あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ内検索 / 「『トリステイン愛国行進曲』」で検索した結果
-
『トリステイン愛国行進曲』
(先の戦争でのルイズの歌声を想像しつつ↓) 『トリステイン愛国行進曲』 1.見ヨ東方ノ 空アケテ 旭日高ク 溌剌ト 希望ハ踊ル トリステイン オゝ晴朗ノ 朝雲ニ 聳ユル王城(シロ)ノ 姿コソ 金甌無欠 揺ルギナキ 我ガ王国ノ 誇リナレ 2.起テ一系ノ 大君ヲ 魔法ト永久ニ 戴キテ 臣民ワレラ 皆トモニ 御稜威ニ副ワン 大使命 往ケ系統ヲ 宇(イエ)トナシ 世界ノ人ヲ 導キテ 正シキ平和 打チ立テン 理想ハ花ト 咲キ薫ル 3.イマ幾度カ 我ガ上ニ 試練ノ嵐 猛ルトモ 断固ト守レ ソノ正義 進マン道ハ 一ツノミ アゝ悠遠ノ 始祖代ヨリ 轟ク歩調 受ケ継ギテ 大行進ノ行ク 彼方 王国恒ニ 栄エアレ ... -
小ネタ-11
...栃木・群馬の県歌 『トリステイン愛国行進曲』 『愛国行進曲』 ガンダールヴ伝説 あなたの近所の秋葉原! あの国の国旗がウェールズ皇太子に召喚されました 旗 邪気乳 邪気眼 零顧の礼 諸葛亮孔明 ブリミルの使い魔いろいろ トランスフォーマー/平成仮面ライダー/少年ジャンプ 大岡裁き 絶対可憐チルドレン 召喚!ナイトスクープ 探偵!ナイトスクープを召喚 白鳥の使い魔 ギリシア神話 ゼウス Battleship of Zero 特定の原作なし 戦艦長門 ニャンの使い魔 日光江戸村 日光江戸村のマスコット・キャラ、ニャンまげくん ニャンの使い魔 外伝 日光江戸村 日光江戸村のマスコット・キャラ、ニャンまげくん ロードオブ厨二イーター3rd LoA ミリルゥ・ゼレス・水神 狩 ルイズが変態兵器?を召喚しました 現実世界 グレート・パンジャンドラム まともに召喚させてもら... -
トリステインの森の中
私ことルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールが、幾多の『サモン・サーヴァント』の魔法の失敗の末に召喚したのは、一本の大樹であった。 大人が数人がかりで手を繋がなければ抱えられない程に太い幹。上を見上げれば、天を覆い隠す天蓋の様に枝が伸び、葉が覆い茂っている。 幹の近くに立つ者に圧倒的な存在感を与えるが、不思議と威圧感の様なものは感じさせず、母の腕に抱かれるかの様な安心感を与えてくれる。 普段から私を『ゼロ』など呼び称し小馬鹿にしていた人たちも、目の前に現れた圧倒的な存在感に認識が追い付かずに唖然としていた。 「…はは、ただの木、…じゃないか。お、驚かせやがって」 誰かがそんな言葉を吐くが、今はあまり気にならない。ふふん、あんたの足元にいる小動物に比べれば、たとえ動物じゃなくても私の召喚した“これ”の方が断然凄いじゃない。 ... -
トリステイン魔法学院Z
超能力学園Zよりバーニー&ペイトン召喚 トリステイン魔法学院Z-01 トリステイン魔法学院Z-02 トリステイン魔法学院Z-03 -
トリステインの踏鞴法師
むかしむかしのお話です。 日本には「だいだらぼっち」という大きな大きな男が住んでいました。 甲州の土を集めて山を作ったのが富士山で、そのため甲州は盆地になったとか、 ある時びっくりして涙を流したら浜名湖になったとか、 羽黒山に腰掛けて、鬼怒川で足を洗ったなど、とにかく大きな巨人であったようなのです。 その上巨大なだけではなく、鉄を扱う方法を人々に教えてあげたり、 日本という国の形を今のようにしたりと、とても賢くて強かったと言います。 なにより、だいだらぼっちは子供達と仲の良い、優しくて気のいい男なのでした。 けれど、いつの頃からかだいだらぼっちの姿はこの国から消えてしまいました。 いったい、何処に行ってしまったんでしょうね? <トリステインの踏鞴法師> ルイズが呼び出した使い魔は、とにかく大きな使い魔でした。 それは「天を突くほど... -
檄・トリステイン華劇団!!
