あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ内検索 / 「ゼロ=パペットショウ-01」で検索した結果
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ゼロ=パペットショウ-01
前ページ次ページゼロ=パペットショウ それは、大量の棺桶と、眼鏡をかけた老紳士だった。 「コ、個、刃? (ここは?)」 ゼロ=パペット・ショウ 開幕 「あんた、誰……?」 目の前に現れた老紳士に対し、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは恐る恐る話しかける。老紳士は貴族なのだろうか。 黒を基調としたコート。同じく品の良い黒のシルクハット。少し擦り切れている部分も見えないわけではないが、かといって平民が手を出せるような安物にも見えない。 つまり、老紳士は貴族=メイジであるわけだ。 ゼロと蔑まされてきた自分の召喚に、メイジが応えてくれた。 メイジの実力は使い魔に反映される。ならば、メイジが自ら使い魔になろうとしてくれる自分は、一体どれほどの実力と判断されるの... -
ゼロ=パペットショウ-02
前ページ次ページゼロ=パペットショウ ―――その男を見た時、吐き気がした。 雪風のタバサはメイジである。 トリステイン魔法学院に通う生徒の中では、数少ない“実戦を経験した”メイジである。 その、彼女の戦闘経験が全力で叫んでいた。今もなお、その男を見るだけで叫び続けている。 あの老紳士は、厄災だ。 ゼロ=パペット・ショウ 第二幕 老紳士とルイズ、及びコルベールが何を話していたかまでは、タバサにはわからなかった。 ただ、コルベールの驚愕の声により、あの老紳士がこの上なく精巧な人形を操るメイジであることが推測できた。 そして、契約。 タバサが厄災と称した彼の老紳士は、非常に呆気なくルイズとの契約を終えていた。 そこには何事もなく。争いも、諍いも、……殺戮もなく。 ―――... -
ゼロ=パペットショウ-04
前ページ次ページゼロ=パペットショウ 「上。下。左。右。前。後。瞬――――――――――――27分殺」 それは、狂気であり狂喜であり凶器でもあった。 炎蛇のコルベールを一瞬で包み込んだ異形の群れ。レオノフの操る人形である。人形で、あった筈である。 しかし人はそれを見て、果たしてそれが人形だと判断するだろうか。 それはまさに、怪物だった。 ゼロ=パペット・ショウ 第四幕 腕から腕が生えている。 脚から首が。胸から膝が。首から手が。顔から顔が。 まるで天をつく巨大な巨人が人の身体をバラバラに千切り解体し、無造作に押し潰し繋げ合わせたかのような怪物。 そんな異形がコルベールを全方向から襲う。 腕から、足から、口から、胸から。怪物の先端部分からはあまりに鋭い刃が生え、哀れな犠牲者... -
ゼロ=パペットショウ-05
前ページ次ページゼロ=パペットショウ 痛い。熱い。怖い。辛い。悲しい。酷い。 それは地獄のような責め苦だった。 少なくとも、キュルケ・アウグスタ・フレデリカ・フォン・アンハルツ・ツェルプストーにはそう思えたのだ。 気を抜くと目の前に異形がいる。怖い。 魔法の届くぎりぎりの射程からは、見たこともない形の銃を持った女性≠人形がいる。痛い。 目の前には、飛んでくる銃弾からキュルケ達を守ろうと、血塗れになりながらも身を盾にしているコルベールがいる。酷い。 自慢の髪や肌は、幾度となく掠った銃弾により傷だらけに。辛い。 気がつけば、五十人以上の人間≠人形が周囲を覆い尽くしている。 しかし、そんな恐怖よりもさらに熱く、キュルケを焦がしているものが存在した。 “それ”が存在している限り、キュルケは決して... -
ゼロ=パペットショウ-06
前ページゼロ=パペットショウ 燃えて、ゆく。 ゼロ=パペット・ショウ 第六幕 それは、幼い頃の思い出だった。 子供の頃から、人形を見ることが好きだった。 いつしか彼は疑問に思う。なぜ、この人形は“動かない”のだろう、と。 頭がある。胴体がある。腕には指すらついている。両脚だって、ついていたのだ。 ここまで人間と同じ形をしているというのに、なぜ人形は動かないのか。 人間と人形、どこが違うのか。人間だから動くのか。人形だから動かないのか。 「そんなに動いているのを見たいんだったら、エミリオが動かしてみればいいんじゃない?」 エミリオ。それは彼の名だった。 そして彼に、人形は動くのを待つのではなく“人が操り動かすもの”と認識させた少女の名は、 イザベラと、言った。 ... -
ゼロ=パペットショウ-03
前ページ次ページゼロ=パペットショウ それは、起こりうるはずのない“何か”だった。 いつものように“観察”し、いつものように切り刻み、いつものように腑分けする。 恐怖の悲鳴を、喜びの涙を、哀しみと憤怒を。その全てを脳裏に焼き付け、指先だけで表現する。 数多の命を人形に。潰えた命はそこで終わり、後は動かぬ人形が残るだけ。 その人形に、再び魂を吹き込むのが、老紳士の役目だった。 今回の演目は、“故郷”。あの男に、偽りの故郷を見せることこそが、今回のショウ。 そのために腑分けされた人間は、百三十二人。それだけの人形を作り上げ、あの男の到着を待ちわびていたと思えば。 一瞬の暗黒。闇に呑まれ、鏡に呑まれ。 目を開けば、見知らぬ草原だった。 ゼロ=パペット・ショウ 第三幕 『悪くない... -
ゼロ=パペットショウ
「トライガン・マキシマム」よりGUNG-HO-GUNSの4。レオノフ・ザ・パペットマスター召喚 開 幕 第二幕 第三幕 第四幕 第五幕 第六幕 -
