あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ内検索 / 「ゼロの氷竜-09」で検索した結果
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ゼロの氷竜
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ゼロの氷竜-09
前ページ次ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 九話 ルイズに召喚された日の晩にタバサたちと別れた後、ブラムドは確信と共に一つの魔法を使う。 それは自らを探知する魔法を打ち消し、魔法の種類と術者の居場所を探る魔法。 『感知対抗(カウンターセンス)』 確信通りその身を探る術者の存在を知り、ブラムドは再び『飛翔』を唱えて術者のもとへと飛ぶ。 突然、鏡が本来の姿を取り戻す。 そこに映るのは年老いた男、学院の長であるオスマンの姿だ。 「はて?」 とつぶやき、オスマンは再び鏡を働かせて先刻の場所を映させる。 しかしそこにはすでに人影はない。 「むぅ……」 眉根に皺を寄せながら、オスマンは辺りを映して目標を探す。 『解錠(アンロック)』 窓の鍵が外から開かれ、そこから輝くような銀髪を持つ一人の女が姿を現した。 「どこの世界にも、似たような品物があるのだな」... -
ゼロの氷竜-02
前ページ次ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 二話 ブラムドはフライを唱えて飛び去っていく生徒たちを視線の端にとらえながら、目の前の年老いた人間から視線を外すことはなかった。 そしてそれはオスマンも変わらず、普段の好々爺然とした雰囲気は掻き消えていた。 ルイズは普段と違うオスマンの態度、この場に漂う張り詰めた空気に気圧され、言葉を発することができない。 「はじめまして、竜殿。わしはそこなミス・ヴァリエールが勉学に励んでいる、トリステイン魔法学院の院長をしておるオスマンと申す。よろしければ尊名をお聞かせいただけまいか?」 ブラムドは虚実を聞き分ける魔法を唱えながら、主であるルイズへ目線を投げかけた。 『虚言感知(センスライ)』 ルイズはオスマンとブラムドの間に視線をさまよわせながら、ブラムドに頷きかける。 小さな主よりの許可を得て、ブラムドはオスマンへ話しかける... -
ゼロの氷竜-05
前ページ次ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 五話 太陽が、地平線と別れを告げていた。 涼やかだった空気も、いつの間にか暖かさを身にまとっている。 小鳥のさえずり、小さくも力強いその羽音。 水をくみ上げているのであろう、井戸の滑車の音。 使用人同士の挨拶の声。 窓の外で繰り広げられるその全てを、ブラムドの耳はとらえていた。 また、窓の外の小さな喧騒とは裏腹に、寮の内側ではまだ何の音も聞こえてこない。 ……起こすにはまだ早かろう。 そう考えたブラムドは何とはなしにルイズの顔を見つめ、そのままそっと目を閉じた。 昨日から今朝にかけ、いくつか魔法を使ったものの、体内のマナは十分な力を保っている。 ふと、ブラムドは違和感に気付く。 マナの消耗が少なすぎる。 フォーセリア世界では万物の根源とされるマナ。 地水火風の精霊を操る精霊使いの初歩は、精霊の存在を知覚... -
ゼロの氷竜-03
前ページ次ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 三話 日が傾き、夕闇の迫るトリステイン魔法学院。 学院に戻ってすぐ使い魔との付き合い方、使い魔のしつけ方について注意を受けたルイズのクラスメイトたちは、思い思いの場所、思い思いの形で使い魔との時間を過ごしていた。 主とさして変わらない大きさのモグラに、青銅のゴーレムで掘り出したミミズを与える金髪の少年。 捕らえたネズミを風で巻き上げ、フクロウに与える丸みを帯びた少年。 水たまりのような池で泳ぐカエルを、どこか引きつった表情で見ている金髪の少女。 空色の髪の少女は日陰で丸くなる青い竜にもたれながら本を読んでいる。 赤毛の少女は小さな炎を生み出しては、燃えさかる尾を持つ巨大なトカゲに食べさせている。 だがその表情はどこか上の空だ。 学院から出るまでと戻ってきてからの髪の薄さが違ったように見える教師は、生徒たちが使い魔... -
ゼロの氷竜-04
前ページ次ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 四話 学院寮の一室、学院長のはからいで夕食を運んできた黒髪のメイドは、部屋の主とその使い魔が食事を取った後も自然に部屋へと残っていた。 部屋の主、その使い魔、黒髪のメイドの三者が揃い、部屋の主が他の二者を互いへと紹介する。 学院のメイドではあるが、自身の大切な友人と紹介された黒髪のメイドは、照れくさそうに顔を真っ赤にしていた。 銀髪の使い魔は学院長との取り決めに従い、遙か東方のメイジとして紹介された。 学生たちが使い魔召喚の儀式から戻ってきた折、部屋の主を探していた黒髪のメイドは他の使い魔を見ており、鳥でも獣でも魔物でもない銀髪の使い魔を紹介され、驚きの表情を隠すことが出来なかった。 銀髪の使い魔が特に水を向けたわけではないが、いつしか部屋の主が黒髪のメイドと友人になったきっかけを話し始め、黒髪のメイドは真っ赤になって... -