作品名:サクラ大戦 主人公:大神さん 読み切り。ストーリーは、サクラ大戦でありがちなパターン 檄・トリステイン華劇団!!-01a/b -
小ネタ
...栃木・群馬の県歌 『トリステイン愛国行進曲』 『愛国行進曲』 ガンダールヴ伝説 あなたの近所の秋葉原! あの国の国旗がウェールズ皇太子に召喚されました 旗 邪気乳 邪気眼 零顧の礼 諸葛亮孔明 ブリミルの使い魔いろいろ トランスフォーマー/平成仮面ライダー/少年ジャンプ 大岡裁き 絶対可憐チルドレン 召喚!ナイトスクープ 探偵!ナイトスクープを召喚 白鳥の使い魔 ギリシア神話 ゼウス Battleship of Zero 特定の原作なし 戦艦長門 ニャンの使い魔 日光江戸村 日光江戸村のマスコット・キャラ、ニャンまげくん ニャンの使い魔 外伝 日光江戸村 日光江戸村のマスコット・キャラ、ニャンまげくん ロードオブ厨二イーター3rd LoA ミリルゥ・ゼレス・水神 狩 ルイズが変態兵器?を召喚しました 現実世界 グレート・パンジャンドラム まともに召喚させてもら... -
ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~
「相棒」より、杉下右京を召喚 ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-01 ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-02 ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-03(前編)/(後編) ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-04(前編①)/(前編② -
トリステイン・メタル・シティ
ゴートゥTMC!! ゴートゥTMC!! ゴートゥTMC!! 今日も『女神の杯亭』は大盛況だ 理由はこの酒場で演奏する一団にある 「サツガイせよ!!サツガイせよ!!」 一ヶ月前のトリステイン魔法学院で、召喚された悪魔、クラウザーⅡ世の率いるバンド トリステイン・メタル・シティ(略してTMC)目当ての客で溢れている 「あばよ!!また来週 地獄の響を聞かせてくれるわ!!」 ゴートゥTMC!! ゴートゥTMC!! ゴートゥTMC!! 「はぁー、なんで異世界に来てまでクラウザーしなきゃいけないんだろう」 僕は、根岸 祟一 なんの因果か知れないけれど突如、異世界に連れて来られた そこで使い魔ってのをやれって言われたんだけど、何がどうなったのか・・・何故かまたデスメタルバンドでギター・ボーカルをしている 「ソーイチ、新曲は出来たの?」 彼女はベース・ボ... -
トリステインの電王
「ねぇ 先輩。」 「なんだ 亀公。」 「何か、何処かから『呼ばれてる』って気がしない?」 「奇遇だな。俺も さっきから・・・」 グォオオオオオオー 『な、何だぁ!』 その時 デンライナーは、召喚の鏡に突入した。 《トリステインの電王》 ああ、始祖ブリミル様。これは 何の罰なのですか?私がナニをしたと言うのでしょうか。 失敗すれば落第の 使い魔召喚の儀式。生まれて初めて成功した 魔法。なのに… (どうして こんなヘンなのばっかり 4匹も召喚しちゃったんだろう。) 初めに現れたのは、平屋の建物程の胴体を持つ 大蛇。(「列車」というモノらしい) その中から降りてきた、赤・青・黄色に紫の 4匹の鬼。(「イマジン」だそうだ) 私の知っている鬼(オーガ)みたいな筋肉オバケじゃないけど、角もあるし やっぱり怖い! そんな 可哀そうなオンナノコの気持ちを全く無視して... -
トリステイン魔法学院Z-01
前ページ次ページトリステイン魔法学院Z 「おいバーニー、何が起こった?…てか重いぜ!どいてくれ」 そう言われて、地面に折り重なって倒れていた二人の内、上にいた方の男が立ち上がった。 その顔がすぐに驚愕に彩られる。そして叫んだ。 「悪い悪い…マイガッ!ペイトン、こりゃぁテレポートだよ、テレポート!」 その声にもう一人も立ち上がる。同じように辺りを見渡し、興奮した様子で捲くし立てた。 「うひょぉ、マジだよ!こりゃ凄いや!…それでバーニー、ここどこだ?」 「そりゃぁ…」 そう言いかけて、バーニーと呼ばれた方の男は言葉に詰まった。 バーニーは超能力者である。元々は少々内気な普通の高校生だったのだが、ひょんな事から超能力を得たのだ。 だから、自分の目の前に光る鏡の様なものが現れたときも、また新しい超能力が開眼したのか、と深く考え... -
理想的民主国家トリステイン社会主義連邦
神聖な儀式だとか属性を決めるのに重要だとか、そんな理由でうっかり変なものを召喚するモンじゃない。 ゼロのルイズと馬鹿にされていた少女が春の使い魔召喚の儀式で召喚した「使い魔」のせいで、トリステインの日常はすっかり様変わりしてしまった。 「缶詰」の普及によって食料が100年でも備蓄できるようになり、何処にでも持っていけるようになった。 「ウォトカ」と「煙草」なる嗜好品が人気で、街中の何処へ行ってもヨッパライの姿と煙が目に付くようになった。あと道端の吸殻。 電信の普及で国中のどんな場所からでも情報をやりとり出来るし、その他の情報も電線を飛び交っている。 コルベール先生が協力して量産可能になった「エンジン」のおかげで、物資の運送には革命がおきたと言えるだろう。 けれど、何より変わったのは社会体制そのものだった。 革命と社会主義は精神的な伝染病だとは、ルイズの知らない異世界の冗... -
たのしいトリステイン 第一話~わたしがルイズです~
