あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ内検索 / 「ゼロの使い-05」で検索した結果
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ゼロの使い
...ゼロの使い-04 ゼロの使い-05 ゼロの使い-06 ゼロの使い-07 ゼロの使い-08 ゼロの使い-09 ゼロの使い-10 ゼロの使い-11 ゼロの使い-12 ゼロの使い-13 ゼロの使い-14 -
ゼロの使い-05
前ページ/ゼロの使い/次ページ オスマンから、他言無用とは言われたが、主でもなく、自分より強いわけでもないオスマンに彼が従うはずは無かった。 彼は確かに、この学院最強のメイジだったが、彼と言えどもメディルには、 否、この学院中の「メイジ」が束になったところでメディルには敵わない。それは事実だった。 彼は部屋に戻るなり、事の仔細をルイズに報告した。一応、他言無用と釘をさしておいたが。 「正直、私はお前の様な小娘に従うのは不本意だった。だが、お前のお陰で私は他の魔術師が成し得なかった偉業を達成することが出来たのだ。 礼を言うぞ、ルイズ。」 メディルは件の書が解読出来た事によって、相当寛大な気分になっていた。 「そ、そんな・・・私は只・・・」 「謙遜することは無い。これからはかつての主君に仕える心構えで、お前に尽くすことを約束しよう。」 「そ・・・... -
ゼロの使い-02
前ページ/ゼロの使い/次ページ 一瞬で自室に到着した彼女はまさに開いた口が塞がらなかった。 「さて、ここなら落ち着いて話も出来よう。まずはここがどういう世界で、お前が何者かを聞かせてくれ。」 唐突に出た使い魔の言葉を聞き、ようやく彼女は我に返った。 普段なら「使い魔の分際で~」となる所だが、せっかく呼び出した虎の子の超強力メイジ。 せいぜい機嫌を損ねまいと、彼女は「通常より」丁寧に返事した。 「この世界はハルケギニア。そしてここはトリステイン国の魔法学院よ。」 「ほう・・・やはりここは異世界であったか・・・」 「私はルイズ・h・・・」 「なるほど、ルイズか。」 「ちょっと!最後まで聞きなさいよ!!」 「長くなりそうなのでな。で、何の用で私を呼び出した。」 「むぅ・・・使い魔とするためよ。主人と感覚を共有したり、秘薬の... -
ゼロの使い-01
前ページ/ゼロの使い/次ページ 「ここは・・・何処だ・・・」 先程まで、彼は確かに、漆黒の闇に浮かぶ玉座の間にて、主君と共に最終決戦に臨んでいたはずだった。 「何故・・・私は生きている・・・!?」 そして、戦いの終盤、肉体が崩れかけた主が最後の力を振り絞って放った究極魔法。 大陸一つを消し飛ばすと言われた禁忌の一発を、四精霊の武具を身に着けた人間の少年に、 こともあろうに弾き返され、主共々、自分は塵となったはず・・・だった。 にも拘らず、自分は生きていた。先程の戦いで受けた傷も、消耗した魔力も全て回復していた。 主君も、忌まわしい怨敵の姿も、先程まで周囲に存在していた無限の闇も無い。 あるのは晴れ渡った空と、魔術師と思われる人間の一団。 今彼を包んでいる空気がまるで馴染みの無いものだった事から、ここが異界であり、自分が... -
ゼロの使い-07
前ページ/ゼロの使い/次ページ アルビオンへの船が停泊すると言う桟橋は天にも届こうかと言う大樹だった。 どうやら敵はこちらの動きを読んでいないようで、これと言った苦もなく、船にたどり着くことが出来た。 船主には黄金並みの値が付くと言う積荷の硫黄と同額の運賃を払い、ワルドが動力の風石代わりをするという条件で、出発を早めてもらった。 「へへ・・・ざまあみやがれ・・・」 傭兵達の前にはついさっきまで『女神の杵』亭だった瓦礫の山が積まれていた。 とても生存者がいるとは思えなかった。 瓦礫の下にぽっかりと開いた、巨大な土竜が掘ったような穴を見るまでは。 「取り逃がしたか・・・」 「ど・・・どうする・・・追うか?」 「その必要はない・・・」 傭兵達の頭の中に、忘れたくても忘れられぬ悪霊の声が響いた。 「こちらの目的は果たさ... -
ゼロの使い魔人
東京魔人學園伝奇シリーズから、『陽の黄龍の器』こと、 緋勇龍麻 ゼロの使い魔人-01 ゼロの使い魔人-02 ゼロの使い魔人-03 ゼロの使い魔人-04 ゼロの使い魔人-05 ゼロの使い魔人-06 ゼロの使い魔人-07 ゼロの使い魔人-08 ゼロの使い魔人-09 ゼロの使い魔人-10 ゼロの使い魔人-11 -
ゼロの使い-03