ゼロの氷竜-06
前ページ次ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 六話 窓から入り込む光に、一人の少女が目を覚ます。 燃えるような赤毛と紅玉のような瞳を持つ少女は、名前をキュルケという。 正式には、キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストー。 魔法学院が存在するトリステインの隣国、ゲルマニアからの留学生だ。 あくびをかみ殺しながら起き上がったキュルケは、傍らでこちらを見上げている自らの使い魔へと挨拶する。 「おはよう、フレイム」 火竜山脈に生息するというその火トカゲは、喉を鳴らしてうめき声のような挨拶を返した。 ベッドの上で猫のようにのびをしたキュルケは、窓から青空を眺めて着替え始める。 その豊かな胸は、隣室のルイズと比較すれば、まさに大人と子供のようだ。 寮の部屋が隣り合っていることと同じく、彼女たちの実家も隣り合っている。 トリステインとゲルマ... -
ゼロの氷竜-01
前ページ次ページゼロの氷竜 顔をしかめるような強い風ではなく、まどろみを誘うようなたおやかな風が吹いていた。 波立つ青々とした草原の上、中空に浮かんだ巨大な鏡。 傍らで唖然と口を開いた、頭髪のさびしい教師よりもはるかに大きな鏡。 木陰で本を広げていた、空色の髪の少女。その傍らに寄り添う風竜を飲み込むのにも十分すぎる大きさの鏡。 その大きな鏡から、白銀の鱗に覆われた、一本の巨大な足だけが突き出ていた。 ゼロの氷竜 一話 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール、同級生からゼロのルイズと揶揄される彼女は混乱していた。 春の使い魔召喚の儀式、その開始とほぼ同時に風竜を呼び出した空色の髪の少女を、ルイズは羨ましいと思った。 無論、意地っ張りと題をつけられるような彼女がその言葉を口にすることはなかったが。 心のどこかでかすか... -
ゼロの氷竜-08
前ページ次ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 八話 桃色がかった金髪を持つ少女が、あの誇り高い少女が、あの驚くような努力を積み重ねてきた少女が、使い魔召喚と契約、二つの魔法に続けて三度目の魔法を成功させることを、燃えるような赤毛と紅玉のような瞳を持つ少女、キュルケは確信していた。 だから不安に表情を曇らせることも、机を盾にすることもない。 しかしその確信は、ことのほか容易に、つい先刻教卓の上に置かれていた石と同じく、やすやすと打ち砕かれた。 耳をつんざく爆音に驚かされる。 何故なら、それは石ではない何かに姿を変えるはずだったから。 驚きは思考を奪う。 そして本来行われるべき思考とは違う、第三者の視点に切り替わってしまった。 実際には声を発する間もなく突き刺さるはずの石の欠片を、キュルケの瞳はゆっくりと追いかける。 視界を占める割合を徐々に大きくするそれを、キ... -
ゼロの氷竜-07
前ページ次ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 七話 アルヴィーズの食堂。 トリステイン魔法学院に通う全てのメイジが食事をとるその施設は、学院の生徒全てが入れるその大きさだけではなく、絢爛たる豪華さも持ち合わせていた。 興味深げに食堂を見渡すブラムドに、ルイズは誇らしげに説明をする。 「貴族は魔法をもってしてその精神となす。という言葉が掲げられている通り、魔法学院では魔法の教育が一番重要視されているわ。でも同時に、貴族が貴族らしくあるための礼儀作法を身に付ける場でもあるの。だから食堂も、貴族の食卓にふさわしいものでなければならないのよ」 おはようございます、と言いながら椅子を引くシエスタに、おはようと返しながら席に着くルイズ。 同じくおはようございます、と言うシエスタに、ブラムドもまた返事をしながら席に着く。 昨日のうちにオスマンが手配したのだろう、ブラムドの前に... -
ゼロの氷竜-14
前ページ次ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 十四話 トリステイン魔法学院の中心にある本塔、その西側に位置するヴェストリの広場は昼間でもあまり日が差さない。 必然的に植物の生育などは遅れがちになり、草地の合間を縫うように土が見えている。 そのヴェストリの広場で、決闘が行われていた。 暇をもてあまし、物見高いはずの魔法学院の生徒たちの姿はほとんどない。 その場にいるのは決闘をしている二人。 立会人たる年かさのいった男が二人と少女が三人。 そして裁定人たる銀髪の女だけ。 そのブラムドの視線の先で、決闘者の一人、ギーシュ・ド・グラモンが呆然と立ちつくしていた。 ギーシュは驚愕していた。 目の前の惨状に。 広場の土に掘り返された跡はない。 学院を構成する本塔も支塔も、何一つ変わりなくそびえ立っている。 さらにギーシュ自身も、決闘の相手も、ブラムドにも立会人に... -
ゼロの氷竜-12