長編(五十音順)-04
た行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 T-0 ターミネーター2 T- 800 2009-01-01 17 21 23 (Thu) 悪魔の虹 大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン 冷凍怪獣バルゴン 2010-10-05 18 59 46 (Tue) ルイズ伝・ゼロと竜と世界の話 太公望伝(諸星大二郎) 竜と誰か 2007-10-05 20 51 18 (Fri) THE GUN OF ZERO 第3次スーパーロボット大戦α クォヴレー・ゴードン 2009-05-16 18 58 48 (Sat) 大使い魔17 大鉄人17 17(ワンセブン) 2011-07-06 15 49 15 (Wed) ゼロの平面 大乱闘スマッシュブラザーズDX Mr.ゲーム&ウォッチ 2007-09-02 06 10 01 (Sun) 虚無の魔術師と黒蟻の使い魔 戦う司書シリーズ モッカニアの本 ... -
一覧テスト01
長編(五十音順:’07/09以前更新) あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 その他 あ行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 ルイズと再生の魔法使い アリアンロッドリプレイ・ルージュ トラン=セプター 2009-10-11 16 56 31 (Sun) 『虚無と金剛石~ゼロとダイアモンド~』 ウィザードリィ アラビク王子 2009-10-11 17 42 40 (Sun) ハルケギニアの騎士テッカマンゼロ 宇宙の騎士テッカマンブレード ラダム樹 2009-10-15 22 07 39 (Thu) 使い魔は神様? 大神 アマテラス 2010-05-05 14 12 43 (Wed) ゼロと雪姫 オーバーマン キングゲイナー アナ・メダイユとリンク・リンス・リンナ... -
長編(話数順)-02
長編(ページ数順05~14P) ※総ページ数をカウント(例:第○話が前後編なら2ページ分、外伝や幕間も加算) 長編(話数順01~04P)へ 長編(話数順15P~)へ 10~14P 05~09P 10~14P 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 超魔王(?)使い魔 魔界戦記ディスガイア ラハール 2007-07-21 17 35 48 (Sat) ゼロの皇帝 ロマンシング サ・ガ2 最終皇帝 2009-10-03 22 10 54 (Sat) 0G 影技-シャドウスキル G・カイン・ファランクス 2009-10-03 21 26 29 (Sat) 使い魔の夢 仮面ライダー555 乾巧 2007-08-30 01 45 09 (Thu) 竜が堕ちゆく先は ドラッグ オン ドラグーン アンヘル 2007-08-29 23 27 27 (Wed) 使い魔の... -
全選手入場テンプレ
あのゼロスレ使い魔ごちゃまぜバトルロイヤルを見たいかーーーーーッ! オーーーーーーーーーー!! 俺もだ! 俺もだぞみんなーーー!! でもホントに書くと各方面から怒られるから小ネタでお茶を濁すぜ! 全使い魔入場!! サイバネ武術家殺しは生きていた!! 更なる研鑚を積み人間凶器が甦った!!! 修羅!! 孔濤羅だァ――――!!! 虚無の音楽はすでに我々が完成している!! 幽”零”楽団 プリズムリバー三姉妹だァ――――!!! 近づきしだい吸い込みまくってやる!! 星の使い魔 カービィだァッ!!! 素手の殴り合いなら中国四千年の歴史がものを言う!! 民明書房 男達の使い魔 一号生一同!!! ファリスの正義を知らしめたい!! へっぽこの使い魔 イリーナ・フォウリーだァ!!! ヒロインは一ルート1人制覇だが二次創... -
長編(話数順)
長編(ページ数順) ※総ページ数をカウント(例:第○話が前後編なら2ページ分、外伝や幕間も加算) 長編(01~04P) / 長編(05~14P) / 長編(15P~) 長編(ページ数順15P~) ※総ページ数をカウント(例:第○話が前後編なら2ページ分、外伝や幕間も加算) 長編(話数順01~04P)へ 長編(話数順05~14P)へ 80P~ 60~79P 50~59P 40~49P 35~39P 30~34P 25~29P 20~24P 15~19P 80P~ 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 マジシャン ザ ルイズ Magic the Gathering(マジック・ザ・ギャザリング) ウルザ 2010-11-06 23 52 26 (Sat) ソーサリー・ゼロ ゲームブック「ソーサリー」 主人公「君」 2014-01... -
長編(五十音順)
長編(五十音順) ※召喚される側の原作のあいうえお順となっています あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行 その他 あ行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 ラスト・レイヴン×ゼロ ARMORED CORE LAST RAVEN ジナイーダ 2009-10-11 15 58 32 (Sun) [秩序]の守護者 ARMORED CORE MASTER OF ARENA ハスラー・ワン 2011-04-16 16 38 23 (Sat) サーヴァント・ARMS ARMS 高槻涼、神宮隼人、巴武士 2010-10-10 12 25 51 (Sun) 三つの『二つ名』 一つのゼロ ARMS クリフ、ヴォルフ、キュクロプス 2011-11-13 18 50 55 (Sun) ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~ 相棒 ... -
