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  • あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ
  • ゼロのロリカード-53

あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

ゼロのロリカード-53

最終更新:2010年02月23日 00:30

匿名ユーザー

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  • ゼロのロリカード

 学院敷地内から飛ぶと、正門前の草原に大尉が見えた。
大尉も当然アーカードに気付き、風竜に乗って空中のアーカードのところまでやってくる。
寡黙な大尉は一切喋らず、ただ風竜の背中を指差すと「乗れ」と意思表示をした。
断る理由も無いので、ヴィンダールヴの力で操られた風竜による、快適な空の旅でロマリアへと赴く。
途中ラグドリアン湖に寄ってアンドバリの指輪を返し、いよいよロマリアへと到着した。

「ヴィットーリオは今立て込んでるから、先に武器庫に案内するよ」
そう言ってロマリアで待っていたシュレディンガーに案内される。
シュレディンガーが先行し、アーカードと大尉がそれに続く形で螺旋階段を降りていった。
大聖堂の地下階にある、地下墓地の名残。
一般人ならば忌避するだろう雰囲気も、アーカードにとっては心地の良いものだった。

「んぎぎぎ・・・・・・」
シュレディンガーが重厚な鉄扉を開けようとするがビクともしない。
その様子に見かねた大尉が、松明片手にもう片方の空いた手で取っ手掴む。
難なく扉は開き、松明に照らされた部屋の中身が、一斉にアーカードの瞳に映り込む。

「・・・・・・なるほど、これは一見するだけの価値だな」
ガンダールヴの槍として、聖地のゲートから送られてきたという品々。
思わず圧倒されてしまいそうなほどに、整然と並べられた武器の数々。

「ねっ凄いでしょ、大尉のモーゼルもここから拝借したんだよ」
シュレディンガーが何故か、どこか誇らしげに言った。

 アーカードは部屋内を物色する。
固定化の魔法が掛けられているものの、壊れている物も多かった。
武器だけでなく、弾丸も溢れるほどにある。
その中からジャッカルとカスール銃の弾倉を見つけ、あるだけ全部ストックする。
特にジャッカルは完全な専用弾だというのに、こうも都合良くあることに改めて感心した。


 ――――――そしてもう一つ、目を引くものがあった。
部屋の一角を占領している、布が掛けられた巨大な物体。
少女姿のアーカードの何倍もあるその物体が気になり、中を改める為に布を取り去った。
「ああ"それ"、ガチおすすめ」
シュレディンガーに言われずとも、アーカードは見た瞬間に目の前の"槍"の使用を決めた。

 "これ"があれば、対空中艦隊に於いても絶大な威力で以て対抗可能だ。
さらには対ヨルムンガントに於いても――――――。

 アーカードはアンデルセンとの共闘を思い出す。
本来『反射』を掛けられたヨルムンガントは、虚無でしか無効化出来ない筈であった。
だが実際には虚無がなくとも、二人の連携同時攻撃で突破することが出来た。
カウンターのキャパシティを超えればダメージが通ることが、あの時に実践されたのだ。
仮に攻撃力不足で与ダメが通らずとも、『ディスペル』を掛ければ済む。


「そーだ、これこれ。これ見て」
シュレディンガーが声を発し、床に並べた物をアーカードに見せてくる。
「これは・・・・・・?」
ラインメタルFG42、ワルサーP38、ハーネルStg44、エルマ・ベルケMP40、マウザーKar98K。
見せ付けられたものの、どれも壊れているのが見て取れただけだった。
強いて言うならば、全部ドイツ製という共通点か。と、そこで気付く。
アーカードの中にある命が、その記憶が疼いた。

「これはねぇ・・・・・・、最後の大隊の装備さ」
シュレディンガーにとっては、ただそれだけのこと。
懐かしいな~と、少し郷愁を馳せただけの行為。
こんな物も送られてきたんだよ~と、アーカードに見せただけ。

 だがアーカードには引っ掛かった。なるほど、記憶が疼いたのもわかる。
最後の大隊員とその装備も、まとめて死の河で飲み込んだから当然のこと。
しかし引っ掛かりを感じたのは、そのどれもが異様に古かったことであった。
壊れたまま放置され、時間が経過してから固定化を掛けたのだろう。
しかしその古ぼけた見目は、ここ一年二年のものではない。