前ページ次ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 十二話 コルベールは図書室へ向かいながら、古い記憶を掘り起こし始める。 決して鮮明なものではないが、ブラムドの左手に刻まれていたルーンには確かに見覚えがあった。 ただし、見たという記憶は最近のものではないし、使い魔召喚の儀式の際でもない。 であれば、とコルベールは図書室の奥、古文書や稀覯書が置かれるフェニアのライブラリーへと足を向けた。 しかし、目当てであったルーンに関する書籍のほとんどが見当たらない。 はて、と首をひねったコルベールだったが、つい先刻ロングビルが運んでいた書籍の類が何であったかを思い出す。 そう、コルベールが拾い集めてロングビルへ渡した書籍の中には、確かフェニアのライブラリーに納められていたものがあった。 ……先刻気付いてさえいれば! ……いや、とっさに同行を拒否してさえいなければ……!! …... -
ゼロの氷竜-16
前ページ次ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 十六話 ブラムドの足が、鎖につながれている。 太い鎖ではあったが、ブラムドの膂力をもってすれば引き千切ることは簡単だ。 その口から吐き出される、炎のブレスで溶かすこともできる。 しかし魔法で縛られたブラムドは、それらを考えただけで身を焼くような痛みに襲われる。 そのブラムドの前に、一人の女が立っていた。 さらにその後ろには鉄扉がそびえている。 ブラムドと女を隔てるものは何もなく、その視線は、見下ろす視線と見上げる視線はしっかりと合わされている。 女は両手にいくつもの指輪をはめ、額にはサークレットが飾られている。 その身なりから考えれば、給餌の役目を与えられた者ではない。 ブラムドを捕らえたものたちと同じく、魔術師であることに間違いないだろう。 にもかかわらず、女の表情に一切の恐怖はない。 女が口を開く。 ... -
ゼロの氷竜-18
前ページ次ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 十八話 「……そこまでにしておけ」 ブラムドが声をかけなければ、おそらくルイズはキュルケの左腕に噛みついていた。 それも、数日は跡が消えないほどの強さで。 キュルケはなぜると言うよりは手のひらを押しつけるといった方が相応しい行為を取りやめ、ルイズを抱え込んでいた左腕を解放する。 二人は互いに顔を背けているが、その表情は怒っているものではない。 さらには時折、互いを伺うように視線を投げている。 目線があった瞬間、全力で顔を背ける動作は鏡に映したかのようだ。 照れ隠しと見て取ったブラムドは安心し、ゆるんだ表情を正しながら改めて声を発する。 「さて」 少女たちが、その声に視線を集める。 「ルイズ、お前は何にために魔法を求める?」 その問いに、ルイズは即答できなかった。 魔法を使えることは、メイジであること、すな... -
ゼロの氷竜-13
前ページ次ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 十三話 トリステイン魔法学院では、多くの貴族の子弟や教師である貴族が生活している。 当然、生活に携わる様々な雑事を行う平民、つまりそれら貴族にかしずくものも数多い。 家具などをはじめとする調度品の修繕、管理をする執事やフットマン。 町から離れているため馬や馬車もあり、その世話をする下男や馬丁、馬車があれば無論御者もいる。 そして、食事の際の給仕や掃除洗濯を担う多くのメイド。 ルイズの唯一の友人であったシエスタは、そのメイドとして魔法学院に所属する立場だ。 そのシエスタの心は、今ほとんどが驚きによってしめられている。 魔法学院に通うギーシュ・ド・グラモンから、激しく問いただされながらも、シエスタは恐怖ではなく驚きを感じていた。 大半の貴族は、いついかなる時も平民を意識しない。 かしずかれていることが当然だからだ。... -
ゼロの氷竜-20
前ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 二十話 少女の瞳は、黒く濁っていた。 ……黒く、濁ってしまった。 一度濁ってしまえば、もう澄むことはない。 薄まることが、あったとしても。 白百合のような微笑は、黒い土に汚れた。 象牙細工のようだった指先も、黒い土にまみれた。 かつて領民のために振るわれた杖も、黒い土にうずもれた。 貴族としての名を失い、血のつながらない妹を守ると決めたときから。 全ての貴族に、復讐を誓ったときから。 彼女は暗い井戸の底で、黒い土と戯れている。 酷薄な笑みを、その口元にはり付かせながら。 故郷であるアルビオンからトリステインへ下りたことには、いくつかの理由があった。 アルビオンを取り巻く不穏な気配が一つ。 それは例えば酒場から傭兵たちの姿が減ったことや、武具を製作する工房に活気が出てきたことがあげられる。 また同じ場所で... -
ゼロの氷竜-11