長編(話数順)-01
長編(ページ数順01~04P) ※総ページ数をカウント(例:第○話が前後編なら2ページ分、外伝や幕間も加算) 長編(話数順05P~14P)へ 長編(話数順15P~)へ 01~04P 01~04P 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 ラスト・レイヴン×ゼロ ARMORED CORE LAST RAVEN ジナイーダ 2009-10-11 15 58 32 (Sun) ゼロのあやかし ~使い魔の名は愁厳~ あやかしびと 一乃谷愁厳 2009-10-11 16 45 22 (Sun) ルイズと再生の魔法使い アリアンロッドリプレイ・ルージュ トラン=セプター 2009-10-11 16 56 31 (Sun) 零の謳姫 アルトネリコ2 世界に響く少女たちの創造詩 ジャクリ 2009-10-11 17 11 51 (Sun) 『虚無と金剛石~ゼロとダイアモ... -
小ネタ-01
あ行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 記憶の残滓 R-TYPE TACTICS 暴走戦艦コンバイラ(提督) 虚無の雀士 スーチーゼロ Special ・ Remix アイドル雀士 スーチーパイ スーチースティック 妖精からの伝言 アイドルマスター XENOGLOSSIA 風が揺らす翼と冠 悪魔狩り ウリエル あしたのルイズ あしたのジョー 丹下段平 一撃必殺の使い魔 あなうめくん ハラワタマン 暴れん坊使い魔 暴れん坊将軍 徳田新之助 不屈の使い魔~Love Hunter~ あやかしびと 愛野狩人 ゲヘナ・ゼロ アラビアン・ダーク・ファンタジーTRPG ゲヘナ シェヘラザード 人を超えた使い魔 アルカナハート ミルドレッド・アヴァロン そは愛の種子の御子 アルトネリコ2 インフェル あるゾンビ少女の思いがけぬ災難 あるゾンビ少女の災難 ユーフロジーヌ ご主人様は承認せ... -
ゼロの武侠-01
前ページ次ページゼロの武侠 ゼロの武侠-01 その日、私が呼び出した物は鉄の塊だった。 形状としては鳥に近い物だったのかもしれない。 だけど、その鼻先というべき部分は地面に押し潰され、 翼に見えた部分は両方とも根元からへし折れている。 誰がどう見ても、それはただの鉄屑だった。 どっと沸き上がる笑い声。 諌めるコルベール先生の声も小さく、彼等を制するには到底至らない。 しかし級友達の嘲笑する声は突如として止んだ。 代わりに響くのは内より木霊する打撃音。 あたかも雛が卵を割って生まれ出でるように、 鼓動と共に鋼鉄は変形しその身に亀裂を走らせる。 突然起こった変化に、私も彼等も凍りついた。 それは、この中に潜む未知なる物が与える恐怖によるもの。 「何を笑っていやがる。そんなに面白いコトでもあったのかよ」 そして一際大きい破... -
長編(五十音順)-01
あ行 作品タイトル 元ネタ 召喚されたキャラ 更新日時 ラスト・レイヴン×ゼロ ARMORED CORE LAST RAVEN ジナイーダ 2009-10-11 15 58 32 (Sun) [秩序]の守護者 ARMORED CORE MASTER OF ARENA ハスラー・ワン 2011-04-16 16 38 23 (Sat) サーヴァント・ARMS ARMS 高槻涼、神宮隼人、巴武士 2010-10-10 12 25 51 (Sun) 三つの『二つ名』 一つのゼロ ARMS クリフ、ヴォルフ、キュクロプス 2011-11-13 18 50 55 (Sun) ゼロの使い魔×相棒 ~トリステイン魔法学院特命係~ 相棒 杉下右京 2010-03-16 00 13 10 (Tue) アウターゾーンZERO アウターゾーン ? 2011-09-06 21 03 16 (Tue) ア... -
ゼロのコードギアス-01-8
前ページ次ページゼロのコードギアス 一陣の竜巻のなかから現れたのは 黒い仮面をかぶり、黒いマントをまとった男だった 兵士が列を作っている。 其の後ろには群集。 いよいよアンリエッタが馬にまたがり列の中央を歩きながら馬車に戻る。 馬の後ろにはマザリーニ枢機卿とオールドオスマン、そして数人の兵士が歩いている。 そして其の後ろに、手かせを布で隠せれた三人とコルベールが… と其の時 一陣の竜巻が覆う。小春日和で乾燥した砂がおおい、周りの兵士が動揺し、アンリエッタの馬が暴れ、たずなを引く従者があわてて抑える。 そして 「な!なんじゃぁ!」 オスマンの間抜けな叫び声が響いた。 現れたのは黒い仮面をかぶり、黒いマントをまとった男だ。 「私はゼロ!」 何かで拡声された澄んだ声が響き渡る。周りからはどよ... -
ゼロの魔人-01