~たのしいトリステイン~ 題字:大和田秀樹(嘘) 第一話~わたしがルイズです~ トリステイン魔法学院、この学校では2年生に昇級する際、あるひとつの儀式を行う それはここで学ぶ魔法使い達にとっては一生の問題でもある『春の召喚の儀式』 一生涯のパートナーでもある使い魔を呼び出す儀式である ここにその儀式に挑む、一人の少女がいる ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール この物語の主人公である 彼女は名家の生まれでありながら全ての魔法が失敗する、しかも爆発すると言う、学院創立以来の劣等生として通っている 事実、彼女はすでに何十回も召喚に失敗しては爆発していた。 級友の殆どは彼女に対し、口汚く罵り、嘲り、笑った。 だが、彼女は一つも諦めてはいなかった そしてその思いは遠く、遥か彼方の地で同じく 気高く、己を貫き通す男に使役... -
ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-01
前ページ次ページゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~ プロローグ その日、警視庁はちょっとした騒動になっていた。 警視庁の窓際部署で雑用係、職員からは「陸の孤島」「人材の墓場」などと呼ばれている特命係の長である刑事・杉下右京が行方不明になったのである。 誰も行き先に心当たりはなく、携帯電話も電波が届かない場所にいるのか電源を切っているのか、全く通じなかった。 だが、それだけならば警視庁全体を巻き込んだ騒ぎになることはない。 右京はしばしば独自で事件を捜査し、その過程で拉致監禁されるなど危険な目に遭うことも少なくなかったからである。 そんな右京の消失が警視庁の話題に上ったのは、右京の唯一の部下として特命係に所属する神戸尊と、特命係に隣接する組織犯罪対策部5課長の角田六郎の証言のせいだった。 一部始終を目撃したという彼ら... -
国歌という概念が召喚されました
『トリステイン国民の歌』 1. 百合の葉の 風さわやかに 晴れわたる 街よいらかよ 王宮は 希望に明けて 日の光 よもにみなぎる トリステイン われらの われらのふるさと 2. ラグドリアンの 水きよらかに 尽くるなき さちよ恵みよ 系統は 日ごとに伸びて 躍進の いぶきたくまし トリステイン われらの われらのふるさと 3. 人の和の 夢おおらかに 盛り上がる 杖よ魔力よ けんらんの 文化にはえて とこしえに 若さあふるる トリステイン われらの われらのふるさと ―――――――――― 元ネタ:栃木県民の歌 http //jp.youtube.com/watch?v=o7pSy6gHx44 『ガリアの歌』 1. 晴れやかな リュティスの朝は よろごびの ... -
檄・トリステイン華劇団!!-02
前ページ檄・トリステイン華劇団!! 前回までのあらすじ 大神一郎は帝國劇場のモギリとして働くごく一般的な男性。しかし、一たび帝都に害を なす者が現れた時、霊的な力でそれを打ち倒す秘密部隊、帝國華劇団・花組の隊長に なるのである。 ある日、彼が列車の中で居眠りをしていると、いつの間にか知らない世界へと飛ばされ ていた。よくわからないまま、現地の人に助けられた大神は、トリステイン魔法学院と呼ば れる学校で、ニセ教師として過ごすことになった。そこで彼は、使い魔召喚の儀式に失敗 した退学寸前の落ちこぼれ魔法少女、ルイズと出会う。 ルイズの霊的な才能を見抜いた大神は彼女につきっきりで指導することにした。そして 数日、いつものようにルイズと一緒に出かけていると、学院内に大神が元いた世界で戦っ たことのある蒸気獣と呼ばれる化け物が出現したのだ。 逃げ惑う... -
檄・トリステイン華劇団!!-01b
前ページ次ページ檄・トリステイン華劇団!! * 物凄い勢いで学院内に入ってくる馬車。 その日も大神は、ルイズの指導をしようと、彼女と一緒に学院内を歩いていた。しかし、 大神のすぐ近くで馬車が止まる。 「は!」 馬車を見てルイズは立ち止った。見覚えがあるのだろうか。大神がそう思っていると、 馬車から髪の長い、少し背の高い女性が出てくる。 「ここにいたのねルイズ。まあちょうどいいわ」 メガネをきらりと光らせた背の高い女性は隣にいる大神には見向きをせず、ルイズを 見つめてそう言い放った。 「誰?」 「エレオノールお姉さま。私の姉です」心なしかルイズの声が弱い。 「お姉さんか」 「さあ、何をやっているの。一緒に来なさい。学院長に最後の挨拶をするの」 「ええ?」 「さあ」 そう言ってルイズの腕を引っ張りだすエレオノール。 変だ。... -
トリステイン魔法学院Z-03
前ページトリステイン魔法学院Z 第三話 「穢れなき教師 その名はギトー」 その日の朝、バーニーとペイトンの二人が目覚めて真っ先に感じたものは、酷い頭痛であった。その痛みに顔をしかめつつも、 「…おはようバーニー」 「ああ、おはようペイトン。…やっぱ、夢じゃぁないよな」 「あたぼうよ。夢であってたまるかい。それにしても、頭が痛いぜ。飲みすぎた…」 「全くだね、声がガンガン響いてるよ、ペイトン。だけど…」 「ああ、最高の朝だな!」 ペイトンのその言葉と共に、二人は二日酔いの頭痛を感じつつも高らかに笑いあった。こっちの世界…つまり、トリステイン魔法学院で生活するようになって最高の目覚めであった。 なにより、椅子を寝床にし、食事を恵んでもらう生活からやっと解放されたのである。これほど痛快なことは無い。多少の頭痛がなんであろうというのか... -
檄・トリステイン華劇団!!-01a