 同時に思い起こされる。『ジャッカル』の存在。
オスマンの話から、『破壊の杖』として30年以上前にはハルケギニアに漂着していた。
またオスマンは、ジャッカルの使用者が陽に晒され消えたと言っていた。
そして今目の前にある大隊員の装備。その古さから見て、かなり前に漂着したものなのは間違いない。
10年、20年、或いは・・・・・・30年前。

 そこから一つの仮説が成り立った。
とある最後の大隊員の『装備』が、『ガンダールヴの槍』として存在ごとハルケギニアに召喚されてしまった。
しかし召喚された際のショックか、或いは最初から壊れていたのか。
いずれにせよ使い物にならなくなった『武装』をその場に捨てた。
そして大隊員は何らかの・・・・・・偶然に近い形でジャッカルを見つけ、それを武器として持っていた。

 さらに紆余曲折。何の因果か・・・・・・オスマンを『ジャッカル』で助ける形に。
弾丸一発を使われた『ジャッカル』は『破壊の杖』として、学院に保管。
また最初に使い物にならずに打ち捨てられた『武装』は、後々にロマリアに回収され・・・・・・今ここにある。

 兼ねてからの疑問が一つ、氷解したと言って良いだろう。
非常にご都合主義的で偶然の重なりが必要であるが、一応辻褄は合う。
そしてここからが重要なこと。

 ――――――何故、そんな昔の話なのか。
己がルイズに召喚されてから、まだ2年と経っていない。
それはシュレディンガーも、大尉も、ウォルターも、アンデルセンも同じこと。

 元の世界で己が消えるよりも先に爆発したジャッカルが、ハルケギニアに自分より先に送られたのは道理。
だがしかし・・・・・・それは自分が召喚されるほんの少し前でないと、時系列が合わない。
最後の大隊員にしても同じことが言える。最大でもロンドン強襲から一夜しか経過していないのだ。

 だのに実際は、およそ30年以上前に漂着しているという事実。
つまりは・・・・・・"虚無の担い手に召喚されること"と、"ガンダールヴの槍として召喚されること"は別物ということだ。
時間軸に明確なズレ、それも数十年単位のズレが生じている証左に他ならない。


「・・・・・・シュレディンガー」
アーカードは低く、静かに名前を呼ぶ。
「ん?なに?」
「お前は・・・・・・自身の能力で我々の世界に戻った、と言っていたな」
シュレディンガーはその時のことを思い出しながら「うん」と頷いた。

「何かおかしなことや不自然さを感じなかったか?」
「・・・・・・???たとえば?」
「そうさな、例えばこっちの世界での一日が、向こうの世界での一年だった・・・・・・とか」
シュレディンガーは首を左右に何度か傾げながら考える。
「意味わかんない、1日は1日じゃん」
「・・・・・・そうか、ならば良し」

 シュレディンガーは疑問符を浮かべたまま、大尉に「どういうこと?」と聞く。
大尉はかぶりを振り、アーカードはもう一度頭を巡らせた。


◇


「お待ちしておりました」
大聖堂の地下階から上に戻ると、ロマリア教皇ヴィットーリオがそこにいた。
「あら?待たせちゃった?」
シュレディンガーは悪気の一つも見せずに言った。
ヴィットーリオは静かに首を横に振って否定の意を示すと、その口を開く。
「二人とも、少しはずしてもらえますか」
「はいは~い」
シュレディンガーと大尉は連れ立って大聖堂を出る。


 二人だけが広い聖堂内に残され、改めてヴィットーリオは自己紹介する。
「初めまして、ヴィットーリオとお呼び下さい。わたしは堅苦しいのを好みませんから」
「そうさな、私もアーカードで良い」

 なるほど、若いのに威厳を感じられる。一種のカリスマと言えば良いのだろうか。
神官服を纏ったその姿は、ロマリアの象徴に相応しい美しさも兼ね備えていた。
この様子だと、象徴としてだけでなく、実際の手腕も長けている風説も真実だろう。

「いつ敵が攻めて来るかもわからん。用件は手短にの」
何の気負いも遠慮もないアーカードの様子に、話に聞いた通りの人物だとヴィットーリオは微笑む。
「・・・・・・そうですね、単刀直入に言いましょう。あなたに頼みたいことが二つあります」
「ふむ、一応聞こうか」

