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  • Neverwinter Nights - Deekin in Halkeginia-50

あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

Neverwinter Nights - Deekin in Halkeginia-50

最終更新:2015年08月30日 21:12

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  • Neverwinter Nights - Deekin in Halkeginia


フリッグの舞踏会から、一夜明けた朝。

「♪ フンフンフ~ン、フンフン不運~~! イェイ!」

ディーキンは楽しげに鼻歌など歌いながら、洗濯物の籠を頭に載せて洗い場へ向かっていた。
ここ最近、忙しいが退屈しない充実した日々が続いているので、今日もまた何があるか楽しみだった。

昨夜フーケとしばし歓談した後、ディーキンは彼女にスカロンへの紹介状を書いてから部屋を辞し、ルイズの元へ戻って休んだ。
ラヴォエラへの連絡は、既に夜も遅いので翌朝に回すことにしたのである。
とりあえずシエスタといつも通り稽古を終えた後に、問題が無いようなら彼女を呼び戻して、ついでにみんなに紹介を……。

「……ン?」

頭の中でそんな風に色々と今日の予定を組みながら洗い場に到着したディーキンは、少し予想外な人物を見かけて、首を傾けた。

シエスタがいるのは、これはいつも通りだが……、彼女から少し離れた場所にタバサが立って、こちらを見ているのだ。
雰囲気から察するに、どうも彼女は自分が来るのを待っていたようだった。

「先生、おはようございます。
 その、ミス・タバサが、先生にお話があると……」

シエスタはそう言うと、話の邪魔にならないよう、2人に御辞儀をしてから少し席を外した。
ディーキンは目をしばたたかせて、近づいてきたタバサに向き合う。

「……ええと。おはようなの、タバサ。お話っていうのは、何なのかな?」

「あなたに、頼みがある」

じっとこちらを見つめるタバサは、何やらいつもにも増して表情が硬いように思えた。

「私と、勝負して欲しい」

「勝負?」

それを聞いたディーキンは、少し顔をしかめて、首を傾げた。

「……ええと、ゲームとかかな?
 ディーキンはゲームが大好きなの、ウルルポットがとりわけ得意だよ!
 石積み遊びとか、“親父の骨”とかでもいいけどね」

タバサの用件がそんなゲームの勝負などではないだろうことは無論感じとっていたが、ディーキンはあえてそう言ってみた。

ちなみに、ウルルポットというのはウルフレンドとかいう異世界のコボルドが遊ぶと言うゲームである。
裏面にドラゴンの絵が描かれたカードを伏せて他のカードと重ならないようにしながらかき混ぜ、その場所を当てるというものだ。
石積み遊びは、これまた別のフォーセリアという異世界のコボルドがするという遊びだ。
完成すると世界が滅びるとかいう物騒な迷信もあるが、まあどうということもない単純なパズルのようなものである。
最後の“親父の骨”はフェイルーンの一般的な遊戯で、鶏などの骨を積んで行う将棋崩しのようなゲームだ。

「違う」

タバサはそんなゲームの提案に乗って来ることもなく、素っ気なく首を振った。

「タバサは、ゲームは嫌いなの? 苦手とか?」

「嫌いじゃない。興味も、自信もある」

そう答えると、杖を持ち上げてディーキンの顔をじっと見つめる。

「……でも、また今度」

「ええと、じゃあ、つまり……。
 その、この間シエスタがやってた、決闘……みたいなことを、するの?」

タバサがこくりと頷くのを見て、ディーキンは困ったような顔をした。

実際、ディーキンはいささか困惑していた。
一体なぜまた急にそんなことを言われたのか、まるで心当たりがないのだ。

彼女は年齢に見合わぬ実力の持ち主で、その実力を証立てる爵位も持っているという。
そういった者の中ではたまに見かけるいわゆる戦闘マニアで、強い相手と見れば挑みたくなる性質なのだろうか。
けれど、あまりそんな風には見えない。第一今まで何も言ってこなかったのに、なぜ今になって。

あるいは、昨日のフーケとの一件で、こちらを強いと見たのだろうか。
正直なところ、不覚をとって一発殴られただけで、少なくとも彼女の見ている前ではいい面は何も無かったように思うのだが……。