前ページ次ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 十一話 郷愁に染まるロングビルの横顔へ、ブラムドが問いを口にした。 「妹を、ここへ呼ぶわけにはいかぬのか?」 「……体が、弱いものですから。……つきましたわ」 ブラムドの疑問にロングビルはわずかなためらいを見せたが、話はそこで途切れてしまう。 本や紙束を抱えたロングビルが器用にノックをし、名乗る。 「ロングビルです。戻りました」 「うむ、入りたまえ」 重苦しい声で許可が下り、ロングビルは扉を開き、左足で一歩を踏み出し、右足を蹴り上げた。 足の先から飛んだ何かはきれいな放物線を描き、扉の先にいたオスマンの右手へ収まる。 「お見事です」 ロングビルの冷たい声が部屋に響き、部屋の主であるはずのオスマンはどこかおびえたよう視線をそらす。 「ご、ご苦労じゃった。資料は見つかったかね?」 オスマンは右手に収まる使い魔... -
ゼロの氷竜-17
前ページ次ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 十七話 シエスタとギーシュの決闘が行われた翌日、ブラムドは深刻な苦境に立たされていた。 「やっぱりブラムドには白が一番似合うと思うわ!!」 トリステイン王国の王都、トリスタニアの一角。 「馬鹿ねぇルイズ。そこであえて黒を身に付けて、落差で肌の美しさを強調するのよ!!」 一番の大通りとされるブルドンネ街、王城に近い貴族向けの仕立て屋で。 「いえ、ツェルプストー様。あの肌の白さならば、淡い色合いで十分に引き立ちますわ」 傍らの仕立て職人にも、ブラムド当人にも、三人の少女たちは口を挟ませない。 服を仕立てる本人に発言権が与えられなかった理由は、ブラムドが仕立て職人にいった一言が原因だった。 「こういった派手な服ではなく、地味な服を仕立ててもらおう」 人間の姿となったブラムドがまとう服は、元々オスマンの秘書であるロング... -
ゼロの氷竜-19
前ページ次ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 十九話 トリスタニアにあるカフェの一角で、四人の少女と一人の女性が席を囲んでいた。 六つの瞳が、うつむいた一人の少女に差し向けられている。 唯一の女性であるブラムドは、我関せずと切り分けられたケーキに手を伸ばしていた。 うつむいた少女、ルイズは顔を上げることもできず、じわりと汗がにじむのを感じている。 ルイズは自分に向かう視線が、自分を責めるものと疑っていない。 実際、そのような表情は誰の顔にも浮かんでいなかったのだが。 キュルケは、とにかくやたらに楽しそうな表情を浮かべていた。 シエスタは当初無表情だったが、様子の変じたルイズに気遣わしげな表情を浮かべている。 タバサは蛇ににらまれた蛙のようなルイズを眺め、小さなため息をつきながら隣席のキュルケを肘で突いた。 その瞬間、含み笑いで口元を震わせていたキュルケはつ... -
ゼロの氷竜-15
前ページ次ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 十五話 ルイズは、自らの使い魔に質したいことがいくつもあった。 なぜ決闘を後押しするようなことをいったのか。 見物人を退けた意図はいかなるものか。 手の怪我は大丈夫なのか。 不安げな表情を浮かべたまま、主は使い魔の名を呼ぶ。 「ブラムド……」 あとの言葉は、ブラムドの人差し指に阻まれる。 眉根の皺を深くしながら、ルイズはブラムドの顔を見上げた。 視線の先で、思わせぶりに周囲を見渡すブラムドの瞳がある。 そっと、ルイズの肩に手が乗せられた。 「あとでも、いいでしょ?」 ルイズの不安をはらうように、キュルケは微笑みながらそれだけを言った。 わずかに、ルイズの肩から力が抜ける。 その様子を見たシエスタは、驚きを隠せなかった。 なぜならその相手は、今までルイズが毛嫌いしていたキュルケであったから。 つい先刻... -
ゼロの氷竜-10
前ページ次ページゼロの氷竜 ゼロの氷竜 十話 トリステイン魔法学院のとある場所に、四人の男女が集っていた。 困り顔で沈黙しているのは、薄い頭を持つ教師、コルベール。 微笑みながら少女の頭をなぜるのは、銀髪の女、ブラムド。 困ったような、照れたような表情で頭をなぜられているのは、金髪を縦に巻いた少女、モンモランシー。 憮然とした表情を浮かべ、ブラムドへ鋭い視線を投げかける少年、ギーシュ。 正確にいえば、その視線は彼の愛しいモンモランシーの頭をなぜる、ブラムドの右手へと注がれていた。 常であればその視線に気づいたであろうブラムドだったが、先刻生じた疑問に思考の大半を割かれ、右手は意識せずに動かしているだけでしかない。 ただ、ギーシュがそれを知る術はない。 彼にとっては目の前の事実だけが存在する。 つまり愛しいモンモランシーが、自分以外の誰かに触れられてい... -
ゼロの夢幻竜
ポケットモンスターよりラティアスを召喚 ゼロの夢幻竜-01 第一話「 」 ゼロの夢幻竜-02 第二話「意思の継がり」 ゼロの夢幻竜-03 第三話「使い魔の飛翔」 ゼロの夢幻竜-04 第四話「異世界の奇譚」 ゼロの夢幻竜-05 第五話「偽りの姿」 ゼロの夢幻竜-06 第六話「親愛の握手」 ゼロの夢幻竜-07 第七話「ゼロの所以」 ゼロの夢幻竜-08 第八話「矜持の発揮場」 ゼロの夢幻竜-09 第九話「実力の深層」 ゼロの夢幻竜-10 第十話「伝説の再来」 ゼロの夢幻竜-11 第十一話「深海の宝珠」 ゼロの夢幻竜-12 第十二話「虚無の曜日」 ゼロの夢幻竜-13 第十三話「使い手の剣」 ゼロの夢幻竜-14 第十四話「紅の誘い」 ゼロの夢幻竜-15 第十五話「盗賊の狙い」 ゼロの夢幻竜-16 第十六話「漆黒の森へ」 ゼロの夢幻竜-17 第... -