ゼロの魔人――1話 少女は、爆風に乱れ、焦げてしまった、 桃色の艶やかなブロンドを気に留めるでもなく。 振り下ろした杖が消し炭と化し、 爆裂四散した事に気を病むでもなく。 爆発の衝撃で煤に塗れ、割れてしまった綺麗な爪の痛み、 ボロボロの衣服に気が立つでもなく。 まして、幾人かの親しくも無い学友が、 先の爆発に巻き込まれ昏倒している事に気が差すでもなく。 唯、目前に広がる結果に嬉嬉と、不安をない交ぜした様な、 何とも形容しがたい感情に囚われ、戦慄いていた。 今日は、トリステイン魔法学院に於ける春の使い魔召喚の儀式その日であり、 今後の魔法使いとしての属性を固定。専門課程への移行。 更には、二年への進級試験も兼ねる重要な役割を担うものである。 例年通り執り行われたそれは、稀に見る優秀な成果を呈し。 一抹の心配事を内包するも、つつがなく儀... -
ゼロな提督-01
前ページ次ページゼロな提督 ゆめ ゆめをみていた 長い、長い夢を見ていた。そんな気がする。 誰か傍で泣いていたかな あれは、誰だったろう ああ、あれは私の息子だ あれ?泣いてたのは女の子じゃなかったかな そもそも、私は子供がいなかった気もする どっちだろう どうして泣いていたんだろう 大事な事だったはずだけど、頭がはっきりしない。思い出せないな ああ、まぶしいな もう朝か。しょうがない、起きるとしよう 起きたら、まずは蜂蜜入りの紅茶を入れてもらおうかな あれ?誰にいれてもらうんだろう。自分じゃいれられないよな 誰だったろう・・・あれは、妻?息子?娘? いやそもそも 私は、誰だったろうか・・・ 目を覚ますと、彼の視界に見知らぬ風景が広がった。 朝日... -
ゼロの旋風-01
前ページ次ページゼロの旋風 前書き 22世紀、太陽系全域に進出した人類。しかしその「世界の裏側」は、コネクションと称される数々 の闇の組織によって支配されていた。それら各コネクションを、あるいは壊滅させ、あるいは支配下 におさめて最終的な覇者となったのが、ヌビアコネクションの首領カーメン=カーメンだった。 彼の最終的な目的「大アトゥーム計画」は、木星を核融合爆発によって破壊することで、犯罪組織 というよりはカルト宗教団体と化したヌビアコネクションの構成員以外の太陽系人類を滅ぼし、か つ木星より生まれる数多くの新惑星にヌビアの民だけの楽園を築くことだった。 俺、木戸丈太郎、通称ブラスターキッドを含むJ9チームは、車・宇宙船そしてロボットの3形態 に変形可能な主要メカ「ブライガー」の制作者ドク(博士)エドモンの協力を得て、木星爆発から 地球を... -
ゼロの社長-01
前ページ次ページゼロの社長 「宇宙の果てのどこかにいる,私の僕よ!神聖で美しく、そして強力な使い魔よ!私は心より訴えるわ、我が導きに答えなさい!」 ここ、トリステイン魔法学院では、今日は2年生の使い魔召喚の儀式を行っていた。 2年生達はここで、一生の僕であり、友であり、目で耳である使い魔を次々と召喚していった。 たった一人の例外を除いて。 その例外こそが「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール」 先ほどの呪文を唱えたトリステイン魔法学院の2年生であり、 そしてこの儀式を行っている中庭を爆発で穴だらけにしている張本人である。 もっとも、彼女自身が起こそうとして爆発を起こしているわけではない。 彼女はなぜか,全ての魔法を発動させようとするたびに失敗し、代わりに爆発を起こしてしまうのである。 故に“ゼロのルイズ”... -
ゼロと聖石-01
前ページ次ページゼロと聖石 私が召喚したものはたった一つの石だった。 周囲からは『ゼロ』と囃し立てられ、私が再召喚の申請をしても監督の教師はそれを認めなかった。 契約の儀式を済ませると、その石に一つの模様が刻まれる。 ルーン文字とは違うその模様が、私の人生に影響を与えるなんて今の時点の私にはわからなかった。 私は悔しくて、悔しくて、涙で枕を濡らした。 私をゼロと罵る声が。 今まで応援してくれた先生の期待を裏切ってしまったこと。 なによりも、魔法が使えないこと。 それら全てが悲しくて、涙を流した。 石が、光を放った。 寝てしまったのか、目を覚ますとそこは廃墟だった。 いや、魔法陣の中に入った記憶がある。 つまりここは現実、感覚も全てはっきりしている。 ポケットの... -
ゼロの"憑"き魔-01
前ページ次ページゼロの 憑 き魔 【第一話 少女らが交わした”誤”契約】 儀式の場にいた生徒――とりわけ男子生徒だが――は、ルイズの召喚した使い魔の姿に釘付けになっていた。 見慣れない水色の服装で、全身はフリルで飾られ、頭は何やら@マークのような模様が描かれたマークのついた帽子をかぶっていた。 マントを羽織っていないので貴族ではないと誰もが思ったが、誰もその事でこの使い魔を罵倒することができなかった。 雰囲気が違った。悠然とそこにいるだけで目を見張るほどの優雅さが彼女からあふれ出しているのだ。その辺の貴族など足元にも及ばない「高貴さ」というものが、彼女をまとっていた。故に平民だなんだで馬鹿にすることができなかったのである。 だが皆その美しさに気を取られるあまり、もっと重要なことに気がついていなかった。 「・・・この人浮いてる」 その事実を最初に... -
デモゼロ-01
前ページ次ページデモゼロ ゼロ、という二つ名をつけられた貴族の少女がいた この世界では、貴族は誰でも魔法が使える 魔法が使えて当たり前 なのに、彼女は魔法が使えない どんなに魔法を使おうとしても、ただ、無意味に爆発が起こるだけ だから、彼女は『ゼロ』のルイズ 使える魔法がゼロのルイズ そう言われて、彼女は馬鹿にされてきた 彼女は、耐えて、耐えて、耐え続けて 他の貴族の何倍、何十倍、何百倍と努力を続けた 春の、使い魔召喚の儀式 彼女は、今度こそ、今度こそ、と何度も何度も杖を振り 結局、何も召喚できなかった 代わりに、己の失敗魔法で起こした爆発で大怪我を負ってしまい、医務室に運ばれていった 普通ならば、ここでおしまい 魔法が使えないゼロのルイズ、ここでもはやメイジと... -