タバサはディーキンのそんな様子じっと見て、僅かに首を傾げた。

「嫌?」

「ンー……、そうだね。
 だって、ディーキンにはタバサと戦う理由なんてないもの」

シエスタに稽古をつけるのと、タバサと戦うのとでは、また違うのだ。
稽古でならともかく、仲間と訳も分からずに戦って痛い目にあわせるなんて、控えめに言ってもあまり気が進まない。
もちろん、自分が痛い目にあって喜ぶような趣味もない。

「どうしてもっていうのなら、ディーキンはお付き合いするけど……。
 タバサはどうして、ディーキンと勝負がしたいの?」

上目遣いにじっと顔を見つめられてそう問われると、タバサは僅かに顔を曇らせた。
どうしても勝負がしたい理由は何かと言われても、タバサ自身にも完全に明確な説明はできないのだ。

いや、大体のところはわかっている。
だが、それを口に出して認めるのは嫌だった。
ましてや、面と向かって人に伝えるなんて、とてもできない……。

「……あなたの実力を知りたい。私と、どちらが強いのか」

タバサはそう言って、自分とディーキンとを誤魔化した。
嘘ではないが、明らかに真実とは程遠い答えだった。

その答えを聞いたディーキンは、釈然としない様子で顔をしかめると、首を振った。

「ねえタバサ、前にも言ったけど、冒険者は役割分担をするのが大事なんだよ。
 みんな自分のできることで、チームに貢献するの。
 一人で戦った時にどっちが強いかなんて、比べても仕方がないし、状況によっても違ってくるし……」

「そんなことは、分かっている」

タバサはそんなディーキンの一般論を、そう言って遮った。
珍しく苛立った様子で、語気もやや強い。

そんな理屈は、タバサ自身にも十分にわかっている。
たとえ自分が彼に勝ったところで、彼には自分にできない様々なことができるという事実は、否定しようがない。
単に正面からの一騎打ちで自分の方が強いと証明したところで、それに何の意味がある?

それでも、わかっていても納得できないことがあるから、こうして理不尽を承知で挑んでいるのだ。

「……私は、ずっと一人で戦ってきた。
 だから、一対一で戦った時の強さに興味があるのは当然」

迷いを断ち切るように、きっぱりとそう答える。

(要は、私が彼に勝てばいいのだ)

タバサは、自分にそう言い聞かせた。

自分の方が強いとわかれば、恩義のある彼に対して劣等感を抱くことで、自分自身を貶めることもなくなるだろう。
それですべてが解決するわけではないが、いくらかの気持ちの整理はつくはずだ。

自分はこれまでも、幾度とない困難や苦境を、結局は勝つことによって乗り越えてきたのだ。
今回も同じこと。多少、理不尽に思われようと構わない。
今はただ、勝てばいい。

「駄目?」

「ウーン……、」

ディーキンは言葉を濁して、しばし考え込んだ。

タバサに何か秘めた強い感情があるらしいことは見て取れたが、それを問い詰めるのは憚られる。
もちろん、呪文で心を読むなんてのは論外だ。
是非とも勝負をしたいと言うからには、やはり受けるしかないのだろう。

お互いにあまり怪我などをしないで済めばいいのだが……。
何やら非常に真剣な思いがあるようだし、適当にやったり、わざと負けたりなどというわけにもいくまい。

「……わかったの。
 じゃあ、どこか迷惑にならないところで……」





しばしの後、学院の近くの森にあるやや開けた場所に移って、タバサとディーキンは向かい合った。
両者の間の距離は、おおよそ十五メイル程。
立会い人としてシエスタが、やや距離を置いた場所から2人を見守っている。

(きゅ、急に、先生とミス・タバサが勝負だなんて……)

シエスタはやや困惑しながら2人の身を案じていたが、同時に勝負の行方に少なからぬ興味も持っていた。
一体、タバサとディーキンのどちらの方が、より強いのだろうか?