前ページ/ゼロの使い/次ページ 「まったく!ご主人様を起こすぐらいしなさいよね!」 「命令が無かった。」 そう。掟の内容は「召喚者の『命令』に従う。」なので、『命令』されていないことはしなかったのだ。 「お陰で朝ごはん食べ損なったじゃない!」 「空き時間があれば、用意してやる。」 種種の魔法を習得している彼にとって、食物を魔法で生成するなどお手の物だった。 彼にしてみれば、無用の魔法だったが。 仙人が霞だけで生きられると言うならば、メディルはそれすらも必要としなかった。 「危うく遅刻するところだったのよ。」 「私の魔法があれば問題あるまい。」 正にその通りで、授業開始3分前に起きたにも拘らず、彼の魔法で着替え、寝癖直しが1分で終わり、 昨日も使った転移の魔法で一瞬で教室に到着したというわけだ。 ちなみ... -
ゼロの使い-08
前ページ/ゼロの使い/次ページ 空賊如きメディルにとっては物の数ではないが、人質に取られた船員の身を案じるルイズの命により、手が出せないでいた。 三人は大人しく、空賊船の一室に入ることになった。 「どうする?」 「しばらくは様子を見るしかあるまい。」とワルド。 暫くすると、乱暴に扉が開き男が二人入ってきた。 「頭領がお呼びだ。来い!」 連れて行かれた船長室で明らかになったのは衝撃の事実だった。 なんと空賊の正体はアルビオン王党派の空軍で、その頭は捜し求めたウェールズ皇太子だったのだ。 流石に簡単には信じられなかったが、彼の風のルビーと水のルビーが反応し、虹が出来たことで信じざるを得なくなった。 大使であるルイズ一向はアルビオン王国最後の砦であるニューカッスル城へと招きいれられた。 招かれたあまりにも粗末な皇太子の部... -
ゼロの使い-09
前ページ/ゼロの使い/次ページ 「面白い。魔法を封じられたメイジに、このグリフォン隊隊長を殺せるか見せてもらおう。」 「裏切り者の分際で、過去の肩書きを名乗るとはな。」 「行くぞ!!」 ワルド達がエア・ニードルで斬りかかって来る。彼の世界で『真空切り』と呼ばれる技に酷似した攻撃をメディルは華麗な動きでかわしていく。 「どうした!?大口叩いておきながら、ただ逃げるだけか!!?」 「いや、貴様の実力を測っていたのさ。こっちの世界に来て身に付けた古代魔法の威力を試す実験台に相応しいかどうかを。」 言い終わるが否や、メディルは両手にそれぞれ別の呪文を発動させた。 「左にメラゾーマ、右にベギラゴン・・・合体魔法!閃熱大炎・メゾラゴン!!」 二つの呪文が交わり、先程のメラゾーマなど基準にすらならぬほど強力な劫火が五人のワルドを飲... -
ゼロの使い-04
前ページ/ゼロの使い/次ページ その日の夜、メディルは主人の部屋で、ルイズから大目玉を食らった。あの決闘騒ぎの後、強制的に部屋に連行されたのだ。 「いい!?あんたの魔法はどれ一つとっても桁外れなんだから、矢鱈と他人に撃つんじゃないわよ!?」 「御意。」 そんな人物に決闘を任せたのは誰だと、彼は反論しなかった。 不本意とはいえ、彼女は今の自分の主。逆らうことは出来ない。 その時―メディルは微かな空気の震えを感じ取った。 「何か聞こえなかったか?」 「はぁ?何も聞こえないわよ。気のせいじゃないの?」 「そうか?中庭の方から巨人が壁を殴るような音が聞こえたのだが・・・」 「・・・もしかして・・・」ルイズが何かを思い出し、ベッドから立ち上がり、机の上に置いた杖を持って、使い魔を連れて部屋を出て行った。 中庭では、30メイルはあろ... -
ゼロの使い魔はメイド
「シャーリー」からシャーリー・メディスン召喚 ゼロの使い魔はメイド-01 ゼロの使い魔はメイド-02 ゼロの使い魔はメイド-03 ゼロの使い魔はメイド-04 ゼロの使い魔はメイド-05 ゼロの使い魔はメイド-06 ゼロの使い魔はメイド-07 ゼロの使い魔はメイド-08 ゼロの使い魔はメイド-09 ゼロの使い魔はメイド-10 -
ゼロの使い魔・ブルー編
「サガ フロンティア」のブルー ゼロの使い魔・ブルー編-01 ゼロの使い魔・ブルー編-02 ゼロの使い魔・ブルー編-03 ゼロの使い魔・ブルー編-04 ゼロの使い魔・ブルー編-05 ゼロの使い魔・ブルー編-06 ゼロの使い魔・ブルー編-07 ゼロの使い魔・ブルー編-08 ゼロの使い魔・ブルー編-09 ゼロの使い魔・ブルー編-10 ゼロの使い魔・ブルー編-11 ゼロの使い魔・ブルー編-12 ゼロの使い魔・ブルー編-13 ゼロの使い魔・ブルー編-14 ゼロの使い魔・ブルー編-15 ゼロの使い魔・ブルー編-16 ゼロの使い魔・ブルー編-17 ゼロの使い魔・ブルー編-18 ゼロの使い魔・ブルー編-19 ゼロの使い魔・ブルー編-20 ゼロの使い魔・ブルー編-21 ゼロの使い魔・ブルー編-22 -
ゼロの使い-06