長編(五十音順)-09
ら行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 ゼロの魔王 ライブ・ア・ライブ 魔王オディオ(オルステッド) 2009-10-03 22 04 40 (Sat) ZERO A EVIL ライブ・ア・ライブ 魔王オディオ 2009-09-27 22 55 49 (Sun) ぜろ☆すた ポケットきゃらくた~ず らき☆すた 泉こなた 2014-02-10 14 29 19 (Mon) ゼロとヲタ少女 らき☆すた らき☆すた世界にルイズが転移 2010-06-13 21 55 07 (Sun) 楽園のゼロ 楽園の魔女たち マリア・ド・パルマーシュ 2008-02-17 06 21 52 (Sun) つかいま1/2 らんま1/2 早乙女らんま(乱馬) 2008-02-25 16 38 18 (Mon) 約束の地ハルケギニア Riviera ~約束の地リヴィエラ~ エクセル 2008... -
ゼロの夢幻竜-09
前ページ次ページゼロの夢幻竜 ラティアスは今日が良い日になると信じていた。 朝、ご主人様から頼まれた洗濯は手早くきちんと済ませる事が出来たし、僥倖ではあったが自身の変身能力を通して新たな友人も手に入れた。 ところが午前中の授業の一件を皮切りに不快な事が続いていく。 あの時教室に集まった生徒達はみんな揃いも揃ってご主人であるルイズを馬鹿にしていた。 確かにご主人は魔法が不得手かもしれない。 しかし彼女はルイズの勉強熱心な性格、いや実技が及ばない代わりに学科で追いついてやろうという精神の一端を、昨夜自分に行った質問ラッシュで垣間見る事となった。 そんなご主人の事も知らないで一方的にご主人を『ゼロ』呼ばわりしたのが気に喰わない。 ご主人様と二人きりの片付けの時、超能力を使ったおかげで作業がさっさと済んだのを褒められたのは良かったが。 それと赤毛の……... -
ゼロの夢幻竜-01
前ページ次ページゼロの夢幻竜 「大丈夫。次こそきっと上手くいく。」 今トリステイン魔法学校では、今年の春に晴れて二年生になった者達の「使い魔召喚の儀」が行われている。 午後から一人ずつ執り行われている非常に重要なその儀式は遂に残すところあと一人の女生徒だけとなった。 しかし彼女がそれに取り掛かってからすっかり15分近くかかろうとしていた。 他の者なら1分とかからないこの儀式に何故そこまで時間がかかっているのか? 理由は簡単。その女生徒ことルイズが悉く召喚を失敗させるからである。 彼女が呪文を唱えて杖を振ると、儀式を終えた者達から叫び声と野次がとぶほどの爆発が起きる。 ついでにその者達に召喚された使い魔達も爆発の度に大騒ぎする。 教師も今しがた、今日はやめにして明日また改めて行ったらどうか、といってくる始末だ。 その提案をルイズはもう一... -
ゼロの夢幻竜-07
前ページ次ページゼロの夢幻竜 ルイズにとっては訳が分からなかった。 遅刻したらしいメイドが突然使い魔の声で話し出したら誰だって驚く。 それ以前に、使い魔が人語を解する点、そして尚且つ意思疎通できるという点でこの学院の人間は大方驚くとは思うだろうが。 取り敢えず人間に化けられるという事を前提にして説明を求めた。 それによると、シエスタというメイドと知り合いになった彼女は、洗濯を済ませた後食堂の位置を訊いて大急ぎでこの本塔へとやって来たとの事であった。 その話に一応は納得するものの、メイド姿のままでは流石に不味い。 そう思ったルイズはラティアスに、一旦外で元の姿に戻ってからここに来なさいと促した。 メイドことラティアスは上機嫌になって一旦外に出るが、数秒の後には元の姿に戻ってルイズの元に戻ってきた。 その時一瞬にして食堂にいる大方の者達がどよめく。... -
ゼロの夢幻竜-02
前ページ次ページゼロの夢幻竜 「えっ?!」 ルイズはその声に驚いて唇を離し辺りを見回す。 だが自分の目に映るのは相変わらずざわめき続ける同級生達と、満足げな表情をしているミスタ・コルベールのみ。 そもそもそんな声を出すくらいの子供も、自分の名前を訊くような者も此処にはいない。 という事はもしや…… 「うむ、『サモン・サーヴァント』は何回も失敗したが『コントラクト・サーヴァント』はきちんと出来た様だね。」 ルイズが狐に摘まれた様な表情しているにも拘らずコルベールが嬉しそうに言う。 その段になって彼女の使い魔は目を覚ました。 目を何回も瞬かせ、頭を擡げてこちらを見つめる仕草は愛くるしいものだった。 使い魔が持つ大きく黄色のくりっとした目がそれを十分に引き立てている。 その時、またも先程聞こえてきたものと同じ声が聞こえてくる。 が、その声は今... -
ゼロの夢幻竜-03
前ページ次ページゼロの夢幻竜 驚いた顔をしているルイズにラティアスはにこにこと応対する。 ルイズは使い魔の体を端から端まで眺めながらこう言った。 「……あんたの体じゃわたしを乗せたりなんかしたら潰れちゃうんじゃない?」 「大丈夫です!ちゃんと飛んでみせますから、さあ早く!早く!」 ラティアスはどうぞと言わんばかりに滞空している位置を下げ、ルイズがその背中に乗れる様にする。 乗りますか?乗りませんか? 使い魔の感情を無碍にする訳にもいかないので、ルイズは出来る限りそうっとその背中に乗る。 乗った刹那、ラティアスの体は上下の振れ幅が大きくなったが、その後は何ともなかった様に地面からどんどん離れていく。 10メイル、50メイル、100メイルと高く昇る度にルイズは心の中に湧き上がる嬉しさが増えていく。 それに少しだけ蓋をしてルイズは一つ質問をする。 そ... -