ゼロの視線-01
前ページ次ページゼロの視線 第一話 開幕 「よおおおおっしゃあ!」 毎度おなじみ世界の危機・・・・・・・もとい春の使い魔召喚の儀。 魔法成功率ゼロ、故に異名を「ゼロのルイズ」と呼ばれし少女ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールの 気合は拳を持って天を衝かんがごとくであった。 まさに「わが生涯に一片の悔い無し」な感じである。 「いや・・・・・その・・・・・・・・・いいのかね?ミス・ヴァリエール」 「何がです?」 コッパゲの問いに、拳を突き上げた姿勢のまま答える「ゼロのルイズ」 「彼は、確かに見た事も無い服装ではあるが杖も持たずマントも羽織っていない。 ぶっちゃけただの平民にしか見えないのだが」 そう、われらがルイズは、こともあろうに魔獣聖獣幻獣でもない、ただの獣ですらない 黒髪の平民を呼んでしまったのだ。 「ふっ... -
装甲騎兵ゼロ-01
前ページ次ページ装甲騎兵ゼロ 人は過ちを繰返す。いや、繰返さなければならない運命なのかもしれない。 己らがいかに酷く傷つき、もうするまいと誓おうとも、やがてそれを忘れ、同じ愚を冒す。 そうして歴史は作られて、そしてこれからも作られる。 さながらメビウスの輪の如き道を、止まることなく進み続ける。 ここはアスラギウス銀河、ギルガメス連合星域のとある惑星。 現在この惑星を含む一帯は、ギルガメス連合がバララント同盟に宣戦布告したことで勃発した、第4次銀河大戦の真っ只中にある。 今ここを、一人の男が一機のAT―アーマードトルーパーで放浪していた。 かつては異能生存体と名づけられ、異能者と呼ばれ、今は触れえざるものと恐れられながら。 男は、ただひたすらに逃れたかった。 醜い争いの戦渦、染み付く硝煙の匂い、罪咎の証の血潮、それらから全... -
ゼロの銃-01
前ページ次ページゼロの銃 『ゼロの銃 第一話』 世界でもっとも強い武器って何? 剣?斧?槍? ――銃? 魔法や超能力なんてのも、あるのだしたら強いだろうね。 でももっと強い武器を私達は持っているの。 それはとても揺るぎやすくて、不完全なものだけど。――ねぇ 水ほど馴染みやすく、恐ろしいものは無いんだよ。 太古の昔、人間は自分で魔力を発動させる力を持っていたという。 しかし人間は、持てる魔力を己が欲のために利用し世界は混沌の魔に包まれた。 嘆き怒った神々は、人間から魔法を発動する力を奪ってしまった。 ところが人間は知恵を働かせ、魔力を弾丸に混めて銃器で発動することを思いついた。 人は神にも屈しない力を振りかざし、次第に神は忘れられていった。 世界が、魔から解き放たれるまで――910年 物語は、915年後のある目つき... -
エースコンバット・ゼロの使い魔-01
前ページエースコンバット・ゼロの使い魔 俺は死ぬはずだった でも死ななかった あいつの放った赤い光は 俺の乗っていたイーグルの 右翼をその光と同じ色で包んだ あいつなりの手向けだったのかもな 痛む体を引きずってたどり着いた場所は あの核の爆心地だったんだ 何も無い光景 それがなんだか 悲しくてしょうがなかった でも そこで強く生きる人々がいた 俺は彼らに助けられたんだ 国境も関係なく助けてくれる人が、そこに居た 世界に境目なんて必要ないかもしれない でも 無くすだけで変わるんだろうか 世界を変えるのは人を信じる力なんだろうな 信じ合えば憎悪は生まれない 俺は基地に帰り 恋人と結婚した 家もこうして構えた 国境の近くだ 確かめたいんだ あいつが、片羽があそこまで 執着していた国境の意味を そして... -
ゼロと黒蛇-01
前ページゼロと黒蛇 春の使い魔召喚 それは、ここトリステイン王国トリステイン魔法学院にて行われる神聖な儀式である。 それを行うのは2年生への進級を控えた魔法学院に通う生徒であり、この儀式によって己の使い魔を召喚し、専門課程へと進むのである。 そして、今一人の少女が使い魔召喚に挑んでいた。 トリステイン魔法学院近くの草原、ここで春の使い魔召喚は行われている。 すでに多くの学生が召喚を終え、使い魔との契約―コントラクト・サーヴァントも済ませていた。 そして、まだ召喚の終わらぬ生徒の周りに、半円を描くように立ち、全員が終えるのを待っている。 昼過ぎから始まった使い魔召喚の儀式であるが、日が傾く頃になっても、召喚を終えていない生徒が一人いた。 生徒達に囲まれているのは、桃色がかった髪と、透き通るような肌を持つ少女である。 彼女の名は、ルイズ・フランソワー... -
ゼロの因果導体-01
「あんた誰?」 「え?」 目の前にいきなりピンク色の髪の少女が現れた。 自分は今し方ベータに自分の搭乗していた戦術機を粉砕され死んだはずだった。 しかし今は緑の草原に石造りの大きな城が見える。 欧州的な建築物だが欧州はベータの侵攻によって最後まで生き残っていたイギリスも破壊されているはずだ。 さらに自分の周りには某ポッター家のハリーくんの冒険を描いた小説の世界のような格好をした少年少女たち。 まったく理解できない状況である。 自分はついさっきまで最前線で戦っていたはず、それが今ではどこか分からないところに居る上、訳も分からない連中に囲まれている。 死ぬ直前の幻覚でも見ているのかもと頬を抓ってみるとずきりと痛みを感じた、紛れも無くこれは現実だろう。 「ちょっと! 黙ってないで答えなさいよ!」 自分の体を見てみると99式衛士強... -
ゼロの騎士-01