前ページ/ゼロの使い/次ページ 二人は身分の違いも忘れ、過去の思い出を語らいながら、時に笑い、時に懐かしみ。 そんな他愛もなく、しかしほほえましい雑談を十数分ほど続けた。 「初めまして。メディル殿。」 ずっとスルーされていたが、ようやくメディルに話が振られた。 「お初にお目にかかります、姫殿下。」 「凄いわね・・・こんな素晴らしい使い魔を持っているなんて・・・」 「いえ、そんな・・・勿体無いお言葉を・・・」謙遜するルイズだが、明らかに建前だけだった。 次の瞬間、アンリエッタの表情がどこか儚げなものへと変わった。 「私・・・貴方が羨ましいわ・・・姫なんて籠の中の鳥も同然・・・」 「姫殿下、一体どうなされたのですか?」 「私、結婚することになったの。」 アンリエッタの話ではアルビオンと言う国の反乱軍が勝利を収める前に、 ... -
ゼロの使い魔BW
『ポケットモンスターブラック・ホワイト』より主人公(男、デフォネーム『トウヤ』) ゼロの使い魔BW-01 ゼロの使い魔BW-02 ゼロの使い魔BW-03 -
ゼロの使い-14
前ページ/ゼロの使い/次ページ 魔力を辿って行った先にはレコン・キスタの本拠地と思われる建物が建っていた。それが軍港施設ロサイスであることを異界の住人である彼が知る術はなかった。 幸運にも、本陣が攻め込まれるなどとは思ってなかったらしく、守備兵は全てまともな生き物だった。 本陣だけあって、かなり腕の立つものばかり、蟻の様な数で押し寄せたが、古代呪文とマホカンタの前に虚しく散っていくだけだった。 魔力を辿った先にある部屋の前に着くと、トリステインに攻めてきた連中と同じ魔力を漂わせたオーガが突っ込んできた。 その棍棒の一撃を交わしたメディルは、メラゾーマとマヒャドをそれぞれ発動させ胸の前でそれを合成した。 合成された二つの呪文は光の弓となり、第二撃を加えるべく向かってきたオーガはその矢に飲まれ、壁ごと消滅した。 先ほどの連中とは違いそのオーガは再生し... -
ゼロの使い-11
前ページ/ゼロの使い/次ページ 「閣下。ただいま、兵の準備が整いました。」 「いつもながら仕事が速いな。どこかの花火とは大違いだ。」 「全てはレコン・キスタの悲願成就のため、ひいては閣下のため。」 「どうだかな。君は所詮、あの方の命で余の部下になっているに過ぎない。 役に立たぬと判断したら、忠義者の仮面を脱ぎ、反逆者へとはや代わりするのであろう?」 「・・・」 「まあよい・・・少なくとも君如きでは余に指一本触れることは出来ぬのだから・・・」 「仰るとおりで。」 「では始めるか・・・我らが目的・聖地奪還の第一歩となる・・・聖戦を・・・」 閣下と呼ばれた男の右薬指にはめられた指輪が、禍々しく輝いた・・・ トリスタニア宮殿に凶報がもたらされたのはそれから間も無くの事であった。 「アルビオン王国が神聖アルビオン共和国と名を変... -
ゼロの使い-10
前ページ/ゼロの使い/次ページ 瓦礫一つ、動くもの一つ無い、ニューカッスル城跡地に三体の鉄像が立ち尽くしていた。 しばらくすると、鉄像が徐々に元の姿に戻っていった。 「驚きましたね。」 「ああ、まさかワルドが自爆するとは・・・」 「そうじゃなくて、あれほどの大爆発の中で生き残った事に驚いたんですよ。」 あの時、マホカンタでは間に合わぬと判断したメディルが鋼鉄変化呪文・アストロンを唱えたお陰だった。 後、0.1秒判断が遅ければマホカンタを使用しているメディルはともかく、他の二人は城の者と運命を共にしたであろう。 「あれは自爆ではない・・・恐らく何者かに爆破させられたのだろう。」 「では、ワルドの他に文と私の命を狙う刺客がいたと?」 「そう考えるのが妥当だろう。傭兵や山賊の一件と言い、奴一人で全てをやったとは思えぬ。」 「とにかく... -
ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~
「機神飛翔デモンベイン」の二闘流(トゥーソード/トゥーガン) ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-01 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-02 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-03 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-04 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-05 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-06 