ゼロの花嫁
瀬戸の花嫁 より瀬戸燦を召喚 ゼロの花嫁-01 ゼロの花嫁-02 ゼロの花嫁-03 A/B/C ゼロの花嫁-04 ゼロの花嫁-05 A/B ゼロの花嫁-06 ゼロの花嫁-07 A/B ゼロの花嫁-08 ゼロの花嫁-09 A/B ゼロの花嫁-10 A/B ゼロの花嫁-11 ゼロの花嫁-12 ゼロの花嫁-13 ゼロの花嫁-14 A/B ゼロの花嫁-15 ゼロの花嫁-16 A/B ゼロの花嫁-17 A/B ゼロの花嫁-18 A/B ゼロの花嫁-19 A/B ゼロの花嫁-20 A/B/C ゼロの花嫁-21 A/B ゼロの花嫁-22 -
ゼロの魔王伝
吸血鬼ハンターDからD 魔界都市ブルースから浪蘭幻十、ドクターメフィスト、姫を召喚 ゼロの魔王伝-01 ゼロの魔王伝-02 ゼロの魔王伝-03 ゼロの魔王伝-04 ゼロの魔王伝-05 ゼロの魔王伝-06 ゼロの魔王伝-07 ゼロの魔王伝-08 ゼロの魔王伝-09a ゼロの魔王伝-09b ゼロの魔王伝-10 ゼロの魔王伝-11 ゼロの魔王伝-12 ゼロの魔王伝-13 ゼロの魔王伝-14 ゼロの魔王伝-15 ゼロの魔王伝-16 ゼロの魔王伝-16b ゼロの魔王伝-17 ゼロの魔王伝-18 ゼロの魔王伝-19 ゼロの魔王伝-20 ゼロの魔王伝-21 ゼロの魔王伝-22 ゼロの魔王伝-23 ゼロの魔王伝-24 -
ゼロの使い
ドラクエ7(漫画版)からメディルの使いを召喚 ゼロの使い-01 ゼロの使い-02 ゼロの使い-03 ゼロの使い-04 ゼロの使い-05 ゼロの使い-06 ゼロの使い-07 ゼロの使い-08 ゼロの使い-09 ゼロの使い-10 ゼロの使い-11 ゼロの使い-12 ゼロの使い-13 ゼロの使い-14 -
ゼロの社長
遊戯王デュエルモンスターズより海馬瀬人を召喚 ゼロの社長-01 ゼロの社長-02 ゼロの社長-03 ゼロの社長-04 ゼロの社長-05 ゼロの社長-06 ゼロの社長-07 ゼロの社長-08 ゼロの社長-09 ゼロの社長-10 ゼロの社長-11 ゼロの社長-12 ゼロの社長-13 ゼロの社長-14 ゼロの社長-15 ゼロの社長-16 ゼロの社長-17 ゼロの社長-18 ゼロの社長-19 ゼロの社長-20 ゼロの社長-21 ゼロの社長-22 ゼロの社長-23 ゼロの社長-24 -
ゼロの軌跡
タイトル ゼロの軌跡 元ネタ 英雄伝説6 空の軌跡シリーズ (Falcom) 召喚されるキャラ レンとパテル=マテル ゼロの軌跡-01 第一話 天使の彷徨 ゼロの軌跡-02 第二話 虚無の扉 ゼロの軌跡-03 第三話 杖とオーブメント ゼロの軌跡-04 第四話 乙女の決意 ゼロの軌跡-05 第五話 お茶会への招待 ゼロの軌跡-06 第六話 貴族の道 ルイズの道 レンの道 ゼロの軌跡-07 第七話 狂ったお茶会 ゼロの軌跡-08 第八話 別れの舞踏 ゼロの軌跡-09 第九話 公爵令嬢のクエスト ゼロの軌跡-10 第十話 蝕、繋がる世界 ゼロの軌跡-11 第十一話 絆の在り処 ゼロの軌跡-12 第十二話 貴族と平民 ゼロの軌跡-13 第十三話 タルブ動乱 ゼロの軌跡-14 第十四話 銃火のマドリガル ゼロの軌跡-15 第十五話... -
ゼロの工作員
天になき星々の群れよりフリーダを召喚 ゼロの工作員-01 ゼロの工作員-02 ゼロの工作員-03 ゼロの工作員-04 ゼロの工作員-05 ゼロの工作員-06 ゼロの工作員-07 ゼロの工作員-08 ゼロの工作員-09 ゼロの工作員-10 ゼロの工作員-11 ゼロの工作員-12 -
ゼロの双竜
「勇者王ガオガイガー」の超竜神(氷竜、炎竜)が召喚される話 ゼロの双竜-prologue ゼロの双竜-01 ゼロの双竜-02 -
ゼロの夢幻竜-06
前ページ次ページゼロの夢幻竜 ラティアスはやってしまったという顔をする。 変身の瞬間こそ見られてはいないが、誰もいない内に念動力を使ってさっさと洗濯を終わらせようと思っていたからだ。 目の前にいるメイドは黙っていたが、直ぐに首を傾げてごく当たり前の質問を投げかける。 「あのう、新入りの方ですか?」 新入りという言葉にラティアスはぴんと来た。 どうやらこのメイドは自分をここに着たばかりのメイドと勘違いしたようだ。 いいえと答えたら怪しまれてしまう。 一応調子を合わせる様にラティアスは頷いた。 だがそれがまずかった。メイドはにこにこしながら当然出るであろう質問を口にする。 「そうなんですか!ここでは貴族の方が多いものですから緊張してしまって……私シエスタって言います。あの、あなたのお名前は?」 答えられるわけが無い。... -
ゼロの魔獣