前ページ次ページ檄・トリステイン華劇団!! プロローグ 六度失敗した彼女の召喚魔法は、ついに七度目には爆発すら起こさなくなっていた。 貴族の子弟を教育するトリステイン魔法学院での恒例となっている二年生の使い魔召 喚の儀式。魔法学院の中庭で生徒たちは、一生の相棒となる使い魔を召喚する。周りの 生徒たちが火蜥蜴や梟、中には大型のドラゴンなど次々に召喚している中で、桃色の髪 をした小柄な少女、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブランド・ラ・ヴァリエールは詠唱の度に 爆発を起こし、ついにただ一人召喚魔法を達成できていない生徒となってしまったのであ る。 「ミス・ヴァリエール。日を改めましょうか」立会いの教師の一人がそう言って少女に声をか ける。 「いえ、もう一度やらせてください」しかし彼女頑なにやめることを拒否した。 そして最後のチャンスとばかりに杖... -
ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-02
前ページ次ページゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~ プロローグ 「一体どうなっているんだ? 神戸」 それが、部長室にやってきた尊の説明を聞いた中園照生参事官の第一声だった。 中園はまったく要領を得なかったらしく、疑いというよりは否定的な目を尊に向けている。そして、それは中園の上司である内村も同様であった。 ある程度は覚悟していたが、現実にこのような対応をされるのは鬱陶しいことこの上ない。尊はうんざりしていた。そんなこと、俺が聞きたいよ。 「まったく、どうなっているのか…私にもさっぱりわかりません」 尊の答えは、彼の今の正直な気持ちである。 「馬鹿者! そんなふざけた説明で納得できるとでも思っているのか!」 とうとう堪忍袋の緒が切れた内村は手を机に叩きつけて立ち上がり、尊を怒鳴りつけた。 「刑事部長のおっしゃる通りだ... -
たのしいトリステイン 最終回~伝説そしてさらばルイズさん~
最終回~伝説そしてさらばルイズさん~ ヴァリエール家の紋章を背中にあしらった純白の改造学生服を来てルイズは腕を組んで眼下を見下ろしていた 「ふん・・・・レコン・キスタ7万・・・か」 パッソルに跨りルイズは迫り来る軍勢を見つめる 「嬢ちゃんよぉ・・・・びびったのか?ケツまくって逃げるかい?」 背中に背負ったデルフリンガーがカタカタ震えた、笑っているのだろう 「逃げる?・・・・・・・・ふふ」 パッソルのスロットルをふかす、その凶悪なエグゾーストノイズで相手がこちらに気がついた 「生憎、私にも使い魔(こいつ)にも後退と言うものがついていないのよ!!」 瞬間、パッソルが崖から飛んだ、 兵士が吹き飛ぶ、弓矢はデルフリンガーで弾き飛ばす、砲弾は風よりも早く避ける 「ルーーーーゥイズーーーーーー」 空から怨念めいた声がした 「ワルド様」 ... -
トリステイン魔法学院Z-02
前ページ次ページトリステイン魔法学院Z 第二話 「寝床を手に入れろ!」 トリステイン魔法学院の食堂は、朝を迎えていた。まだ朝食の時間にはなっていないものの、まもなく訪れるその時間に対応すべく、厨房は既に戦場のごとき様相を呈しており、 食堂もまた、その準備で人がひっきりなしに行きかっていた。そんな中で、その慌しい物音で起こされた明らかに場違いな二人がいた。 バーニーとペイトンであった。 「…おはようバーニー」 「…ああ、おはようペイトン。…やっぱり、夢じゃないんだよなぁ…」 「言うなよ、悲しくなる」 あの後、終始怒りっぱなしだったルイズに簡単に使い魔の仕事を一方的に説明された後、寝るから後はまた明日、とばかりに彼らは部屋から締め出されたのだった。 どこで寝ればよいのか、と抗議してみたが、扉越しの返答は「食堂ででも寝れば?」... -
暗の使い魔
戦国BASARAシリーズより黒田官兵衛を召喚 第一章 召喚。不運の軍師、異世界へのいざない 暗の使い魔 プロローグ 暗の使い魔 第一話『異世界』 暗の使い魔 第二話『魔法学院外の決闘』 暗の使い魔 第三話『トリステイン魔法学院』 暗の使い魔 第四話『ゼロのルイズ』 暗の使い魔 第五話『ヴェストリ広場の戦い』 暗の使い魔 第六話『微熱のキュルケ』 暗の使い魔 第七話『魔剣とゴーレム』 暗の使い魔 第八話『ルイズの誇り』 暗の使い魔 第九話『メイド奪還戦』 暗の使い魔 第十話『モット伯邸の戦い』 暗の使い魔 第十一話『盗賊追討戦』 暗の使い魔 第十二話『動き出す物語』 第二章 繚乱!乱世より吹き荒れる風 暗の使い魔 第十三話『異国の男』 暗の使い魔 第十四話『アンリエッタ現る』 暗の使い魔 第十五話『ワルド』 暗の使い魔 第十六話『青銅新鋭戦』... -
ソーサリー・ゼロ-2
前ページ / 表紙へ戻る / 次ページ 六 君はなんとも奇妙な夢を見る。 あの若き魔女に捕らえられ、嗜虐趣味のある彼女の手によって、左手の甲に焼印を押し付けられるという夢だ。 激痛と肉の焼けるおぞましい臭いに耐えられず、夢の中の君は気を失う。 眼を開けると頭が割れそうに痛む。 頭をあげ、後頭部にできたこぶをさすりながら周囲の状況を把握する。 そこは広々とした部屋だ。 一方の壁にガラスのはまった窓があり、反対側の壁には木の扉がある。 壁際には寝台や衣装箪笥などの高級そうな家具が並び、部屋の中央、君の正面には円卓と数脚の椅子がある。 椅子のひとつに座って君の背嚢を調べているのは、あの少女だ! 少女は君が眼を覚ましたのに気づくと、驚くべき事々を語りはじめる。一八三へ。 一八三 ... -
ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-03b
前ページ次ページゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~ トリステイン魔法学院の食堂は、その敷地内で一番背が高い、真ん中の本塔の中にあった。食堂の中には、百人は優に座れるであろう長いテーブルが三つ並んでいる。二年生のルイズたちは、真ん中のテーブルだった。 左隣のテーブルには少し大人びた感じの紫色のマントをつけたメイジたちが、右隣には茶色のマントをつけたメイジたちが座っている。 一階の上にはロフトの中階があった。そこは教師メイジたちの席のようだ。 全員がまだそろっていないからか、皆話に花を咲かせていて騒がしかった。ルイズの周りでは、誰が誰の恋人なのかとか、メイジの盗賊が高名なメイジが作ったポーションを貴族から盗んだといった話をしていた。 右京はルイズの椅子を引いた。ルイズが腰掛けてから、彼は理解した様子で語った。 「なるほど。学院内のメイジは... -