前ページ次ページゼロの騎士 乱世は新しき王により静まり 偽りの教えを残し主の無き道をゆく 戦士は心震わし再び剣を手に取り胸に一つの石を抱いた 消えゆく記憶をその剣に刻み 鍛えた技をその石に託す 物語は剣より語られ石に継がれる 今、その物語を語ろう... 不意に目の前に現れた光により青年は目を覚ました ある理由により人里離れた山の中にいた男にとってその光はありえないものだ 咄嗟の反応で身構えるが目の前にある一枚の鏡に体が吸い込まれていく 「なっ、アルマっ!」 男は妹の名前を呼んだ あまりに唐突 名前を呼ばれ目を覚ました妹の前にはすでに兄の姿はなかった 「ラムザお兄ちゃん?」 アルマと呼ばれた少年の呼びかけは無情にも夜の闇の中に消えていった 所かわって快晴の空 雲雀が鳴く声が突然の爆発音... -
ゼロ執事-01
前ページ次ページゼロ執事 その時、セバスチャンは夕食の支度をしていた。 支度と言ってもすでにほぼ完成した状態でバルドに呼び止められ、火力を見ているだけに過ぎない。 あとはしばらく煮込んでおけばメインは完成する。 場所を外しているバルドが帰ってくれば、すぐ出せる状態だろう。 そして、その前に食器を出しておこうと足を踏み出した瞬間に―――それは起きた。 何の気配もなく、突然鏡が目の前に現れたのだ。 鏡と言っても鏡面に自分が映るわけでもなく、ただ光っているだけなのだが。 「……」 屋敷内の使用人達がうっかりここ置き忘れたという事態も考えたが、確かに数秒前までには何も無かった。 という事は自分の居る側の自称、悪魔や魔法、召喚によるものなのだろうか。 いままでこんな物はお目にかかった事がない。 何をするにもまずはとりあえず主人に伺いを立てた方が良いだろうと判断した... -
ゼロディス-01
前ページ次ページゼロディス ~第一話 魔神少女エトナ~ 所変わって、ここはハルケギニアという人間界の一つ。 この世界では一部の人間が魔法を使えたりしちゃう世界。 そんな世界のトリステイン魔法学校近くの草原にて、春の使い魔召喚を行っている最中にそれは起こった。 轟音、爆音、炸裂音 今までの爆発とは一線を駕するものに、桃色の髪の少女は確信した。 この小さな少女『ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール』はどんな魔法を使っても爆発しかしない。 当然ながら、使い魔を召喚するためのサモン・サーヴァントも爆発し続け、流石に挫けそうになりながらも、これで最後!と言わんばかりに杖を振った結果、やはり爆発だったのだが、その爆発の中に確かな手ごたえを感じたのだ。 まあ『何か今までの爆発より威力高いし、これはイケる!っていうか絶対成功した... -
ゼロの使い魔 対 ショッカー-01
前ページゼロの使い魔 対 ショッカー 「あんた達、誰?」 ルイズが目を覚ますと、白い覆面をした男達が彼女を覗き込んでいた。 その異様な雰囲気に思わずルイズは身構えそうになるが、しかし両手はまったく動かせない。 それどころか彼女の身体は何か円形の台らしき物に仰向けで寝かされ、固定されている状態だった。 これでは逃げようもないが、それでもせめてもの抵抗にとルイズは部屋の様子を探ってみる。 視界に入る範囲では天井と壁と何らかの機械の一部しか分からない。 だが、不気味なまでに薄暗く、彼女が今まで見たことも無い様式の部屋。そして自分を照らす怪しい灯。 覆面の男達だけでなく、自分のいるこの空間そのものが異様なものだった。 ここは一体、何処なのだろう。この連中は一体、誰なんだろう。そもそも自分は何故、こんな所にいるのだろう。 そんな疑問が頭をよぎった時。 「... -
ゼロの魔獣-01
前ページ次ページゼロの魔獣 (やったわ! 成功よ!!) まばゆい閃光の中、ルイズは確かに見た。 黄金のたてがみに巨大な牙、鷹のごとき翼を持つ獅子 筋肉はゴリラ! 獲物を捕らえる猛禽の眼光 そして・・! (え・・・!! そ、 そんな!?) 「グワオオオオォォォォォ!!! ナメんじゃあねえええええええぇぇぇ!! 俺はまだ くたばっちゃあいねえぞおおおおおおおオオォォォ!!!!」 (コイツ コイツは魔獣・・・? それとも・・・) ルイズが我に返ると、爆風は既に収まっていた。 立ち上る白煙の中から現れたのは、長い黒髪の少女 見るからに平民といったみすぼらしい格好だが、吸い込まれそうな程に大きな瞳が愛らしい。 「ちょっ、ちょっと! 平民がどこから入り込んだの!? 私の使い魔はッ!? あ... -
ゼロのボーガー-01
第一話 「召喚!ファンタジー・エクスプロージョン・ファーストキス」 荒れ果てた大地、どす黒い雲に覆われた空。 文明の滅んだ地球上でおそらく唯一残った人工物であろう巨大な塔の頂上に、 少年―天野河リュウセイは立っていた。 カブトボーグ世界チャンプであり、これまで幾度と無く世界の危機を救ってきた男だ。 傍らには金色の仮面をした男が倒れている。 名はビッグバン、謎の組織ビッグバン・オーガニゼーションの総帥であり、 この地球を滅ぼした張本人であった。 死闘の末ビッグバンを倒したリュウセイだったが、 失ったものは余りにも大きすぎた。 親友、ライバル、いや、人どころではない、他の動物や植物すらも、もうこの地球上には残っていないだろう。 「オレは…何も守れなかった…」 絶望的な孤独に打ちひしがれる彼の前に、それは現れた。 (... -
ゼロの軌跡-01