「魔獣戦線(無印)」の真理阿を召喚。 第一部 『 魔獣 来たる 』 ゼロの魔獣-01 ゼロの魔獣-02 ゼロの魔獣-03 ゼロの魔獣-04 ゼロの魔獣-05 ゼロの魔獣-06 ゼロの魔獣-07 ゼロの魔獣-08 ゼロの魔獣-09 ゼロの魔獣-10 ゼロの魔獣-11 ゼロの魔獣-12 ゼロの魔獣-13 ゼロの魔獣-14 第二部 『 回天 -トリステイン拳獣士- 』 ゼロの魔獣-15 ゼロの魔獣-16 ゼロの魔獣-17 ゼロの魔獣-18 ゼロの魔獣-19 ゼロの魔獣-20 ゼロの魔獣-21 ゼロの魔獣-22 ゼロの魔獣-23 ゼロの魔獣-24 ゼロの魔獣-25 ゼロの魔獣-26 第三部 『 2nd Kiss 』 ゼロの魔獣-27 ゼロの魔獣-28 ゼロの魔獣-29 ゼロの魔獣-30 ゼロの魔獣-31 ゼロ... -
ゼロの戦闘妖精
「戦闘妖精雪風」よりメイヴ雪風を召喚 ゼロの戦闘妖精-01 ゼロの戦闘妖精-02 ゼロの戦闘妖精-03 ゼロの戦闘妖精-04 ゼロの戦闘妖精-05 ゼロの戦闘妖精-06 ゼロの戦闘妖精-07 Intermission 01 Intermission 02 ゼロの戦闘妖精-08 ゼロの戦闘妖精-09 ゼロの戦闘妖精-10 ゼロの戦闘妖精-11 ゼロの戦闘妖精-12 ゼロの戦闘妖精-13 Intermission 03 ゼロの戦闘妖精-14 ゼロの戦闘妖精-15 ゼロの戦闘妖精-16 ゼロの戦闘妖精-17 ゼロの戦闘妖精-18 その1 -
ゼロの夢幻竜-04
前ページ次ページゼロの夢幻竜 夜。ラティアスはルイズの部屋で夜食のパンを食べていた。 テーブルの上にはそれ以外にも三つの小鉢がありそれぞれスープとサラダ、そして二個の林檎が入っている。 何故こうなっているのか? 時間は召喚の儀が終わり、ラティアスがルイズを学院の広場に送り届けた直後にまで遡る。 ご主人様の髪を大変な事にしてしまったラティアスは、ルイズに詫びた後使い魔達が集まっている中庭にてすやすやと眠り始めた。 その直前『ちょっといろいろあって、張り切りすぎたせいか眠くなっちゃいました。ご主人様、ごめんなさい。ちょっと休ませてください。』と一応ルイズに断りをいれて。 ルイズは夕食時になったら目を覚ましてご飯をねだりに来るのだろうと思い、快くそれを了承した。 問題はその夕食時である。何時まで経ってもラティアスは自分の元に来ないのだ。 明日の授業の... -
ゼロの赤ずきん
『ヴァンパイア』シリーズから「バレッタ」を召喚 ゼロの赤ずきん-01 ゼロの赤ずきん-02 ゼロの赤ずきん-03 ゼロの赤ずきん-04 ゼロの赤ずきん-05 ゼロの赤ずきん-06 ゼロの赤ずきん-07 ゼロの赤ずきん-08 ゼロの赤ずきん-09 ゼロの赤ずきん-10 ゼロの赤ずきん-11 ゼロの赤ずきん-12 ゼロの赤ずきん-13 ゼロの赤ずきん-14 ゼロの赤ずきん-15 ゼロの赤ずきん-16 ゼロの赤ずきん-17 ゼロの赤ずきん-18 ゼロの赤ずきん-19 ゼロの赤ずきん-20 ゼロの赤ずきん-21 ゼロの赤ずきん-22 ゼロの赤ずきん-23 ゼロの赤ずきん-24 -
ゼロの使い魔人
東京魔人學園伝奇シリーズから、『陽の黄龍の器』こと、 緋勇龍麻 ゼロの使い魔人-01 ゼロの使い魔人-02 ゼロの使い魔人-03 ゼロの使い魔人-04 ゼロの使い魔人-05 ゼロの使い魔人-06 ゼロの使い魔人-07 ゼロの使い魔人-08 ゼロの使い魔人-09 ゼロの使い魔人-10 ゼロの使い魔人-11 -
ゼロのアトリエ
「ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~」のヴィオラート・プラターネが召喚される話 ゼロのアトリエ-01 ゼロのアトリエ-02 ゼロのアトリエ-03 ゼロのアトリエ-04 ゼロのアトリエ-05 ゼロのアトリエ-06 ゼロのアトリエ-07 ゼロのアトリエ-08 ゼロのアトリエ-09 ゼロのアトリエ-10 ゼロのアトリエ-11 ゼロのアトリエ-12 ゼロのアトリエ-13 ゼロのアトリエ-14 ゼロのアトリエ-15 ゼロのアトリエ-16 ゼロのアトリエ-17 ゼロのアトリエ-18 ゼロのアトリエ-19 ゼロのアトリエ-20 ゼロのアトリエ-21 ゼロのアトリエ-22 ゼロのアトリエ-23 ゼロのアトリエ-24 ゼロのアトリエ-25 ゼロのアトリエ-26 ゼロのアトリエ-27 ゼロのアトリエ-28 ゼロのアトリエ-29 ゼロのアトリエ-30 ゼロのアトリエ-31 ゼロのアトリエ-... -
長編(話数順)-03
長編(ページ数順15P~) ※総ページ数をカウント(例:第○話が前後編なら2ページ分、外伝や幕間も加算) 長編(話数順01~04P)へ 長編(話数順05~14P)へ 80P~ 60~79P 50~59P 40~49P 35~39P 30~34P 25~29P 20~24P 15~19P 80P~ 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 マジシャン ザ ルイズ Magic the Gathering(マジック・ザ・ギャザリング) ウルザ 2010-11-06 23 52 26 (Sat) ソーサリー・ゼロ ゲームブック「ソーサリー」 主人公「君」 2014-01-14 22 18 54 (Tue) ウルトラ5番目の使い魔 ウルトラマンシリーズ ウルトラマンA 2020-08-13 22 58 15 (Thu) ゼロの黒魔道士 ファイナルファンタジー9 ... -
ゼロの夢幻竜-05