ウルトラ5番目の使い魔、第三部-42b
前ページ次ページウルトラ5番目の使い魔 砂塵の織り成す紀元一年のハルケギニアの地に旅立った才人は、自分の撒いた種が未来でどのように花開いたかを知る由もない。しかし、時空を超えて、ブリミルの遺産はまさに大きく花開いていた。 衝撃を受ける人々に対して、アンリエッタとウェールズはそれぞれ民に向かって誠心誠意の訴えを続けている。 「皆さん、わたしは始祖のお言葉を聞き、改めて始祖への信仰を深くしました。そして、始祖の血統を受け継ぐわたくしは、父たる始祖の思いを受け継ごうと誓いました。この世界に、本当の平和をもたらすことを!」 アンリエッタの宣言に、トリステイン中から歓呼の声があがる。 「ですが皆さん、平和とはなんでしょう? 誰とも争わないことを平和というのでしょうか? 思い出してください。始祖は、平和のためにその生涯を戦いに尽くしました。始祖は、平和とは戦って... -
ゲーム帝国ハルケギニア出張版-01
前ページ次ページゲーム帝国ハルケギニア出張版 ゲーム帝国 ハルケギニア出張版 第1回 悪魔のジジイと一杯やったあと千鳥足で歩いていたら目の前に鏡のようなモノが現れて 吸いこまれると見知らぬ場所に居た。はて、此処はどこであろうか? 級友を大切にせよ ●学校に通う少年少女よ。勤勉なるヤングメンよ。 級友を馬鹿にして見くだしてはならぬ。 級友が苦しんでいる時こそ励まし応援してやるのだ。 だからあの先公のハゲが増してるよなーでは無いと申すのだこのイカレポンチが! ●アンタ、誰よ? (トリステイン ルイ中略ル) ●拙者こそ帝国で一番多くの文章を書いている人物であり弊社であり拙者でありすなわち語り部。 貴様のもの言いは無礼な上に名前が長いので罰として本名中略の刑。ざまみよ。 ●サモンサーバントで平民を呼びだしてどうするの? (トリス... -
竜が堕ちゆく先は-9
アルビオン艦隊が降り立ったタルブ、その近郊の港町ラ・ロシェール。そこはまさに戦場の空気をまとっていた。 杖を持つメイジ、鎧と各々の武器を持つ傭兵、竜騎士と騎竜。 ここにはトリステイン全土から集められた戦力、数にしておよそ二千が集結している。 ラ・ロシェールの象徴的な建造物といえる空を行く船を係留する空中桟橋。 古代の世界樹の枯れ木を利用して作られた立体のそれはラ・ロシェールの中でも最も天に近い場所。 いくつも枝分かれし突き出た桟橋のひとつからアンリエッタはタルブ草原の方角を見据えた。 見えるのはレコン・キスタの旗を掲げたアルビオン陸軍の行進。 上空には一旦下した錨を外し、こちらへと迫るアルビオン艦隊。 一際大きな船はアルビオン最強の戦闘艦と名高いロイヤル・ソヴリン級だろう。 なんて勇壮な姿なのだろう、アンリエッタは自然にそれらに見入っていた。 あれがもし... -
ウルトラ5番目の使い魔-74a
前ページ次ページウルトラ5番目の使い魔 第74話 鳴動する世界 えりまき怪獣 ジラース 宇宙海獣 レイキュバス 登場! アルビオン王党派とレコン・キスタの決戦が、ヤプールによって利用され、 両軍ともに傀儡となりかける最悪の事態を、二人のウルトラマンと少数の勇敢な 者たちによって回避してから、およそ半日後、タルブに展開したトリステイン軍 本陣では、アルビオンへの上陸を命じたアンリエッタとマザリーニの激論が 交わされていた。 「繰り返して命じます。トリステイン軍はアルビオン王党派と合流して、 レコン・キスタ軍を撃滅します。すぐに準備なさい」 「なんですと! 無茶をおっしゃいますな、艦隊で軍隊をあの空飛ぶ大陸に 渡らせるのに、どれほどの時間と資材がいるとお思いですか?」 反対意見を述べるマザリーニ... -
ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-04a
前ページ次ページゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~ プロローグ 神戸尊は沈鬱な気分を抱えながら廊下を歩いていた。こちらからは右京に連絡がまったく取れない。 もしかしたら右京の行き先を知っているかもしれないと思い、小料理屋『花の里』の女将で右京の元妻である宮部たまきに事情を話して尋ねてみたが、返事は芳しくなかった。 「わかりました。ありがとうございました」尊はたまきに礼を述べて、電話を切った。 「たまきさんも駄目か…。くそっ、どこにいるんだよ…」 尊は、八方ふさがりになりつつある状況に苛立った。 右京が外出しようとしたときに行き先を聞けなかったことを、尊は今さらだが悔やんでいた。 尊が右京の身を案じ、特命係の行く末に頭を悩ませているのは、彼が右京を慕っているというよりは、彼が特命係に配属された事情によるところが大きい。 尊... -
ソーサリー・ゼロ第四部-01
前ページ / 表紙へ戻る / 次ページ ソーサリー・ゼロ これまでのあらすじ 第一部「魔法使いの国」 君は、若く勇敢な魔法使いだ。 祖国アナランドを危機から救うべく、カーカバードの無法地帯を横断する旅を続けていた君だったが、ふと気がつくと周囲の光景は 一変していた。 そこは、ハルケギニア大陸のトリステイン王国と呼ばれる未知の土地であり、魔法を使える特別な血筋の者たちが王侯貴族として君臨し、 大多数の平民たちを支配しているという、奇妙な世界だったのだ。 君がこのハルケギニアにやって来たのは、ルイズという少女が執り行った、『≪使い魔≫召喚の儀式』が原因だった。 ルイズは大いに戸惑いながらも、とにかく君を≪使い魔≫にすることに決め、自分に対する忠誠を求めた。 今すぐカーカバードに戻る方法がないと知らされた君は、当面の庇... -