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-07 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-08 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-09 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-10 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-11 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-12 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-13 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-14 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-15 ゼロの使い魔~我は魔を断つ双剣なり~-1... -
ゼロの使い魔ももえサイズ
「ももえサイズ」の死神ももえを召喚 参考 ももえサイズ(wikipedeia) ゼロの使い魔ももえサイズ-1「ゼロの使い魔ももえサイズ」 ゼロの使い魔ももえサイズ-2「ゼロの使い魔死神フレイム二年生ももえサイズ」 ゼロの使い魔ももえサイズ-3「ゼロの使い魔死神フレイムデルフリンガーシルフィード二年生ももえサイズ」 ゼロの使い魔ももえサイズ-4「ゼロの使い魔死神友情フレイムデルフリンガーシルフィード香水下級生ももえサイズ」 ゼロの使い魔ももえサイズ-4.5「出張由美ちゃん~はじまりは超展開~」 ゼロの使い魔ももえサイズ-5「ゼロの使い魔死神友情タバサの裏設定フレイムデルフリンガーシルフィード香水下級生ももえサイズ」 ゼロの使い魔ももえサイズ-6 「ゼロの使い魔死神友情タバサの裏設定タバサの母フレイムデルフリンガーシルフィード香水下級生ももえサイズ」 ゼロの使い魔も... -
ゼロの使い魔消失事件
本格推理SS ゼロの使い魔消失事件-事件編 ゼロの使い魔消失事件-解決編 ゼロの使い魔消失事件-終末編 -
ゼロの使い魔は魔法使い(童貞)
「ドスペラード」のエイジを召喚 ゼロの使い魔は魔法使い(童貞)-01 ゼロの使い魔は魔法使い(童貞)-02 ゼロの使い魔は魔法使い(童貞)-03 ゼロの使い魔は魔法使い(童貞)-04 -
ゼロの使い-13
前ページ/ゼロの使い/次ページ 「悪党はお互い様じゃないか?隊長殿。」 その言葉に思い当たる節があるのか、コルベールは顔をしかめた。 「まあ、村一つ焼いた程度の事で戦場から身を引く程度じゃあ、俺のが悪党としては上か・・・」 言いながら、メンヌヴィルの姿が変容していった。 盛り上がっていく肉体が身に着けていた衣服を引き裂き、全身は赤い体毛に覆われ、額が裂けて目玉が現れた。 変容が終わった時、そこに立っていたのは2メイル程のグリフォンを直立させたような炎のように赤い化け物である。 彼が元は人間だったと言われたとして、信じる者は皆無であろう。 「さあ隊長殿、あんたが焼ける匂い、たっぷりと嗅がせてもらうぜ。」 言い終わると、化け物は息を大きく吸い込み、激しい炎を吐いた。 先程同様、魔法で相殺しようとするがドラゴンのものに... -
美的センスゼロの使い魔
バスタード!よりダイ・アモン伯爵を召喚 美的センスゼロの使い魔-1 美的センスゼロの使い魔-2 -
ゼロの使い魔―銀眼の戦士―
「クレイモア」の高速剣のイレーネ ラファエラ対峙後で右腕が常人の力程度に再生した状態 ゼロの使い魔―銀眼の戦士― 1 ゼロの使い魔―銀眼の戦士― 2 ゼロの使い魔―銀眼の戦士― 3 ゼロの使い魔―銀眼の戦士― 4 ゼロの使い魔―銀眼の戦士― 5 ゼロの使い魔―銀眼の戦士― 6 ゼロの使い魔―銀眼の戦士― 7 ゼロの使い魔―銀眼の戦士― 8 ゼロの使い魔―銀眼の戦士― 9 軽い用語解説 『イレーネ』 組織のかつてのNo2。高速剣のイレーネの異名を持ち、No2だが歴代No1にも匹敵する力を持つ。クレア曰く「化物だな…お前も」最強の覚醒者『プリシラ』により左腕を奪われ瀕死の重傷を負うも辛うじて生存していた所に、右腕を失ったクレアを救う。高速剣と自身の右腕を託した。 『妖魔』 人の臓物を喰らい、人に化ける化物。 『クレイモア』 妖魔の血肉を取り込み、... -
ゼロの使い-12