「合図を」

「あ……、は、はい!」

そう促されて、シエスタは慌てて右手を掲げると、2人の様子を交互に伺った。

タバサは、愛用の長杖を構えて、やや姿勢を低くしている。
彼女の並々ならぬ魔力がオーラとなって、周囲に陽炎のように漂っていた。
これは真剣勝負とはいえ殺し合いではないというのに、まるで冷徹なアサシンのような鋭い雰囲気だ。

一方ディーキンの方は、武器は持たずに大きめの盾を左手に構えている。
やや困ったような顔で対戦相手の方を見つめるその姿からは、怯えや気負いは感じられない。
タバサの鋭く冷徹なオーラに対峙してなお、良くも悪くもいつも通りといった雰囲気だった。

とにかく、両者ともに戦いに臨む準備は整っているようだ。
シエスタはそれを確認すると、一度深呼吸をしてから、右手をさっと振り下ろした。

「―――― はじめ!」

「デル・ウィンデ」

開始の宣言とほぼ同時に、タバサは呪文を詠唱し、横へ飛びながら杖をディーキンの方に差し向けて先制攻撃を仕掛けた。
可能な限り唇の動きを読ませないように小さく、そして敵よりも素早く詠唱し、攻撃の軌道を読みにくくするために移動しながら放つ。
幾多の修練と死闘を経て鍛え上げられた、実戦的な戦い方だった。

放ったのは『風』一つのドットスペル、『エア・カッター』。
不可視の鋭い風の刃を放つ、火系統と並んで戦闘を得意とする風系統の攻撃呪文の基本である。
最初は軽い切り傷を負わせる程度の威力しかなく、この呪文を覚えたての幼いメイジが、虫や小動物に放って虐める姿がよく見られる。
長じるにしたがって威力は向上し、ライン以上のメイジが用いれば人間のような大きな生物に対しても十分な殺傷力を持つのだ。

通常、殺し合いではない試合でこのような殺傷力のある呪文を使うのが危険なことは、タバサも承知していた。
しかし、彼は昨日のゴーレムとの一件を見てもなかなか頑丈なようだし、鎧もしっかり着込んでおり、自前の鱗もある。
優れた治癒能力を持つエルフのような存在も、召喚できる。
ならば多少のことは大丈夫だろう、むしろある程度強い呪文でなければ倒すには至らない、と考えたのである。

「オォ……、」

しかるにディーキンはタバサのその詠唱の所作を見逃さず、唱えた呪文の正体も的確に識別していた。
この世界の呪文についての連日の勉学と、冒険生活で鍛えられた目の良さの賜物である。

風の刃を飛ばす魔法というのはフェイルーンではあまり見たことが無いので、その点でもかなり印象に残っていた。
竜巻や突風で敵を吹き飛ばす魔法なら、フェイルーンにも存在するのだが……。
そもそも風なんかでどうやって刃を作るのか、ディーキンには本を読んでも今ひとつピンとこなかった。

だがいずれにせよ、これはほぼ不可視とはいえ、実体のある刃を飛ばす呪文であるらしい。
ゆえに火球などとは違い、鎧や盾、外皮等で防ぐこともできるようだ。

「よっ……、と」

ディーキンはタバサの杖の向きと空気の僅かな揺らぎを注視して刃の飛来する軌道を見切ると、そちらへさっと盾を向けて攻撃を弾いた。
タバサの風の刃は普通の革鎧や鎖帷子程度なら軽く斬り裂けるほどに鋭いのだが、魔法で強化された盾には傷ひとつない。

しかしタバサも、今更その程度のことで動じはしない。
今度は後ろに飛んで距離を離しながら、立て続けに呪文を詠唱する。

強力な呪文には長い詠唱が必要なため、安全に詠唱を完成できるだけの距離を離さなければ使えない。
ゆえに、まずは短い詠唱で放てるごく弱い呪文で牽制して距離を稼ぎつつ、あわよくば仕留められればそれでよし。
それが駄目でも、十分な距離を確保し次第、より強力な呪文を使って片をつけるつもりなのだ。

「ラナ・デル・ウィンデ」

空気を固めて敵を打ち倒す不可視の鎚とする攻撃呪文、『エア・ハンマー』だ。
風の刃と同様に不可視で回避は困難であり、衝撃で敵を大きく吹き飛ばして体勢を崩させることができる。
開かない扉を強引に打ち破ったりするのにも使うことができ、それ単体では殺傷力はないものの、実用性の高い呪文であるといえよう。

「オオ! ……っと、」

ディーキンは此度もタバサの放った呪文の正体を見抜くと、咄嗟にぐっと姿勢を低くした。
そのまま地面を蹴って跳躍し、翼を広げると、余裕を持って先程まで自分の立っていた地点を通り抜けていく風の鎚を回避する。

この世界の呪文は、どうも全般的にフェイルーンの呪文に比べて有効射程が短いし、速度も遅い気がする。
広範囲を薙ぎ払うタイプの呪文はいざ知らず、単体を狙う類の呪文ならば、二十メイルも距離を離せば概ね余裕で回避できそうだった。
フェイルーンの呪文の中には、数百メイルも離れた地点にでもほぼ瞬間的に着弾し、回避が非常に困難なものがザラにあるのだ。

(このまま、タバサの攻撃を避け続ければいいかな?)