ゼロのトモダチ
『お聞きください この割れんばかりの歓声! ハルケギニア史上初となる トリステイン-アルビオンの親善試合 国立トリステインスタジアムは熱狂で満ち溢れております! それもそのハズ! 今日 スタジアムには我等の小さな女神が戻ってきたのです!! 背番号10 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール!!』 スタジアムの熱気を全身に浴びながら、桃色髪の少女がフィールドを駆ける。 小さな体躯を懸命に動かし、稲妻のようなスピードで突き進む。 (このフィールドに 私は戻って来た・・・) 「えっ」 「なにィ!?」 『ああーっとォ!? これは ルイズ選手の18番・イリュージョンフェイント!! アルビオンのディフェンスラインを華麗に抜き去り 早くもキーパーと1対1・・・ いや違う! アルビオン司... -
異世界BASARA-63
前ページ次ページ異世界BASARA ラ・ロシェールの街に立て籠もったトリステイン軍の前方五百メイル、タルブの草原に敵の軍勢が見えた。アルビオン軍だ。 三色の『レコン・キスタ』の旗を掲げ、悠々と行進してくる。 生まれて初めて見る敵に、ユニコーンに跨ったアンリエッタは震えた。 その震えをルイズや回りの兵に悟られないよう、アンリエッタは目を瞑って軽く祈りを捧げた。 だが、敵は草原を進んでくる上陸軍だけではない。 視線を上方に転じれば、巨艦『レキシントン』号を旗艦とする大艦隊が隊列を整え始めていた。 そしてその舷側が光る。艦砲射撃である。 何百発もの砲弾が、ラ・ロシェールに立てこもったトリステイン軍に襲い掛かる。 その度に周りで人が吹き飛び、岩が崩れ落ちてきた。 「落ち着きなさい!落ち着いて!!」 恐怖にかられたアンリエッタが叫ぶ。 ... -
ゼロのアトリエ-31
前ページ次ページゼロのアトリエ ゲルマニア皇帝アルブレヒト三世と、トリステイン王女アンリエッタの結婚式は、 ゲルマニアの首府ヴィンドボナで行われる運びであった。式の日取りは来月、ニューイの月の一日に行われる。 そして本日、トリステイン艦隊旗艦の『メルカトール』号は新生アルビオン政府の客を迎えるために、 艦隊を率いてラ・ロシェールの上空に停泊していた。 後甲板では、艦隊司令長官のラ・ラメー伯爵が、国賓を迎えるために正装して居住まいを正している。 その隣では、艦長のフェヴィスが口ひげをいじっていた。 アルビオン艦隊は、約束の期限をとうに過ぎている。 「やつらは遅いではないか、艦長」 イライラしたような口調で、ラ・ラメーは呟いた。 「自らの王を手にかけたアルビオンの犬どもは、犬どもなりに着飾っているのでしょうな」 そうアルビオン嫌いの艦長が呟... -
The Legendary Dark Zero 38a
前ページ次ページThe Legendary Dark Zero 先日のアルビオンからの宣戦布告を聞き及び、すぐにトリスタニアを出発したロングビルはまずはラ・ロシェールの港町へと訪れていた。 トリステインの王軍がタルブに到着したのは明朝であるが、彼女はその数時間前の夜明け頃に到着していたのである。 既にラ・ロシェールは無人だ。酒場や宿屋にさえ人っ子一人いない。恐らくはアルビオン艦隊が攻撃を仕掛け、タルブに陣を張り始めたのを目にして逃げ出したのだろう。 すぐに戦火に巻き込まれるであろう場所に留まるくらいなら、少しでも遠く安全な場所へと逃げ延びようとするのが人の常である。 むしろそうしてもらった方がロングビルとしては都合が良かった。 これから彼女は魔法学院の秘書ではなく、廃業したはずである盗賊となって活動するのだから。 「ずいぶんと余裕じゃないさ……」 切り立... -
ゼロの蛮人12
前のページを読み直す / 表紙へ戻る / さらにページをめくる 《『王宮日誌 シャルロット秘書録』より》 「そこが、この国々と同じ天地かは分からん。月は一つだし、マジナイ師はもっと弱い。 アルビオンもトリステインも聞いたことがない。ガリアは西にあるらしいが、お前のいた国かは分からん」 「『スキタイ』は王族たちの名前で、そいつらが治めている諸部族も、皆スキタイという。緩い連合王国だ。 北国で冬は寒いが、平原が多く家畜は良く育ち、水は豊かで農耕にも漁労にも向いている。狩りも盛んだ。 黒海という大きな内海の北側が、ほぼ全てスキタイの領土になっている。広さは計り知れない。 大きな川が何本もそこへ注いでいて、南の海峡から別の海へ通じている」 「俺たち戦士、自由民はあまり都市を好まず、幌馬車に家財道具を積んで、家畜と共に移動生活する... -
ゲーム帝国ハルケギニア出張版-02
前ページゲーム帝国ハルケギニア出張版 ゲーム帝国 ハルケギニア出張版 第2回 落とし物を拾ってやったらなぜか決闘を申しこまれた。世も末である。 ヤツには罰として比類無きパニッシャーを派遣しておいたので悔い改めるであろう。 交流せよ ●人見知りなヤングメンよ。他者を怖れる若人よ。 交流せよ。袖触れ合うもなにかの縁である。 隣人と話し友と語らうのだ。 だから隣人と話すのかったりいでは無いと申すのだこのすっとこどっこい! ●・・・・・・・。 (ガリア 風雪) ●言ってる側からコレである。いい度胸、いわばナイス度胸である。 貴様は罰として母親に薬物投与したあと幽閉の刑。 ●きゅいーっ! (ガリア きゅいーっ!) 貴様は交流以前の問題である。デバックせよ。 ●恋は突然だし、すぐにあたしの体を炎のように燃やしてしまう... -
薔薇乙女も使い魔