前ページ次ページゼロの軌跡 第一話 天使の彷徨 カルバード共和国 東方人街 「どうもありがとう、ジャックおじさん、ハルさん。」 「ああ、また顔みせな。軽くひねってやるからよ」 「次までにはもっとカード強くなって、ジャックおじさんを負かしてやるんだから。 ハルさんの火竜トムヤムクンもまたご馳走してね」 「あらら、私も料理の腕磨いておかなくっちゃね。今度はレンちゃんのパパとママも一緒においで」 「うふふ、約束よ。レン、楽しみに待ってるから。」 二人に見守られてレンは酒場を出た。 彼女は気の向くままに大陸を見て回っている。別にこれといった目的はない。今の彼女になすべき事もなければ、なしたい事もまたなかった。 「いらっしゃい、お嬢ちゃん。カルバード見物かい?」 「そうよ、パパとママに連れてきてもらったの。少し見せてもらっていいか... -
ゼロと電流-01
前ページ次ページゼロと電流 時間は夜。 場所は自分の部屋。 ルイズは、自分の膝の上に抱えた桶のようなものを見つめ、途方に暮れていた。 色は赤と銀色で。横には何か棒のようなものがついている。 そして、何故か棒の先端に印されているルーン文字。 これは一体何なのか。 桶の癖にそこが丸いので安定しない。使いにくいことこの上ない。もしかして、鍋だろうか。 だけどルーン文字は気になる。 そしてさらに気になるのは、この桶と一緒に召喚されたと思しきもの。 やっぱり赤と銀の二色で塗られたそれは、最初は手押し車だと思ったものだ。 だけどあるべき所に取っ手がない。荷台もない。 人の身体のようなものが横たわり、その下に二つの車輪。前と思しき方向には何故かゴーレムの頭のようなもの。因みに耳に当たる部分には刃物がついていてとっても危ない。... -
ゼロの超律-01
前ページ次ページゼロの超律 「出来損ない」と呼ばれることには慣れていた。 勉強はそれほど得意ではなかったし、元が孤児で字も読めなかったことを考えれば、講堂で講義を受ける自分が滑稽ですらある。 周囲の席に座る名家の子弟に比べれば、道端の塵のような自分だ。成績が底辺を這うようなものでも誰も気にしない。 さすがにそれだけでは癪なので、枯葉のような自尊心のために選択科目の剣術に精を出したが、成績の悪いおちこぼれ寸前と言う評価は変わらなかった。 子どものころ、孤児だった彼は、道端で石を拾った。きれいな石だ。 後にその石がサモナイト石と呼ばれる召還の触媒であることを学ぶのだが、その場では関係ない。 手の中で転がる石が綺麗で、何度も何度も石を転がした。 そして、光る石に少しだけ願をかけた。 それが過ち。 石から閃光がほとばしり、異界への門を開き... -
ゼロの使い魔「魂を紡ぐ者」-01
前ページゼロの使い魔「魂を紡ぐ者」 『ホワイトスター(ネビーイーム)内部』 そこでは蒼と紅の巨人がぶつかり合っていた。 周りには巨人の残骸が転がっている。そして彼らの奥では轟音が響き渡り続けている。 蒼の巨人はすでにボロボロになっていた。 元は文字通りの蒼だったろうが今では黒こげになっている部分は吹き飛ばされている部分がある。 蒼の巨人に搭載されいてる自己回復が追い付いていない証拠だった。 だが、紅の巨人はそれの好機を狙わない、いや…「狙えない」。 紅の巨人もボロボロだった、特徴的である右腕のバンカーも残弾は一発限り、左腕の「五連チェーンガン」にいたっては一発も残っていない。 紅の巨人に残された攻撃手段は最早「リボルビング・バンカー」と「プラズマ・ホーン」しかなかった。味方は「インスペクター」と戦っているため増援は期待できないもっとも…増援などとい... -
ゼロツカ-01
前ページ次ページゼロツカ ゼロツカ 第一話 川村ヒデオ ここは、どこだろう・・・ そう思うのも仕方ない事で、自分はいつものように職場へ出勤しようと玄関から出たのだ。 しかし、それはいつも目に広がる風景ではなく、地面に叩き付けられ、今自分は青空を見ている。 ずっとそうしているわけにもいかないと体を起こしてみると、よくよく周りを見れば周りには人がおり、かなり騒いでいた。 あまりに唐突な出来事に気がつかなかったのだろう。 「見ろよ!!ゼロのルイズが平民を召喚したぞ!!」 「おいおい、召喚できなかったからってその辺から連れて来るんじゃねーよ」 待て、なんだこの状況・・・・なぜここに居る人達は動物を連れている? と言うより、明らかにただの動物ではないのもいる。 何よりこの状況はまずい・・・・引きこもり質の自分が話題の中心であり... -
ゼロのミーディアム-01-10
前ページ次ページゼロのミーディアム さてさて、水銀燈がルイズにミーディアムの契約を、ルイズが水銀燈に使い魔の契約を交わして一週間がたった あの夜の出来事は確かに水銀燈に多大な衝撃を残したが。彼女は至って普通に(文句は言うものの)ルイズの世話を続けてる 水銀燈はこの地でアリスゲームは行われないとは言え契約を破棄しなかった。何故なら彼女がルイズの保護なしにこの見知らぬ異邦の地を生きていくのは難しいからだ そして……水銀燈はあの夜の事をルイズに知らせていない 彼女らしからぬとお思いだろうが水銀燈はそれを伝えるのをためらっていたのだ 理由?それは彼女にも説明できない。元の世界に帰るのが正しいのだろう、だが……何故かルイズをほっといておけない そう言う考えを彼女は何度も何度も自問自答した。だがその結論は毎回決まって答えの出ない平行線のまま…… ... -
ゼロの雷帝-01
前ページ次ページゼロの雷帝 緊張と恐怖で腕が震える。 それも当然、これが失敗すれば今までの成績が成績だけに酷い処分になるのはほぼ確定している。 よくて留年、悪くて退学…! 加えて自分の魔法成功確率は…その、ぜ、ゼゼゼゼ0…………に限りなく近いのだ。 そう、「限りなく近い」のよ!ゼロじゃないもん!きっと私が覚えてないだけで成功したことが過去に一度くら 「ミス・ヴァリエール、さあ、召喚の呪文を」 「は、はひっ!」 教師、コルベールにきちんと答えたつもりが、声が見事に裏返る。 落ち着いて、落ち着くのよルイズ。 今日から私は変わるの、そうよ蝶サイコーな使い魔を召喚してゼロを脱却し、名実ともに完全な貴族になるの! 「ゼロのルイズだぜ、無理に決まってる!」 「爆発に巻き込まれないように避難しとかなきゃな!」 うるさい... -
