魔法をぶつけているのが見えた。
ゴーレムはルイズとタバサたち、どっちを叩こうか迷っているようだ。
アノンは地面を蹴って走り出し、分かれた標的にもたついているゴーレムの股の間を一気に駆け抜けて、ルイズを捕まえた。
「何すんのよ!」
首根っこを捕まれ、ルイズが抗議の声を上げる。
「キミこそ何してるんだ。あの大きさ、キミじゃ無理だよ。秘宝も取り戻したし、後は逃げるだけ…」
「いやよ! あいつを捕まえれば、誰ももう、私をゼロのルイズなんて呼ばないでしょ!」
アノンの手を払い除けて、ルイズは強く言った。
「私にだって、ささやかだけどプライドってもんがあるのよ。ここで逃げたら、ゼロのルイズだから逃げたって言われるわ!」
「他人にどう言われたっていいじゃないか」
「あんたにはわかんないかもしれないけど、私は貴族なのよ。魔法が使える者を、貴族と呼ぶんじゃないわ」
ルイズは杖を握り締め、巨大なゴーレムを見据えた。
「敵に後ろを見せない者を、貴族と呼ぶのよ!」
勝ち目の無い敵にも、強靭な意志で持って向かっていく。
フーケが宝物庫を襲ったときにも見た、その目に宿る強い光。アノンにはルイズの背中が、誰かと被って見えた。
ぐるりと、ゴーレムが体勢を変えてこちらを向いた。どうやら先にこちらを潰すことにしたらしい。
ゴーレムの胸辺りで、またルイズの爆発が起きるが、まるでダメージにならない。
ゴーレムの巨大な足が持ち上がり、ルイズとアノンに向けて落ちてくる。
アノンはルイズを脇に抱え、大きく横に飛んでそれをかわした。
ルイズを抱えたまま、アノンは走り出す。
盗られた秘宝は取り返した。なら安全なところまで離れて、タバサの風竜で逃げるのがベストだ。
何もあんな大きなゴーレムとやりあう必要は無い。
アノンは抱えたルイズが、ぽろぽろと涙をこぼしているのに気がついた。
「キミ、泣いてる?」
「だって、悔しくて……。わたし……。いっつもバカにされて……」
いつもゼロゼロとバカにされているのが、よほど悔しかったらしい。
今回のフーケ討伐も、ルイズはその汚名を返上するために志願したのだ。
ゴーレムの拳が振り下ろされる。アノンは再び横に跳んでそれを避けた。
ルイズがいては、攻めるも守るもできない。
それに、巨体ゆえにゴーレムの一歩は大きく、走って逃げ切るのも厳しい。
そこにタバサの風竜シルフィードが舞い降りた。
「きゅいきゅい!」
「乗って!」
タバサが叫んだ。
アノンはルイズをシルフィードの上に放り投げた。
「あなたも早く」
タバサが焦った様にアノンに言った。
だがアノンは、シルフィードの背には乗らずに、彼女たちに背をむけ、拳を振りかざすゴーレムを見上げている。
「アノン!」
シルフィードの背で、ルイズが怒鳴った。
「行っていいよ」
タバサは無表情にアノンを見つめていたが、今にも拳を振り下ろしそうなゴーレムを見て、シルフィードを飛び立たせる。
シルフィードが飛び立った瞬間、ゴーレムの拳が地面に叩き付けられた。
「アノン!」
ルイズが悲鳴のように叫ぶ。
土煙が晴れ、アノンは半分ほど地面に埋まったゴーレムの拳の、すぐ横に立っていた。
「あの目…見たことがある」
強い意志を宿した、ルイズの瞳。
誰かに似ていた。あの目は――。
アノンはゴーレムの腕に、剣を振り下ろす。
ゴーレムの腕とぶつかった瞬間、金ピカの剣はあっさりへし折れた。
「あ、折れた」
「たりめーだ。さっさと俺を抜け」
背中から言われて、折れた剣を投げ捨てると、アノンはデルフリンガーを抜き放った。
ルーンの輝きが増す。
「まあ、相棒ならなんとかなるだろ」
のん気にそう言うデルフを構え、アノンは再び拳を振り上げるゴーレムの足元へ、一足飛びに近づいた。
片足を、斬り飛ばす。
ゴーレムの巨体が傾いた。さらにアノンは、体を支えようと地面についたゴーレムの腕を切り裂く。
だが、ゴーレムは地面の土を吸収し、失われた部分がみるみる再生されていく。
その再生速度に、感心したようにデルフが漏らした。
「おー再生か。ずいぶん早いな。だが……」
再生を始めた腕が、根元から切り落とされる。
「相棒のが早え」
地獄人の“超身体能力”に上乗せされた『ガンダールブ』の力。
その攻撃速度は、ゴーレムの再生力を凌駕した。
失った手足の再生も叶わぬまま、さらに追撃を受け、ゴーレムは両の手足を失う。
ダルマの様になって地面に倒れこむゴーレム。
剣が振られる度、その体が削ぎ落とされていく。再生などまるで追いつかない。
必死の再生も空しく、三十メイルの土の巨体は、ただの土くれへと還された。
「あ、かすり傷だ。ボクもまだまだだなぁ……」
ゴーレムだった土山の前で、アノンはいつの間にかできていた腕の傷をぺろりと舐めた。
木の陰に隠れていたキュルケが、アノンに走り寄る。
「アノン! すごいわ、さすが私のダーリン!」
抱きついてくるキュルケを引きはがしつつ空を見ると、降りてくるシルフィードの背に、ルイズとタバサが見えた。
「た、倒しちゃった…」