「Rozen Maiden」の桜田ジュンと真紅 参考リンク:ウィキペディア (Wikipedia) フリー百科事典 ローゼンメイデンの項より 第一部 プロローグ 薔薇乙女も使い魔 1 第一話 1 薔薇乙女も使い魔 2 第一話 2 薔薇乙女も使い魔 3 第一話 3 薔薇乙女も使い魔 4 第一話 4 第二部 薔薇乙女も使い魔 5-1 第二話『決闘』 上 薔薇乙女も使い魔 5-2 第二話『決闘』 下 薔薇乙女も使い魔 6 第三話『トリステイン魔法学院での一日』 薔薇乙女も使い魔 7 第四話『ルーン』 薔薇乙女も使い魔 8 第五話『ヴァリエール家の娘達』 薔薇乙女も使い魔 9 第六話『フーケ捜索隊』 薔薇乙女も使い魔 10 第七話『ルーンと指輪とデルフリンガー』 薔薇乙女も使い魔 11 第八話『月夜に踊るは』 第三部 薔薇乙女も使い魔 12 第一話『禁じら... -
PSYFER THE BLAZE-05
前ページ次ページPSYFER THE BLAZE 四人目と左手 決闘の次の日の朝食の時間、修太の姿は食堂にはなかった。 それが無性に気になっていたマリコルヌは、ルイズに聞いてみることにした。 「ルイズ」 「何?」 「シュータの姿が見えないけど?」 「それがね……」 ルイズは昨日、決闘の傷が癒えたヴィリエと、キュルケに(自分が)重傷を負わせた件で厳重注意され、修太の食堂入室許可を取り消された事を説明した。 「根っこは去年と全然変わってないな……」 マリコルヌは、去年の決闘でルイズがギーシュを半殺しにした事を思い出しながら呆れ果てた。 一方、厨房では修太が朝食にありついていた。 「しっかし災難だったな、我らの焔」 「うん……」 キュルケに襲われた時の事を思い出して少し身震いしながら修太は答えた。 修太が着ている際どいワンピースを見ながら、マ... -
ゼロのトランスフォーマー おまけ
トラーンスフォーマー サァーッ ぺぺれぺれれん~ うう~ うぇいくあっぷっ ぺぺっぺっぺっぺっぺっぺぺっ 金色の 眠りから 覚めて 誰の心も 以下略 「クックベリーパイを探せ」 さて、今日のゼロのトランスフォーマーは、ここアルヴィーズの食堂から始めよう。 「ちょっと、私のクックベリーパイ取ったの誰よ!」 そう発言するのはゼロのルイズだ! 「私に嫌がらせする輩と言えば…キュルケ! あんたねぇぇ!!」 「何よ、その言いがかり! もう許せない!!」 「やってしまいなさい、スタースクリーム!!」 見よ、このルイズの他力本願パワーを! 『やれやれ、なんで俺の使い主って、ああなんだろうねぇ?』(エフェクト声) 食堂の天井を飛ぶのはスタースクリームである! 『トランスフォーム!』(エ... -
ソーサリー・ゼロ第三部-02
前ページ / 表紙へ戻る / 次ページ 三八〇 体力点二を失う。 君はアンリエッタ王女に向かって、高位の≪土≫系統の魔法使いにもできぬ≪錬金≫をお見せしようと口上を述べると、術を使って、 大理石製の卓の上に金塊と宝石の小さな山を作り出す。 王女は眼を丸くして 「まあ! なにもないところから財宝を?」と驚きの声を上げる。 ルイズはおっかなびっくりとした手つきで金貨を一枚つまみ上げ、 「……幻? でも、ちゃんと感触があるわね」と言いながら首をかしげる。 ルイズとアンリエッタが、突然現れた宝の山を本物だと確信した頃合を見計らって、君は術を解き幻影の財宝を消滅させ、もう一度ふたりを驚かせる。 「すごい……こんな魔法の使えるメイジは、ハルケギニアのどこを探しても見つかりませんわ。ルイズの使い魔さんは、 本当に遥かな異国のメイジなのです... -
ゼロな提督-27 b
前ページ次ページゼロな提督 禅譲。 トリステイン王の地位をマリアンヌからアルブレヒト三世へ譲る。それがゲルマニアへ の対応策。 これは『アルブレヒト三世はトリステインへの侵攻などしたくない』という、その一点 に賭けたものだ。そしてクリアすべき問題点は、皇帝の名誉。 帝政ゲルマニア皇帝アルブレヒト三世は、権力争いの末に親族や政敵をことごとく塔に 幽閉し皇帝の座をもぎとった男。野心の塊で冷徹な合理主義者。そして広大な版図をまと め上げる政治的才覚の持ち主。ただし、始祖の血をひかないため権威やカリスマに欠けて いる。 今回の軍事同盟も短期的には『レコン・キスタのハルケギニア内での躍進を抑える』と いう利害の一致ゆえ、そしてトリステインを対アルビオン戦におけるゲルマニアにとって の防壁とするためだ。 長期的には、始祖の血をひく後継者を得る、王... -
ゼロな提督-22 a
前ページ次ページゼロな提督 ハルケギニアを、今日も朝日が照らし出す。 いつもと同じようにゆっくり顔を出す太陽。森には早起きな鳥たちの歌声。朝靄は木の 葉の上で雫へと変わっていく。生々流転する世の理は変わらならい。 だが、『歴史は繰り返す』という言葉はあるが、実際には一日たりとも同じ事をしていな い人間達。今日も今日とていつもと違う事をしようと頑張っていた。 特にトリステイン上空では頑張りすぎてる人たちがいた。 第22話 嵐の前後 ウルの月、第四週ティワズ、イングの曜日。 ゲルマニア皇帝アルブレヒト三世と、トリステイン王女アンリエッタの結婚式は、ゲル マニアの首府、ヴィンドボナで行われる運びであった。式の日取りは、来月…、三日後の ニューイの月の一日に行われる。 そして本日、トリステイン艦隊旗艦の『メルカ... -
ゼロの大統領
注意 これは小ネタです。実際の人物、団体、某合衆国とは何の関係もありません。が、未来は誰にもわからないのでもしかすると・・・・・ 「宇宙の果てのどこかにいる、私の下僕よ!強く、美しく、そして生命力に溢れた使い魔よ! 私は心より求め、訴えるわ。我が導きに応えなさい!」 もう失敗の数も30は数えただろうか。周囲の黒煙が風に流された後、そこに居たのは一体のゴーレム? 赤い一つ目を持ち、体は黒い金属で出来て、背中には赤い何かを背負っている。 なにより目を引くのが、力強いその存在感。 これよ、これこそ私に相応しい使い魔だわ! 「ゼロのルイズが成功しただと?」 「うそでしょ?」 「なんだあの見たことの無い使い魔は?」 周りの喧騒など気にならず、私は自分が召喚した使い魔に近づいていく。 『ジョディ!ジョディ!』 ... -