前ページ次ページゼロの夢幻竜 ラティアスが眠っているのは分かる。 問題は彼女が呼吸をして体を上下させるのと、南の窓から強烈な朝日が入ってくるのが同時に起きた時の事である。 ガラスの破片の様に眩しく輝く彼女の羽毛が強烈に輝くのと同時に、そこに銀色をした小さな人型の塊が浮かび上がるのだ。 それも突然そうなるのではなくてスウッと変わるのである。 しかしそれはあくまで人型をしているだけである。 しかもコンマ5秒にも満たない一瞬の事なので、顔をはっきりと捉える事も出来なければ、胴体部分の凹凸も良く見えない。 だが確実にラティアスの体は人間の体に変わったかのように見える。 夢か幻でも見ているのだろうか? 暫くルイズはその光景に釘付けとなっていたが、ラティアスが目覚めた事で終わりを告げた。 「ふああ……はふぅ。ん……はわわっ!ご、ご主人様!おはよう... -
ゼロの夢幻竜-08
前ページ次ページゼロの夢幻竜 シュヴルーズが意識を取り戻す事無く医務室に担ぎ込まれる異様な形で、ルイズ達新二学年一発目の授業は終わった。 その後めちゃくちゃになった教室の後片付けはその場にいた生徒全員一致でルイズ一人がする事となった。 しかしその直後、キュルケが自ら後片付けメンバーの一人に加わると言い出した時、ルイズは内心で『あーあ……』と思ってしまった。 その後シュヴルーズ、そして他の生徒や全員教室から出たのを確認したキュルケは残されたルイズとその使い魔、ラティアスに対し一つの質問を投げかけた。 「舞台は整ったわね……さあ、説明してもらうわよ。私の心に一度ならず二度も三度も話しかけてきた可愛い声の持ち主はだあれ?」 そう言った後彼女は一旦あさっての方向を向き、それからラティアスの方を向き直し意地悪な微笑みを浮かべてこう言い直す。 ... -
ゼロのMASTER
MASTERキートンの平賀・キートン・太一を召喚 ゼロのMASTER-01 ゼロのMASTER-02 ゼロのMASTER-03 ゼロのMASTER-04 ゼロのMASTER-05 ゼロのMASTER-06 ゼロのMASTER-07 ゼロのMASTER-08 ゼロのMASTER-09 ゼロのMASTER-10 ゼロのMASTER-11 ゼロのMASTER-12 ゼロのMASTER-13 ゼロのMASTER-14 ゼロのMASTER-15 -
ゼロのロリカード
注)本SSは『HELLSINGのキャラがルイズに召喚されました』スレに掲載された作品です。 「HELLSING」のアーカードを召喚 ゼロのロリカード-01 ゼロのロリカード-02 ゼロのロリカード-03 ゼロのロリカード-04 ゼロのロリカード-05 ゼロのロリカード-06 ゼロのロリカード-07 ゼロのロリカード-08 ゼロのロリカード-09 タバサとゼロの吸血鬼 ゼロのロリカード-10 ゼロのロリカード-11 ゼロのロリカード-12 ゼロのロリカード-13 ゼロのロリカード-14 ゼロのロリカード-15 ゼロのロリカード-16 ゼロのロリカード-17 ゼロのロリカード-18 ゼロのロリカード-19 ロリカードとギャンブラー-1 ロリカードとギャンブラー-2 ゼロのロリカード-20 ゼロのロリカード-... -
ゼロのドリフターズ
「平野耕太 / ドリフターズ」より、サンダンス・キッドとブッチ・キャシディ。 その他漂流物と廃棄物、諸々召喚。 ゼロのドリフターズ-01 ゼロのドリフターズ-02 ゼロのドリフターズ-03 ゼロのドリフターズ-04 ゼロのドリフターズ-05 ゼロのドリフターズ-06 ゼロのドリフターズ-07 ゼロのドリフターズ-08 ゼロのドリフターズ-09 ゼロのドリフターズ-10 ゼロのドリフターズ-11 ゼロのドリフターズ-12 ゼロのドリフターズ-13 ゼロのドリフターズ-14 ゼロのドリフターズ-15 ゼロのドリフターズ-16 ゼロのドリフターズ-17 ゼロのドリフターズ-18 ゼロのドリフターズ-19 ゼロのドリフターズ-20 ゼロのドリフターズ-21 ゼロのドリフターズ-22 ゼロのドリフターズ-23 ゼロのドリフター... -
ゼロのミーディアム
『ローゼンメイデン』の水銀燈が召喚される話 注)本SSは『アニメSS総合スレ』で連載していましたが、スレ寿命により本スレに移動した作品です。 アニメSS総合スレアニメSS総合スレ ゼロのミーディアム 序 章 ゼロのミーディアム 第一章 -01 ゼロのミーディアム 第一章 -02 ゼロのミーディアム 第一章 -03 ゼロのミーディアム 第一章 -04 ゼロのミーディアム 第一章 -05 ゼロのミーディアム 第一章 -06 ゼロのミーディアム 第一章 -07 ゼロのミーディアム 第一章 -08 ゼロのミーディアム 第一章 -09 ゼロのミーディアム 第一章 -10 ゼロのミーディアム 第一章 -11 ゼロのミーディアム 第一章 -12 ゼロのミーディアム 第一章 -13 ゼロのミーディアム 第一章 -14 ゼロのミーディアム 第一章 -15 ゼロのミーディアム 第一章 -... -
ゼロの少女と紅い獅子
おおとりゲンことウルトラマンレオを召喚 ゼロの少女と紅い獅子-01 ゼロの少女と紅い獅子-02 ゼロの少女と紅い獅子-03 ゼロの少女と紅い獅子-04 ゼロの少女と紅い獅子-05 ゼロの少女と紅い獅子-06 ゼロの少女と紅い獅子-07 ゼロの少女と紅い獅子-08 ゼロの少女と紅い獅子-09 ゼロの少女と紅い獅子-10 - @wiki全体から「ゼロの氷竜-09」で調べる