ルイズは着地したシルフィードの背から降りて、あっけに取られたように、アノンが作った土の山を眺めた。
ゴーレムが倒れ、安心しきっている二人に、タバサが呟く。
「フーケはどこ?」
はっとしてあたりを見渡すルイズとキュルケ。
その時、近くの茂みから、辺りの偵察へ行っていたミス・ロングビルが現れた。
「ミス・ロングビル! フーケはどこからあのゴーレムを操っていたのかしら」
キュルケが尋ねたが、ミス・ロングビルはわからない、というように首を振って『奇跡の木札』を見る。
「それが、盗まれた秘宝ですね」
「ええ」
ルイズがシルフィードの背から『奇跡の木札』を取って、ミス・ロングビルに見せた。
ミス・ロングビルはそれを手に取り、じっくりと眺める。
「これが『奇跡の木札』ですか…一体どうやって使うのでしょうか?」
ミス・ロングビルはそう尋ねたが、学院生徒の三人は首を振った。
「私にはただの板きれにしか見えませんわ」
「筆が添えられてるわ。何か書き込むんじゃないかしら」
「書き込む……何をでしょう?」
「さあ、そこまでは……」
「ああ、それは…」
アノンが口を開きかけたとき、ミス・ロングビルが豹変した。
「ちっ、使えないねぇ。所詮は学生か」
「え? …きゃあ!」
ミス・ロングビルは近くにいたルイズを乱暴に引き寄せると、首に腕を回して拘束した。
「動くんじゃないよ! 全員杖を捨てな!」
「ミス・ロングビル!?」
キュルケが叫んだ。
「どういうことですか?」
ルイズも驚いて、首に回された腕を外そうと暴れたが、のど元に杖を突きつけられる。
「まったく、でたらめな使い魔がいたもんね。私のゴーレムがあんなにあっさりと……」
「私のゴーレム……? じゃあ、あなたが……」
ミス・ロングビルがメガネを外し、結い上げていた髪を下ろす。
鋭い目つきのその女性は、さっきまでとはまるで別人のようだった。
「そう。土くれのフーケよ」
タバサが杖を振ろうとした。
「おっと。動かないで。この娘がどうなってもいいの? 全員、杖を遠くに投げなさい…あんたも剣を捨てるんだよ! あんたが一番得体が知れないからね…」
正体を現したフーケは、油断無くアノンを睨む。
最大限に警戒しながら、フーケはルイズの体を前に押し出し、盾にした。
仕方なく、ルイズたちは杖を放った。アノンもデルフリンガーを地面に転がす。
「あなたがフーケなら、なんでこんな回りくどい真似をしたんです?」
アノンが尋ねると、武器を奪って少し安心したのか、フーケは挑発的に微笑んだ。
「私ね、この『奇跡の木札』を奪ったのはいいけれど、使い方がわからなかったのよ」
「使い方?」
「ええ。手にした者は望む力を手に入れることができる…あのハゲ頭はそう言ってたっけね。でもどんな魔法をかけたって、うんともすんともいわないんだもの。そこで一芝居打って、学院の教師どもに使い方を教えてもらおうって考えたのよ」
「でも、予想に反してボクたちが来てしまった」
「そうよ。まさか盗賊退治を生徒に丸投げするとは思わなかったわ。でも、流石に教え子達が盗賊の手にかかったとなれば、あいつらも少しはやる気になるんじゃないかしら?」
フーケはにやりと笑った。
「私はこのままあんたたちを始末して、学院に帰る。そこで涙ながらに言うのよ。『勇敢な生徒達は皆フーケにやられてしまいました』ってね。今度こそ、こいつの使い方がわかる教師が来てくれることを祈るわ」
ルイズが悔しそうに唇を噛んだ。
タバサは杖を拾うタイミングをうかがっている様だが、フーケがそんな隙を見せるとは思えない。
アノンは杖を隠し持ってはいるが、フーケの杖はルイズの喉元。
こちらが呪文を唱え終わる前に、ルイズの首が飛ぶだろう。
そもそも武器などなくても、ルイズを見捨てれば、フーケを倒すのは簡単なのだ。しかし――。
ルイズが見せたあの目。
見覚えのあるそれは、消してしまってはいけないもののような気がした。
「おい、相棒! とっととやっちまえ!」
不意に、低い男の声が響いた。
「誰!?」
フーケの杖と注意が、声のした方――地面に転がったデルフリンガーに向けられる。
その隙を逃さず、アノンは地を蹴って飛び上がった。一瞬、アノンを見失うフーケ。
アノンは、空中で一回転してフーケの背後に着地、首筋に手刀を入れる。
フーケはその場に崩れ落ちた。
「助かったよ。デルフ」
「なんのなんの。いいってことよ」
「大丈夫かい、ルイズ?」
解放されたルイズを気遣う様子を見せた後、アノンはフーケの手から落ちた『奇跡の木札』を拾い上げた。
透明のケースに収められた一枚の木札。その隣には、筆が一本添えられている。
「やっぱりだ……間違いない」
それは“守人の一族”が、何万年もの間求め続けた天界の至宝。
書き込むことで、どんな“才”でも手に入れることができる木札。
その秘宝の名を“空白の才”といった。
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