 ヴィットーリオは一拍置く。そして強めの語気で言った。
「この度の戦、零号開放を使わないで頂きたい」
「なに・・・・・・?」
「お話は聞いています。あなたの中にある命を流出させ、敵味方問わず全てを殲滅する術だそうですね」

 ヴィットーリオは真剣な顔で続ける。
それは一切の裏がない、真実の言葉だとアーカードは感じる。
  「アルビオンでのことは既に済んだこと、それは致し方ありません。そのことに言及するつもりもありません。
 ですがこれ以上、同じブリミル教徒である民を殺すのは嘆かわしい。討つべきはガリア王ジョゼフのみなのです」

 アーカードは瞬時に理解した。
ヴィットーリオの、狂信者とは程遠い・・・・・・徹底的な現実主義者としての側面。
始祖ブリミルを敬ってはいるが、同時にそれを利用することも辞さないだろう思考。

「我々ロマリアも全力で迎え討ちます。死の河とやらを使う必要性は本当にあるのでしょうか」
「・・・・・・そうだな、開放はせんで戦おうか」
アーカードはあっさり答えた。
トリステイン一国で、ガリアと戦わねばならないと思われていた状況とは大きく変わっている。
ロマリアとトリステインが同盟し、ガリアと戦うなら絶対の必要性はない。それは道理。

 しかしその返答はヴィットーリオにとって予想外であった。
聞いていた話では、戦争狂であると。人を殺すことを厭わない、むしろ望んでやる者だと。
そう・・・・・・聞いていた。


 だが既にアーカードの中では、一つの策が出来上がっていた。
トリステイン一国でガリアと戦うしかない状況であったとしても、その策を使おうと思っていた。
策が成るまでの過程は変遷しつつも、根幹が変化することはない。
最初から・・・・・・アーカードに零号開放を使うつもりは無かった。
何故ならもし死の河を使ってしまえば、己の目的から一層遠ざかってしまう。

「どうした?」
「いえ・・・・・・こうもあっさり受け入れられるとは思ってなかったもので」
「ロマリアも参戦するのであれば必要ないさ、下にある『槍』も頂くことだしな」

「・・・・・・そうですか。あの『場違いな工芸品』で良ければいくらでもお使い下さい。
 あれは元々ガンダールヴたるあなたの為に送られてきた物で、あなたが使うべき物ですから」
   アーカードは当然、最初から開放するつもりが無かったことなどは言わない。
飽くまで快く申し入れを受諾したと思わせる。借りの一つでも作ったと思ってくれれば良し。

「して、もう一つの用件は?」
「えぇ・・・・・・、ガリアとの戦が終わった後のことです」
ガリアの狂王を止め、三国の被害を最小限に戦を終わらせた後のこと。

「わたしは・・・・・・聖地を奪回しようと思うのですよ、そしてその時あなたに協力して頂きたい」
それこそが本題であり、本当の目的。

「エルフの住む土地か」
「はい、聞いた話だとアーカード殿。あなたはエルフと戦ったことがあるとか?」
アーハンブラでの一件は、既にアンリエッタから聞き及んでいる。
本来ならば今の時点で聖戦を発動させておきたかったが、エルフは既に亡き者とされたという報告。
故に現時点では発動は憚られるが、極近い未来に改めて聖戦は必ずしなくてはならない。

「そうだな、確かに強かった。それで・・・・・・私に零号開放しろと?」

 ヴィットーリオは神妙に頷いて肯定した。
死の河が人間たちを飲み込むのは耐え難いが、敵対種族たるエルフは別であった。
強力な先住魔法を操るエルフでも、対等以上に戦える鬼札アーカード。
これを使わない手はない。人間側の被害なく、聖地を奪還可能であろう。

 だがそんな存在を公に利用すれば、事によっては権威の失墜にも繋がりかねない。
故に、アーカードだけをこうして呼んで話した次第であった。

「勿論、あなたにもメリットがあります。・・・・・・聖地のゲートを知っていますか?
 地下階にあったガンダールヴの『槍』が、そこから定期的に送られてくるのです。
 そこからであれば、あなたは元の世界に戻ることが出来ます。非常に魅力的だと思いますが」


 アーカードは顔を下に向ける。
そして笑い出した。大聖堂に響き渡り反響する哄笑。
ヴィットーリオは怪訝な顔でその様子を見つめ、ひとしきり笑ってからアーカードは言い切った。