前ページ/ゼロの使い/次ページ 「奴らに狙われて、次の朝日を拝んだ者はいない。どうだ、納得したか?オスマンは終わりだと。」 メンヌヴィルの挑発に、コルベールは冷静に答えた。 「貴方がその暗殺部隊を評価するように、私もオスマンを評価している。彼は絶対に負けない。」 「ほざいてろ。今回の隊長はかつてアルビオン王家が飼っていた三人のスクウェアメイジを仕留めた実力者だ。」 「たとえ、相手が神であろうとも、私は彼の勝利を信じる。そして・・・」 コルベールはかつての部下に、強力な火炎魔法を見舞った。 「我が学院の生徒の誰一人の命も貴様らには渡さん!お前を殺し、私が助ける!」 コルベールが2発目の発射体勢に入った瞬間、我が目を疑った。 あろう事か、メンヌヴィルは今の魔法を美味そうに吸い込み、軽くゲップをした。 「ククク・・・元隊長殿の炎・・・実に美味... -
ゼロの使い魔-闇の七人
「The Elder Scrolls IV OBLIVION」(海外ゲーム)より、アルゴニアンと闇の一党を召喚 ゼロの使い魔-闇の七人-1 ゼロの使い魔-闇の七人-2 -
ゼロの使い魔人-01
前ページ次ページゼロの使い魔人 …時に西暦2004年12月24日深夜。 日本国東京都、新宿区私立天香學園高等學校…の地下深く。 「うおおぉぉぉぉっ!!」 一瞬前迄、自分の身体があった所へ一抱え程もある岩塊が落下し、砕け散る。 止む事無く聴覚を独占する、不気味な地鳴りと不快な振動音。 頭上より落ち続ける土くれと埃の量は増す一方。 そんな修羅場の直中を、振り返らず、足を止めず只駆け抜ける人影……。 何故、彼はそんな状況に陥ったのか……。 ――遥か昔。この地には、今は失われた文化と技術に支えられた文明が存在った。 それを神の力だのと思い上がった者達は、驕慢極まる振舞いの結果、自分自身すら制御の 出来ない存在を生み出し、処置に困った挙句、そいつを『臭い物には蓋を』の如く、地下深くに閉じ込め 『無かった事』にし、事態の収拾を謀り、それは上手く... -
ゼロの使い魔~緑と蒼の使い魔~
「ローゼンメイデン」の蒼星石と「仮面ライダーカブト」の矢車想 第一章 ゼロの使い魔 緑と蒼の使い魔-01 第一話 召喚 -
ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐
※タバサが平成版ガメラに登場するギャオスを召喚。 ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐1 ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐2 ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐3 ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐4 -
ゼロの使い魔人-05
前ページ次ページゼロの使い魔人 …授業が行われる教室の構造は、大学の講義室と凡そ変わりない。 半分に切った擦り鉢の様な石作りの部屋に、階段状にしつらえられた机と椅子が並んでいる。 ルイズと共に龍麻が入室するや、あちこちで笑い声が上る。 笑い声の元を睨みつけつつ、ルイズは席の一つに着くが、龍麻は部屋の最後部の壁際…、部屋全体を見回す位置に立つ。 龍麻が見た限り、生徒連中は全員が大なり小なり、使い魔らしき生物を引き連れていた。 ――まあ猫や鴉、大蛇や梟とかはまだしも、例のキュルケが連れていた火トカゲに始まり、コンピューターRPGや 幻想小説にのみ存在し得た筈のクリーチャーが当たり前の様にいる光景には、それなりに 『経験値』を蓄えている龍麻といえど、感心や呆れとは無縁で居られなかった。 (よくもまあ…。此処は本気で何でもアリというか、とんだお化け屋敷... -
ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~
「相棒」より、杉下右京を召喚 ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-01 ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-02 ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-03(前編)/(後編) ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~-04(前編①)/(前編② -
ゼロの使い魔人-04