ディーキンは自分の眼下を通り過ぎていく風の流れを肌で感じながら、そんなことを考えた。

どうやったらお互いあまり傷つかずに戦いを終えられるか悩んで、タバサの攻撃をかわしても攻め込むのは躊躇していたのだが。
この調子なら、ひたすら回避し続けるのも、そう難しくはないかもしれない。
タバサの精神力が尽きるまで、このまま耐えられれば……。

(………ンッ?)

そんな考え事で一瞬タバサから注意が逸れていた間に、彼女はまた別の呪文を詠唱し始めていた。
ディーキンは注意を彼女の方に戻し、口の僅かな動きや動作から次の呪文を識別すると、ぎょっとして目を見開いた。

次に飛んでくる呪文は、『ウィンド・ブレイク』。
広範囲を風で薙ぎ払い、対峙する敵を大きく吹き飛ばす呪文である。
効果範囲が広いがゆえに回避は難しく、しかも空中では踏ん張りがきかない。

慌てて地面に降りようとしたが、間に合わなかった。

「オオオォ……、ッ!?」

体を叩きつける猛烈な突風に、ディーキンは思わず腕で顔を庇って、目を閉じた。

腕や翼をたたんでできる限り突風を受ける面積を減らし、それが通り過ぎると、今度は逆に翼を広げてブレーキを掛けようとする。
その甲斐あってか、どうにか勢いよく吹き飛ばされるのは免れ、僅かな後退のみでその場にとどまることができた。
ディーキンは小さく溜息を吐くと、首を振って地面に降り立った。

(……強い……!)

タバサはディーキンが再三の攻撃を凌ぎ切ったのを見て、杖を握る手にぎりぎりと、痛いほど力を込めていた。

まだ系統魔法に接して日が浅いはずなのに、自分の高速詠唱を看破し、不可視の風の刃や鎚を見事にかわしてみせた。
しかもあれほど小柄な体格で、しかも宙に浮いていたにも関わらず、屈強な大男さえも吹き飛ばす『ウィンド・ブレイク』に耐え切るとは。

そう言えば、武器屋では両手持ちの大斧をこともなげに片手で持ち上げていた。
外見に反して、恐ろしい怪力の持ち主ということか。

ならば次は、どんな攻撃が考えられる?

風で体を絡め取り、操るか。
地面に霜を走らせ、足を凍りつかせて動きを封じるか。
それとも、『眠りの雲』を使って眠らせるか。

いや、いっそ、もっと殺傷力の高い呪文を使うべきだろうか。

とにかく、負けたくない。
彼は強い。だから負けないためには、もっと強い攻撃を使わなければ。遠慮などしている場合ではない。
向こうはまだ手も出してこないのだし、遠慮しているかも知れない。
でも、構うものか。
試合と言ってもこれは真剣勝負だ。遠慮してくれなんて頼んでいないのだし、する方が悪い。
彼なら、ちょっとくらい、きっと大丈夫だろう……。

タバサは次第に、任務で敵に対峙している時のように、とにかく目の前の相手を倒すことだけを考え始めていた。


やや離れた場所から、食い入るようにそんなタバサとディーキンとの熱戦の様子を見守るシエスタ。

その少し後方にある樹の枝に、一羽の大烏がとまって、彼女と同じ方向を見つめていた。
シエスタも、戦いを続ける2人も、その存在には気が付いていない。

それは昨夜学院に到着した、ガリアからの伝令であった。
普段ならばただちにタバサに任務を伝えるはずのそれは、なぜか任務の通達を先送りにして、2人の戦う様子を見守っていた。

(何やら、普段とは小娘の様子が違うなぁと思って、しばらく様子を見てみたが……。
 こいつは大した収穫だぁ、上手くすればオレの大手柄に化けるかもなぁ……!)

大烏は、内心でそのような考えをめぐらすと、くっくっと声を押し殺して嘲るような含み笑いをした……。

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