虚無の王-13-2
前ページ次ページ虚無の王 * * * もし彼等が魔法を使えない平民だったら、真っ赤なトマトと化して、無惨な最期を遂げた事だろう。 貴族の三人は、地面のスレスレでレビテーション。無事に着地した。 風竜からのダイブは、なかなか爽快な体験だった。これは金が取れるのではないか。貧乏貴族のギーシュは、ふ、とそんな事を考える。 そう言えば、昔、貴族同士の決闘でチキン・ダイブなどと言う物が有った様な無かった様な……。 空は魔法を使えない。たが、この時、誰も彼を助ける必要を覚えなかった。 “翼の道”の担い手は、風を読み、掴み、“空”を舞う。 それは訓練も重要だが、生まれつきの極めて特異な才能を必要とする。 例えば、現“風の王”南樹は幼少時、電波塔の頂点から滑空、そのまま無傷で着地している。 空は既に成人だ。体積に対する表面積... -
使い魔は神様?-0
前ページ次ページ使い魔は神様? 昔々― トリステインに使い魔として召喚された1匹の犬がいました ラ・ヴァリエール公爵家が三女、ルイズ・フランソワーズによって召喚されたその犬は あちらこちらを無遠慮に徘徊し、他の使い魔たちとじゃれあったり、食べ物をひっきりなしにせがんだりと それはもうたいへんなお調子者でした アマテラスと名付けられたその使い魔は 雪のように白く(※1)、俊敏で(※2)、どこか抜けた、しかしどこか憎めない愛嬌のある性格をしていたそうな アマテラスは主ルイズによく尽くし、その学友たちと騒がしくも穏やかな日々を送っていました ※1 アマテラスの風体については諸説あり。 平民の目にはただの白い犬にしか見えなかった。 メイジの目にはその真っ白な体に赤い化粧が施されていた。 という説が長年信じられてきたが、 この説は当時の平民と貴族の格差を... -
ゼロと魔砲使い-21
前ページ次ページゼロと魔砲使い 公爵令嬢の口からその言葉が出た時、彼--マザリーニ枢機卿は、思考という物を放棄してしまった。 頭の中が真っ白になるというのはこういう感覚なのかと、事態が落ち着いた後に彼は述懐している。 『トリステインはアルビオンと同盟して、レコン・キスタをたたきつぶしてください』 公爵令嬢、ルイズ・フランソワーズ・ド・ラ・ヴァリエールは、帰国するなりアンリエッタとマザリーニに、そんな言葉を叩きつけたのであった。 ルイズ達を危険な任務に送り出してから約一週の後。 マザリーニと共に日々の執務をこなしていたアンリエッタの元に、変に慌てた伝令がやってきた。 「申し上げます。ただいまヴァリエール公爵家三女、ルイズ・フランソワーズを名乗る女性が、休暇中のグリフォン隊隊長ワルド子爵を伴って、マリアンヌ大后、マザリーニ枢機卿、アンリ... -
ゼロのアトリエ-33
前ページ次ページゼロのアトリエ 「竜騎士を残して全滅…?あやつめ、たかが村一つに一体何を手間取っているのだ?」 艦砲射撃実施のため、タルブの草原上空三千メイルに遊弋していた『レキシントン』号の艦上で、トリステイン侵攻軍総司令官サー・ジョンストンは伝令の報告を受けて顔をしかめた。 「敵は何人だ?百人単位の部隊でも隠していたか?」 「サー。報告では、敵は剣士一人とメイジ一人、計二人であると」 「二人だと…?」 ジョンストンは、呆然と立ち尽くした。 直後、かぶった帽子を甲板に叩きつける。 「ふざけるなっ!あの男調子のいいことを言っておいて、たった二人に全滅!?冗談も休み休み言えっ!」 伝令が、総司令官の剣幕に怯えてあとじさる。 「それが…まず、メイジの方はワルド殿と共に作戦行動中のはずの『土くれのフーケ』殿らしいという話が…」 「何だと!?」... -
ゼロのペルソナ-28
前ページ次ページゼロのペルソナ 太陽 意味……祝福・孤独 トリステインが発表したガリア新王の擁立が人々の口に上ると同時に衝撃的なニュースが流れることになった。 ガリア軍トリステイン侵攻。 ガリア王ジョゼフはおよそ30隻の戦艦と2万以上の歩兵でトリステインに侵攻した。 しかしトリステイン側も全くこれを予期していなかったわけではない。外交上全くガリアと問題のなかったロマリアが強襲されたのだ。 ならばトリステインもその例にならうことは十分ありうることだと枢機卿マザリーニは判断し、ガリアとの国境付近の軍を通常地よりも増員していた。 とはいえこの進軍が唐突であったことには変わりがない。ジョゼフはトリステイン—ゲルマニア—ロマリアの大連合を破壊すべくトリステインを蹂躙しようと攻撃に移ったのであろうか。 たしかにロマリア連合皇国がロマリアという中心となる都市国家を失ってい... -
ベルセルク・ゼロ-01
前ページ次ページベルセルク・ゼロ ルイズは朗々と歌い上げる。鈴が鳴るような透き通る声で。 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール…」 その歌の名は『サモン・サーヴァント』。己が使い魔となる生物を召喚する呪文。 『トリステイン魔法学院』に所属する学生は二年生に進級する際、皆例外なくこの儀式を執り行う。 トリステイン魔法学院―――この『ハルケギニア』と呼ばれる世界に存在する大国の一つ、トリステインに作られた魔法使い養成機関である。 この学校において、今年二年生進級する生徒たちはこの儀式で召喚された使い魔によって自分の『魔法属性』を決定し、それぞれの専門課程へと進むのだ。 そして今日、その儀式を行うため今年二年生に進級する生徒たちは学院からおよそ2000メイル程離れた草原へと集められていた。 集められた生徒たちは... - @wiki全体から「『トリステイン愛国行進曲』」で調べる