ゼロの怪盗-01
前ページ次ページゼロの怪盗 目の前に広がる光景は今まで彼が巡って来たあらゆる世界とも異なっていた。 世界を旅する彼にとって、見知らぬ世界へ行くことは日常茶飯事である。 だが、そういう時は必ず事前にその世界のことを調べてから行く為、 予備知識無しで世界を行き来することは、実はあまりない。 その為、何も情報の無い今の状況は彼にとってはあまり望ましくないものだった。 そもそも、この世界へは自分の意志で来たわけではない。 (誰かに呼ばれた…ってところかな?) 海東はすぐにその考えに至った。 となれば、最も優先すべきなのは出来るだけ素早く必要な情報を手に入れることである。 今海東にすぐ出来ることは、取りあえずは自らの目で周囲の状況を確認することだった。 「……信じられない」 ふと目の前を見ると、桃色の長い髪の少女が海東を見つめていた。 ... -
サイダー&ゼロ-01
前ページ次ページサイダー&ゼロ ここ、トリステイン魔法学院で爆発音が響き渡る。 「留年だな」 「まぁ…『ゼロ』だから、予想していたけどな…」 などと言われているが、懸命に爆発させていた。 「はぁ…はぁ…はぁ……ぜ、絶対…せ…成功させるんだから…はぁ…はぁ」 肩で息をする桃色髪の少女は、杖を構え何か呟き出した。 「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 五つの力を司るペンタゴン!我の運命に従いし、"使い魔"を召喚せよ!」 何回目かもわからないこのセリフを力強く叫ぶ。襲い掛かってくる運命を突き破る様に… 一際大きな爆発が起きたが、《いつもと違う》少女は何かを感じ、一歩も動かなかった。 (な…なんなの?この感じ…睨まれている?…何?) 爆煙が収まる頃には、異変の正体が徐々にだがわかるようになった。 (え?ひ…... -
ゼロの女帝-01
前ページ次ページゼロの女帝 「全宇宙のどこかにいる私の使い魔よ! この世で最も強く、賢く、美しい存在よ! わが呼び声に答え我が元に来たれ!」 例によって例のごとく、幾十回と召喚に失敗しまくるメイジ見習いたる彼女の名は ルイズ・フランソワ-ズ・ル・ブラン・ド・ヴァリエ-ル。 もう周囲はもちろん本人も回数を覚えられない位に繰り返された儀式。 しかし、今回は違った。 詠唱が終わると同時に起きた爆発の中に、すらりと背の高い女性が立っていたのだから。 ある意味、彼女の願いはかなえられた。 この世でもっとも強い存在と言って、否定できる人間はそう多くないだろう。 この世でもっとも賢い存在と言って、違うと言い切れる人間は多分居ない。 この世でもっとも美しい存在というのは個人で差があるが、やはりそれはたいそう美しい。 ... -
ゼロの使い魔「魂を紡ぐ者」
スーパロボット大戦OGからソウルゲイン(アクセル・アルマー)を召喚 ゼロの使い魔「魂を紡ぐ者」-01 解説:シャドウミラーの隊長で別世界からOGの世界へと転移した人物。 別世界ではベーオ・ウルフと呼ばれていたキョウスケ・ナンブへと敵意をむき出しにしている。 シャドウミラーが壊滅した後はアルフィミィという少女の手によって復活。イエッツトを退治。 以後放浪中。 なおハルゲニアへと来たアクセル=ソウルゲインはオリジナルをほぼ完璧にコピーしたレプリカ。 そのためオリジナルともいえるアクセル等は現在もOGの世界に顕在している。 ちなみにソウルゲインはスーパロボット大戦OG 無限のフロンティアに登場するPTみたいな物です。 そこにアクセルの魂が入っているという感じです。 -
ゼロの使い-01
前ページ/ゼロの使い/次ページ 「ここは・・・何処だ・・・」 先程まで、彼は確かに、漆黒の闇に浮かぶ玉座の間にて、主君と共に最終決戦に臨んでいたはずだった。 「何故・・・私は生きている・・・!?」 そして、戦いの終盤、肉体が崩れかけた主が最後の力を振り絞って放った究極魔法。 大陸一つを消し飛ばすと言われた禁忌の一発を、四精霊の武具を身に着けた人間の少年に、 こともあろうに弾き返され、主共々、自分は塵となったはず・・・だった。 にも拘らず、自分は生きていた。先程の戦いで受けた傷も、消耗した魔力も全て回復していた。 主君も、忌まわしい怨敵の姿も、先程まで周囲に存在していた無限の闇も無い。 あるのは晴れ渡った空と、魔術師と思われる人間の一団。 今彼を包んでいる空気がまるで馴染みの無いものだった事から、ここが異界であり、自分が... -
ゼロと波動-01
前ページ次ページゼロと波動 「へ・・・平民??」 爆発と共に現れた使い魔は、人間だった。 元は白かったであろう、上着と呼べるかどうか怪しい布を身体に巻きつけ、丈夫そうな黒い紐を使って腰の辺りで縛りとめている。 腕を通すために開けられた穴もズボンも、裾は破れてボロボロだ。 そして頭には赤いハチマキ。 「はは!ゼロのルイズが平民を召喚したぞ!」 「しかも物乞いのオッサンだよ!」 「流石はゼロ!」 周りから漏れる失笑、揶揄。 確かにボロ布を纏った姿は物乞いにしか見えない。 「ミスタ・コルベール!!やり直しを!召喚のやり直しをさせてください!!」 桃色がかったブロンドの髪の少女――ルイズ・フランソワーズは目に涙を浮かべながら頭が多少寂しい責任者らしき男に訴えた。 「ミス・ヴァリエール、残念ですがそれはできま... - @wiki全体から「ゼロ=パペットショウ-01」で調べる