前ページ次ページゼロの使い魔人 ――鼓膜をつつき回す電子音が、沈み込んでいた彼の意識を『現実』へ引き揚げる。 (う……) ぼやけた目を一、二度しばたたかせた龍麻は、更に指で軽く瞼の上から揉んで視界をはっきりさせる。 「…俺は、――そうだったな」 回転を始めた脳細胞が、彼自身が置かれた状況を余す所無く伝えて来る。 龍麻はその事実に一つ溜め息を付くと、腕時計のアラームを止め、その場で上体を伸ばした。 被っていた毛布を畳んで側に置くと、ブーツの紐を締め直し、相棒たる黄龍甲を腕に着け、立ち上がるとおもむろに部屋を見回した。 ――十二畳程の室内。机に本棚、来客用の椅子と小テーブルやクローゼット、天蓋付きのベッド…。 そのどれもが、手の込んだ細工と意匠が施された、上質な代物であるのは一目で解る。 そして…寝台で穏やかな寝息を上げている、龍麻にとっての疫... -
ゼロの御使い
「トリコロールクライシス」のアメネア・グレンデル ゼロの御使い1 ゼロの御使い2 ゼロの御使い3 ゼロの御使い4 ゼロの御使い5 ゼロの御使い6 ゼロの御使い-元ネタ解説 -
テスト空間/ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐
テスト空間/ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐/ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐1 テスト空間/ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐/ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐2 テスト空間/ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐/ゼロの使い魔外伝‐災いのタバサ‐3 -
ゼロの使い魔0083サーヴァントメモリー
「機動戦士ガンダム0083スターダストメモリー」のアナベル・ガトー ゼロの使い魔0083サーヴァントメモリー-1 一部 『ジオンの残光』 ゼロの使い魔0083サーヴァントメモリー-2 二部 『撤退!ウェールズ・フリート』 ゼロの使い魔0083サーヴァントメモリー-2(2) ゼロの使い魔0083サーヴァントメモリー-3 三部 『NEUE ZIEL(新しき理想)』 -
ゼロの使い魔「魂を紡ぐ者」
スーパロボット大戦OGからソウルゲイン(アクセル・アルマー)を召喚 ゼロの使い魔「魂を紡ぐ者」-01 解説:シャドウミラーの隊長で別世界からOGの世界へと転移した人物。 別世界ではベーオ・ウルフと呼ばれていたキョウスケ・ナンブへと敵意をむき出しにしている。 シャドウミラーが壊滅した後はアルフィミィという少女の手によって復活。イエッツトを退治。 以後放浪中。 なおハルゲニアへと来たアクセル=ソウルゲインはオリジナルをほぼ完璧にコピーしたレプリカ。 そのためオリジナルともいえるアクセル等は現在もOGの世界に顕在している。 ちなみにソウルゲインはスーパロボット大戦OG 無限のフロンティアに登場するPTみたいな物です。 そこにアクセルの魂が入っているという感じです。 -
ゼロの使い魔異聞~お前の魔法で天を突け!~
「天元突破グレンラガン」よりカミナ ゼロの使い魔異聞~お前の魔法で天を突け!~-1 第1話「私を誰だと思っていやがる!」 ゼロの使い魔異聞~お前の魔法で天を突け!~-2 第2話「あんた、私の召使になりなさい」 ゼロの使い魔異聞~お前の魔法で天を突け!~-3 第3話「俺の名前はカミナだ!」 -
ゼロの使い魔人-02
前ページ次ページゼロの使い魔人 …天を貫くかの様に高く掲げられた杖が、鋭く振り下ろされた。 果たして、この挙動を何十回繰り返しただろうか? ただ一心に呪を紡ぎ、 己が裡に在るだろう《力》を注ぎ、解き放つ。 だが……。それに応えるのは、只の土煙と爆音。そしてそれにも増して不快で自身を辱める、 男女入り交じった嘲弄の雨だった。 この日を迎えるにあたって、彼女は心身共に入念な準備を施し、不退転の決意を胸に臨んだ。 ――が、度重なる失敗と外野からの呵責無い悪罵、野次がもたらす、焦りと無力感は体力に集中力をも蝕み、 それらが相俟って、『もう後が無い』という事実を彼女に自覚させる。 揺らぐ身体と心に鞭打ち、天地全てに届けといわんばかりの声で、彼女は呪を構築し詠み上げた。 そして……。遂に「それ」が彼女の眼前に顕れた。 それ迄の爆発では無い。七色に煌... -
ゼロの使い魔ももえサイズ-4