「 だ が 断 る 」
「なっ・・・・・・」

 アーカードはそのままコツコツと歩き、椅子へと座る。
背もたれに両手を広げて掛け、足を組んでふんぞり返った。

「この私の最も好きなことの一つは、自分が偉いと思っている奴に『NO』と断ってやることだ」

 気に入らない。目の前の人物は気に喰わない。
リアリストで手段を選ばず、そして利己的なところは共感できる節もある。
だが美しくない。自分の大好きな人間のそれとは、程遠い所にこの者はいる。

 自分の力量を把握し、限界を見定める。
他者を思いやっているように見えても、その実は違う。
心の底では何も信じていない・・・・・・恐らくは己すらも。常に疑って掛かる、絶対の信用は置かない。
なるほど非常に良く出来ている、狂おしいほど合理的でそれも一つの在り方だ。

 だが、それは美しくないのだ。
自分を打ち倒してくれる、夢の様な人間とは対極にいる。


「元の世界に帰りたいとは思わないのですか?エルフの土地を奪回せねば帰ることは出来ないのですよ」
「構わん。私を利用できるのはな、私が認める私の主人だけだ」

 ヴィットーリオの顔が歪んだ、それは人前では決して見せない負の感情。
すぐにそれは元の表情に戻り、ヴィットーリオは内心自戒する。

「話はおしまいか?」
「・・・・・・えぇ、結構です。・・・・・・お手間を取らせました」
今は食い下がっても意味がない。
ヴィットーリオは、これ以上心象を悪くしてもデメリットしかないと判断する。

 まだ猶予は残されているし、それまでに心変わりをさせれば問題ない。
アーカードの主人であるルイズに、直接交渉ないし籠絡しても良い。
だから今は・・・・・・大人しく引き下がる。

 話は終わったとアーカードは椅子から立ち上がって、扉の方に歩き出す。
しかし途中で立ち止まり、半身だけを振り返らせた。

「そうだ、炎のルビーは持っているか?」
「・・・・・・炎のルビー、ですか?今は生憎とロマリアにはありません。諸事情で紛失してしまったのです」

 アーカードは「そうか」とただそれだけを言って、扉を出て行った。

†

「零号開放しないの?つまんないな~」
アーカードはシュレディンガーを一瞥する。
そう・・・・・・聖地のゲートを使う必要はない。むしろお断りだ。
時間軸の不確かなもので帰って、もしインテグラが死んでいたら意味がない。
それならばこちらでルイズが死ぬまで待ってから、帰った方が良い。
インテグラはともかく、同じ吸血鬼のセラスならばいくら待たせても死んでいることもない。

 不確実性なもので帰って、インテグラが死んでいて、ルイズとも会えなくなるなどつまらん。
多少待たせてしまうことになるが、インテグラにも確実に会えて、ルイズにもまた会えるだろう方法もある。

「・・・・・・盗み聞きか」
「暇だったし。大尉は"アレ"を地下から上まで運んでるし」

 アーカードは嘲笑する。
「ワンちゃんもお前も、随分と勤労意欲に溢れていることだ」
シュレディンガーは唇を尖らせる。
「ちぇっ別にいいさ、僕は僕で楽しんでるし」
シュレディンガーは手近にあった石ころを蹴り飛ばした。
不満を隠すつもりはないらしい。


「ま・・・・・・いいや、"アレ"をトリステインまで届ける必要があるし、そん時に一緒に帰る?」
行きは大尉の駆る風竜で送ってもらったが、大尉は運搬する必要上、帰りはすぐに送っていけない。
「いや、私は私ですぐに帰る」
ラグドリアン湖に行くという名目だけで来ている。あまり長居は出来なかった。

「わかった。にしても零号開放しないとなると、ウォルター老がどう出るんだか」
「それについても考えはある」
「ほほォ~、じゃあどう展開されるのか楽しもっかな」

 含み笑いを浮かべるシュレディンガーに対し、アーカードは「フンッ」と笑う。
そしてそのまま、空へと飛び上がった。

(さて・・・・・・戦争も秒読みか・・・・・・)
闘いのにおいを感じる。
日に日に濃密になっていく気配に、アーカードは昂ぶる気を抑え続ける。

 トリステイン、ガリア、ロマリア。
三国の演者達はそれぞれの思惑を巡らし、戦場という名の舞台で、演じ、歌い、踊る。


 かくして役者は全員演壇へと登り、惨劇は幕を上げる――――――。


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