前ページ次ページゼロの使い魔ももえサイズ ももえが言っていた悪魔は数ヶ月前からトリステイン中に繁殖していた。 トリステイン中の貴族を恐怖に陥れた盗賊である『土くれ』のフーケもその悪魔にとり憑かれた一人である。 当初は貴族の宝物を奪うだけのただのコソ泥だった彼女が、たまたま日蝕がおこったその日に突然覚醒した。 「ああぁああああああああああああ!!!!!!!」 くぎみーがセッ○スと言うその日まで 「ゼロの使い魔死神友情フレイムデルフリンガーシルフィード香水下級生ももえサイズ」 数日後、謹慎が解けて授業に出ることを許されたルイズは2年生になって初めて授業を受けた。 一言で言えば『悲惨』だった。どこがどう悲惨だったのかはルイズ自身思い出したくなかった。 「ねえねえさっきの爆発ってどうやってやったの?」 「うっさいわね! だから知らないっ... -
ゼロの使い魔はメイド-05
前ページ次ページゼロの使い魔はメイド 雑多な、という言葉がしっくりくる街を二人の少女は歩いていた。 マントをつけた貴族の少女と、質素な服を着た平民の少女。 ルイズとシャーリー。 慣れない道のせいか、それとも先ほどまでずっと馬に揺られていたためか、シャーリーの足はふらふらとしている。 「ほら、はぐれないようにして。スリが多いんだから気をつけて」 ルイズはシャーリーの手を引っ張りながら、人ごみをかきわけるように進んでいく。 その様子は、初めてのお使いに四苦八苦する小さな姉妹のように見えなくもなかった。 これが二人とも貴族か、平民であればさほど珍しいものではなかった。 しかし、貴族と平民の、それもあまり垢抜けているとはいえない少女が妙に仲良く歩いている様子はけっこう目立った。 「あれは衛兵の詰め所ね。で、あっちの看板は床屋。そ... -
ゼロの使い魔・ブルー編-01
前ページ次ページゼロの使い魔・ブルー編 「……《塔》!」 アルカナに秘められた意味が、放たれ、術者の全ての力を使い、雷を放つ。 強大極まりないそれは、さながら神が下した、《塔》を砕く雷そのものといえた。 その雷は、この世界の主を飲み込み、吹き飛ばした。 落雷の余波が閃光を起こす。 その閃光を眼に映して、最強の術士は意識を手放した。 ~~~~ 優秀な才を持ちながらも、決して完成すること無い双子。 自らの力を磨き、力を求め、力を学び、力を奪い。 本来一つでありながら、二つに分かたれた双子。 宿命の元に対峙し、殺し合う。 天国のような、地獄に踏み入った一人の双子。 子供達を救うために、不帰を覚悟して。 力を使い果たし、還らぬ双子。 その後、彼の姿を見たものはいない…… ………... -
エースコンバット・ゼロの使い魔
『エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー』(ACE COMBAT ZERO THE BELKAN WAR) より『片羽の妖精』ことラリー・フォルクを召喚 注、先人の二人様の文章を勝手に流用させて頂いています。問題がある場合は早急に削除します。 エースコンバット・ゼロの使い魔 一話 -
ゼロの使い魔人-03
前ページ次ページゼロの使い魔人 「チキュウ? トウキョウ? シンジュク? …変わった地名ね。聞いた事ないわ」 「…ハルケギニア大陸のトリステイン王国、だったか。一晩に月が二つも昇る夜、 というのも有り得ん話だが、何より魔法なんて代物は、俺の世界では表向き、完全に否定されたからな」 「そもそも、あんたのいた世界ってなによ? 月が一つだけ? しかも、魔法が無いだなんて信じられないわ」 …その夜。 学院生寮内、ルイズの私室にて両者は話合いの場を持っていた。 部屋の主は、天蓋付きのベッドに腰を下ろし、龍麻はその対面にて椅子に座り、足を組んでいる。 「別の世界から(無理やり)呼び込まれた」と言う龍麻の主張に対し、ルイズは露骨な不信…を通り越して、 『頭がちょっと可哀想な人』という視線を向けっ放しだった。 相棒ともいえる、小型多目的情報端末(通称H.A... -
リンク切れっぽいページ
管理人様、変なページの作成すいません。 リンク切れっぽいページの一覧です つかいま1/2 第一話 使い魔が来た ご主人様は承認せず! 後編 作品ページ名 ゼロの使い魔-02 リンクするページ名 ゼロの使い魔-03a ... -
ゼロの使い魔・ブルー編-05
前ページ次ページゼロの使い魔・ブルー編 「待て」 その言葉に、食堂が静まり返る―…と言うことはなく、 騒がしいままではあったが、その声は届いたようだった。 「……何だね君は」 ギーシュは顔を歪め、不機嫌な表情――顔が腫れているので、 口調からの推測だったが――と、不機嫌な口調で返した。 それに対しても平静を保ち、ブルーは言う。 「誰でも良いだろう」 「……そうか、君はたしか『ゼロ』のルイズが呼び出した平民だったな? 平民が僕に何のようだ」 「お前が悪い」 いや、実に簡潔な発言だった。 解りやすく、また同時に間違っていなかったため、 周囲の者達もその言葉に乗り、ギーシュを笑い始めた。 「そうだギーシュ!お前が悪い!」 「二股をかけてたのはお前だからな!」 「恋人が居るだけで許せん... -
テスト空間
砂場 選択肢 投票 アイテム1 (278) アイテム2 (38) という風に (39) カンマで区切って (50) ね (56) 画廊用ページテスト 水兵服 鬼哭街/Zero 使い魔のカービィ サテライト60 しえすた imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 ルイズさんのアイコン imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。 使い魔くん千年王国tree test 表の... -
ゼロの使い魔人-06
前ページ次ページゼロの使い魔人 朝の洗濯で使った水汲み場に立ち寄り、掃除で付いた汗と汚れを洗い流した龍麻は、 幾分さっぱりとした足取りと表情で食堂へと向かっていた。 扉を押し開け、室内へと足を踏み入れる。 既に生徒らの大半は食事を終えてる様で、朝に知り合ったシエスタを始めとするメイド達がデザートを配っている。 テーブルの一角では、金髪の少年――ギーシュと呼ばれていた彼を囲んで出来た人垣からの、何やら囃立てる様な声を余所に 龍麻は、人目を引く桃色がかったブロンドの髪の持ち主の元に向かい、声を掛ける。 「部屋の後始末は終わったぞ」 「そう。随分とモタついたようだけど、まあいいわ。アンタの言う通り、ご飯は外に置いてるから。 食べ終えたら、呼ぶまで外で待ってなさい」 「解った」 ルイズの声に簡潔に応えて、踵を返す。 先程の雑談の輪の側を龍麻が通り掛かる直前。 ... -
ウルトラマンゼロの使い魔-051
前ページ次ページウルトラマンゼロの使い魔 ウルトラマンゼロの使い魔 第五十一話「脅威のカブトザキラー」 異次元人ヤプール人 ミサイル超獣ベロクロン 一角超獣バキシム 蛾超獣ドラゴリー 火炎超獣ファイヤーモンス 異次元超人カブトザキラー 登場 超獣。その呼称をつけられた怪獣群が最初に現行地球人に観測されたのは、西暦1972年のことである。 その年、地球に突如として異次元人ヤプール人が侵略を仕掛けてきた。 ヤプール人は、それまでの侵略宇宙人とは比較にならないほどの驚異的な力を持った侵略者であった。 侵略の武力として怪獣を送り込むのは他の異星人もよく使う手段なのだが、ヤプール人は自分たちの怪獣に 独特の改造を施して、最早全く別の生物に変えたものを手駒としていたのだ。その、地球人に 「怪獣を超えた怪獣」と... -
ゼロの使い魔-闇の七人-1
前ページ次ページゼロの使い魔-闇の七人 トリステイン魔法学院。メイジ達が集う、世界随一の学び舎。 故に多くのメイジが、この学院で一生の伴侶となる使い魔を得る事になる。 俗に「春の使い魔召還」と称されるこの儀式は、そのまま昇給試験でもあり、 皆が皆、優れた使い魔を得るべく、自然と力をいれるのが常であった。 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールも、その一人。 貴族=メイジの家柄でありながら、およそ一般的な魔法の悉くが不得手であるという少女だ。 “ゼロの”ルイズなる不名誉な渾名を返上する為にも、より一層の力を入れ、彼女は召還呪文を唱える。 爆発。 爆発。 爆発。 幾度と無く繰り返される爆発。そして空白。 呪文を唱える度、色とりどりの火花が散り、空間が炸裂するが、 しかし煙が晴れた後、其処には彼女の望む使い魔... -
ゼロの使い魔BW-01
前ページ次ページゼロの使い魔BW 抜けるような青空、というのはこういった空のことを言うんだろうか。 ぼんやりとした思考で、少年はそんなことを思った。 視線を落とせば、豊かな草原が一面に広がっている。暖められた草の、青臭い匂いが鼻をくすぐる。 遠くに、石造りの立派な城が見えた。彼が居たはずのイッシュでは、余り見ないタイプの建物だ。 だけどよくよく考えれば、以前に『彼』と雌雄を決したのも『城』だったなと思う。そう考えれば、そんなに不思議でもないのかもしれない。 ただそれも、彼が直前まで居たのが『海底遺跡』でなければの話だ。 海の底にある古びた遺跡のそのまた最奥に居たはずの自分が、何故こんな開けた場所に居るのか。 混乱している思考でそんなことを考えているところに、背後から声をかけられた。 「あんた誰?」 振り返れば、見慣れな... - @wiki全体から「ゼロの使い-05」で調べる